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今日、私が応援する中日ドラゴンズが、セ・リーグCSファイナル第4戦において、東京読売ジャイアンツの粘りを振り切って、サヨナラ勝ちで、見事3勝1敗で日本シリーズへとコマを進めることとなった。
それは大変喜ばしい。
諸手を挙げて万歳三唱モノである。
だって、ドラゴンズファンなんだから、応援するチームが勝ち進んでいるんだから嬉しくないわけがない。
本来なら興奮の坩堝のような文章を書くのが当然なんだろうけど、それにあたかもバケツいっぱいの冷や水を浴びせるような記事が同時に配信されていたので、はっきり言って憤慨してしまって、CS突破の歓喜がどこかへ飛んでいってしまった感がある。


どうやら日本シリーズの中継を地上波で、1、2戦および少なくとも第5戦はやらないそうだ。


理由を見せてもらった。
なんでも中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズでは視聴率が望めないからだそうだが、果たして、こんなことを決定した連中は今日の中継を見たのだろうか。
ドラゴンズファン、巨人ファンならずとも、今日の中継を見たならば、絶対に視聴率云々なんて言葉は出てこないはずである。今日のような試合が日本シリーズでは続くのだ。それを、頭から、しかもやる前から勝手に判断して中継しないそうなのだが、じゃあ、その時間、いったい何を入れるつもりなんだ?とか思う。くだらないバラエティを流すよりはハラハラドキドキの真剣勝負の方が絶対に誰しもが見ると思うのだが、ここにも日本マスゴミの馬鹿っぷりが如実に表れている。
確かに近年、巨人戦の視聴率は下落の一途を辿っている。
しかしだからといってプロ野球の人気が下がっているかどうかと問われれば、おそらく、そんなに下がってはいないことだろう。
これまでは広島と名古屋を除けば、首都圏と関西に集中していたプロ野球が福岡、広島、名古屋、仙台、北海道と分散され、各地で独立リーグだって始まっている。
つまりは、ファンの分散化が加速したってことなんだ。
それまでは中継といえば、全国ネットでは巨人戦しかなかったから『なんとなく巨人ファン』ってのが多かったんだけど、地元にチームが来れば同然、大多数の人たちは、そのチームのファンになる。当たり前のことだ。
私だって、もし石川ミリオンスターズがNPB傘下になるなら、ドラゴンズには申し訳ないが、当然、ミリオンスターズを応援する。
逆に言えば、巨人しか知らなかった地方の人たちが自分たちの地元にチームが来ることにより、熱気を持ってそのチームを応援するようになるわけだから、プロ野球ファンは増加傾向にあるのではないだろうか、とか考える。
また、そのことが巨人戦の視聴率低下に繋がっているのは自明の理で、しかも、放送各社のあまりに偏った巨人びいきの実況解説に加えて、スポンサーの意向を重視するばっかりに、攻撃が始まってもまだCMを流し続けてCMの間にツーアウトになったりするならまだしも、ヒットやホームランが飛び出したりしていて、それが見れないものだから、誰もテレビを見なくなってしまったってだけのことであり、それはプロ野球の所為ではなく、日本マスゴミの放送姿勢が最大の要因であるといっても過言ではないだろう。
私も、ドラゴンズを応援している人間ではあるが、はっきり言って地上波の中継はまったく面白いとは思わないし、見たいとも思わない。なぜなら試合そっちのけで全然違うことを実況解説が延々と喋り続けることは日常茶飯であるし、ドラマや映画の俳優をゲストに呼んで野球とは関係のない宣伝を、試合中にやって、試合への関心を尽く奪っていっているからだ。
こんな中継を垂れ流せば、そりゃ視聴者は当然離れていくに決まっている。視聴者が見たいのは試合であって、全然違う話を聞きたいと思うわけがない。これはサッカーJ1やトヨタカップ、バレーボール世界大会でも同じことが言えて、タレントを呼んだり別の宣伝をしたりして、試合がそっちのけになるから視聴者は嫌気が差すのだ。
それを巨人人気の低下だのプロ野球の衰退だの言ってもらいたくないもので、日本マスゴミの凋落振りが視聴率を奪っている現実をいい加減直視して、責任転嫁しないでもらいたいものである。
まあ、日本マスゴミで働いている大半の頭の中は脳みその代わりに腐った味噌が詰まっているので、もうすでに「面白い番組作りしよう」という意識は欠片も無さそうだけどな。
こんなテレビ局が日本を覆いつくしているなら、地デジになったところで宝の持ち腐れ。意味はない。私は本気でテレビ難民でもいいやと考えているほどだ。


さて、本気で日本シリーズ中継がないことに憤りを覚えるわけだけど、それをドラゴンズやマリーンズに責任転嫁するのは本気で許せない。
自分たちの放送の仕方の最悪さが本当の視聴率低下の根本的原因だというのに、あたかもドラゴンズやマリーンズの所為にする報道の仕方は、もう最低である。
言っておくが、ドラゴンズ、マリーンズの試合を見たことがあれば、東京ドームの偽者ホームランだけの巨人戦よりもはるかに白熱した『プロ野球』の技が堪能できることを知ることができるのである。
それを蚊帳の外に追いやってまで、自分たちの責任を棚上げにする日本マスゴミの末期症状振りは政治、経済、スポーツの分野のみならず、すべてを覆い尽くしているようだ。
いっそうのこと、NHKプラス民放5社を見限ったほうが有益にテレビライフを過ごせるのではなかろうか。
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はてさて、随分遅くなったけど去る10月1日に、私が応援する中日ドラゴンズは4年ぶりのリーグ優勝を果たしたわけだけど、その話は実のところ、もうちょっと後にしようと考えている。
と言うのも、今現在、本館看板娘たちによる優勝記念イラストを作成中だからだ。
てな訳で、今しばらくドラゴンズの優勝に関する喜び溢れた文章は後にさせていただくことをご了承願いたい。つっても、最近はあんまり更新していないからほとんど誰も見ていないのではないかとか思うけど。うん、虚しい。


さて、一昨日だっただろうか。
民主党の小沢一郎氏が検察審査会なるもので二度目の起訴相当が出て強制起訴になったそうだが、いったいこの検察審査会に選ばれた11人は何を持って『起訴相当』にしたのだろうか、疑問の余地が溢れすぎていて論ずる気にすらなれないわけなんだけど、この決断が、また税金の無駄遣いだってことに気づいていないところに、日本人のあまりのレベルの低さにもう諦めの境地に達してしまいそうだ。
昨日も「これで小沢は終わりだね」なんてニコニコ笑顔で話している馬鹿がいたけど、今回の強制起訴で終わったのは小沢氏じゃなくて日本だって気づいていないんだから、目隠ししたまま、そのまま谷底へと落ちればいい。
どうせ証拠が何もないんだから裁判にすらならないし、それ以前に裁判をちゃんと開けるかどうかが怪しいものなんだから、裁判所は最初っから起訴を棄却してもらえないものかとか思う。
裁判所だって、何をどうやったって有罪になんてできないんだし、やるだけ無駄だって分かっているだろうに、弁護士が選べないとか言い出してずっと引き伸ばしになるんだろうな。元々、裁判所も検察も「やりたくない」ってのが本音だし。


