昨日、本館のTOPを更新して、やってたドラクエも一段落付いたので時間的なゆとりもあるので久しぶりに日記に勤しめます。
今日は少し――いわゆる『情事(=男と女の営み)』の表現について男女の違いを私なりの見解で語ってみましょう――
え~っと、真面目に語りますので、別にやらしい話とかいやんな話とかそういった描写とか表現とかするわけではありませんからご了承を。
まず結論から言いますが、明らかに男女で情事のシーンに何を求めるのかはまったく違うようです。
私も男でありますし、もう18歳などとっくに越えておりますからそういう年齢制限の本を購入することは許されておりますし、AVなるものもレンタルしたことがあります。
ちなみにこの場合は無い方が不思議です。そういう人はそれこそ仙人にでもなってください。
まあそれはあくまで男を喜ばせるために作られたものでありますから、そういった卑猥なシーンが惜しげもなく出ている訳です。
そして最近、これは本当に最近なのですが同人誌なるもので『女性の描く情事』を見させていただきました。
もっとも人数に直せば5人ほどではありますが、それでもその5人の方の情事は男の表現する情事とは明らかに違っておりました。
何が違うか。
一番の違いは『情』です。
全部が全部とは言いませんが、少なくとも男向けのAVははっきり言って大半は『劣情』が支配しております。
対する女性の性描写は『愛情』で溢れてかえっております。
ちなみに、女性の肢体を惜しげもなく露にし、また妙なポーズや息遣い、発する言葉等は男女供にそこまで変わりはないようです。
が。
女性が描くとき、その相手は大抵、想いを寄せる男性になるのに対して男性が描く場合はどうも無理矢理っぽいものが多い気がします。
『裸を見られる恥ずかしさ』についてもまた違うような気がします。
女性の場合は文字通り『羞恥』で、想いを寄せる男性に見られる女性キャラクターの心音まで聞こえてきそうなくらい恥ずかしそうで「お願い……電気を消して……」という台詞がよく似合いそうですが、男性の場合はまったく違って同じ『恥』という漢字を使うなら『恥辱』ですな。
女性キャラクターの「お願い! やめて!」という泣き叫ぶ悲鳴が聞こえてきそうです。
そして、もう一つ大きく違うのは情事のシーンで『どこを重視するか』。
女性の場合は、もう『情事』に入ったところが最大のクライマックスで、その後はエピローグでございます。
んで男性の場合は、情事はもちろん大切ですけれどもそこがクライマックスではなかったりすることが多々あり、どこが最大のクライマックスかと言えば『フィニッシュ』のシーンです。
特に漫画ではこのシーンって、1ページ丸丸使う作家もいれば、見開きにする作家さんが居るくらい重視されております。
まるで男の願望と言うよりも欲望と言わんばかりに表現されます。
そりゃまあ私もその気持ちを(詳しくは語りませんが)理解できないこともないですが、でもこれは道徳的には欲望であってはならないのでしょう。
なぜならフィニッシュの行為は命の育みだからです。それを下劣な『欲望』としてしまうのは文字通り背徳行為でしかありませんからね。
ですから女性の描く情事は愛情に溢れかえっているのだと思います。
そこには劣情とか欲望とかいう感情が存在しないからです。
男性の表現する情事と女性の表現する情事、どちらが正しいのか?
と問われた時、道徳とか倫理とかを差し置いて自分の気持ちに素直になって答えるなら、残念ながら正直言って自分の中に答えがありません。
男性の描く情事にドン引きするときもあれば、女性の描く情事では物足りないと思うときもあるわけで、結局、答えの見出せない事柄なのでしょう。
そんな葛藤がふとたまに頭の中に浮かぶことがあります――
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