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久しぶりにプロ野球の話。
キャンプインまでまだ3週間ほどあり、現在は自主トレがメインのプロ野球なわけだが、実のところ、私は昨年11月に中日ドラゴンズを応援するのをやめた。
生粋のファンからすれば「応援するチームを変えるのはおかしい」とか謂れのない非難を受けることが多々あるのだが、私からすれば、自分の意にそぐわない球団を応援するのをやめて何が悪い、という心境である。
まずもって、私が応援する基準は何かとと問われれば、真っ先に挙げるのは「優勝=日本一」を目標に掲げているかどうかである。
この基準に照らし合わせれば筆頭は読売ジャイアンツになるんだろうけど、もう一つ、大事なのは「球団に魅力があるか」であるからして、この点で巨人は私を惹きつけるものは何もない。別に巷で言われているような裏金とか囲い込みとか強奪とかいった負のイメージが理由ではなく、この選手を見たいと思わせる選手がいない、ただそれだけである。
去年の巨人は確かに完全制覇を果たしたわけだが、それでも『この選手』は私からすればいなかった。よく阿部と言う名前を聞くが、はっきり言ってそんなに凄い選手とは思わない。
まず数字は、打率.340、本塁打27、打点104。
これは特筆すべきほどの数字なのだろうか? 2003年の福岡ダイエーホークスにはこういう選手が4人いたし、2002年の松井秀喜が.331、50本塁打、108打点打ったわけだが、それと比べても思いっきり見劣りする。
『打つイメージ』があるらしいが、飛ぶボールと東京ドームの恩恵を受けていた数字に何の意味があるのだろうか。こう言うと松井や2003年は飛ぶボールの恩恵だと思われるかもしれないが、セ・リーグの飛ぶボール導入は2004年である。当時、既に松井は海の向こうにいたし、この年、彼は『メジャー仕様球』で30発打っていたし、メジャー在籍10年弱でケガで出られなかったシーズン2年を除いても、5度20本塁打以上放っているのだ。このことからも松井は(日本基準とは言え)本物のスラッガーだったことは明白なのである。そしてホークスダイハード打線についてだが、いくらなんでも『飛ぶボールの恩恵』だけで、チーム打率.297、100打点カルテットは誕生しない。だから松井が日本にいた当時、6億もらっていたのなら阿部は半分以下でないと辻褄が合わないのに、昨年「松井を越えるか」とか話題になっていた。どこに松井クラスの価値があるというのか、ってことになるし、数字自体にどこにも目を見張るものは何もない。
また、打者としてはもちろん、捕手としては三流以下が阿部だ。阿部のリードミスで投手が滅多打ちを喰らう、というシーンは毎年恒例で、せいぜい肩が良いくらいだろうか。それはすべて投手の責任にされていたが、打たれるのは投手の力量よりも捕手の責任の方が重い。というわけで、私には阿部のどこに魅力があるのか皆目見当もつかない。
これはマスゴミが誇張して喧伝するから過大評価されているとしか思えない。同じことは去年の巨人にも言える。
以前、とあるサイトで(とんでもない言いがかりだと酷評されたが)「巨人が何年か優勝から遠ざかると急に各球団は巨人に遠慮して優勝させようとする」と書き込んだことがあったけど、これと同じことが去年起こっていた。
よく耳にしたのは「巨大戦力」。
大型補強に成功して、他の追随を許さないくらいの戦力が整った、と言われていたわけなのだが、私個人の意見としては「そうかぁ? いくらなんでも誇大し過ぎだろう」と思っていたんだけど、それが毎日繰り返されたばっかりに他球団にそれが刷り込まれてしまって、ちょっとでも勝ち出すと、「もう手に負えない」などという言い訳を用意して、巨人に勝たせたシーズンとなってしまった感が強かった。それはシーズン始めの巨人の躓きを見れば十二分に分かることだし、目を見張る成績を収めた選手が誰一人いないのはもちろん、シーズン通して、『レギュラー』で出ていた選手など一人か二人、三人いただろうか、なんだから「巨大戦力」には程遠いと言える。
ついでに言えば、『目を見張る成績を上げた選手』がいないのはもちろん。30本塁打以上はいない。100打点以上も一人、15勝以上も一人。セーブ王はドラゴンズの岩瀬だ。どこが『巨大戦力』だと言うのだろうか。『巨大戦力』と思い込んだ連中はちゃんと分析しろ、と言ってやりたいほど、現実を見ていないし、妄想を現実と勘違いしている節がある。


さて、話は思いっきり逸れてしまったが、私がドラゴンズファンをやめた理由はチームとして優勝を目指していないことが明白になったから(、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、)である。もちろん、中日球団の球団運営のやり方に反吐が出ることも原因の一端ではあるが、優勝を目指していないのは高木守道監督のやり方を見れば一目瞭然だからだ。
とても優勝を目指している監督の指揮とは到底思えないタクトを振り方をし続けていたというのは、とあるサイトのBBSで理屈と屁理屈の違いも理解できないタニマチ側の人間の、大幸四丁目とかいうボケナスが代表格と言える数字データのみを振りかざす底の浅い頭でっかちで薄っぺらの成績度外視、観客動員においてもファンとサクラの区別もつかないようなボンクラ自称生粋ファンを除く、大多数のドラファンの一致した見解なのである。球団や監督がこれでは応援する気がどんどん失せていく。それはCS第1Sの第3戦の観客数に明確に表れたわけなのだが、それを認めようとしないほど醜悪なのが上記ファンの特徴でもあったし、こういう連中が増えてきたというかまたぞろゾンビのように蘇ったとでも言おうか、応援する気がないくせにタニマチに媚を売るためだけに応援している振りをしているだけのクソ野郎どもが増殖してきたことも私の純然たる応援意識を奪ってしまったも要因の一つと言えよう。
とと、また話が横道に逸れてしまったので、元に戻して。
てことで、去年のコネ選手重用起用、選手の体調管理無視、練習軽減という名の行き過ぎたファンサービスとは呼べないファンへの媚びへつらい。
そのすべてが一昨年の落合監督退任による観客動員減少を分かっていながら、それを覆い隠すための行動だと、結構、実質を見抜く目を持つと自負する私の見え方でしかなったから応援する気が萎えたのである。
それは、CS第2S第4戦以後は言うに及ばず、シーズン中にも「この試合は絶対に落としちゃいけない」という試合を「待てこら、何で昨日までの良い流れをぶった切ってやがんだよ。こんなんじゃ勝てるわけがないだろう」という落とし方をしまくっていたことで顕著に現れていた。昔の「打倒巨人絶対主義」を掲げていながら、実質は引立て役を率先して全うすることに全精力を掲げる万年Aクラスのぬるま湯体質に逆戻りして、ファンよりも地元のタニマチ重視の様が鮮明になったがために私は本気で応援する気が失せたのである。
とは言え、選手たちに罪はない。
堂上剛裕、平田、吉見、浅尾といった選手たちは出てくるだけでわくわくするし、大野、岩田、山内という若手投手陣も見ていて楽しくなる。荒木井端の二遊間のプレーや谷繁のリードはプロの醍醐味を教えてくれる。これからも彼らのプレーや成長は見てみたいと思うが、ただ、チームとして優勝する気がないチームを応援するつもりはない。それは2003年オフに日本一になりながら主砲を無償放出などという言語道断の悪行を仕出かしたダイエー球団を彷彿とさせるゆえ、応援する気がまったく沸かないのだ。『勝利』を目指さないチームに『勝利』を望んだところでその声は決して届くことは無い。だから『勝利』を懇願して応援している私からすれば歯がゆくてストレスが溜まるだけなので、それなら応援しない方がよっぽどいいと思う。情緒的にもそれが一番だと思う。