とまあ、小沢一郎氏の話を今回するわけじゃなくて、どうやらプロ野球、パ・リーグの楽天イーグルスの次期監督が星野仙一に決まりそうだってことで話題になっている。
私から言わせればお似合いの人事としか言いようがないな、これは。
イーグルスファンの人には申し訳ないが、私は楽天という球団が今さら言うまでもなく大嫌いである。なぜならこの球団は読売とオリックスと創価のバックアップを受けている球団であり、そもそもが単なるライブドア潰しのためだけのピエロに過ぎないからだ。それは2004年の球界再編騒動を知っているプロ野球ファンであれば誰しもが知っていることで、これを知らないのは単なるニワカである。
よって、球界の小泉純一郎と謳われるスーパー詐欺師・星野仙一がイーグルスの監督になるのはなるべくしてなったというだけであり、何の驚きもない。どうせ、契約期間が終われば巨人の監督になるってのが規定路線だろうからな。ついでに言うならあのドけち三木谷が星野のような無駄金喰いを登用できる最大の皮算用は間違いなく岩隈資金と見て間違いないだろう。どこまで値をつけるかは分からないけど、岩隈をポスティングにかけることによって、どうだろう? 30億~50億を見込んでいる、と言ったところか。
イーグルスファンには秘されて、救いの手が差し伸べられない可能性があるんだけど、イーグルスの選手たちは星野がいなくなるまで辛抱してもらいたい。奴は間違いなく暴虐の限りを尽くす暴君なのだ。


さて、私はドラゴンズファンな訳だから、9月に入ってからの読売と関西系列のマスコミを中心にした、小沢一郎氏バッシングに匹敵すると言っても過言ではない猛烈なドラゴンズバッシングがあったことを知っていて、しかし、普段、聡明なブロガーの方の一人で、ブログでもツイッターでも政治に関して、やれ偏向報道だの、大本営発表だの言ってる割には、どうしてドラゴンズバッシングに関しては何も言わないのだろうかと疑問を抱く一ヶ月でもあった。
これがおそらく、ドラゴンズではなくスワローズ、カープ、ベイスターズが巨人とタイガースと争っていたとしても同じバッシングが吹き荒れていたことは想像に難くない。やれ、経済効果だの、チームが地味だのと言った具合にだ。
特に読売はドラゴンズの親会社が新聞社だけに叩くことに余念がなかったようで、それでも政治の世界とは違い、プロ野球界は偏向報道に惑わされることのない実力社会であることが証明されて、これが日本に残る唯一の良心かもしれないな。
話はちょっと逸れてしまったが、聡明なブロガーの一人についてなんだけど、政治に関して噛み付く割に、スポーツ報道には無関心のその方は、むろん、私なんぞよりも世の中のことをよく知っていて、頭も良さそうなんだけど、それでも普段アレだけ、偏向報道に疑問と怒りをぶつける御仁がどういうわけか、ドラゴンズバッシングには無言を貫き通している姿が解せなかったんだけど、今日、その理由を理解した。
どうもこの人、タイガースファンであり星野信者であるようで、星野を正義と信じて止まないような感じだったのだが、なるほど、5年前に小泉の詐欺に引っかかっただけあって、今回もいまだに星野詐欺に引っかかっていることに気づいていないようである。
星野がまともに見えるようなら、結局、その人は本質を見抜くことができない人ってことになる。小泉の本質を見抜いたことで、本人は「自分は本質を見抜ける方」だと自負していたようではあるが、私から言わせれば、「そうかぁ? それって思い込みじゃないのか?」とか思う。
これも散々言ってきたんで星野の虚像について事細かに書くつもりはないし、今回は星野のことなんてどうでもいい。
要は、偏向報道に対する認識というものを持っているようで持っていない人がいるって話だ。
そう言えば、長妻氏が厚労相を解任されたときもこの人は「長妻は逃げた」とかツイッターで呟いていたようではあるが、何度も言うように私は長妻氏を評価している。今回の解任は長妻氏が人事に手を突っ込んだことによって官僚べったりの仙石が切ったと言うのが真相なのだから、ひょっとしてこの御仁は本質が全然見えていないんじゃないかとさえ思う。
最近は岡田克也氏に対しても批判的なようで、しかし岡田氏は外務大臣としてよくやっていたし、何度でも言うが基地問題は外交じゃなくて防衛だから岡田氏は何の関係もない。それが幹事長にされたってことはこれも降格人事なんだ。
岡田氏も閣内にいると仙石にとって邪魔者だってことになるわけなんだけど、それは本当に気づかなかったのだろうか。しかも、その後任は鳩山内閣時代に何もできなかったボンクラ前原なんだから岡田氏と長妻氏はやり手なだけに官僚が外したがたって裏返しじゃないのか、とか思わないものなのだろうか。


もちろん、私が本質を見抜いていない可能性は否定しない。
しかし、あれだけマーケティング理論を持ち出したり、前にマスコミ関係で働いていてそこに疑問を感じていた割には、星野と小泉の本質が同じだってことが分かっていないようだし、岡田氏と長妻氏のことも誤解しているように感じる。本当に仙石にとってこの二人が扱いやすいなら閣内に残るはずなのに残っていないんだから、岡田氏と長妻氏は優秀で好き嫌いではなく、全体を見て是非をちゃんと見抜くことができる人材ってことになる。
本当に気づいていないのだろうか。気づいていないのだとしたら、私は、その人に対して見方を変える必要がありそうだ。
民間人が大臣席に座る。
それはまあ別に悪いことではないと思う。無能の世襲議員が官僚丸投げに徹すれば、という意味ではなく、無能な世襲議員ではまともに大臣職をこなせるはずもなく、それならば社会経験も豊富で聡明な民間人の方がよっぽどマシなことをできるからだ。
しかし、である。
だからと言って、先の選挙で落選したばかりの、いわば有権者が見限った『元』国会議員の千葉を国の役職に就けるのは如何なものか。それも法務大臣という、法律の全てを司る重要ポストなわけだから、『国民』が見捨てた『人間』に『国民』のための『法律』の番人など勤まるわけがない。むしろ、職権を乱用して国民に、落選させられた報復を敢行するかもしれない超最悪の危険人物になりうる人材なのだ。
ところが、それを平然とやるが、世襲議員ではないサラリーマン出身の総理大臣である。
いったい何を考えているのか。
麻生太郎という、総理の椅子に醜悪にしがみついた大馬鹿者が過去にいたが、はっきり言ってそれに匹敵するくらいの馬鹿だ。
自国の総理大臣という、言わば国の頭を馬鹿呼ばわりするのは、同じくらい日本国民である自分もお馬鹿であることの裏返しでもあるのだが、それを差し引いてもこの人選はありえない。
どれくらいあり得ないかというと、参院選大敗の戦犯である枝野、安住を許容し、無能の代名詞大臣・前原をいまだに留任させている以上(この場合、『以下』が正しいか?)の、あり得ないお馬鹿行為である。


