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昨年末の総選挙を受け、馬鹿な国民の馬鹿な国民による馬鹿な国民のための馬鹿な政府が誕生したわけだが、その一方で最後の実力者と言われ、11月に晴れて無罪放免を勝ち取り、大手を振って表舞台に出てくるのではないかと思われた小沢一郎は、結局最後まで出てくることはなく、日本未来の党の嘉田氏を前面に立てて、どことなく裏方に回る振りをして表舞台に立つことがなかったことが印象に残ったわけだが、これをマスゴミは「小沢の時代は終わった」と囃し立て、それを賞賛する馬鹿国民が多数いるのはなんとも、文字通り「馬鹿馬鹿しい話」である。
まったく持って70年前と同じ。
戦争万歳を叫んだ国民を彷彿とさせる現在の日本国民なわけなのだが、もう一回焼け野原になったとしても、半世紀も経てば元の木阿弥になるような気がしてならない。
とと、話は逸れてしまったがはてさて。
表題の通り、小沢氏が日本を見限ったのではないか、という理由が、今回、表立って出てこなかったことにあるような気がしてならない今日この頃である。
もし氏が本気で日本再建を目指しているなら、堂々と表舞台に立つはずなのだが、選挙で惨敗した後に生活の党の代表に就いたところを見ると遅きに失した感は拭えないし、日本を再建する気がなさそうな感じがしてならない。単に今年夏の参院選のための体裁作りにしか見えないのは私の気のせいだろうか。しかも、この参院選で敗れれば「責任を取る」形で代表を退く腹積もりのような気がするし、それも碌に党として選挙運動することなく、小沢氏らしからぬ敗戦の道を選ぶのではなかろうか、という疑念さえ抱いている。なぜなら本人は次期衆院選までは国会議員でいられるわけだし、年齢的にも次回の衆院選に出馬せず政界引退の道を選んでも何の不思議も無い。ついでに氏は心臓に疾患があるわけだから、辞める理由としても真っ当なものである。




つまり。小沢一郎氏は既に自分の老後から人生の幕引きまでを見据えて活動し始めた、と見ても良いのではないかと思う。




こう書いて。
しかも、小沢氏がその通りの行動を見せたとき、小沢信者は「小沢氏は日本を見捨てたのか」とこれまでの支持を翻してシュプレキコールをあげることだろう。
しかし、その行為は間違いだ。
なぜなら、前にも言ったが、小沢氏は神でもなければ聖人でもない一人の人間なのである。
『人間』としての小沢一郎氏であれば、今後、私が予想した行動をとっても不思議は無い。
考えてもみてほしい。
1993年に将来を確約されていた自民党を飛び出して。
以後20年もの間、日本を何とか自立国家にしようと躍起になって。
小選挙区導入を始め、断固たる決意で官僚支配の打破を目指し、冨の国民還元体制を作ろうと奮闘した結果はどうだったか。
既得権を破壊されることを誰よりも嫌った官僚と官僚が手をまわしたマスゴミからの謂れのない大バッシング。
そしてそれに群がり、何の検証もせず、すべてを鵜呑みにする愚かな国民たちからの嫌悪の視線。
しかも最後には難癖とでっち上げとサクラによって犯罪者扱いされた上に裁判にかけられて、それも無罪放免だったにも拘らず、マスゴミの扇動を真に受けた馬鹿国民から「それでも真っ黒の政治家」というレッテルは拭われなかったのだ。
そんな『国民』のために、誰が働きたいと思うだろうか。
少なくとも自分自身に置き換えてみれば分かるだろう。自分だったらそんな『国民』のために働きたいと思えるのか? そうじゃない国民もいる、と主張する人もいるかもしれないが、圧倒的大多数の国民は調べもせずにただただマスゴミの扇動を真に受けて『小沢=巨悪』と思い込んでいる大馬鹿者なのだ。多数決が世の常とするのであれば、少数派(マイノリティ)の小沢支持者の意見の方が通らないのは自明の理でしかないのだ。それならば小沢氏ではなく馬鹿な国民の側に非難の矛先を向けるべきではないか。
だから、小沢氏だって、もう嫌になっていてもおかしくもなんともない。
「こんなに頑張っているのにどうして理解されないんだ」という意味ではない。
「アホくさ、何でこんな国民のために頑張らなきゃならんのだ」という意味だ。
よって、小沢氏が日本を見限って残りの人生を謳歌する道を選んだとしても、それは仕方が無いことなのだ。
なぜなら、そうさせてしまったのは大多数の日本人が原因であり、小沢氏に責は無い。少なくとも私はそう思うし、事実、この話をしたら、周りのお馬鹿B層は「小沢は自分のことしか考えていない」と批判した。
本気でアホかと思う。
これまで、どれだけ自分たちのために頑張ってきてくれたかを知らずに難癖を付けてきたくせに何を言っているんだと思う。
これまで、小沢氏をバッシングした連中が選んだ正反対の政権が自分たちに何をしてきたが見えてないんじゃないかと思う。
要はこういうことだ。
日本国民は真性のドMで虐げられる方を選ぶような民族なのだ。
富の還元なんてもっての他、むしろ全財産を搾取してください、とさえ思っているような民族なのだ。
ならば、小沢氏のような人材は受け入れられなくても仕方ないと言えるし、小沢氏も、2009年から今回の選挙を鑑みて、それを確信したがために、もう、国民のために働く気は失せたとしても何の不思議も無い。
私自身は小沢氏が日本を見限り、老後の生活を考え始めたとしても、それを悪く言うつもりはまったくない。
むしろ、これまで、あんな仕打ちをされていたにも拘らず、よくぞ身を粉にして頑張ってくださり、ご苦労様でした、と労う気持ちしかない。
小沢氏も残り少ないであろう人生を、これからは自分のために使ってもらいたいと思う。
と言うか、私自身、こんなボケ国民のために身を削る必要はまったく無いとさえ思っている。