では、今年からどこを中心に見ようかと考える。
実のところ、今一番、チームとして魅力を感じているのは横浜DeNAベイスターズなのだ。
このチームは、今は万年最下位チームでしかないが、捕手さえ何とかなれば、とてつもないチームに変貌する力を秘めているし、楽しみな若手捕手も結構いる上に、経験豊富なベテラン捕手が健在なのだ。
加えて、ブランコ、筒香の長距離砲、国吉や加賀、高崎あたりは大化け雰囲気を醸し出しているし、山口のスピードボールは本当に凄い。これにノリ、ラミレス、多村のベテラン勢や荒波、石川といった若さ溢れる選手が台頭してきていて、このチームこそ、将来の「巨大戦力」に見えるのだが、如何せん、このチームは監督とGMが読売の手下なので、大事な局面では間違いなく、巨人に勝ち星を献上するのが見えてしまっている、つまりは、本気で優勝を目指しているとは思えないから、まだ応援する気が沸かない。
ちなみに、巷で噂されている話で前ドラゴンズ監督の落合氏がベイスターズの監督に就任することに関して言えば、私は実は反対なのだ。
ドラゴンズは落合氏の目指した投手を中心にした守りのチームに最適なチーム状況だったからこそマッチしたが、ベイスターズは1998年~2003年の福岡ダイエーホークスタイプのチームなので落合氏よりも梨田氏の方が適任だと思う。DeNAはさっさと高田GMを切らないと本当に強いチームを作ることはできないわけなのだが、それは分かっているのだろうか。今年の補強姿勢を見るとTBSが親会社のときとは違って、球団運営する気がありそうなのだから、その点は是非、考慮してほしい。
てことで、ここは無難というと失礼だが、どんな状況であれ「世界一」を目標に掲げる福岡ソフトバンクホークスを中心に見るのが一番だろうか。
それとも、今年はプロ野球をだらだらと見るだけにして、BCリーグ・石川ミリオンスターズの独立リーグ日本一を目指す戦いを応援しようか。
今年は本当に難しい。
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9月22日、中日ドラゴンズの現役世代(、、、、) ファンに激震が走った落合監督の今季限りの退任。
過去7年、すべてAクラス、3度のリーグ制覇に4度の日本シリーズ出場、53年ぶりの日本一も達成して、今年もこの時期まで優勝争いを演じ、昔ながらの現役世代(、、、、) ドラゴンズファンには今のドラゴンズが黄金期に見えるほどの輝かしい実績を残してくれた落合監督がついに勇退されるとのことだ。
ちなみに私は、とある非公式ドラゴンズファンサイトで、今年に入ってから幾度と無く、今年で最後だろうから、という書き込みをしていたのでショックは無かった。
むしろ、最近の(あえて表現するが)やつれ方をみていると、もう辞めて休んだ方が良いんじゃないかとさえ思っていたので、労はねぎらっても勇退を名残り惜しむことはしない。
今はただ、有終の美を飾るべく、選手たちや監督、コーチは一丸となって逆転リーグ制覇、CSを勝ち上がり、日本一を達成できるよう、ファンとして心から祈り、また信じるだけである。
ちなみに、落合監督の総括は、今年のドラゴンズの試合が全て終わってからやることにしようと思う。
まだ終わったわけではないので、今、総括するのはファンとして、チームに、とても失礼に当たるからだ。
だからまだ、「ありがとう」とも「さようなら」とも言わない。


さて、私がなぜ『現役世代ファン』を強調したのか、これが今回のテーマである。
落合監督は現役時代も監督時代も輝かしい実績を残している数少ない野球人の一人であることは間違いない。
ところが、それを認めたがらない輩が多々いることに呆れてしまう。
今回の退任騒動についてもそうなのだが、日本の癌の象徴である大手マスゴミは嬉々として落合監督退任を伝えていて、しかもどの記事にも『勇退』の文字は無い。
そのほとんどに『解任』や『クビ』といった過激な表現が並び、実績数多ある野球人に対して敬意の欠片も感じない最悪の書き方をしているのだ。
で、こんなお馬鹿なマスゴミの表現に異を唱えない馬鹿もいる。それも多数で、なんとお膝元の名古屋でも多いらしい。
ここでもう一度言おう。
落合監督勇退は現役世代ファン(、、、、、、、) の大多数には大きなショックをもって迎えられているのである。
そう。
大手マスゴミの表現に憤りを感じられない馬鹿なファンとは、団塊世代以上の、はっきり言ってしまえば『自称(、、) 』生粋のベテランドラゴンズファンを恥ずかしげも無く名乗るボケ老人どものことである。
なぜ、落合監督が現役世代ファンの心を掴んでいるのか。
なぜ、落合監督が現役世代ファンに惜しまれているのか。
それは、中日ドラゴンズというチームカラーを刷新したからに他ならない。
それまでの、稀代の愚将・星野仙一を筆頭とした打倒巨人絶対主義という意味不明のみみっちい志しかなかったチームを優勝至上主義に変革したからだ。
また、ムラ意識に凝り固まった(全部が全部とは言わないが)大した実績も残していないのにデカイ面しているドラOB、名古屋のタニマチや既得権益集団の発言力を成績で押さえ込んだことにより、選手たちを妙な固定観念に縛ることなく本来の力を発揮させ、新規ファンを全国規模で獲得してきた実績もある。今はインターネット時代であるから、落合監督になってからのドラゴンズファンというのは私を含めて、結構いることを確かめられた。もちろん、遠方にいるので残念ながらナゴヤドームに足を運ぶのが困難な新規ファンたちである。
ところが、それを快く思わない連中がいるのまた、確かなのだ。
今回の勇退劇を見せられると、まさに今の日本の縮図。


落合博満という『変革者』を、政治(タニマチ)、財界(名古屋の大企業)、ドラOB(天下り役人)、中日新聞本社の反落合派閥と地元テレビ局(マスゴミ)という『既得権益集団』が血眼になって早期に潰そうと躍起になった8年間でもあったのである。
それに、テレビと新聞しか知らない自称ドラゴンズファンである『老害団塊世代』以上が、ろくすっぽ試合を見ることなく、記事を真に受けて、乗っかって、ともすれば一生涯見ることが叶わなかったかもしれない黄金期を否定するという愚行を自覚無く犯しているのだ。