民主党が最終的に支持を失くした理由は何も公約を守らなかったからではない。というか、報道されなかっただけで、鳩山政権下では結構守られていた。
付け加えるなら、支持を失くしたと言っても、比例得票数で言えば、自民党を大差で下している。それが参院選で負けたってことは、単に、摂氏二千度でも溶けるかどうか怪しいくらいの岩頭世代が、次世代の将来をまるっきり考慮せずに、短慮に過去のしがらみにとらわれた悪癖前例慣行に突っ走ったからである。
意訳すると、『国』じゃなくて『付き合い』で投票した馬鹿どもが多かったってことだ。それは一人区の結果に出ている。
「これから何をしてくれるか」で選んだのではなく「昔からこの人だったし」という馬鹿みたいな理由で選ぶという、よく、『世界基準』を口にしながら、もっとも『世界基準』から遠いことをやる無自覚馬鹿世代が日本を衰退させているとしか言いようがない。
だから、現役世代は、この団塊世代という大馬鹿世代の一票を無にしなきゃ、自分たちの『今』と『未来』が破壊されるってのに、それでも棄権を選ぶのだから、この国を慢性的に覆っている閉鎖的偏重意識は何とかならないものだろうか、と頭を抱えてしまうのだ。
なんせ周りにどれだけ訴えても、誰しもが考察しようともせず、自分たちの間違った常識に縋るのだから、たぶん、今、日本という国が衰退の一途を辿っていることにすら気付いていないことだろう。


さて、話は相当逸れてしまったが、民主党が最終的に支持を失った、最大の理由は、民主党支持者の大多数を占める『小沢支持者』である。
これは認めなければならない話で、小沢一郎がいるから民主党は支持されたのだ。
既存の悪しき習慣を打ち砕くことができるのは、『豪腕』で『壊し屋』の異名を取る小沢一郎しかいない、と思ったから『小沢一郎』がいる『民主党』を支持した人が多数いたのであるし、それは一説には1000万票~2000万票と言われているわけで、この票が半分以上、逃げたからこそ、民主党は敗北した。
原因は明らかだ。
あからさまな反小沢態勢を引き、また、批判を繰り返してきた現在の執行部にある。
それがテレビ上だけならまだしも、戦略面からも自分たちの勝手を通したから大敗したのだ。
私は、小沢氏が好きか嫌いかと問われれば「嫌い」と答えるし、信用しているかしていないかと問われれば「信用していない」と答える。
ただし、支持しているかどうかと問われれば「支持する」と答えるのだ。
それだけ小沢氏の掲げた概念は今の日本に必要だったからだし、また絶対にそうならなければ日本がやばいということを実感しているからだ。
もちろん、小沢氏の腹の中なんて私に読むことはできない。胡散臭いことだってやっているとは思う。いざ、自分が『首相』という立場に立ったら、掲げた理念とやらを覆すかもしれない。
しかし、情報収集すればするほど、決定的な証拠もなければ、悪く言われるほどのこともやっていないという『事実』にぶつかるのだ。
ましてや、私は本人を一度、直に見てきたことがある。一度だけだから全てを分かるとは言わないが、そこには風聞とはまったく違う『小沢一郎』がいた。
百聞は一見にしかず、とはよく言ったものだと痛感したほどだ。少なくともテレビ新聞でしか小沢一郎を知らない連中に比べれば、私は小沢一郎を知っていることだろう。
だからこそ、「支持する」するのである。
国政だから、好きか嫌いか、信用できるかできないかで選ぶわけにはいかない。嫌いだろうが信用できなかろうが、自分たちにプラスになって跳ね返ってくる施策さえやってくれれば、そんなことはどうでもいいのだ。


ところが、正反対に菅直人は国民を裏切り続けている。去年、民主党が総選挙で掲げた公約をあっさり破棄し、テレビ新聞に乗っかって、『自軍』の盟友を批判するという馬鹿げた行動に出たばかりか、選挙で落選した三行半押印の人物を法相に留任するというのだから、この国の秩序は破壊されたに等しいと言っても過言ではないだろう。
いったい、菅直人は何を恐れているのか。
菅直人は日本の総理である。日本の国民を守る責務を背負っている。
ところが、どうもやること為すことの全てが国民のためを思っての行動とは思えない。むしろ、国民にとって不利益ばかり被る施策を遂行するとしか見えない。
総理が国民を守ってくれるなら、国民だって総理を守るのだ。
それは沖縄県民が示してくれたではないか。最後の最後まで鳩山首相を信じ、一緒になって懸命に米軍基地の県外移設を県全体が後押ししていたんだ。
残念ながら、鳩山氏は自分の首と引き換えに何かの圧力に屈したようではあったが、それでも鳩山首相は沖縄県民のために必死にがんばっていたのだ。社民党支持者の人には伝わらなかったようではあるが、鳩山氏は本当に頑張っていた。最後の最後まで県外移設を模索していたんだ。


9月12日に民主党代表戦がある。
場合によっては、菅直人は究極の選択を迫られることだろう。
だが難しい話ではない。いくら古くからの付き合いだろうと、国民の意に背くような連中(具体的には枝野、仙石、渡部、玄葉、前原)を切ればいいだけである。
そうすれば、民主党支持者は戻ってくるし、こいつらが党を離反したところで付いて来る者などたかが知れている。むしろ、いなくなったほうが民主党のためには良いことなのだ。なぜならそいつらは『民主党支持者』から嫌われているのだから。
本気で国民のための政治を行う意思があるなら、新聞テレビに流されることなく、最良の方法を取るしかない。どうせ、日本の新聞テレビという大手マスコミは世界中からまるっきり信用されていないのだから、大好きな『世界基準』に合わせるなら、新聞テレビの戯言なんぞ切って捨てればいい。
気がつけば二十日も空いた久しぶりのブログ。ホント、油断していると、というか、気がつくと体内時計の進行速度が加速していることを実感する。
と言っても、4月は結構長く感じたんだけど、5月が早く感じるのは何故だろう?
まあ、それはそれとして、別にブログをサボってたわけじゃなくて、4月の頭に宣言したとおり、まだまだブログに戻ってこれるほどゆとりがあるわけじゃなくて、ちゃんとサイト更新のために費やしていたり、ちょっとした贈物をするためのSSを作ってたり、とあるサイトに嵌っていたり、お仕事が想像してたよりも忙しくて休みがあんまなかったりと、色々あったのだ。いちおーこれでも。
てことで、ちょっと嫌な話の前にこちら。

ただいま、作成中の別館新作イラストの一部で、

とりあえず、この二点。でも、やっぱりまだまだなんだよね。
説明なしだとリボンつきカチューシャが見えないと誰か分からんし、もう一枚はもっと分からんけど、上がハルヒで下が長門。
完成は早ければなんとか5月中にならないかな、と。
と言うか、顔デカ!
別館新作イラストに登場するのは『ハルヒサイド』から4人で、涼宮ハルヒ、長門有希、んでキョンと佐々木だ。なぜ、この4人なのかと言うとそれは新作が出来上がり次第ということで。
つか、別館の新作なんだけど、今年に入ってからまだ三本目で、しかも、必ず長門がいるのはどうしたことだろう?(笑)
それと本館の方は毎年恒例で衣替えを予定はしているんだけど、残念ながら6月1日は無理っぽい。でも6月中旬までにはUPしたいかな?