さて、最近、ネット上では先の衆院選に不正があったとかで話題になっているようだが、それがあったかどうかは知らんけど、それを含めても日本の国民が愚かであることには変わりは無い。仮に不正があったとしてもそれを正すことなく「諦める」と言う言葉か「知らなかった」という言葉を使って受け入れるだろうから結果は同じだ。
どっちにしろ、知る権利や表現の自由、基本的人権の保障すら奪われていることに気づいていない以前に気付こうともしない国民なのだから、馬鹿は死ぬまで直らないと諦めて(、、、)、海外移住の道を選ぶ方が賢いのではなかろうか。
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私は常々、2013年までかけて民主党政権を判断すると言ってきたが、ここでそれを撤回する。
今回の参院選で自民党、民主党じゃない政党と候補者へ投票することにした。なぜなら日本の政治は個人を選びながら政党政治というわけの分からない体制だから、支持しない政党の候補者を個人的感情で選ぶ意味はまったくないからである。
とてもじゃないが今回の菅首相の人事を見ると、去年、まともな現役世代の有権者たちが望んだ政権交代の意味を理解しているとは思えない。
参院選を睨んでの人事になることは当然なのだが、まさかあんな頭の悪い人選をするとは思わなかった。(非難パフォーマンスで名を売ろうとする)枝野氏と(前原グループの)安住氏でどんな選挙戦をやるつもりだ。残り一ヶ月の時点で戦略を変えるつもりなのか? 候補者は相当混乱すると思うぞ。もう選挙になりはしないだろう。なんせ、ここに来ての戦略変更は党の信用に関わってくる。「今まではなんだったんだ?」と思われて選挙に勝てるわけがない。
今月開催のW杯直前に岡田監督の進退云々言っているのとと同じだ。本番直前で戦略を変えることは許されない。当然である。例えは悪いが、どんなに岡田監督が無能だろうと、もう残り一ヶ月切った時点で監督を変えるのは、戦略の変更を意味するわけで、これまで長い時間かけてやってきたことを突然変更してうまくいくわけがない。それは付け焼刃であり、すぐ壊れることが当然だからだ。
だから、何を言われても、私は岡田監督に辞めてほしいとは一度も思わなかった。辞めるならW杯の後だろうとしか思わなかった。
W杯に限らず国際大会は国と国の威信をかけた戦いである。どの国も勝利を世界一を目指す。故に土壇場での付け焼刃変更は国の沽券に関わる問題であり、どれほど無能だろうと付け焼刃よりははるかにマシな戦略なのは確かなのだ。なぜならチームをそういう風に作ってきたからであり、それは世界一のためなのである。
参加することに意義がある、なんて馬鹿な考えを持っているのは日本人だけだ。だから最初から負けることを算段して言い訳を考えている。少しでも傷つかないよう取り繕うことを優先している。
こんな国は国際大会に出る資格はない。
カメルーン、オランダ、デンマークは確かに日本以上のレベルであることは間違いない。しかしだからと言って諦めることこそが非国民だ。
日本国民なら日本の勝利を願うべきであり、敗戦の言い訳を考える必要はない。
だからこそ、ここまで3年の月日を費やして日本代表を作り上げた岡田監督辞任には大反対なのである。幸い、岡田監督はW杯で指揮を振るうようなので、戦果はどうあれ、今、監督を代えるよりはマシな中身になることだけは間違いない。
にも拘らず、菅首相は選挙戦略の変更に手を出した。これは許されない。
こんな連中に票田である業界団体、そして労働組合が付いてくるものか。文字通り風頼み選挙戦略で行き当たりばったりとしか言いようがない。せっかく小沢氏が被害を最小限に食い止めようと奮闘していたのにそれをすべて無に帰するつもりのようだ。今回の参院選で負けると言っても50は確保できると思っていたが、こんな連中では40がいいところだし、またそうならないとしたら日本国民の頭を疑う。
単に人の悪口を言っているだけで票を取れるなら社民党、共産党あたりが政権を担ってもおかしくないわけだが、そういう風になっていないということは、日本国民は少なくとも人の悪口しか言わないような連中を支持する気はないってことの裏返しになる。
有権者にも多少の良識は残っているのか、それとも単なる判官贔屓なのかはこの際、置いておく。
しかし、今回の菅総理が選んだ選対は『人の悪口だけを言って政策が二の次の』連中なのだ。いったい何を考えているのか。
民主党支持者のみならず他党支持者からも渡部、前原、仙石、玄葉、野田、枝野、生方は嫌われているのだ。
当然だ。人の悪口しか言わないような連中が好かれるわけがない。こんな連中が中心に来るなら間違いなく半分以上、票は逃げる。それが分かっていないとしたら菅首相は新聞テレビに踊らされすぎだろう。
昨日、8日までずれ込んだことは良かったと思っていたが、単に先延ばしだけであったことに憤りを感じて仕方がない。本当に菅総理は世襲ではないサラリーマン出身の国会議員なのか? 国民の苦労ってやつをちゃんと理解している人なのか?


選挙とは何か。
それは国民を代表して国を担う代理人を選択する行為である。
国を担う代理人とは何か。
それは選んでくれた国民に対して奉仕し、国を守り、国益に勤しむ存在である。
この場合の国を守るとは国民を守る、を指し、国益に勤しむとは国民の利益のために、という意味である。
そのため、選挙では熟慮を重ねて自分たちの代表を選ばなければならない。国を運営する以上はそれ相応の費用や人間関係が必要になってくるので、それに相応しい人材(=いわゆるお金持ち)しか政に参加できないのは如何ともし難いとしても、代表を選ぶ権利は二十歳以上の国民一人一人にあるものなので、自分たちの生活を考慮して、最大公約数で『幸福』を運んでくれるであろう人物を選択することが然りである。


むろん、こんな当たり前のことは言うまでもないのだが、しかし残念ながら日本国民の大半はこんな風に考えないので、悪びれも責任感の欠片もなく棄権する輩が多い。
もしかしたら、この文章を読むと気を悪くされる方もいるだろうけど、別段、その人だけではなく、周りに結構いるので、あえて言うが、「政治のことはよく分からないので関わりたくない」と公言する愚者があまりに多すぎる。
いったい『政治』の何が分からないのだろうか。
仕組みか? 法律か? 裏か?
はっきり言っておこう。それは単なる現実逃避だ。前々から私は言ってきたが『政治』は自分たちの『生活』を直撃する。それゆえ、目を逸らしてはならないものだし、分からないなら何が分からないかを自覚すべきだ。難しいことは何もない。単に大手マスコミという知ったかぶり連中が難しい言葉を使うから、その言葉を知らないことを認めたくないだけで目を背けているだけに気づいた方がいい。
目を背け続けるから、日本の荒廃に気づかないし、気づいたときには手遅れになるのである。今現在、景気はようやく底を打ち、プラスマイナス0に向かっている。本来であれば半年前ではなく、去年の今時分から向かっているはずだったのだが、明らかに半年遅れになっているのは新聞テレビは景況について報道せず、マッチポンプで自作自演のスキャンダル報道に走っていったからだ。
日本人はとかく大局を見失う。見失うだけならまだしも間違える。
その一番いい例は70年前に馬鹿みたいに戦争万歳を叫んだ連中だ。そして前も言ったけど、日本人は70年前から十年一日なので大本営発表のマスコミを鵜呑みにし、検証もせずに決め付けて正義気取りの自己満足に浸りたがるから救いがない。


本当は民主党政権を見限る真似はしたくなかった。それは一年で国の首長が変わるような国では碌なことにならないのは目に見えていたからなのだが、今回の菅首相の人事は新聞テレビに懐柔されたようなものだったから、これでは民主主義の放棄に等しいとしか思えなかったからだ。
国会議員を選ぶのはマスコミではなく国民なのだ。だからこそ、マスコミに屈服し、国民無視の人選に走った菅首相を許せない。
いったい、この国はどうなってしまうのだろうか……
6月2日の鳩山首相辞意表明から4日という異例のスピードで代表戦で大方の予想通り菅直人新首相が誕生した。
ここまではハッキリ言えば想定内。こういう段取りになっていたからこその辞任劇だったと思っているのは誰しもが思うことだろう。思わない連中は、よほどの無知に違いない。これは新聞テレビマンセーのお馬鹿たちでも予想できるし、ある意味、新聞テレビマンセーの連中よりはマシな無関心連中でも分かっていたことだと思う。
と言うわけで、私は別に菅直人首相でも構わないと思ったし、どうせ参院で民主党は敗れるのだから一ヶ月後には辞任するんだし、誰がなったって同じだとしか考えなかった。
んまあ、新聞テレビすら見ない無関心B層の中には未だに民主党が参院選で勝てると思っている輩が居るようではあるが、ここまで無知ってのはさすがに社会人として相当マズイ気はするのだが、それはその人の人生だ。他人ってわけでもないけど、もういちいち構ったり諭したりしてやるような年齢でもないので自己責任で恥をかけばいい。そうしなければ分からないところまで来ているので私は干渉するつもりもない。