この構図は名古屋だけではない。
前に、何度も指摘してきたが、読売系と関西系が一丸となって落合監督バッシングを繰り返しているところを見ると、日本の大手マスゴミやそれに群がる金田正一を始めとしたプロ野球OBどももまた、落合監督によって既得権(ジャイアンツ、タイガース至上主義による既得権益の破壊)を脅かされることを強く感じていたのだろう。
だから、今回のような記事の書き方になっているのだ。
特に退任の理由に、観客動員と高騰年俸等の収支圧迫、勝手に捏造した歪んだ人物像、野球がつまらないというものを前面に押し出しているところが悪意丸出しである。
ちなみに。
観客動員は今年も日本で四番目に多い。最大収容人数が38,000人なんだから福岡ドーム、東京ドーム、甲子園には絶対に届くわけが無い。ついでに減少傾向はナゴヤドームになってからのものであり、落合監督が就任する七年も前から既に始まっている。さらに言えば、ナゴヤドームの一部のチケットは年間指定で既得権益集団が握っている。こういう連中がドームに行かなければ当然、観客動員は減る。
高騰年俸というが落合監督の年俸は1億5千万(悪の枢軸の筆頭・デイリーは3億7千万と言っていたがアレは水増しし過ぎ)で7年の成績を鑑みれば高いわけでもないし、イチロー獲得に用意があるのが本当なら、収支圧迫は真っ赤な嘘になる。選手たちの練習設備の充実や一球団一人のスコアラー派遣は優勝を掲げる以上、当然の必要経費に過ぎない。結果を残している以上、有意義に使っていることの証に他ならない。
何も喋らない、無愛想と言われるが、監督は会社に例えるなら『現場監督』。現場で指揮を振るい、一番の仕事は『チームを勝利に導くこと』である。お客さんの呼び込みは球団の『営業』の仕事だろう。
マスゴミ受けが悪いというが、それはマスゴミ側の質問の仕方が悪い。記者の仕事は舌先三寸で如何に対象者から情報を引き出せるかだ。その努力を怠っておいて、己を棚に上げて、落合監督の責任に擦り付けて、無いこと無いこと捏造して人物像を歪めるのは職務放棄も甚だしい。
ドラゴンズの野球はつまらない、華がないと言われるが、これもドラゴンズの試合を見ていないか、既得権益集団の子飼いである御用エセ評論家どものセリフである。
逆に聞くが、ジャイアンツやタイガースの試合の、誰に華があるのか、どこが面白いのかを挙げられるのか? 大味でエラー連発の雑な試合運びの何が面白いのだろうか。プロの試合なんだから凄いプレーを見たいのであって、お馬鹿なプレーなんて稀でいいだろう。強いてあげるなら野球の華である本塁打が量産されるからかもしれないが、今年は統一球になって、今までのそれが偽者であったことがはっきりした。
スター選手って誰だ? ドラゴンズの方が全国区で知られている選手がいるんじゃないか? アライバ二遊間、本物の本塁打を打つブランコ、タフなイケメンセットアッパー浅尾、番外でマスコット・ドアラといった具合に。
次期監督に決まっている高木守道氏について、今は何も言わない。まだ結果が出ていない以上、落合監督に勝るとも劣らない監督であるかどうかの判断もしない。
しかし、今はまだ選手たちがリーグ制覇をかけて戦っている最中なのだから、はっきり言って、来年についての言動を控えてほしい。それは選手の士気に関わる話しだし、そんな話を今しているようでは、来年、高木氏の手足となって働く『今』の『選手たち』が快く思わないだろうからだ。監督が選手に慕われないようでは、そのチームが強くなるはずもない。


それにしても落合監督退任の報道一つとっても、今の日本の大手マスゴミが腐り切っていることがはっきり分かるし、それに疑問を持たずに真に受ける大多数の団塊世代以上のボケどもには反吐が出る。
日本衰退の一番の理由は、この国が大老害国家であることだ。
既得権益破壊も大切だが、こういったボケ老人どもの一掃も必要なのではないかと強く感じてしまう。
実に五ヶ月ぶりのブログ更新である。
んまあ、見てくれている人もたぶん、ほとんど居ないと思うので寂しいのだが、さすがにこれは更新していなかった私自身の責任であり、文字通り自業自得である。
さて、7月24日の地デジ完全移行でNHKの契約解除を申請した人たちが9万人いたらしく、それに加えて、昔からの未納滞納も重なったので、さぞかし、NHKも焦っているのではないかと思いきや、なんでも前年に引き続き、今年も増収増益だったと発表した。
まあ、あれだけ番組の質の低下が下げ止まらないところを見ると、制作費を抑えるだけ抑える以上に抑えた結果だな、とか思う。
ちなみにこれは7月24日までの私の感想である。なぜなら、私は7月24日以降、テレビを見てない。
そう。地デジ完全移行を無視したからである。元々、ここ5年以上、テレビなんて笑点とドラゴンズ戦しか見てなかったから別に見なくてもいいだろう、という考えの元、既に、テレビから離れることを決めていたのだ。おかげで今は、偏った情報に惑わされないので充実した毎日を送れている。
私が思うに、おそらくは今現在、テレビ離れを果たした世帯は日本全国で20%に達しているのではなかろうか。
少なくとも一人暮らしの若者、老人世帯はテレビを見るのを止めたという話はよく聞くし、地デジ移行時も『全体の80%』とテレビ自身が言っていたから、裏を返せば20%はテレビを離れたことになる。世帯数で5000万と言われていたので1000万世帯は見るのを止めたということだ。人口に直しても2400万人~3000万人が見なくなったことになる。ついで言うならガチで見ている人となるとそれこそ、80%の内の半分(しかも団塊世代以上ばかり)いるかいないかだろうから、既に日本人の半分以上はテレビを見ていないに等しいと思われる。
実に喜ばしいことである。偏向による大本営発表を鵜呑みにするくらいなら、自分で調べるか何も知らないかの方がよっぽどいい。