はてさて、サイト更新のお話はこれくらいにしておいて、今日はかなり残念で憤慨したニュース。
首相辺野古移設正式表明
大手マスコミの馬鹿っぷりは相変わらずで、自分たちがすべての道を閉ざしたくせに、責任の全部を鳩山首相に擦り付けるのは腹立たしい限りなんだけど、首相も首相としか言いようがない。
なぜ、テニアン移設という選択肢を取れなかったのだろうか。(番組や評論家たちへの買収行為で信頼が失墜している)マスコミの大好きな(信じるに値しないにせよ)世論調査では沖縄県外移設を59%が支持していたのだ。ならば一国の主として、国民の後押しを受けた行動を取るべきではなかったか。
辺野古移設はあり得ない。
まあ、これはおそらくだが、名護市でそこまで反対されることはないだろうけど、こんなことをすればまた馬鹿マスコミが嬉々として大騒ぎするのは目に見えている。
なんとなくだが、最近の首相に参院選を経て安定政権を築こうという意思が感じられないのは如何ともし難いところだ。
確かに世界中が白眼視する日本の大手マスコミの連日連夜繰り広げられた謂れの無い誹謗中傷はうんざりするものだが、だからと言って、それを受けて自棄になってはいかんだろう。
やっと、(私はこの人自身は大嫌いだけど)野中氏が自民党と新聞テレビというお馬鹿マスコミとの公金を流用した癒着を暴露し、小沢幹事長の難癖捜査も二度目の不起訴が出たと言うのに、どうしてわざわざ新聞テレビに格好の攻撃ネタを与えるのだろうか。
まあ現在の日本で新聞テレビと言った自民党御用達メディアを見ているのは団塊世代以上を除けば半分以下であることは事実だが、だからと言って、ネットからでも辺野古移設情報は手に入るのである。せっかく現役世代からも「テニアンでいいんじゃね?」とか話題に上るようになっていたと言うのに、なぜ首相は自分から道を閉ざしたのだろうか。(どことは言わないが)相当の圧力がかかったのか、それとも利権に目が眩んだのか、真相はさすがに分からない。
しかし言えることは、たった一つ。参院選後、日本を再び政情不安が襲う。
日本国民の後先考えない行動は間違いなく衆参ねじれを引き起こし、大手マスコミは今度は毎日、カイサンソウセンキョ!と叫ぶことだろう。
総選挙が無ければ、最悪の連立政権が樹立し、超重税国家に成り下がる。規制してはならないものを規制し、規制しなければならないものを規制しない国家圧力による恐怖政治の幕開けだ。
前にも言ったが、これは世界中が信用していない日本の大手マスコミの姦言に乗せられた国民の行動であるから、文字通り後悔先に立たずの世の中になっても文句は言えないし、民主主義の振りをしていた日本など、タイやミャンマーと同じで、どこの国も相手にしなくなるのは容易に目に見えている。
ただでさえ、アメリカ、ヨーロッパと言った『先進国』の時代が終結しようとしているのに、それに気づかず、政局騒ぎし、世界中がG8後の世界のあり方を模索しようとする時代になるかもしれないのに、冷戦終了後と同じで、また日本だけが新しい世界の枠組みの変化を無視して世界中から取り残されてしまう道を選んでしまいかねない。
そんな口実を鳩山首相が与えてしまったことは本当に憤然とした思いを抱く。
何度も言うが、今、鳩山首相に退陣してもらいたいとは思わない。それは今年が基準であり、来年再来年と様子を見て判断することだからだ。
だいたい一国の主を旧政権同様、ホイホイ変えてもらっては困るのだ。それも政権交代したのにまた頭を挿げ替えようとするのは何事か。普通の会社でもそうだが、毎年、頭が替わるような企業を誰が信用するものか。