と言うことで軌道修正。


とは言っても、菅首相は日本の舵取りおよび参院選での民主党政権維持を考えるのは当然なのだが、どうも昨日の会見と進めようとした人事を鑑みるに、その意気込みがまったく感じられなかった。まずもって政調の復活と言ってる時点で政治主導を放棄して、また官僚主導に戻すつもりなのかとさえ思ったからだ。これでは何のために去年、国民が政権交代を望んだのかということを理解していないと言わざる得ないし、民主党が、国民生活デストロイヤーと化した21世紀の自民党と成ってしまうのは目に見えている。21世紀の自民党に嫌気が差したから国民は民主党を受け皿に選んだ(特に現役世代の)有権者は少なくないのだが、これが分かっていないとしたら各種国民救済法の凍結さえ視野に入ってしまうので不安いっぱいだ。
それと、仙石官房長官人事はまあいい。前任があの平野なんだから誰がなったところで平野以下の輩なんてそれこそ火事場泥棒で血税2億5千万円を強奪した麻生政権の官房長官くらいだから、それはそれで容認できる範囲だけど、誰しもが指摘するとおりで幹事長に枝野氏を充てようとしたときに思いっきり首を傾げてしまった。
幹事長とは党のまとめ役であり、前任が小沢氏だと言うのに、どうやって引継ぎするつもりだったのだろうか。
参院選まで残り一ヶ月ほどになったこの時期に選挙戦略を変更するつもりなのかと思うと菅首相が何を推し進めるつもりなのかまるっきり理解できなくなったのである。
よもや露骨に反小沢氏グループで固めるのであれば、選挙戦略として間違いを犯すことになる。「反小沢」を唱えて選挙に勝てるわけがない。
確かに日本の有権者の大半はお馬鹿の集まりだが、お馬鹿だけに『引責辞任』で水に流す輩も少なくない。辞めた以上、これからは民主党の今後の方針を見て投票する。それは去年5月16日に鳩山代表が選出されたときに証明されたのだ。
ましてや小沢氏は各種団体と根回しに根回しを重ねてきたし、労組からも絶大の信頼を得ているのである。参院選被害を最小限に食い止める施策をして来たし、2006年4月の代表就任後、2007年参院選、2009年衆院選、今年の参院選を中心に、風だけに頼らないドブ板選挙を地盤を持たない新人民主党議員に叩き込んできたのだから、それをここに来て、今また風頼みだけの戦略に変更してしまえば、各候補者が混乱するのは目に見えている。だからこそ、去年、鳩山氏は小沢氏路線を継承したのだ。土壇場での戦略変更なんて愚行以外の何者でもない。それを平然と菅首相はやるつもりなのか? だとすれば何のために民主党代表になったのだ?と言いたくなる。
さすがに、それは待てと党内からも声が上がったので枝野氏幹事長就任は白紙に戻ったようではあるが、これでははっきり言って前途多難だ。お友達人事では碌なことにならないことを小泉、安部、福田、麻生、(『親友』の平野を官房長官に指名した)鳩山と連続五代で証明してくれたというのに学習能力というものがないのだろうか。


さて、超特急での人事に待ったがかかり8日まで組閣がズレたことは良かったと思う。もし、昨日、菅首相が強行に進めていようものなら目も当てられない人事になっていた気がしてならないからだ。深謀熟慮する時間ができたのは悪いことではないだろう。
8日に新内閣が誕生するわけだけど、ここがどんな人事になるかで大体、菅首相の方向性が見えてくる。
鳩山政権で結果を残してきた長妻厚労相、赤松農水相あたりの留任は確実でなくてはならないが、まるっきり成果を上げられなかったばかりか民主党支持者から反感を買った北沢防衛相、千葉法相は当然変えてもらわなきゃならん。普天間基地のことは国防であり外交じゃないのだから寄与することは少なかったのにどうにも勘違いされている岡田外相は外務大臣の任を解くしかないが、情報透明化に意欲的なのは確かなので総務相に据えるべきだろう。小沢氏の覚えがいい細野氏か原口氏あたりをどのポストで登用できるかどうかで民主党支持者が離反を思いとどまるかどうかも見えてくる。
それに何より、あの子ども大臣・前原国交相を留任させるかどうかで菅首相の行く末が決まると言っても過言ではない。
何と言っても昨年の民主党マニフェストで2010年度予算に盛り込めなかった事案のほとんど(八ツ場ダム建設中止に伴う保障、ガソリン暫定税廃止、高速道路無料化促進)は、すべて国交省絡み。そしてその所轄大臣は前原氏であり、この責任は鳩山首相が引責辞任した以上、当然、前原氏も引責辞任してもらわないと筋が通らないし、閣僚ポストなんて与えてはならないのは当然のことだ。ましてや前原氏は 内閣府特命担当大臣 (沖縄及び北方対策)でもあったというのに、北方領土問題でも沖縄基地問題でも何もできなかったばかりか何もしなかったのである。こんな使えないのを留任させるようなら菅首相はまったく日本のことを考えず民主党の自民党化に走っていると見られても仕方がないことになる。