はてさて、話は変わるが、現在プロ野球においてセ・リーグは空前の大混戦となっている。
東京ヤクルトスワローズが頭一つ抜け出して首位を走っている一方、2位から5位までは団子状態で、首位と2位の差と同じくらいの差の中に4チーム、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、読売ジャイアンツ、広島東洋カープ(この順番は9月9日現在のもの)が犇めき合っていて、今なお、CS進出がどのチームになるのか予断を許さない。
面白い、と言えば面白いのかもしれないが、私自身は、リーグ優勝に価値がなくなるので、CSには賛成しかねる立場ではあるのだが、この混戦はCS制度があるからこそのものであり、それを否定するのも良くないのかもしれない、と思わなくも無い。でなければ、優勝がほぼ決まりつつあるスワローズ以外のファンはペナントに興味を失くしてしまい、無気力に残りシーズンを見る羽目になるわけだから、それが無いことを思えば、CSにも一長一短がある、ということなのだろう。
で、案の定と言うか、もはや終盤戦の風物詩とでも言うか。
9月に入り、中日ドラゴンズが上位に食い込んで来そうになったことで、相変わらずドラゴンズバッシング、落合監督バッシングが加熱しているようである。
毎年毎年、恒例行事のように、経済効果だの球団のイメージだの試合がつまらないだの勝手に捏造して、なんとかドラゴンズを追い落とす風潮を煽ろうと、読売新聞と関西系列の新聞社を中心になって沸き起こるわけだが、こいつらは去年の日本シリーズの反省を何も生かしていないようだ。と言うか、反省する気すらなく、また繰り返している。
特に露骨なのが日本最大の癌にして、さっさと他界した方が世の中のためになりそうな読売のドン・ナベツネだった。わざわざCS進出チームのことを言って風を吹かそうと躍起になっていた。
ちなみに、ドラゴンズの試合が面白くない、とのたまう大半の評論家たちは、まともにドラゴンズの試合を見たことが無い、と断言してもいいだろう。
これは実のところ、カープの試合やスワローズの試合でも同じことが言えるのだが、本当の野球の面白さは、セ・リーグであれば、この三球団の試合にあるのだ。
左右の豊富な先発陣、充実した中継ぎ、抑え、足攻、巧打、長打力、打線の繋がり、守備の真髄、捕手の頭脳。
守備に関してはカープはちょっと苦しいが、その他はドラゴンズ、スワローズに勝るとも劣らず、そしてこれが本当の野球の醍醐味なのである。
それを世間に出したくないから、読売系と関西系は必死になってバッシングする。エセ評論家たちも協力する。
ただ、スワローズとカープに関してはここ十年ほどの成績が成績なので、どうしても強く叩けないが、なんと言ってもドラゴンズは2004年以降、落合監督就任後、8年間で3度のリーグ制覇、4度の日本シリーズ出場、1度の日本一であるからして、巨人とタイガースを何とか持ち上げたいマスゴミどもは、必死になって叩くのである。
何とか揚げ足を取りたく、落合監督には人気が無いので観客動員が落ちているとか、地味な選手が多いので華がないとか植え付けるわけなのだが、この時点で、ドラゴンズの試合を見ていないことを裏付けるセリフである。
荒木、井端の日本一の二遊間、ブランコの飛距離と破壊力、吉見、チェン、ネルソン、ソトといった左右のバラエティ豊かな先発陣に、タフネスイケメンセットアッパー浅尾、日本史上初めて300Sを達成しただけでなく、入団以来毎年50試合以上登板を続ける鉄腕・岩瀬と、さらっとこれだけ見所が挙げられる。これは他球団ファンも自分の見所を挙げることができるだろうけど、もうこれだけで、全然地味じゃないし、面白みが沢山あるのであるからそれを紹介してこその評論家だと思うのだが、如何せん、そういうレベルの高い評論家は、今現在だと桑田氏か江川氏くらいなもので、少なくとも偏向で自分の主張を押し付ける上に当たらない解説の江本、金村、清原、谷沢、川籐は論外なのだが、異様に起用されているところを見ると、よほど読売と関西系列に媚を売っているのだろう、とか思う。
ちなみに落合監督が人気が無いとほざいている連中はタニマチ連中で既得権益集団の一員たちである。なぜなら、落合監督は野球が第一で、タニマチとかに媚を売るというのを嫌う人だからだ。
実際のところ、二分されてはいるがファンの間では好き嫌いはあれど、高評価している人たちは多いし、嫌いという人の中にも別に落合監督の所為で観客動員数が落ちているのが主要因だと思っている人は少数派なのである。
それもそのはず。
観客動員が落ちているのは球団のファンサービスが足りないこととナゴヤドームの入場料が高いからであり、折からの不況も重なって年間の観戦を半分にせざるを得ない経済状況があるからである。それを監督の所為にするのは、よっぽど、読売系と関西系の新聞社たちは落合監督に早く辞めてほしいからだろう。逆に言えば、落合監督の手腕がそれだけ高いことを意味しているのだ。落合監督である限り、ジャイアンツとタイガースの優勝が難しくなるから、早く居なくなってほしいとバッシングするのである。
私は正直言って、落合監督に同情している。碌な戦力補強もしてもらえず、与えられた戦力と役に立たない助っ人のゴリ押しをされてなお、必死に選手をやりくりし、今の位置に居るのだから、評価されて然るべきなのに、マスゴミの叩き方は異様なのである。


日本は、虚像が持て囃され、本物が冷遇されるという最低の国である。
これは、プロ野球界のみならず、全てのことに共通しているわけだが、それに気づかない国民が沢山居ることがなんとも情けない。
真実とまでは言わないが、『見極める目』を養う必要があるのだが、如何せん、日本人は自分で考えることを放棄して流されることを選ぶ人種であるから、この流れはなかなか止まらないことだろう。というか、どうやったら止まるのだろうか。
私はドラゴンズファンだから、ある程度は贔屓目に見てしまうところがあるにせよ、それでもネルソンの銃刀法違反での逮捕について、世間一般とは異なる見解を持っている。
もちろん、銃刀法に違反しているのだから逮捕されて然るべきだ。でも本人も反省して謝罪しているわけだから、まだ27歳という年齢に日本に来て3年だし、世間様も大目に見てほしいと切に願う。
んで、毎回言っていることなんだけど、実害がない犯罪については重い処罰を下すべきではないと思っている。
今、日本の国賊マスコミどもが毎日のようにバッシングの扇動をしている小沢氏の件が顕著な例で、政治家である以上、悪政が国民生活を直撃しない限り、実害がないというのに、毎日毎日飽きもせず議員辞職を促すような報道モドキを繰り返している。いったいいつから国賊マスコミは国民が選んだ議員を辞めさせられるような権限を持ったんだ? この国は民主主義国家なのだから、国民の選択以上の権限はどこの権力組織にもあるわけがない。まあ、それを理解できない団塊世代以上とB層を中心としたよっぽどのお馬鹿が多い日本では通用しない世界の常識なのかもしれない。
さて話を戻すが、今回の件で球団の3ヶ月出場停止処分は胸を撫で下ろす思いだった。これが朝青龍のように追放処分にするようだとファンを辞めようかと真剣に考えたほどで、なぜかと言えばネルソンは銃弾だけしか持っていなかったからだ。
よっぽど頭の悪い連中だろうと、銃弾だけで誰かに害を与えることはないことくらいは理解できるはずだ。
はっきり言ってしまえば、銃弾だけならばネルソンが投げる硬球の方がはるかに危険であり、銃弾とは拳銃と一緒になって初めて効力を発揮するということで、どちらか一方では何の役にも立たないものである。
そんな実害のないものを持っていた、というだけで追放処分にするのはあまりに重過ぎる。薬物をやっていたわけでも野球道具で人とケンカしたわけでもない。
なら大目に見てくれてもいいんじゃないかと考える。
まあ、だからと言って日本の法律に違反していわけだからその点は処罰されても仕方がないし、日本に来ている以上、日本の法律に従うのが筋だ。治外法権は大使館の中だけだからな。


それにしても改めて思ったのは日本という国は世界と比べると明らかに平和ボケしている国だということだ。
ネルソンももちろん、日本は国民が銃を持っていない国だということは分かっていただろうけど、母国・ドミニカではそんなわけがなくて、護身用として銃を携帯するのは当たり前の習慣なんだと考える。
日本で言う、携帯電話なんかがそれに当たるのだろう。
銃の所持についての是非は別にして、向こうでは銃を持つということは『自分の身を守る』と同意語なんだ。ただ、ある意味、肯定せざる得ない部分もある。
それは日本では一般市民が銃を持たなくても大丈夫という意味じゃない。日本だって窃盗や通り魔等の突発的な犯罪は、公表はされていないが日常茶飯事的に起こっていることだとは思う。
ただ日本の場合、まだ一億総中流の名残が残っていて、今日を生きるために人を襲う、まで行ってないだけで将来はどうなるか分からないにせよ、今はまだ大丈夫であることだけは確かだ。
よっぽどのことがない限り、強盗殺人は起こり得ない。だからニュースで大々的に取り上げられる国なのである。
と言っても、これは警察がしっかりしているなんてことは全然なくて、単に日本人が基本的に争いを好まない民族である、というだけだ。
んまあ、アホみたいな大本営発表に乗せられて戦争万歳を叫んだ一時期はあったにせよ、歴史を通じても武士や兵隊以外の国民は誰も命をかけて戦ったことはほとんどない。
一揆がせいぜいで、それも本当にどうしようもなくなるまで動かないのが日本人だ。
それがDNAに刻み込まれているのか、ホント、日本人は争いを好まず、狩猟風習も弥生時代にお米が入ってきた途端、あっさり農耕民族に転身するほどだから筋金入りと言っても過言ではないかもしれない。
争いの善悪はともかく、そんな国だからネルソンも油断があったのかもしれないし、あまりの文化の違いに戸惑っている可能性はある。


日本人の争いを好まない姿勢が銃を持たなくても生活に影響がない文化を生み出したことが良いか悪いかは、長短表裏一体だろうから何とも言えないんだけど、今回のネルソン投手の一件で、日本の文化の一端が垣間見えたのは何とも不思議な気分だった。
今年オフ、ワールドシリーズでMVPに輝いた松井秀喜は移籍を決断して、新天地にロサンゼルス・エンゼルスを選び、それが12月17日に発表された。
んで、私の感想!