さて、また明日から、というか今日から、自民党政権時に官房機密費という国民の血税を賄賂として受け取っていた新聞テレビは、今は民主党政権がお金をくれないので、元の鞘に戻すため、嬉々として、鳩山首相を罵倒しながら今回の辺野古移設を伝えるのだろうけど、さすがに今回は首相を擁護する気にはなれない。
文字通り身から出た錆だ。
できないことを約束するな、という話ではない。
政権を安定させようという気概が見られないのは許しがたい行為である。
最近、The Journalのコメント欄について、正直言って、見るに耐えないものになってしまった感がある。
去年の5月くらいから、ほぼ毎日、欠かさず見てきて、高尚なジャーナリストたちの文章に感嘆や感銘を覚えたり、そこに書き込まれる一般市民の感想やコメントのレベルも高くて、ヘタな新聞を読むよりもずっと有意義な文章が書かれていたんだけど、最近は妙に劣化してしまったようで、その主たる原因が何かと言えば、ネット上で何処でも構わず低俗な因縁を吹っかけるネトウヨではなく、小沢幹事長を神聖化する盲信者たちの文章によるもののようだ。
私自身は小沢幹事長を支持しているかしていないかという点で図るなら「支持している」と答えるけど、小沢氏のやることがすべて正しいといった妄信することはない。
なぜなら、基本、是々非々をもって物事を判断するようにしているからであり、単に小沢氏の行動に間違いが感じられないから不支持にならない、というのが本音である。
しかし、盲信者は違うので付いていけない。なぜ、そこまで人を信じることができるのかを理解できないこともあるんだけど、盲信者は基本的に周りが、あまりに見えなさ過ぎるから嫌なのだ。
どんな事象であれ、構成するものが十あるとするならば、大体、良し悪し半々で分かれるものだし、良い部分が自分と共感できるなら、悪しき点に目を瞑ることもできるってことで、すべてを良いと思うのは、偏向であり、それでは大手マスコミと考え方の違いがあるだけで本質はまったく変わらないことになる。だから盲信者は嫌いなのだ。
それは何の疑いもなく小泉純一郎に陶酔した純真無知な国民であったり、星野仙一を阪神タイガースの救世主と崇める姿とよく似ている。
つまり、こういう連中は化けの皮が剥がれるまで本質が見えなくなってしまっているってことなんだ。
だから、神聖化する連中は、神聖化した対象人物以外がすべて敵で悪と思い込む帰来がある。「宗教にのめり込む人の気持ちが分からない」と言い出したら「鏡を見たら?」と言ってやりたいくらいだ。
信じることは大切なことだけど、盲信することは良くない。周りが見えなくなることほど怖いことはなくて、思い込んだ人間ほど、冷静以前に、判断力そのものが欠落していて、何を仕出かすか分からないからだ。
そういうコメントが非常に残念なことにThe Journalに溢れ始めている。
もう一回言うけど、人を信じること自体は構わないけど、人を神聖化し盲信することは、やっちゃいけないことである。
小沢幹事長だって人間であって神じゃない。だから、その行動すべてが正しいとは限らないし、能力的にも万能のわけがない。
合ってるかどうかは分からないけど、私個人の小沢幹事長評は『人を束ね、纏め上げる力には卓越したものがあるけど、こと政治立案能力となると並以下』である。
だから政治の総責任者である総理大臣には、何度かなるチャンスがあったのに、それをすべて蹴っている。それは政治の中心に躍り出るのではなく、政治の仕組みを作ることに全精力を注いでいることの裏返しで、だからこそ、民主党幹事長に就任して、今回も閣内に入らなかったと私は見ているし、鳩山首相もそういう決断を下したのではないかと思っている。
つまり、今でも鳩山首相と小沢幹事長は確実に強い絆で結ばれていると見て間違いはないだろう。
普段は「マスコミの言うことなど信じるに値しな」、などと言っておきながら、その大手マスコミの流す裏を取っていない小沢批判の情報だけは鵜呑みにするのだから訳が分からない。小沢幹事長を守りたい気持ちは分からないでもないけど、だからと言って、本当にテレビの生放送で発言した生方や枝野、前原、渡部、仙石といった連中ならともかく、大手マスコミの駄文フィクションでしか流れてこない鳩山首相や岡田外相にまで敵意の矛先を向けるのは筋が違うだろう。
それにこれも何度も言っているが、鳩山政権は今回が初めての予算編成であり、これが基準なんだ。来年、再来年とどうなるかで判断すべきことであり、発足半年で判断できるわけがないし、判断できるとすれば、それは予知能力者か単なる思い込みに過ぎないのである。
さらに意味不明なのは普天間基地について岡田外相に敵意を向けることだ。岡田氏は一般論を言ったに過ぎず、そこに何の意図もない。軽率な発言であることは確かだろうけど、「アメリカが日本を守っている」と誤解している日本人は数多く居るのだから、目くじらを立てる必要は何処にもなく、小沢氏の「第七艦隊だけで充分」発言を否定するものには当たらない。
ちょっと調べれば分かるんだけど、普天間基地移設問題は外交ではなく国防の案件なのである。前に書いたとおり、私は地元の市長に地元への基地移転を提言したことがあって、そのときの返答が、

 このたびは「市長にひとこと」に貴重なご意見を頂き、ありがとうございます。

 米軍基地の移転等に関しての件ですが、国防に関しては国の専権事項であり、○○市としては、今後の推移を見守りたいと思っております。

 今後とも、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

        
              ○○市長 △△□□
              (総務企画部×××課)


なのだから、たぶん間違いじゃないと思う。市長が知らないなんてことはないだろう。
つまり、普天間基地移設問題の管轄は防衛省であり、最終決定権は鳩山総理大臣なのである。鳩山氏の口から「県外移転は無理」という言葉が出てこない限りは現時点で、普天間移設問題をネガティブに捉える必要はない。平野官房長官や北沢防衛大臣が何を言おうが、鳩山首相がボケない限り、今は県外移転で進めている、と見るべきである。というか結論は五月いっぱいに出す、と言っているんだから待てと言いたい。


軌道修正。


話を戻すけど、小沢幹事長は民主党で孤立しているわけがなく、むしろ孤立しているのは、新聞テレビで喚き散らす一握りの連中だけであり、少なくとも衆院160人と参院は小沢氏の味方であることは間違いない。何と言ってもこの160人と参院は小沢氏なしでは今の議席がないことをちゃんと理解しているからだ。そして鳩山首相も岡田外相もそれが分かっているので、小沢氏に尊敬の念は抱いても、反抗する意思は持っていないものと見ていいんじゃないかと思うし、別段、小沢氏が我侭を言ってこない以上、まとめ役として誰よりも適任であるわけだから民主党を任せることによって、自分たちは政治に専念できるので、うまく成り立っているとしか思えない。


ネトウヨにも困ったものだが、盲信者にもうんざりする。
ただ、こういった人種に共通していることは、偏向報道を批判していながら、誰よりも偏向であるという点だろう。
言わば同類だ。
昨日3月14日、4年に1度の石川県知事選挙があったわけなんだけど、予想通り、谷本正憲が五選を果たし、これで4年後の2014年まで、谷本氏が死なない限り任期を務めることになる。
投票率は48.13%で前回よりも8%増えていて、その分と前回は谷本氏と共産推薦だったものだから共産党候補に入れた内の半分と増えた8%の大半が桑原豊氏に流れたものと思われる。なぜなら谷本氏の得票自体は前回よりも投票率が上がっていると言うのに8,000票ほど減ったからだ。
ちなみに石川県の有権者数は938,352人。谷本氏の得票数は8,000票ほど減ったにせよ、ここ3回ほど大体300,000票なわけだから、桑原氏が逆転するためには、単純に20%(正確には21.3%)の有権者が投票所に足を運ばなければならなかった、と言うことになる。
別に不可能な数字じゃないんだよね。なんたって去年の衆議院議員総選挙の投票率は県内で70%越えだったし。
ところが、総選挙の時には714,503人が足を運んだ有権者が、今回は451,591人。実に増減で▲36.8%の有権者が棄権したのだ。
私の勤め先にも棄権した人はいて、総従業員数からすれば、投票率そのものなんで情けない話なんだけど、理由を聞いてみれば、お決まりの「どうせ誰がなっても変わらない」である。
んまあ、総選挙のときは行ったけど、今回の知事選で投票に行かなかった36.8%の理由もこれだろう。
さて、これも毎回言っていることなんだが、「どうせ誰がなっても変わらない」なんて言っている連中は、何故、そう思うのかが疑問だ。お前らは予知能力者か?とツッコミを入れたくなる。
やる前から勝手に決め付けて何を悟った気になっていると言うのか。
変えてみないと何も分からないのに、勝手に決め付けるなと言いたい。
結局のところ、そういう輩は「どうせ誰がなっても変わらない」と言って、選挙に行かないから、本当に何も変わらないということに気づいていないと言うことだ。
変えたいなら選挙に行って既存を打ち破るしかないのである。
そうしなければ本当に変わるかどうかなんて分かるわけがない。
現に国政は変わった。
苔生した新聞テレビなんぞという受動的情報収集じゃなくて、世界基準であるインターネットによる能動的情報収集に努めればそれが目に見えて分かるのだ。
母子家庭加算金復活、肝炎救済法やモラトリアム法案の成立、族議員を排斥した新しい枠組みができつつある、日本史上初めてといって言い税金が国民のために使われる子供手当と公立高校実質無料化も制定寸前だ。
自民党政権下ではあり得なかった法案がいくつも成立している現実をちゃんと見ろ。
新聞テレビ程度の低俗情報源しか知らないから見えないことに気づいていない連中が多すぎるのは如何ともし難いことである。
ある人は言う。民主党はもっと情報を発信すべきだ、と。
しかし、そういう人たちは日本人の、特に団塊世代を中心とした連中の新聞テレビマンセーの実態を知らないのだろうか。どんなに民主党が情報を発信しようが、ネット以外では見ることがほとんどできない現実があるのだ。それを是正しない限り、どうしたって草の根活動しかできないし、それの効果が小さいことは2005年の総選挙のときに知ったはずだ。
今は原口総務大臣のやり方を見守るしかない。