菅首相が、露骨な偏り人事、官僚主導に走り出すようなら、私は2013年まで民主党政権を判断しないつもりでいたが、それを撤回しようと考えている。
国民が何を求めて民主党に政権を委ねたかを、菅首相がちゃんと理解しているのかと思うと不安で仕方がないのだが、可能性は低くとも杞憂に終わってほしいとは願っている。
一昨日だっただろうか。
高速道路上限2000円について、小沢民主党幹事長が見直しを求めたのは。
以来、喜び勇んで日本の大手マスコミが鳩山首相に対して小沢幹事長か前原国交相か、などと書き連ねている。
むろん、こんなものは大嘘だ。
それは1月の石川議員のときの大妄言リークや生方氏のことでも明らかなように、小沢氏は一言も言っていないのに、勝手に言ったことにされているのだから、おそらくだが、小沢氏が言ったことというのは、植草氏が主張されていることが事実に一番近いのだろう。
とすれば、前原国交相は完全に物事の順番を間違えたとしか言いようがない。
言われたからってムキになって反論するんじゃなくて、一呼吸をおけばよかったのだ。
「検討します」と答えて、もう一度、検証してみて、それで「高速無料化への道筋もちゃんと立てられますので、これでいきます」と主張すればいいのに、頭から意固地になって、「現行案で行く」と答えるのはいただけない。
それにしても前原国交相は、自身の子供大臣振りが如何なく発揮されていることに本人は恥ずかしさを感じないのだろうか。
就任当初は凄く頑張っていたのに、今は全てが頓挫してしまっている。
八ツ場ダム、JALといった名を上げるチャンスを尽く潰してしまい、民主党公約に掲げてあったガソリン暫定税廃止を推し進めることもできなかった。
それで自己反省しているのかと思えば、すべてを周りの責任して、自分は悪くない、というまったくの子供の理論で最近ではヒステリックになっている。
そもそも鳩山首相が前原氏に国交相を命じたのは、前原氏失脚のためだろう。
鳩山氏がそう考えるのは当然だ。
自らが出資している民主党をわずか数ヶ月で解党寸前に追い込み、その窮地を救ってくれた小沢氏を嫉妬だけで目の敵にして散々楯突くような言動を繰り返してきたのだから。
それゆえ、民主党政権下では間違いなく冷や飯食いになるであろう国土交通省をやらせ、キレるのを待っていることは一目瞭然だと言うのに、まあ、さすがにそれには気づいていたとは思うし、見返してやろうという気概は持っていたようではあるが、完全に空回りしてしまったようだ。
ただ、前原氏は思い出してほしいんだけど、民主党は公約実現を四年かけてやるって言っていたんだから、そういう風に進めれば良かったのに、何を思ったか、焦って臨時国会から結果を出そうとしていたとしか見えない。臨時国会では何もできないのは仕方なかったのだ。なんせ初の与野党逆転。双方供に手探り状態。だから焦る必要はまったくなかった。本番である通常国会から見せ場を作れるよう、もって行けばよかったのだが、そのあたりが子供大臣と揶揄される所以か、目先までしか見えてなかったようである。
逆に、株を上げたのは同じく若手のホープと謳われた長妻昭厚労相だろう。
厚生労働省もはっきり言って難題が山積していた。年金記録に社会保障費削減問題、そして民主党公約として掲げていた子ども手当、公立高校無償化、派遣法といった国民救済法案の成立だ。それもこの公約実現は今年度からと工程に明記してあった。
そして、その困難なことを長妻厚労相はやり遂げたのだ。
法案成立は政府と与党の力と思っている人は多いと思うけど、立案や根回しは各省庁の仕事で、所轄大臣と副大臣、そして省庁の官僚を、うまく纏め上げないと法案提出すらままならないのである。それを長妻氏はうやり遂げたから公約を実現できたのだ。また、長妻厚労相は母子家庭加算復活、父子家庭加算成立、肝炎救済法に原爆や水俣病に関する和解と言った、旧政権下では達成できなかった弱者救済にも貢献し、医療費のアップも勝ち取った。
まあ、だからこそ大手マスコミは、高得点を叩き出しまくっている長妻大臣をまったく取り上げないんだが、如何に民主党の方針「コンクリートから人」という後押しを受けたとは言え、わずか半年でこれほどの実績を上げた長妻氏であるから、今、民主党で氏の評価は鰻登りなことだろう。

そこで私は考えた。
前原氏が嫉妬しているのは、小沢氏ではなく、好成績を収めている長妻氏に対してではないかと。
長妻氏も以前は反小沢グループの一員として見られていた時期はあったし、今でもたぶんそういうところはあるんだろうけど、前原氏は長妻氏を自分と同じ立場と見ていても不思議はないし、しかも自分はかりそめとは言え代表を務めた経験もあるから似たような歳の長妻氏をライバル視していたとしても不思議はない。
ところが現在、完全に水をあけられてしまった。
順調に得点を重ねる長妻氏に対して、自分は失点ばかりを重ねてしまっていることに逆恨みに近い感情を抱いているのだろう。だから、小沢氏の進言に耳を貸さないばかりか民主党政権失墜の切り込み隊長と化してしまっていることに気づいていない。
また前原氏は長妻氏のみならず岡田氏に対しても逆恨みしている可能性は高い。
岡田氏もまた、反小沢グループと言われているのに、自分とは違い、党内では評判が高い。人望もあるし外相としても記者会見のオープン化、核密約の公表、安保理での司会進行役という風に着々と点数を稼いでいる。ちなみに普天間は外交ではなく国防なので岡田氏の寄与する部分は限りなく小さいものだ。
要するに、前原氏は自分と同じ立場だと思っていた二人の功績が気に入らないのだ。この二人に対しては小沢氏が何も言ってこないことが腹立たしいのだ。
本来は自分のやり方のまずさが一番の理由だと言うのにそれに気づいていない証拠でもある。
そして今、一番の後ろ盾であったはずの渡部氏が軽率な発言をして党内で一気に求心力が下がってしまった。それも、もう立ち直ることはないだろうと思えるほどに。
枝野、仙石、野田程度を束ねたところで、衆参の多数議席は民主党の誰もが小沢氏の功績であることを理解しているから誰も付いてこないことは明白だ。
だからと言って、前原氏の嫉妬で民主党政権を潰すような真似は許されないのである。
前原氏が汚名を返上する方法はもちろんある。
それは、誰かをライバル視するのではなく、誰かをやっかむのではなく、国交相としての責務を果たすだけでいいのだ。
民主党が公約として掲げたガソリン暫定税の廃止、高速無料化を、焦らずに実現するだけでいいのである。
幸い、ガソリン暫定税については今、ガソリン代が急騰しているわけだから主張できるし、高速無料化は四年かけてやるものだ。
虚栄心という、つまらないプライドを捨てて、己の出世欲のためではなく、国民のための国交相として、これから実績を重ねてもらいたい。
前原氏は、岡田氏や長妻氏が小沢氏に対抗心を燃やしているのではなく、国民のためにどうすればいいかという情熱を燃やしていることに気づくべきである。
気づけないなら、これからは奈落の底に転がり落ちていくことだろう。
去年8月30日の総選挙の結果を受け、同年9月17日に新政権が発足してから今日で早半年。
その間、大手マスコミと検察が手を組み、それに自民党が乗っかる形で、それこそ来る日も来る日も民主党大ネガティブキャンペーンを張ってきた結果、新聞テレビマンセーの団塊世代を中心としたB層が完全に思い違いをしている現実があるわけなんだけど、非常に残念なことに民主党および政権与党内部、それも大臣クラスからもネガティブキャンペーンを張る馬鹿が居るのはなんとも情けないことである。
と言っても、前原、渡部、玄葉、野田、枝野、仙石あたりは単なる民主党の権力が欲しいだけなのだが、どういうわけか、民主党とも既得権益とも無関係のはずの連立与党の一角である社民党の福島瑞穂少子化担当大臣も己の職務を忘れたかのような言動を続けている。
福島少子化担当大臣は自分が与党の一員という自覚がないのだろうか。正直言って、ブログを読んでも熱意を感じられない。単に仕事の報告でしかなく、そこに本気でこれを為し得ようという気概が見えなかった。岡田克也氏のブログと比較すると一目瞭然だ。
私が岡田克也氏を買っているからそう見える分を差し引いても、もうちょっと熱意ある文章を書いてほしいものである。
テレビの報道モドキ番組に出ているときは野党さながらの発言を繰り返し、今日もNHKのインタビューで「政治とカネについて国民が納得するまで説明しなければならない」というセリフにはえらく力が入っていたのが印象深い。
子供手当や公立高校無償化、派遣法あたりは、どんなに熱弁を振るおうが、新聞テレビが流すはずないので言ったか言わなかったかは判断できないから割愛する。
話を戻して『説明責任』ついてなんだけど、これは民主党の反乱分子ならともかく、福島大臣は攻撃する側ではなく擁護する側のはずだ。なぜなら社民党がもっとも嫌うはずの既得権益集団から謂れのない難癖を付けられたからである。
社民党のアイデンティティは既得権益打破にあるはずで、斡旋利得も贈収賄も絶対に立件できない今回の小沢氏の一件は、社民党からすれば小沢氏が既得権益集団からの攻撃を受けている以上、守るのが当然だろう。
違うと言うのであれば、社民党の存在意義はないし、与党としても適切ではない。
小沢氏の件は検察が不起訴にした時点で、『政治とカネ』については何らやましいことがなかったことが証明されているのである。ならば大々的に政権与党の一角として小沢氏を擁護する発言をしなければならないのに、大手マスコミに乗せられて野党顔負けの発言を繰り返しすぎている。それが政権与党に不信感を抱かせていると言うことに気づかないのか?
同じ連立与党を組む国民新党の亀井金融財政大臣とはえらい違いだ。亀井氏は一貫して小沢氏を擁護しているので最近は、まるっきり声が聞こえてこない。これは当然、大手マスコミが流さないだけの話で、福島大臣も政府の一員なんだから、事実無根の検察の出鱈目を糾弾すればいいのに一緒になって小沢氏を攻撃するとは何事か。社民党が政権与党でいられるのは何故かを忘れたのか?
それとも元々、与党になる気はなくて、旧社会党の気概を強く受け継ぐ何でも反対万年抵抗野党でいたかったとでも言うのだろうか。もしそうなら即刻、国会議員を辞めてもらいたい。国民のために働く気のない議員なんて与野党問わず必要ない。