うん。とりあえず現時点でユニホームはまったく似合ってない。(^^;)


でも、ニューヨークよりも気候が温暖な西海岸で膝に不安のある松井だから暖かい方がいいだろうし、本拠地は右中間左中間のふくらみが弱く、本塁打を量産しやすい球場ということで、そんなに悪くはないと思う。
それに何より、エンゼルスは過去6年で5度の地区制覇を果たすアメリカンリーグ西地区の強豪チームだから、常に高みを目指す松井だけに充分、魅力的だったことだろう。さらに本人が希望する守備にも就かせてもらえるような雰囲気があるわけだから否が応にも40本塁打を期待してしまう。
アメリカに渡る前、日本にいるときから松井は『チームのための打撃』を心がける選手であり、その最たるものが、あの甲子園での五敬遠だ。じっと我慢し、打たせてもらえないなら自分は塁に出ることによって貢献する、という泰然とした姿勢は当時、同情意見とともに、その毅然さが松井の評価を最大限のものとしたのは有名な話で、ヤンキース在籍中もその真価を如何なく発揮していた。
でも、松井秀喜とは元来、ホームラン打者であり、誰よりも遠くへ飛ばす技術は日本人で唯一人、メジャーでも長距離砲として通用する選手であるからして、来年からは日本時代の姿を見せてくれるんじゃないかと思えるのだ。
ただし一年契約ということで来年が勝負の年となる。そこでしくじれば引退だろう。もちろん、そうならないと信じているし、松井の体調管理の徹底ぶりは日本にいた頃からの習慣で、そうでなければ1768試合も連続で出場できるわけがない。
要するに怪我さえなければ2011年以後の複数年契約も見えてくる。
また松井がお金に拘らない姿勢は今回も見せつけられた。日本時代、契約更改にゴネることなく毎年一発サイン。
年俸が選手の価値だ、という考え方は間違いではないと思うけど、だからと言って松井の姿勢も間違いじゃない。自分が一番やりたいことを貫くなら給料半減を厭わない態度は、今、日本で年俸に不満を持つ選手たちは見習う謙虚さではなかろうか。
球団の言いなりになる必要はないが自分を過大評価してはいないか?
私は、毎年、契約更改で保留する選手たちを見て、そう思うことが多々あるのだ。
現にゴネた選手に限ってメジャーに行ってパッとしない。たとえば川上憲伸とか福留とか上原とか。


さて、来年の松井には大いに期待してるのは当然として、しかし、それと同時に日本の心ないファンやマスコミの姿勢に忸怩たる思いを抱くここ三日間だった。
「キャッシュマンGMは松井の思いを踏み躙った」とか「ヤンキース戦で見返してやれ」とか「日本のファンはヤンキースの姿勢に怒っている」とか言っているんだけど、おそらく、当の松井がそんな気持ちを抱いているとはまったく思わない。松井とはそういう選手でヤンキースには感謝の意しかないことだろう。
確かにワールドシリーズMVPに輝いた選手ではあるが、おそらくアレが松井なりのヤンキースへの恩返しだ。自身が入団以来、前の6年間、ワールドチャンピオンを逃し続けてきた。その責任を感じていたことだろう。もちろん、松井一人の所為ではないが、その前の年までのことを考えると『自分が入団してから』というフレーズに苦しんでいた気がする。
だからこそ、ワールドチャンピオンをヤンキースに置いて行ったのだ。
しかも松井は最初の三年はともかく、次の四年はその内、二年を給料泥棒として過ごしてしまったのである。これで、来年もヤンキースが契約してくれるはずがないことは松井自身が一番解っていたことだろう。
それがプロの世界だし、契約期間、契約金額に見合った活躍ができなかった以上、放出されても仕方がないわけで、それを松井は解っているだろうから、ヤンキースに思うところは無いと言えるのだ。むしろ、ヤンキースに謝罪したい気持ちの方が強いのではなかろうか。
それなのに心ないファンは抗議の電話やメールをヤンキースに入れるし、日本の大手マスコミは殊更、ヤンキースを悪者に仕立てようとする。日本の恥だからやめてもらいたいし、松井もそんなこと望んじゃいない。ただ松井秀喜にエールだけを送ればいいのだ。そのためにヤンキースを貶める必要などまったくないし、そんなことは間違っている。。


しかし、一つだけ松井が確実に手に入れたものがある。
それはヤンキースを離れることによって得られたもの。
1993年に巨人入りして以来、ずっと憑き纏われた『読売新聞』の呪縛から解放されることだ。ヤンキースと提携を結ぶ巨人が、はたしてエンゼルスと提携を結ぶことができるだろうか。普通に考えれば答えは否である。ヤンキースタジアムにあった『読売新聞』の看板は球場の雰囲気にも合ってなかったし、松井は不快感しか感じていなかったことだろう。『巨人』というチーム自体は松井は嫌いではないけど、『読売新聞』は嫌っているという話はよく出ていた。
来年からようやく松井が自由になる。自由になった松井はどんな姿を見せるだろうか。
それが今から楽しみだ。
野球といえば世界ではマイナーでも日本ではほとんど国技に近いくらい有名で人気があるスポーツです。
ゆえに最近のプロ野球の日本人選手たちは、頂点を極めんがため、目標を日本最高峰からよりレベルの高いアメリカメジャーリーグを目指す時代になったわけで、そんな中、今日、一人の日本人が野球の最高峰リーグにおける頂点を決める決戦において、ワールドシリーズという野球界で最も華やかな大舞台において、誰よりも光を放っていました。
それはもちろん、石川県が生んだ英雄・松井秀喜その人であり、105年の歴史を誇る由緒あるシリーズにおいて日本人として初めてMVP=Most Valuable Player(もっとも価値のある選手)に選ばれたのであります。


今年のワールドシリーズで松井が光を放ち始めたのは第2戦から。
第1戦を落とし、負けられない第2戦も息詰まる熱戦の中、決勝本塁打を放ったのを皮切りに、第3戦でも本塁打を放ち、
今日、優勝を決めた第6戦では、2回に先制本塁打。