軌道修正。


要するに「どうせ誰がなっても変わらない」と知ったかぶりしてのたまっている連中が、何も変えるつもりがない前例事なかれ主義の典型なんだ。
団塊世代を中心とした連中も困ったものだが、こういう連中もまた同罪である。
「どうせ誰がなっても変わらない」とほざいているってことは、本音は「変えたい」ってことの裏返しなんだろ?
なら、実行するしかない。去年の総選挙のときのように県政も変えればよかったのだ。それで本当に変わるかどうかを判断すればいい。やる前からできないなんて決め付けるのは愚の骨頂だ。
そう言えるのは予知能力者だけだ。しかし、大半の人間は予知能力なんてありはしない。だったら結果はどうあれ、変えるべきなんだ。変えないから何も分からないということに気づいていないだけなんだ。
現に、総選挙は行ったけど県知事選を棄権した36万人の内、20万人が『桑原豊』と書けば変わった現実があるのだ。何故、そう考えないのだろうか。
選挙は自分たちの代表を選び、また国政や県政、市政は、良いにつけ悪いにつけ、絶対に生活を直撃する。
それなのに無関心で投票を放棄する有権者が後を絶たないことが私には不思議でならない。
あえて誰のことかは言わない。というより、言われて初めて心当たりがある人がいるのではないかと思うのだが、何故か鳩山政権にこの半年で見切りをつけた気になっている人が、どうやらオフのみならず、インターネットの世界にも増加しつつあるようだ。しかも、そういう風にいっている人の中には小泉・竹中の超短期利益追求を批判しておきながら、自分自身が超短期で鳩山政権に見切りを付けている人もいるようなので、これほど見事な棚上げ論もない。
有識者はさすがにまだまだ静観の構えを崩していないようで、と言うか、それが当然なんだけど、オフはもちろん、個人ブログの中に、発足当初は評価していたものの、現在では批判的な立場に立つ人が結構いる。しかし半年でいったい何が分かると言うのだろうか。
破壊は一瞬だが、創造は時間がかかるのものである。しかも第一号ができたからと言って、それで完成ではない。その第一号を施行して、机上と実験では得られない現実のデータを収集し、さらに良いものへと創り上げていかなければならないのであり、それが進化ってやつだ。
これを真っ向から否定したのが半世紀に渡って政権を担当してきた自民党であり、彼らは『前例前例』で進化を拒んできた。最後に出てきた小泉は進化ではなく破壊を選び、わずか5年で日本をどん底に叩き落した。
大事なことだからもう一回言うけど、破壊は一瞬でも創造には時間がかかる。
つまり、小泉が破壊した日本を、いくらなんでも鳩山政権誕生わずか半年で修復できるわけがない。
その姿は戦後まもなくの焦土と化した日本とよく似ている。戦後の日本が半年で復興したと思っているのか?
少なくとも朝鮮戦争勃発までは相当苦しんでいたはずだし、高度成長を迎えたのは昭和30年になってからだ。終戦から実に十年が経過しているんだぞ。朝鮮戦争勃発にしたって戦後5年が経過している。
もう一度言うが、焦土と化した日本に回復の光が見え始めたのは戦後5年が経過してからのことであり、当然、半年の話じゃない。
私からすれば現政権は頑張っているように見える。
生活保護法はいくつか成立させた。医療報酬だって引き上げて福祉に力を入れ始めている。子供手当や公立高校授業料無償化は少子化対策として効果はあるかどうかはこれから判断される。
要するに基礎固めってやつを今、やっているのだ。今はどうあがいたって政権担当ルーキー。
今年が基準となって、来年、再来年とどう改良されるかを見るしかないのである。判断はそこでされるべきであり、今はまだできるわけがない。
政権与党が違うのだから、これまでの政権運営なんて参考にならないのである。


それなのに、わずか半年で判断する人が後を絶たない。それも小泉・竹中路線の超短期利益追求を非難しておきながら、自分自身が半年という超短期で鳩山政権に結果を求めていることに気づいていないのだから不思議でならない。
公務員改革? 普天間基地問題?
優先事項として、それは最初に来るべきことなのか?
普天間基地が日米にとって懸念事項だ、なんてのたまっているのは日本国内の大手マスコミだけだ。アメリカは重要視していないという情報をキャッチしている。5月末までに結論を出す、と言っているんだから『途中経過』がどうあれ、そんなものにいちいち構っていられるか。なんせ毎日、流される情報が二転三転するんだからな。参考にならん。
公務員改革にしたって、今、やってる場合じゃないだろう。現在、日本は深刻な不況下にあるんだ。
景気対策に失望しているという声も聞く。しかし景気対策法案である二次補正予算は2月に成立している。その効果がもう現れるなんてことはあり得ない。去年の臨時国会は政権交代直後、最初の国会だから与野党供に手探り状態で当たり前だ。
先送りを非難する前に、現状を見据えての優先順位を見極める必要があるだろう。
そりゃ裕福な人からすれば景気対策も生活保護も必要ないかもしれないが、大半の日本人はそうじゃないんだ。
しかし、それでも半年で修復できるなんて思う方がおかしい。
私から見れば、半年で非難に変わった連中は、プロ野球に例えてルーキーに打者の三冠王を獲れと言っているようなものだ。