さて、福島大臣は気色ばんで「セツメイセキニン」を連呼するわけなんだけど、私から言わせれば、福島大臣にこんなことを言う資格はない。
福島大臣が献金を受けている云々の話じゃなくて、情報開示に関して言えば小沢幹事長、岡田外務大臣、亀井金融財政大臣、原口総務大臣の足元にも及ばず、いまだ記者クラブを抱え込んでいるからだ。いわば、自身が既得権益集団に取り込まれていることを自覚していない棚上げ論者に過ぎない。
小沢氏は毎週、フルオープンで定例記者会見を行っている。それを知らないとでもいうのか。
与党の一員として、「小沢幹事長は定例会見ですべて説明しているので、それをノーカットで流しては如何ですか?」と言ってやればいいのに、既得権益集団である大手マスコミの記者クラブと一緒になって「セツメイセキニンを果たしていない」と気勢をあげている時点で論外である。
まず、ご自身が記者クラブだけではなく、すべてのジャーナリストにフルオープンで記者会見を行なってから小沢氏のことを言うべきだろう。
フルオープン記者会見では、記者クラブごときの低レベルな質問なんぞ飛んでこないし、馴れ合いもないのだ。
まず、福島大臣自身がフルオープンの記者会見を開くべきである。
それができない限り、与党の一員に成長することは生涯無い可能性は高い。
と言うと大袈裟かもしれないが、現在の外務大臣・岡田克也氏は、私的には民主党連立政権において相当重要なことだと思っている。
とかく親小沢一郎派の方からは評判のよろしくない岡田氏であるけれども、それは小沢氏支持者の誤解ではなかろうか。
確かに、岡田氏は民主党の反乱分子である前原、仙石、枝野、渡部、玄葉、野田の七奉行とかいう枠組みに当て嵌められている。しかし、当の岡田氏は、果たしてそれをどう思っているのだろうか。おそらくだが、岡田氏本人にそんな気持ちはないのではないだろうか。
なぜなら岡田氏は自他共に認めるほどの堅物で実直、少しでも不正っぽいものを許さないことで有名なんだけど、反面、推定無罪の意識も強く持っている。それは昨年の3月3日、突然、小沢氏の公設秘書が難癖で逮捕されたときも鳩山氏と供に小沢氏擁護を打ち出したし、おそらく、表立っては一度も小沢氏を批判したことはないはずだ。新聞テレビは信用に値しないので、勝手に言ってるだけだ。その証拠に岡田氏のブログを当時、何度も読み返してみたが、一度も小沢氏批判はしていない。もっと説明したほうがいい、と言った類の文面があったけれども、これは『説明責任を果たしていない』と言っているんじゃなくて『納得してもらえるまで説明した方がいい』という書き方だった。似ているように見えるかもしれないがニュアンスはまったく違う。前者は完全な非難だが、後者は進言だ。その区別がつかない奴が岡田氏を除く他の六人である。
そもそも岡田氏は元々が、自民党竹下派で小沢氏と一緒にいたし、離党時も小沢自由党立ち上げの創生メンバーでもある。小沢氏が自自公連立に走りかけたんで一時、袂を別った時期もあったけど、民主党に合流した際、多少は難色を示したようだが、岡田氏が代表就任時に小沢氏を副代表に任命していることで二人の仲は悪くないとしか私には思えない。むしろ支え合っているようにすら感じるのだ。
その証拠に小沢氏が民主党代表時代にフルオープンの記者会見を開催していたのは、岡田氏が民主党代表時に情報公開に誰よりも意欲的だった流れを汲んでいるし、小沢氏が民主党代表に就任した2006年4月に打ち出した方針も岡田氏の踏襲に近いものがある。いいところは真似る小沢氏を見ているとそれだけ岡田氏を高く評価している裏返しではないだろうか。
2004年参院選の民主党の躍進は岡田代表の下で為されたことだ。2005年の衆院選で惨敗を喫してしまったが、あれは岡田氏の責任ではなく、当時、大手マスコミが完全な扇動報道を行ったためにテレビでの露出が相当抑えられ、草の根選挙以外の戦略を取れなかったがためのことであり、植草一秀氏までもが勘違いしてしまっているのはなんとも心苦しいところである。親書を送ったところ無視されたように感じたようだが、岡田氏の性格からいって中身を見なかったんじゃないかとさえ思う。なんせ、贈られてきた生エビを腐ること承知で相手に送り返すほどの徹底振りだからだ。
去年の代表戦にしたって岡田氏は鳩山氏に思うところは何もなかっただろう。純粋に四年前の屈辱を晴らしたかっただけで、その自信もあったから立候補したに過ぎない。
仮に岡田氏が勝っていたとしても鳩山幹事長、小沢選対本部長だったのではなかろうか。間違っても前原や仙石、枝野辺りを登用しただなんて思えない。
外相に就任してからも、(取り込まれているなんて揶揄する人もいるけど)官僚とうまくやっているようで、記者会見のオープン化に成功させたし、つい最近、核密約を公表させることに成功した。外交面でも中国のガス田、オーストラリアの捕鯨船に対しても強気な態度を見せているし、普天間基地移設についてもアメリカと粘り強く交渉している。充分、日本の顔としてやっていると私には見えるのだ。
鳩山首相が経済産業大臣や財務大臣ではなく、外務大臣に任命したのは、決して古巣だからとか増税策を打ち出すからとかじゃなくて、その実直な性格が外交において発揮されると踏んだからだろう。