1点差に詰め寄られた直後の3回に突き放すタイムリー二塁打。

さらに5回にもダメ押しの2点タイムリーヒット。

というわけで、終わってみれば4打数3安打6打点。
ヤンキースの総得点が7点だったから実に6点が松井のバットによって叩き出されているわけで、シリーズ通算でも6試合13打数8安打3本塁打8打点とチーム最高の成績を達成し、第2戦と第6戦で2試合も(今は違う言い方だったかもしれないけど)勝利打点を挙げており、4勝勝ち抜けだけに、内2勝、しかも優勝を決める試合でも誰よりも勝負強さを発揮した松井以外にMVPは考えられるはずもなく、世界最高峰の舞台で、アメリカメジャーリグの頂点として選ばれたのであります。

私は石川県民として日本人として、これは日本国民全員が誇りにしていいことだと思います。
確かに春先のWBCで日本は世界一に輝いたわけですが、これを高く評価するのは実は日本国内だけのことで、開催地アメリカですらWBCはオープン戦の延長としてしか見られておらず、このワールドシリーズがWBC以上の価値をもって野球先進国では捉えられているのですから、そんな大会で日本人が押しも押されず最高峰の選手として選ばれたのでございますから松井秀喜は日本の代表であり、誇りであると言えるのです。


もっとも、残念ながら十年も経たない内に、記憶の選手よりも記録の選手が重宝されるのは至仕方ないことで、例えイチローが現役引退までに一度もワールドシリーズチャンピオンになれなかったとしても後世では松井よりもイチローの方が持て囃されることでしょう。それは日本国内で証明されていて、日本ではどんなに長嶋茂雄氏が有名だろうと、一たびメジャーの世界に行ってしまえば『世界の本塁打王』王貞治氏の方が遥かに価値をもって伝説となっているのであります。
だからこそ、今この一瞬とは言え、メジャーリーガーの誰よりも輝きを放っている今日の松井を日本人は心に留めておくべきで、これからもメジャーリーグが続いていくとしても、日本人がMVPを獲る可能性というものはどれだけあるでしょうか。
現に日本人選手でチームの中心として働いているのは松井とイチローの二人だけであり、さらにワールドシリーズに進出する可能性があったのは松井だけだったんです。
松坂にもしかしたら少し可能性があるかもしれませんが、それでもワールドシリーズまでの道のりは本当に険しく、162試合で地区優勝を勝ち取り、リーグ優勝決定戦にコマを進めて、さらにそれに勝って初めてワールドシリーズに進出するという日本の3位までに入っていれば日本一の可能性がある、などという生ぬるいものではないのであります。それだけ球団が多いということであり、またスター選手もその分大勢いるということですから如何に松井、イチロー、松坂が凄かろうと、そのメンバーに埋もれてしまうのはどうしようもないことなのです。
それでも松井は今日、今シーズンだけとはいえ、誰よりも最高峰の選手として君臨したのです。だから日本人は松井秀喜を誇りに思って構わないと言えるのです。


来年はおそらく、残念ながらヤンキース残留の線は薄いことでしょう。
なぜなら、確かに今年の夏場からワールドシリーズにかけては凄かったけど、4年契約の内、2年は怪我で半分以下の出場に留まっただけにフロントの評価は、給料に見合っていないと思われても仕方ないわけで、ワールドシリーズMVPで帳尻合わせができるほど甘いものではない、ということ自体は認めなくてはなりません。
来シーズンはどのチームに居るのかわかりません。ですが今年の夏場からワールドシリーズにかけての松井の輝きは他球団にとってまだまだ戦力になることを知らしめたことだけは確かなんで、日本に戻るのではなく、まだ向こうで頑張ってほしい気持ちが強いです。
というのもメジャーリーグで、『長打力』で勝負できる唯一の日本人メジャーリーガーは松井秀喜ただ一人だから。岩村や松井稼頭夫、福留は飛ぶボールの恩恵を受けていたから長打力が向こうでは並み以下だから。
だからこそ、40本塁打と本塁打王争いができる可能性がある内は、まだメジャーリーグでやってほしいのです。
衰えたからと言って日本に戻る必要はありません。それなら日本プロ野球ではなくプロ野球独立リーグ・石川ミリオンスターズで後世の育成に来てほしいと願うのは郷土出身選手故の高望みでしょうか。(笑)
今年の日本シリーズはパ・リーグ代表の北海道日本ハムファイターズとセ・リーグ代表の東京読売ジャイアンツの間で行われています。
ちなみにファイターズを先に表記したのは昨年の日本一がパ・リーグの埼玉西武ライオンズだったことに対する敬意です。
で、私的にどちらに勝ってほしいかと言えば、ドラゴンズを応援する私としてはセ・リーグ代表の巨人に勝ってほしいと思う反面、球団創設以来、一度も日本一になることなくナベツネのエゴで潰された近鉄バファローズ一筋で現役を終え、最後の監督となってしまった梨田氏だけにファイターズでもいいかな、という気持ちもあります。


さて、そんな巨人の本拠地・東京ドームについて、ここ数年、思うところがありまして、とにかくこの球場はホームランが出やすいことで有名というなんとも投手泣かせの球場なのでございますが、できた当初はとても量産できる球場に見えなかったことは確かでした。
なぜなら東京ドームが日本初の屋根付き球場としてお目見えしたのは1989年の公式戦からで、両翼100m、センター120mと確かに右中間左中間のふくらみは弱いですがフェンスも3m以上あり、また、他の球場がナゴヤ、神宮、広島市民、横浜の三つは両翼センターともに10mは狭く、甲子園もラッキーゾーンがあったということで、東京ドームが相当広く感じ、また現実問題として松井秀喜が1998年に本塁打王を獲る以前、1996年に同じく松井が38本の本塁打を放つまで、巨人の選手から30本塁打すら出なかったにも拘らず、最近、特に21世紀以後は一体どうなってしまったんだろう、というくらいホームランが多発しております。
日本テレビの解説者たちは盛んに「打ち方がうまかった」とか「力がある」とか苦しい言い訳してますけど、もう原因はど素人にもバレバレで、反発力の強い、いわゆる『飛ぶボール』が使われていることや、東京ドームの空調、特に打球が上がれば上がるほど、ほとんど高地でやってるのと同じくらい空気圧が低いことや、空調設備そのものもホームから外野に向かって強く吹いていると言われておりまして、まあ確かに見ていると、近年の他の球場であれば素人から見て「行った」と感じる打球でなければ届かない打球じゃなくても、「え? あれが入るの?」と思わず目を丸くしてしまうような当たりまで届いてしまうわけで、東京ドームのみならず日本のプロ野球公式戦で使われるボールのほとんどが『飛ぶボール』でございますから、昔は『野球の華』と謳われたホームランの価値がえらく下がってしまったな、となんとも言えない落胆した気持ちがあります。
だから、アメリカメジャーリーグに渡った『日本の長距離砲』と呼ばれる選手たちの長打力が向こうではまったく通用しないことが2004年以後に公けになってしまって、さらにホームランの価値が下がってしまった気がしてなりません。
現に向こうで唯一の日本とアメリカ両方で長距離砲と言っていいのは毎年、怪我さえなければ確実に30本塁打放つ力を持つ松井秀喜ただ一人ですからね。
ただ、その松井でさえも2002年に50本塁打だったことを思えば20本は減っていることになって、如何に日本の打者が『飛ぶボール』に助けられているかがよく解ります。


