8月6日午前8時15分。
世界で唯一核兵器が炸裂した日が今日です。
あれから61年。
今でも語り継がれている惨劇ですが、世界的には関心が低いことが残念でなりません。
特に核保有国では、核兵器が平和の象徴などと平気でのたまう輩がいるそうですがとても信じられませんよ。
破壊兵器による抑止は均衡なだけであって、平和とは程遠いものでしかないはずなのに、それが分かっているのが日本だけと言うのも空しくなります。
私は10歳の時に初めて、『ピカドン』というアニメ映画を見たのですが、そのときの衝撃は今でも昨日のことのように覚えています。
もちろん、当時のアニメ技術は今と比べれば比較にならないくらい雑です。しかし、それでも原爆の恐ろしさは存分に伝わってきました。
戦争を知らない、被爆者が身内に居る訳でもない私ですら、その怖さの一端を垣間見たのですから、現実に被爆した方々は想像を絶する地獄の中を彷徨ったのではないかとさえ考えてしまいます。
当時はあまりのショックに二週間ほど、食事が喉を通りませんでした。
食欲が回復した時、私は原爆に関する文献を学校の図書館に通って読みまくりました。
凄まじいことが書いてあり、震えが来たにも関わらず、あまりに現実離れし過ぎているが故、どこかそれが信じられない自分が居ました。
広島の原爆ドームも長崎の平和公園も行ってきました。
被爆者の生の声というものは聞いたことがないのですが、今は本当に難しくなってしまいましたけど、学生時代は夏休みですから、この日、朝からテレビにかじりついて平和記念式典を見て、黙祷も捧げて、特番という特番はいつも見ていました。
その度に、『何で戦争なんてやりたがるんだろう……』といつも思ったものです。本当の平和が訪れることは多分、これからもないと思っています。
価値観が合わないから衝突する、それの大きなものが戦争とか言う人も居ますけど、私は『戦争』とは権力者の支配欲を満たすためだけのもの、という風に考えております。
つまり、世の中に『権力者』という『強欲者』が居なくならない限り、戦争はなくならないものだと考えておりますので、人間と言うものは皆『強欲な権力者』ですから戦争がなくなるはずがありません。
もちろん――私も強欲者です。それをどこまで抑えられるかではありますが――はたして私は抑えているのでしょうか――
【別館拍手御礼(7/30~8/5)】
>SL様
こちらにもありがとうございます~~~♪ 気力が続く限り頑張りますですよ~~~☆
その他、たくさんの拍手、本当にありがとうございました。
拍手してくださる皆様の思いにこれからも応えていけたら――という風にいつも思っています♪
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