しかし今、大手マスコミという旧権力どもが総力を挙げて表立ってバッシングしているのは鳩山首相と小沢幹事長であるけれども、はっきり言って岡田外相もサイレントバッシングの矢面に立たされていると言っても過言ではない状況に陥っている。
なぜなら、先にも言ったが岡田氏は外相就任当時から閣僚の誰よりも先駆けてフルオープンの記者会見を行い、ついに今年3月、外務省記者クラブを潰したのだ。
そのため、既得権益集団の一員である大手マスコミは鳩山首相、小沢幹事長ほどではないにしろ、岡田外相に対してもバッシング体制を引いている。外交成果があったときは一切報道しないし、されるときは何かフラフラ発言があったときばかりだ。
それを受けて、親小沢一郎氏の方からもバッシングされることが多々あるんだけど、小沢氏支持の人たちも岡田外相を守ってやってほしいと思う。
先にも言ったが決して岡田氏は反小沢氏ではないはずだ。単に前原、枝野、仙石、玄葉、渡部、野田は自分たちに人望がないから、昨年、代表戦に立候補し、また党内でも信望が厚い岡田氏を担ぎ上げようとしているだけに過ぎない。ましてやこいつらは大手マスコミの扇動を鵜呑みにし、己の権力拡大に利用する連中だ。言い換えれば、岡田氏がもっとも嫌うタイプの人間だ。
政治家にありがちの表裏をあまり感じられないのが岡田克也という人物であり、外務大臣で経験をつめば、三年後、鳩山首相が勇退した後に総理大臣を任せられるのは今、岡田克也をおいて他にはいない。どうせ三年後には(この世にいるかどうかすら怪しい)渡部を除く他の五人は民主党じゃなくてみんなの党あたりに鞍替えしているだろうから、相当マシな連中が残っているさ。なんと言っても小沢塾の卒業生たちが中心を担うだろうしな。


というくらい私は岡田克也氏を高く評価しているし、それは2004年からずっと思っていたことなんだけど、親小沢氏の人たちから見ると買い被りで勘違いしている、という風に受け取られるのだろうか。
バンクーバーオリンピックでカナダを中心に世界が盛り上がっているようで、スポーツの祭典は平和の象徴だから、それはそれでいいし、ただ非常に残念な事に日本のメダルはいまだ3個に留まっていて、しかも、金は無しという虚しい状況に陥っている。
明日、フィギアスケートで浅田真央が取れなかったら今大会は金メダル0に終わりそうだ。
この辺りが日本の弱さで、予選はともかく、決勝の大舞台であまりに不甲斐ない姿が目立つのは、日本人には貪欲さが欠落しているからだと思う。
オリンピックのみならず、世界大会は各国が国の威信をかけて挑む場であり、そんな戦場に「参加することに意義がある」なんて言っている馬鹿な国は、日本以外は無いことだろう。
仮に南国の選手がいたとしても、その選手だって世界一を目指して勝負しているのだ。入賞で満足する代表はもちろん、国民なんていやしない。


話はまったく変わるが、今、日本では通常国会にて平成22年度予算審議が行なわれている。
しかし、お馬鹿な大手マスコミと頭が狂った東京地検特捜部の自作自演で言いがかりと憶測だけの『政治とカネ』ばかりが流される所為で、肝心の予算審議の中身がまるっきり見えてこないのは如何ともしがたいところである。
一昨日から子供手当の審議が始まっているというのに、新聞テレビはまるっきり報道しないし、いったい何がどう決まっていっているのかがさっぱり分からない。
自民党の拒否会見ばかりを映し、あまつさえ、審議拒否プラカードの国会議事堂外の映像を流すものだから大手マスコミの頭の悪さはいよいよ佳境を迎えているのかもしれないが、よっぽどの馬鹿以外の国民がこんなものを見るとでも本気で思っているのだろうか。
いくら『よっぽどの馬鹿』が多い日本人でも、逆にドン引きして、見る気を失くしている可能性は無きにしも非ずだけど、もっと高尚な中継をやらないと新聞は広告料でインターネットに抜かれたし、テレビもこんな事ばかりやっていてはインターネットに抜かれるのは時間の問題だろうな、とか思う。
本来マスコミのやるべきことは、こんな審議拒否側の連中に注目するんじゃなくて、どういう予算が組まれ、どういった法整備が為されるかを流すのが仕事のはずなんだけど、それをまるっきりやる気がないようだから、完全に日本のマスコミは腐っているとしか言いようがない。
岡田外相、亀井郵政金融相、原口総務相と閣僚会見での記者クラブ解体を打ち出した閣僚もいるようなので、いい加減、鳩山首相も記者クラブ解放をやらないとネガティブキャンペーンが妄想だけでますます過激に悪質になっていくことが目に見えているぞ。んまあ、私はやるとすれば参院選後だとも思っているので、なんとも難しいところかなとも思えなくもない。
今日から公立高校の授業料免除の法案審議が始まっているはずなんだけど、これもまるっきり聞こえてこない。
となると、多少面倒でもインターネットから拾うしかないかな、とか考える。
去年のような国民に恩恵の無い負担だけを押し付けるような予算は流したくせに、今年の国民に恩恵のある予算審議を報道しないってのはどういうことかと言いたい。まあ、大手マスコミ勤めの連中は高給取りだから景気対策とか生活援助とか言った法案には興味が無いのかもしれないが、そんなものは日本国民の1割もいるわけないんで、大多数の国民が知りたい情報を流さないマスコミなんぞ百害あって一利なしである。