ズバリ、できるわけがない。


一つタイトルが獲れればいい方で、まず無理なのは当たり前だ。経験がないのに打者最高峰を獲るなんて不可能だ。投手は7割くらい抑えることができるので不可能ではないかもしれないが、打者は、どんなに凄い打者でも3打数1安打がやっとなのである。イチローはヒットしか打てないから5打数2安打近くになるし、落合博満現中日ドラゴンズ監督はヒットだけを狙うなら4割は軽いと言っていたけど、それでも6割は失敗する。経験があっても6割~7割は失敗するのである。
だから今、鳩山政権を判断することは愚の骨頂である。
政権担当今年が一年目なんだから、今年が基準だからであり、二年、三年とやって初めて目に見えてくることだろう。
それが良い方向にいくか、悪い方向にいくかは、そのときになって初めて分かるのである。
予知能力者でもない限り、判りっこないんだから、知ったかぶりして勝手に決め付けるのはおかしい。
私はまるっきり信用していないが、共同通信によると内閣支持率が36%まで下がったそうである。
仮にこの調査が本当に行われたとして想定すると、調査の電話を取った人は何を以って不支持といっているのかを知りたいところだ。
んまあ、大体は見当つくけど、何せ、日本の『世論調査』とやらの電話を取る人間は決まって昼間、家にいて、しかも固定電話しか知らない人間だけであるから、こんなもの、新聞テレビマンセーの団塊世代以上かニートか専業主婦しかいない。しかも2000人に依頼して回答率60%。
日本人口の0.1%かつ固定電話に出られる人間のみに聞いた調査を『世論調査』なんて言ってほしくないものだと真剣に思うし、いったいいつから、こんな頻繁に世論調査が取り上げられるようになったというのだろうか。
これで政府が国の運営方針を判断されるのは非常に嫌なんだけど、つまり、マスコミの垂れ流す『世論調査』で政策が左右されるということは、マスコミが勝手に国の方針を決められるということの同意語であり、民主主義にありがちな罠ではあるが悪用されることによって、国民自ら自分の首を絞めていることになる。
ちなみに日本の大手マスコミというものは世界的に見るとまるっきり信用されていない現実を知っている情報を新聞テレビのみならず、インターネット、週刊誌に目を通している人間であれば、この世論調査を鵜呑みにすることはない。


さて、いつもながら(今回は中日新聞も含む)お馬鹿なマスコミが言うには『政治とカネ』とやらが直撃したそうだが、これがマスコミが捏造したフィクションを垂れ流した結果による世論扇動の一端であると言っても過言ではない。
というのも今回の『政治とカネ』とやらは鳩山総理と小沢幹事長を狙ったものではあるのだが、首相のはちといただけない部分はあるにせよ、贈与税を追徴課税として延滞加算込みで6億支払っているのでけじめはついている。
小沢幹事長にいたっては大妄言リークで、あたかも記載されていない献金を受け取ったり金の流れが複雑なのが問題だったりした言われ方をしていたようだが不起訴になっている。それも東京地検が1年と血税20億かけて、押収資料の隅から隅まで調べたのに何も出なかったのだから、小沢氏の言葉を借りるなら、文字通り『潔白』だったってことだ。
しかし、新聞テレビは、捜査に1年かけたことも血税20億をつぎ込んだことも一切報じなかった。この事実を知らない人はたくさんいる。
自分たちの妄言を無かったことにしたばかりかTBSにいたっては寸劇VTRまで作って捏造していた事柄を覆されたことをスルーして「黒に近いグレー」とか言う憶測で今回の顛末を締めくくったのである。
こんなボンクラマスコミの横暴を鵜呑みにする国民にも大問題があって、なぜ報道を疑うこともしなければ顛末を求めようともしないのか、とか真剣に思う。
不起訴=無実である。
石川議員や大久保氏の起訴事実は記載漏れ以外何もなかったのである。
さらに大久保氏の件に関して言えば、去年の逮捕起訴事実について裁判で覆ったのである。(無罪判決が出るかどうかは分からんが)
なぜ、アレだけ大騒ぎしたことについて顛末を求めようとしないのか。
大手マスコミ報道からは見えてこないんだけど、周りを見る限りじゃ、誰も顛末を求めてない感じはする。となると国民の方の意識にも大問題があるってことだ。
むろん、私が高尚だなんてことは少しも思っていない。
ただ、アレだけ大騒ぎしたのだから顛末は知りたいと思う。しかし、顛末はネット上にしか出てこない。さすがに隠し切れない大阪地検の村木厚子氏の件に関してはチラホラ出てきてはいるようだが、それでもテレビは流さない。
こんないい加減な報道に疑問を持たない日本人の感覚が私には理解できない。
鳩山首相はともかく、小沢幹事長については今回は完全に大手マスコミのでっちあげなのである。でっち上げじゃないなら、垂れ流された妄言が事実であるならば絶対に不起訴にならない。しかし不起訴になったってことは報道が完全に出鱈目だったってことの裏返しなんだ。
どうして、そう思わず、憶測を自身で検証しようともしないのか。


日本の報道機関モドキが垂れ流す『世論調査』とやらは信ずるに値しないが、やっていることは国を破滅に導こうとしているものである。
国民は四年の任期があるというのに一年で辞めると言った総理を選び、その後、二人も総理を投げ出すような馬鹿を輩出し、三人目は国民に真意を問うことなくしがみ付いた醜悪な総理を選出した結果、日本が世界中から信用をなくしてしまっているってことに気づいていないのだろうか。
支持するしないじゃなくて、今は鳩山首相を頭にした民主党連立政権を転覆させてはならないのである。なぜなら選挙で樹立した政権であるし、やっと世界からの信頼が戻りつつあったのである。
それを、大手マスコミの姦言に乗せられ、一年も経たない内に転覆させるってことは、この国は民主主義国家でなく共産主義国家であることを世界中に知らしめることと同意語であることに気づいたほうがいいんだけど気づいていない連中があまりに多すぎるのがなんとも悲しいものがある。
普段、昼間の勤務でテレビのないところで仕事をしている私だから、昼のワイドショーはほとんど見ていないのは当然のことなんだけど、昨日、出先でたまたま、ワイドショーをやっている時間に出くわし、ミヤネ屋とかいう日本テレビのワイドショーを見る機会があった。
一言で感想を言えば、