じゃあなんで松井だけが向こうでも本塁打を量産できるのかといえば、これは松井の本塁打と他の日本人打者の本塁打の質が全く違うからと言われています。
日本人打者の本塁打と言えば、いわゆる放物線を描いて飛びこむモノが多いのが特徴で、昔から現代に至るまで日本人のホームランバッターと言えばそういう本塁打が中心でした。王貞治のみならず田淵幸一、秋山幸二、山本浩二、野村克也、落合博満等、皆例外なく放物線ホームランでございます。
しかし松井だけは『突き刺さる』ホームラン、放物線ではなくライナーで運ぶよう心がけて打っていた結果、向こうでも30本塁打前後打てるという結果をもたらしていて、だからこそ松井だけが、最近、東京ドームの本塁打の多くが『ドームラン』と揶揄されるにも拘らず、そういうホームランでなかったことを証明しているのでしょう。要は本当のホームランバッターとは放物線で距離を出す打者ではなく、ライナーが落ちてこない打者であるということで、これは贔屓目でも何でもなくて、日本人では唯一人、松井秀喜だけが当て嵌まるのです。


近年、あまりに本塁打の価値が下がり過ぎて、それが野球の魅力を奪ったのかもしれないな、と感じることがよくあります。
やっぱり、なかなか出ないモノがたまに出るから価値があり、量産できるのも一部の長距離砲だけだったからこそ、本塁打という野球で最も華々しい瞬間が際立っていたことは認めなくてはいけないのでしょう。
本塁打を打つ技術がなくても出るから本塁打に面白みや興奮がなくなって、そういう華がなくなったからこそ、野球がつまらないものになって、選手のビジュアルばかりが強調される時代になってしまったのかな、とか思います。
もう一度、野球人気が戻ってくるためには何か一つ『醍醐味』を作る必要があるのでしょうけど、一番の華であった本塁打が今の体たらくではなかなか難しいのかもしれません。
もしかしたら海を渡る選手が増えてきたのはメジャーリーグの(お金という)魅力というよりも、日本の野球が面白くなくなったのが原因かもしれませんね。
日本時間で昨日から開幕したアメリカメジャーリーグワールドシリーズ。
日本や韓国、台湾はそれぞれ日本シリーズ、韓国シリーズ、台湾シリーズと呼ばれているのに、なぜアメリカメジャーリーグはワールド世界シリーズと呼ばれるのだろう、などと昔は考えて、実のところ、今でも答えは分かんないんだけど、前に聞いた時はアメリカのみならずカナダの球団も参加しているから、とか、世界一のクラブチームを決めるから、とかメジャーリーグには外国人枠がないから、とか色々聞きましたが、まあ今はどうでもいいかな。
たぶん、呼び名が定着しちゃっていまさら『アメリカシリーズ』とは言えないし、カナダがいるから『ノースアメリカシリーズ』も長過ぎて何かしっくりきませんから。


それはともかく、今年のワールドシリーズには6年ぶりにニューヨークヤンキースが進出していて、郷土の英雄・松井秀喜ももちろん、(DHだけど)レギュラーとして大舞台に立っています。
ただ、明後日からの3戦~5戦はDH制が使えないので残念ながら一打席勝負になっちゃうんだろうけど、今日は存在感を存分に見せつける決勝アーチを放っております。

再びスタメンに名を連ねるのは第6戦以降になりますのでなんとかニューヨークに戻ってきてもらいたいところ。


で、前にも言いましたけど私はイチローよりも松井秀喜をはるかに高く評価しております。
記録や技術は確かにイチローは凄い。しかしチームの勝利のために生かされることのない技術では、単なる弱小チームにおけるお山の大将でしかなく、真の実力が測れませんから、その点、松井は常に優勝争いを演じるチームにおける中心打者で、成績がモロにチームに影響してくるだけでなく、少しでも悪ければ即刻スタメンを外されてしまう層の厚いチームでハイレベルな成績を残しているだけに、よくイチローと比較される松井で、成績はイチローのほうが上とよく揶揄されるけど、私から言わせれば、ならイチローはどれだけブルーウェーブやマリナーズに貢献したんだ?と言いたくなります。
現にイチローはWBCで中心に座らざる得なかった今年、決勝戦の最終打席までずっとプレッシャーに負けていました。
逆に松井はWBCこそ出場していませんけど、2003年同様、今年のワールドシリーズでもヤンキースのクリーンナップを務めております。6年前のメンバーでスタメンに残っているのはジーターと松井だけなのです。
イチローは緊張感の中では重圧に負けてしまう、ある意味、並以下のの選手としか思っていません。
本当にハイレベルな選手たちは成績のみならず、自分の成績プラスチームの勝利のために働こうとします。
古くは金田正一が、張本勲が、国鉄や東映では優勝できないからということで巨人に移籍しました。落合博満もまた、ロッテでは優勝に縁遠いということで中日に、そしてFAで巨人へと、さらに自分を磨くために常に強いチームへと移籍していったのです。
松井も然り。
石川県では一番甲子園に近い、星稜へ進学し、プロに入ってからも巨人、ヤンキースと、毎年優勝を義務付けられる球団へと進み、またその中でいつも中心選手を張っております。
しかし、イチローは常に強いチームへの移籍を拒んでいます。もっともらしいことを言っていますけど、WBCの醜態を見た後では、実は化けの皮が剥がされるのを恐れているんだろうな、としか思えなくなりました。


とと、話を松井に戻します。
そんな松井にとって日本時代の一番の悩みどころは次打者、とりわけ5番打者に悩まされ続けてきたことでしょうか。
高校時代はある意味仕方ない部分もありますけど、松井自身があまりに突出しすぎていて、5番打者がかすみ、例の五敬遠事件がありました。
またプロに入ってからも、落合博満が次打者の頃はそうでもなかったのですが、後釜で来たとある次打者があまりにふがいなさ過ぎて、一気に四球が増え、いったい1997年以降、どれだけ打たせてもらえなかったかと思うと哀れでなりません。
特に1997年~1999年。
この3年間は松井は3番で、日本では4番が一番恐れられている打者だというのに、3番・松井が平然と敬遠される4番でしたからどうにもなりませんでした。
それは松井が4番に定着した2000年~2002年も同じ。
あまりに5番打者が頼りにならないんで、4番・松井は全く勝負してもらえず、その5番が怪我で戦線離脱した後、ようやくマシな5番がいてくれたおかげで量産体制に入れるというなんとも辛い6年間だったのではないかと想像します。もちろん、松井はあまりに優しいのでそれを口に出すことはありませんが。
さて、そんな松井は2003年以後、2009年まで主に、その『5番』でレギュラーを張っております。
テシェイラ、A・ロッドといったメジャー屈指の打者の後を打つのが日本の松井なのです。
松井は、この5番という役割に相当の緊張感を持っていることと推測しております。なぜなら自分が日本時代に一番苦しめられたのが、相手投手ではなく味方の5番だったからで、苦しさを味わった松井だけに『5番』には並々ならぬ決意があるのではないかと勝手に思っております。
自分が苦しんだことをA・ロッドに味あわせたくない、その思いは人一倍強いことでしょう。
『5番』がいて『4番』が生きることは松井自身が痛感していることでしょうし、そんな松井だから5番の役割を理解できていて、今はヤンキースの『5番』に誇りを持っているのではないかとさえ感じます。