さて、お馬鹿なマスコミどもが、あたかも贈収賄があったような報道をしていた小沢民主党幹事長の資金の流れの話なんだけど、昨日、2004年、2005年分に続いて、2007年分も不起訴となったという記事が中日新聞(都市部では東京新聞)にちょこっと出ていた。。
これで小沢幹事長は、お金の流れについて違反してないことが確定し、いかに、日本の大手マスコミの報道モドキが小沢憎しだけの妄執に駆られていた駄文小説であったかということなんだけど、これがインターネットを通じて全世界に発信されてしまったわけなんで、日本国民もいい加減に気付いたほうがいいと思う。
自分たちが抱いている『小沢=汚い金権政治家』なんてイメージは大手マスコミによって創造された虚言でしかなかったということを。
むろん、(それは小沢氏に限らず政治家全員に当てはまることで)私も小沢幹事長が潔白だとは思わない。思わないが、それだけお金の管理に関しては完璧だという裏返しだということだ。
違法性が無い方法で資金繰りしていたのだから、それで責任を追及するのは筋が違うし、説明責任を果たしていない、と主張するなら、大手マスコミは小沢幹事長の定例会見をノーカット生中継するしかない。証拠については、一年前から検察が血税20億円もかけて調べていたので定例会見の説明どおりの流れであったことは不起訴になったことで証明されている。
あと、どんな説明責任を果たしていないってんだろうね?
「私が指示しました」とか「水谷建設からお金をもらいました」とか言わない限り、説明責任を果たしていないことになるのだろうか。しかし、これは『有罪率99%』を誇る検察が『不起訴』の断を下したわけだから、指示も水谷からも何もなかったことになる。
まあ、それでもまだ、新聞テレビマンセーの連中は自分の無知振りを曝け出したくないので、この期に及んでも、「巧妙に隠している」とか「検察に圧力をかけた」とかいう妄想で小沢幹事長に責任転嫁し、風評被害加担者の道を邁進するんだろうけどな。
というか、小沢幹事長が毎週、定例会見しているってこと自体、知っているのだろうか。
そこで、小沢氏はきちんと説明しているし、検察が不起訴にした以上、言っていることが事実であることは証明されているのである。「説明責任を果たしてない」なんて言うなら、まず、小沢氏の会見をノーカット中継を見てからにしてもらいたいし、変な先入観を持たずに見なければいけない。
それはともかく、少なくともお金の流れについて、小沢幹事長にやましい部分は何も無かったことが証明されてしまったことで、幹事長職を辞める理由はなくなったと見ても構わないだろう。
石井議員のことがあるけど、アレは何度でも言ってやるが、書き間違いにしか過ぎないし、記載もある。『訂正すれば』済む話で、事実、まったく同じ状況の二階氏の場合は罰金と訂正で済んでいるので、小沢氏が悪質だなんて妄言は大手マスコミの駄文フィクションでしかないことを国民が賢くなって知らないといけない。
んまあ、賢くなって、と言っても、頭を良くしろってことじゃなくて、先入観に囚われず客観的に判断しろってことなんだけど、風評被害加担者たちは自覚と集団心理の区別が付いていないので、「馬鹿は死ぬまで直らない」とは良く言ったものだと感心してしまうところではある。
自民党が意味不明に審議拒否をしているようだが、今日からようやく子供手当に関する審議が始まった。
総選挙前から、この手当が民主党公約の最大の目玉で、予定通りなら2010年度は0~15歳まで一人当たり一ヶ月13,000円、来年からは26,000円となるわけだが、その大前提は言うまでもなく参院選での民主党連立政権の過半数維持である。
仮に過半数割れするようなことがあれば、この手当は即座に潰されるので有権者、特に子持ちの人や、孫がいる人たちは気を付けた方がいい。
日本の大手マスコミは馬鹿の一つ覚えのように民主党批判のためのネタにしているのだが、海外からはこの手当について、実のところ、相当評価が高い。
なぜなら日本は世界に類を見ないほど、少子高齢化が進行していて、その対策の一環として子供手当を給付することにより、一人っ子の家庭は二人目を、二人の家庭は三人目を考えるようになる、と見られているからだ。
もちろん、弊害がないわけじゃない。
財源として扶養控除が廃止される。
これにより、0歳~15歳の子供一人につき、大雑把な計算で申し訳ないが年間課税所得330万以下で国と地方合わせて、約6万ほど増額になるわけで、まあ、それでも年間156,000円(来年からは312,000円予定)の収入があるので、年間10万以上、月に直して1万以上の余剰は得られる計算になる。二人なら12万増に対して、312,000円増、3人なら18万増に対して468,000円増だから増税以上の恩恵を受けられていることをちゃんと理解しておくことが大切だ。なんせ世界的に見て、まるっきり信用されていない日本の大手マスコミが子供手当の収入計算をせずに、扶養控除廃止に伴う増税額だけをクローズアップして、ネガティブキャンペーンを張るだろうことは想像に難くないから惑わされる人が出るんじゃないか、とか思えるんでね。
ちなみに、『年間課税所得330万』の意味なんだけど、実のことろ、サラリーマンで年間所得330万を得ようとすると実に年収500万を越えてこないとあり得ないので、現在国民の平均給与が300万チョイだから、国民の半数以上は多くても6万くらいの増税で済むということを頭に入れておいてもらいたい。
年収と年間所得とを勘違いする人が多いんだけど、意味は全然違うので気を付けた方がいい。
たぶん、これも無視して国賊マスコミはバッシングすることだろうし。
というわけで正しく理解していないと子供手当以上に増税になるんじゃないかと勘違いしてしまう人が多そうなので、詳しくは会計事務所や税務署に相談するか、ネットで調べてみてもいいかもしんない。
『給与所得控除後の金額』で検索すれば大体は情報を得られるので、特に子供手当をもらえるであろう人たちは新聞テレビという偏った情報のみならず、きちんと的確な情報を得ないとどつぼにハマることだろう。
扶養控除を廃止されても、子供手当以上の増税にはならないので安心してほしい。


と言っても、この子供手当に関して言えば、私的には少し疑問もある。
支給されることはいい。それは良策であることは間違いない。なぜなら子供一人を高校卒業まで育てようとすれば実に2000万が必要で、年間に直しておよそ100万。その内の今年は15%、(予定通りなら)来年以降は30%の補助が受けられるのだから、入る子供がいない施設を充実させるよりははるかにマシな政策だと断言できるし、子供手当により、保育所に預けられる(私はどちらかと言えば否定的だけど時代が時代なんで)共働き夫婦が増えることで、保育所や幼稚園に資金ができ、それで施設の改修も可能になる。また共働き夫婦が増えるということは、当然、家庭の年収も増えるわけで、消費拡大にも繋がる。
プラスの効果の方がマイナスの効果よりも高いことは確かだ。もちろん、国賊マスコミはこれを報道するはずがないので子供を持つ親御さん、孫を持つ年配者は、ちゃんとした知識を持たないと後で酷い目に合うのは自分たちであることを知らないといけない。ただ、この『孫を持つ年配者』というのが団塊世代だったりすると頭を抱えたくなるところではある。
話は逸れてしまったが、何が疑問かというと、まず支給対象がいったいどうなるのかということだ。
所得制限を設けないということらしいけど、前に『父親不詳の場合は支給しない』という記事を見たことがあったし、他にも養子とか里子とか、両親を亡くして祖父母に預けられている場合の子供とか、施設に預けられている子供とか、もっと言えば母子家庭の子供にだってちゃんと支給されるのかどうか、と言ったところがイマイチ私には分からない。これはこれから法整備されるんだろうけど、マジでこの辺りははっきりしてほしいところである。それによって、子供のいない夫婦が養子縁組を活発化させる可能性もあるし、子供にとってはその方がいいだろう。
もちろん、上記子供の割合は10%未満だろうし、私は今現在関係ない話ではあるのだが、将来の日本を担う子供たちのために支給されるものなのだから、全ての子供に支給してあげてほしいし、少なくとも人口ピラミッドが現在の逆ピラミッドから寸胴に変わるくらいまで続けるのかどうかの確約もほしい。
自民党、公明党、みんなの党にはまるっきり期待できないので、ここは民主党、国民新党、社民党他民主党会派の人たちがきっちり政府から答えを引き出してもらいたい。
せっかく日本史上初めて税金が国民のために使われる政策なのだから、詳しく知りたいし、今後、民主党連立政権を信じらるかどうかの試金石にもなる。
中途半端な真似は当然してほしくないし、総選挙でデカデカとマニフェストに謳った以上、むろん、守り通してもらいたい。


公立高校無償化については審議入りしてからまた検証することにする。
昨日、投票が行われた長崎県知事選では、連立与党公認の候補が(公認も推薦も出していないけど)自公支援の候補に敗れた。
それを受けて、早速、今日の新聞各紙は嬉々としてこのことを大々的に伝えていて、「政治とカネ」がどうとか「小沢幹事長の求心力が落ちた」とか言っていたんだけど、私は去年の都議会選でこれを全国の世論にしてほしくないと言ったし、静岡県知事選では民主党候補が勝つことはあってはならない、とまで言った。
だから地方選挙=国政選挙なんて思っていないし、昨日の結果を受けて参院選が連立与党不利になった、とは少しは考えないこともないけど基本的には別物だと思っている。
それが地方選挙だし、何も争点がなければこんなものだろう。
心証ではなくしがらみで選んだに過ぎず、地方議会はまだまだ自民党が過半数を占めているから、議会運営のためには無碍に民主党候補知事にならない方がいい面もある。
もっとも、それでは一部の既得権益集団のみが利を被り、大半の地域住民は重い負担だけを押し付けられるんだけど、まあ、それはその地域の住民が選ぶ道だから、他県の人間がどうこう言っても仕方がないし、後から自分たちの選択を悔やめばいいってだけの話だ。
まあ、これで長崎は国の事業は何も回ってこない、と思った方がいいかもな。なんせ予算権限を握っているのは自民党ではないわけで、はたしてそのことに気付いていたのだろうか。
ただ、ちょっと不思議なデータがあり、これが事実だとすれば、新聞各社は完全なミスリード兼扇動報道に走ったことになる。