「アホだ」

これを真剣に思った。
こんな低俗でどうしようもない番組を毎日毎日垂れ流しているのかと思うとテレビ局ほど無駄遣いしている企業はないな、としか感じられなくて、何がアホだったかというと、民主党バッシングに全ての時間を費やしていたことだ。それも全部、憶測と掘り下げない上っ面のことばかり。
昨日の昼だから、北海道5区選出の小林議員の後援会が献金を受け取っていて、それを記載していなかったことと、小林議員が知らなかったというのは何事か、というのを大根役者コメンテーターどもが眉間にシワ寄せて声を荒げていたんだけど、思いっきり論点がずれている。
まず記載していなかったというのは単純ミスだ。新聞テレビは逮捕された人たちが「自分たちは知っていてやった」とか流していたが、よっぽどの馬鹿以外は石川議員や大久保氏、最近では大阪の方の村木氏のことを思えば、本当にそうなのかどうかをまず疑う。んまあ、日本にはよっぽどの馬鹿が多いから顛末を求めずに知ったかぶりする連中が後を絶たないのが頭の痛いところなんだけど、石井議員にしろ、大久保氏にしろ、村木氏にしろ、検察調書とマスコミ報道がまったくの出鱈目であることは裁判とネットを通じて、知っている人には知られてしまっているのである。今回の小林議員の件も同じ構図だから、今は大々的に流しているけど裁判が始まる前には音沙汰が無くなっていることだろう。無罪だってことを知られたくないもんな。てことで、団塊世代を中心としたお馬鹿なB層は、思い込みも大概にして顛末を知ってから喋って方がいいと思うぞ。自分たちが日本を没落させている風聞被害の加害者であることを自覚した方がいい。まあ自覚できないだろうけど。
んで、献金を受け取ったことが何故悪いかを言わない。法律的に言えば献金を受け取ることは合法だし、記載ミスくらいで目くじらを立てるお馬鹿なマスコミは世界広しと言えど日本だけだ。要するに受け取った献金が何を意味しているかを知って初めて悪いことになる。
今回も何もない。単なる記載漏れの話だ。贈収賄に使われたわけでもなければ、選挙買収に使われたわけでもない。これの何がいけないのかをさっぱり説明しないところにミヤネ屋の馬鹿さ加減が溢れ返っていた。なんか有名な大学教授の肩書があった人もいたけど、分野がまったく違うので完全に御飾りとしか思えなかった。
んで、何かある度に民主党が悪いだの、ダーティーだのを連呼する。
挙句の果てに、「去年、国民は汚い自民党からクリーンな民主党を選んだのに、これじゃ変わらないじゃないか」とのたまっていた。
馬鹿もここに極まりである。
いったいどこの誰が「民主党がクリーンだから」で投票したというのか。去年の総選挙の争点をすり替えている。
去年の三月から散々、言われなき『政治とカネ』で民主党を攻撃して煽り立てていたのは国賊集団である大手マスコミだ。誰も民主党がクリーンだなんて思っちゃいない。勝手に決め付けるなと言いたいものだ。
国民が民主党に投票したのは、自公政権の悪辣政策に怒りが爆発したからである。それを理解していないとしたらテレビはもはや情報媒体として何の役にも立っていないことになる。なぜなら国民の意識と完全に乖離しているからであり、国民の知りたい情報を流していないことを意味するからだ。


昨日のミヤネ屋がこんな状態だから、他局も含めて今の日本のテレビ報道なんてたかが知れている。
報道とは名ばかりのゴシップコメディの内容が大半を占めていることは想像に難くない。
ただ、その低レベルさに気付いていない国民が多々いるのもまた事実だ。
鵜呑みにする前に事実を探求する気概を持たないと、日本国民の意識は向上しないだろうな、とか思わされた昨日のミヤネ屋の感想だった。
政治記事に関して言えば、読売、産経、日経、地元ローカル紙・北國新聞はまるっきり信頼できないゴシップ紙であるが、朝日、毎日はやや葛藤気味で、中日は非が主流であっても、まだ是々非々を以って報道していることは疑いのないところであろう。
ゴシップ四紙は手の施しようが無いくらい腐り切っているのだが、中日、朝日、毎日は何をやっているのだろうか。
昨日の毎日、最近の朝日について、有識者ブロガーの方々が紹介してくださっていたので、矛盾と支離滅裂になっている事に気付きながら、あんな文章を書いているのかと思うと、いっそうのこと、健全化したらどうかと思う。
んでもって今日の(北陸)中日新聞にしてもおかしなことが書いてあった。
民主党連立政権が粛々と予算審議を進めていることに対して「政権浮揚のために」とかしてあって、アホかといいたい。
今現在、日本はまだまだ深刻な不況下の中にいるのである。
早期の予算成立施行は当然、求められていることであり、審議拒否して成立を遅らせようとしている自民党は糾弾されて然るべきだとしても、他の与野党は早期の予算成立のために動いているのであり、そこに党利党略は存在しない。
ならば、勝手に党利党略のような書き方はすべきではないし、じゃあ、なぜ(私はまるっきり信用していないけど)世論調査で内閣支持率が下がっているかを、マスコミどもは胸に手を当てて自分の心の声に耳を傾けろと言いたくなる。
無いこと無いことを捏造し、政権一年目のルーキーに対して、最初から非難ありきの非難しか非難しかしていないんだから、日本の世論調査の電話を取ることが出来るB層及びよっぽどの馬鹿たちが、(元々できるわけでもないが)まともに判断させない状況にしておいて、内閣支持率が下がったもクソもないだろう。
肝炎関連や母子家庭加算復活をまるっきり伝えず、モラトリアム法案にしたって利点をまったく挙げずに、金融業界視点で記事を書くから、せっかくの中小零細企業救済法案がまったく活かされていない現実を生み出している。
んで、最近で言えば、小沢民主党幹事長の大妄言リークの垂れ流しだ。
不起訴になった時点で、自分たちの流した情報が全て誤報であったことになったというのに、それを認めもせず、「黒に近いグレー」とか意味不明の言い訳に終始しているのはいったいどういうことか。
是々非々を用いる中日新聞でさえ、『政治とカネ』を長崎県知事選の敗因の一つに上げていたが、それは大手マスコミが現時点では無罪であるにも拘らず、あたかも本当にあったかのような大誤報を流し続けておいたから、『政治とカネ』を持ち出すなんて頭がイカれているとしか言いようが無い。
小沢幹事長も、大手マスコミの馬鹿な質問に対して、「小沢は疚しいところは無く潔白であった、という報道を1ヶ月続けた後の世論調査に関しての質問になら答える」なんて思いっきり皮肉で返していたのだから、『政治とカネ』なんて話は大手マスコミがでっち上げた自作自演だろう。それを勝手に世論にしないでもらいたいものだ。
これを中日新聞が指摘していないのが本当になんとも残念で、読売、産経、日経、北國はともかく、朝日、毎日、中日は、まず謝罪すべきである。
投げっぱなしで、後はほったらかしじゃ、小沢幹事長に『説明責任』を連呼する資格なんてあるわけがない。
まず新聞各社は今回の小沢氏の一件について顛末を事実関係に基づいて報道し、大誤報の謝罪をしなければならない。
まあ絶対にやるわけ無いけどな。隠蔽体質ニッポンの象徴的な連中がこいつらだ。
特に責任とからは真っ先に逃げ出す連中だから自分の非を何か別のことで覆い隠す事は目に見えている。
まったくもって情けない話としか言いようがない。



ただ、この件に関して言えば、団塊世代を中心とした新聞テレビマンセー連中もいい加減に気付け。
不起訴ってのは無罪と同意語だし、おどろおどろしいテレビのフリップは立件できなかった妄想だったってことにだ。
まったく持って、新聞テレビマンセーの連中の頭の中もイカれているのだろうか、想像力が欠落している上に、顛末を求めないでおきながら「小沢は悪人」だなんてほざいている事に疑問を感じていないようだ。
まず顛末を知れ。その上で、自分の非を認めたがらない勝手な憶測で人を判断するのはやめろ。
話はそれからで、まず事実関係の顛末をちゃんと自分で調べてから物を言え、ってやつだ。
こんな連中が親だったから、モンスターペアレントやガキママが増えたんだろうな、とか考える今日この頃。
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