ワールドシリーズは長くてあと五戦。
その間、5番・松井は『5番』としての輝きを失わず、ワールドチャンピオンの座を射止めてほしいです。
今年も中日ドラゴンズはクライマックスシリーズに進出し、第2Sへとコマを進めたわけですが、実のところ、今日の第4戦をまだ確認せずにブログを書いております。
まあ、この後確認しますが、今日はまず勝てる気がしてません。
まだ決まっていない時点で諦めるのも何なんですが、今回ばかりは昨日の展開がマズ過ぎました。
リードしていて終盤を迎え、8回裏にツーアウトから連打で逆転されてしまったのは救いがなく、今日はどう足掻いても、昨日は流れのままで終わってしまってますので、誰が投げようとも巨人打線の勢いを止めることはできないでしょう。
仮に逆転負けだとしても、それが5回だったり6回だったりして、7回と8回を抑えて負けたのであれば、まだ流れは向こうに行くことはなかったのですが昨日のアレはどうにもなりません。
今日勝ったら奇跡です。間違いなく夢の三連勝を果たすでしょうが、まず無理です。
野球に限らず物事には流れというものがあり、昨日の負け方は絶対に相手に流れをやってしまったので勝てるわけがございません。
というわけで、今年は諦めました。
くどいようですがこのブログを書いている時点ではまだ、途中経過すら知りませんよ。


さて、今年の中日ドラゴンズはリーグ、クライマックスと本当によく頑張りました。
投打の柱が抜け、長距離砲も抜けた非常事態。
ファンや解説者がBクラスさえ予想していたというのに、貯金19で終わり、なんと去年よりも16も上積みしたのです。
吉見、チェンという左右両輪を軸に、打線も新4番・ブランコが想像以上の働きを見せ、想像以上に新しいチームは早く成長し、8月までは優勝争いさえ演じました。
そしてクライマックスシリーズにおいても苦手であったスワローズに逆転で第2S進出を果たしたまでは良かったのですが、残念ながら第2Sで力尽きてしまうようです。
勿論破れることは悔しいですし、どんな状況であろうとファンは優勝を信じて応援しています。それが破れればやっぱり悔しいんですよ。
でもこの悔しさを必ず来年に結び付けてほしいとも願うのです。


今年の中日ドラゴンズは新しいチームとしての土台作りのはずでした。その土台がリーグ2位、貯金19を生みだしたのですから来年はさらなる飛躍を否が応にも期待せずには居られません。


ただ……


ひょっとしたら私的には人を呪わば、というやつだったのかな、と反省しております。
前にも言いましたけど去年と今年、決して栄光を勝ち取るにふさわしくないチームが連続でパ・リーグCSに出場していましたから、そのチームの敗退を強く願ってしまったがために穴が二つあってドラゴンズは敗れ去ってしまうのかな、と感じております。
来年は、そう簡単に思えないかもしれないけど、オリックス、楽天がCSに出てこようとも構うことなく中日ドラゴンズの勝利を一心に祈ろうかと心新たにする次第です。
オリックスや楽天が勝ち上がってきたときは、中日ドラゴンズが叩き潰すんだ、そういう意気込みで来年はリーグ優勝、CS突破、日本一を信じて応援していこうと思ってます。


今年一年、中日ドラゴンズの選手、監督、コーチ、スタッフ。
すべての関係者様、ご苦労様でした。
来年は2007年の喜びを再び味わえることを信じて応援いたします。
という風なタイトルだと仙台のファンを敵に回すつもりか、と言われようが私は東北楽天ゴールデンイーグルスを、これから先も一生認めることはないだろう。
私は基本、アンチ球団という気持ちはなく、ドラゴンズファンではあるがジャイアンツやタイガースに憎悪を抱いたことも敗戦を必要以上に願ったこともないし、ホークスファン時代においてもライオンズに異様なまでの敵対心を燃やしたことはない。
しかしイーグルスは違う。
選手や監督には何の罪もないが球団として応援する気は全く起きない。
なぜならソフトバンクと凌ぎを削るインターネット界の牽引社である楽天が親会社だからだ。そもそもこの会社は胡散臭さがぷんぷんするからまったく受け入れる気はない。
今の順位に関して、大手メディアの祭りあげ方も異常であるから、余計に信用できないのだ。
前にも言ったけど、新聞テレビの大手マスコミが祭りあげる存在は薄っぺらい皮で本質の悪質さを覆い隠している存在だからである。
端的な例は小泉純一郎や星野仙一だ。その最悪な人間性を覆い隠すためだけにどれだけ嘘八百を並べてきたことか。それも仮想敵対勢力を自作自演してまでだから憤慨ものだ。
そして楽天の胡散臭さと言えば2004年のプロ野球界再編騒ぎ。
この時、楽天は近鉄買収に名乗りを上げなかったのに、ライブドア潰しのためだけに、いきなり新球団申請に名乗りを上げたのである。だからこそ、プロ野球ファンは大激怒し、1リーグ制もオリ近合併にも抗議の声をあげて選手会のストライキを支持したのだ。
当時、プロ野球ファンの大多数はバファローズを買い取ろうとし、またプロ野球界の閉塞感を打ち破ろうとしたライブドアフェニックスを支持した。ライブドアの動機はどうあれ、一つだけ確実に見えたのは悪い古い体質を打ち破ろうと姿を感じたからだ。
だからこそ、全く逆の楽天イーグルスなど誰も認めなかった。
しかしその声は届かなかった。
あまつさえその年の年末番組でテレビは支持不支持という番組で大嘘を吐き、11月3日のセ・リーグ東西オールスターの出来事を全く報道しなかったのである。
2004年11月3日。
この日がイーグルス誕生の日だったのだが、発表の一報が流れた時、東京ドームは堀江コールに包まれ、また立ち上がったイーグルス応援サイトには抗議の声が殺到したのである。
それほどまでに嫌われた楽天が、社長の三木谷が我が者顔でのさばっていることに私は嫌悪感しか感じない。
プロ野球ファンの間では、楽天が裏で読売とオリックスと繋がっていたことは知れ渡っているし、その後の審査会においてあからさまにそれが見て取れたことも有名な話なのだ。
既得権益集団に尻尾を振っていた奴がどの面下げて改革者だと言うつもりか。
やっていることは旧社会党と同じで単なるガス抜き役の道化師なのである。
ましてや楽天・三木谷は創価信者だ。誰がこんな奴を信じるものか。
テレビ新聞が全く報じない中に、(噂でしかないが)地元仙台での評判の悪さがあるし、Kスタの観客の半分が創価のサクラだというものもある。
つまり、三木谷の成功の秘訣は実力でも何でもなくて、外資(オリックス)、既得権益集団(読売)、宗教団体(創価)に媚を売った結果で、悪質な後ろ盾によるものなのだ。
だからこそ、今年はCSに進出したようではあるが、パ・リーグ第2Sは是非ファイターズ対ホークスになってほしいと願っている。
去年、オリックスバファローズがCSに進出したときでも私は、このオリックスはパ・リーグ代表として絶対にふさわしくない球団であるからCSの敗戦を心から望んだ。同じようにイーグルスの敗退を今年も望むことにしている。
もう一度言うが選手や監督には罪はない。球団が悪辣だからこそ、消えてほしいと願うのだ。
悪意に満ちた球団に繁栄を許してはならない。イーグルスやバファローズは、まず親会社がファンに土下座して謝罪し、目に見える形で責任を取らない限り、頂点に立つ資格はないのである。
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