4年前よりも民主党系候補の票は伸びているし、自民系候補の票は減っている

当選してしまえば1票差だろうが100万票差だろうが同じなんだけど、これを見ると、長崎県でさほど民主党に逆風が吹いているわけでもないな、と感じないこともない。
つっても、負けてしまった以上、何を言っても民主党の言い訳だから、これを教訓に少しはマスコミや検察に対して対決姿勢を見せないと、それこそ、参院選まで大ネガティブキャンペーンを張られてしまうし、そうなると上書き人種の日本人であるから結果は当然、危ぶまれることになる。
んまあ、国会の方が予算審議でいっぱいいっぱいで検察とかマスコミに構っていられないんだろう。予算が通ってしまえば反撃に出るだろうか。現段階では何とも言えないんだけど、岡田外相だけが対マスコミで首相や他の閣僚より一歩先に進んだようだ。
小沢氏の熱烈支持者の方々からは勘違いされているようだけど、私は岡田外相を買っているので、ガンガン行ってほしい。


さて、昨日の長崎県知事選の結果を見ての話に戻るけど、もし、これが日本全国で民主党離れの一端が始まった、と見た場合はかなり怖いことになることだけは確かだろう。
今後、自公は間違いなく、公認はおろか推薦も出さずに地方選挙を戦うに違いない。当選が決まってから「自分たちが支援した」とか言うんだろうが、はっきり言って姑息以外の何物でもないんだけど、それはともかく、そうなればまた、国民は自民党政権に戻すつもりなのだろうかと思うと、正直言って、国民の気がしれない。
現在の民主党連立政権は、今回が初めての予算決定だし、少なくとも悪政が生活を直撃はしていないはずだ。別に増税があったわけでも社会保障負担増加があったわけでもない。
にも拘らず、大手マスコミの扇動と検察の暴動を鵜呑みにして民主党連立政権離れが進むというのは、あまりに国政を軽んじ過ぎている。
なぜなら、国政は生活を直撃する。それを2001年以後、知ったはずなのに、また同じ過ちを繰り返すつもりなのだろうか。
自民党政権が復活すれば、国民もれなく大増税政策が待っている。
所得税は今回の子供手当財源として扶養控除が廃止されるんだけど、自民党は間違いなく、子供手当を廃止して、扶養控除を廃止のままにするだろうし、麻生が発表したように2011年に消費税は軽く20%に引き上げる。
年金だって支給年齢を切り上げるだろうし、今は後期高齢者医療制度なんて言ってるけど、この対象年齢も間違いなく下げられることだろう。
本当に、こんな世の中にして構わないのだろうか?
私は断固反対するし、これが私が自民党政権を否定する大きな理由なのだ。
ところが、これを言う大手マスコミはいないし、日本人は受動型情報収集者が多いので新聞テレビを鵜呑みにして、能動的情報収集の手段であるインターネットや週刊誌を度外視する輩が後を絶たないから、心証操作にすぐ引っかかる。そこには『自分の生活を鑑みて』という意識が欠落しているとしか言いようがなく、本当におめでたいな、とか呆れてしまう。
直近でも、小沢幹事長捜査に国税20億が投入されていたことを知らずに、『嫌疑不十分』とか『黒に近いグレー』という言葉に騙されている連中が多いわけだから、マジで頭が痛くなる。
1年以上かけて、20億も突っ込んで不起訴になったという事実に怒りを感じないのだから不思議でならない。


こういう国民が後を絶たない以上、参院選で民主党連立政権が過半数割れするような事態になれば、内政はますます混沌とすることだろう。
好況時ならまだしも、今はまだ、やっと最悪期を脱したばかりで、プラスマイナス0に向けて走り出したばかりだというのに、内政の混乱は、そのまま国の信頼失墜に繋がるわけで、自分たちで来るはずもない二番底を作ってしまうつもりなのだろうか。
最近、どこか別の国に移住してしまうか、不幸な将来しか見えないからこの世からおさらばしてしまおうか、なんて考えが頭を擡げ始めている自分がいる。
現在、第174回通常国会が開催中で、法律に基づくのであれば、6月中旬くらいには終わることだろう。早ければ5月いっぱいに終わるかもしれないし、とすれば普天間問題を5月いっぱいに先送りした鳩山首相の意図は解らんでもない。
まあ5月は無いかな? 国会議員は月給制だし、6月分も貰おうとすれば、6月を一日でも二日でもやる可能性はある。むろんやってほしくないけどな。
なんせ国会費用は一日2億だ。少しでも日数が縮めばその分、無駄を削減できるし、できるだけ早めに終わってほしいところである。
もっとも補正予算は1月中に通過したし、本予算も何事もなければ年度内には成立するんじゃないかな、という気はする。
ただ、そうなると4月以後はいったい2ヶ月半も何をするのかがさっぱり理解できないんだけど、ここで参院選前に事業仕分けを2ヶ月ほどみっちりやってほしいところである。前回は時間が足りなくて447事業しかできなかったが、あれでも二週間ほどの話なので二ヶ月もあれば単純に4倍はできる計算になる。
特別会計にも突っ込んでいけるし、さらに無駄の削減ができるのではなかろうか、と考えるので、是非やってもらいたい。


今日、鳩山首相の施政方針演説があったようで、全文はこちら
言いたいことの大半は『命』に重きを置いたようで、色々な『命』について語っていた。
悪いことではないし、是非、それに向かって邁進してもらいたい。
差し当たっては、施政方針に従って辺野古の海に生息するジュゴンの『命』を守ってもらおうか。


それにしても今年の国会はスムーズだなぁ、とか思う。
去年までは、臨時国会においては首相が政権を投げ出して無駄に1ヶ月過ごすわ、通常国会だと再議決権行使のためだけに無駄に延長延長を繰り返すわでとにかく、すべてが決まるのにあまりに時間がかかり過ぎていた。
お馬鹿なマスコミは当時の野党の所為にしていたが、自公政権が我を通さず妥協して民社国その他野党と協力すべきところを族議員と既得権益集団のためだけに悪法を通しまくっていたのだから、当時からマスコミの頭の悪さは際立っていたのかもしれない。
ホント、アレに比べれば今年は補正予算もあっさり一月中に通ったし、本予算も明日から審議開始だ。また馬鹿検察と阿呆マスコミが意味不明に騒ぎ立てなければ、国民が予算の内容をきっちり吟味できることだろう。というか吟味できないと意味は無い。
なんせ、子供手当についてどうも妙な記述があった。
所得の上限なしで1万3千円は聞いていた通りなのだが、その後に2010年度だけの時限立法とあった。これはどういう意味なのかを問い質してもらいたい。
2010年度の1万3千円が時限立法で2011年度以降は2万6千円になることの確約をきっちり引き出すべきだからだ。


国民の目は去年と違い、諦観することなくきっちり注目しているのである。
いい加減な問答や無意味なやり取りは許されない。
国会議員はそのことを肝に銘じて予算審議に臨むべきだろう。
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