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『あぶさん』という水島新司先生の作品をご存知でしょうか。
プロ野球ファンであれば、まず知らない人はいないと思うのですが、ついにあぶさんこと、景浦安武が引退するストーリーが来週組まれるようです。
1973年連載スタートですから、1973年に当時の南海ホークス入りし、以来36年、南海、ダイエー、ソフトバンクと親会社は変わってもホークス一筋のあぶさん。
あぶさん以外の周りはより現実に近いストーリーでしたし、別段、魔球とか秘打なんてものはない純粋で正当な野球漫画。
あぶさん自身もスランプに陥ったり調子が絶好調だったりした時もあったり、怪我をすることもあったり、しかもほぼ一年という長期離脱もありましたから、あたかもリアルに景浦安武が存在するような錯覚に陥ったものです。(笑)

その、あぶさんが引退を宣言したのは2009年3月20日の話。
以来、半年、ついに次号であぶさんが引退するようです。
プロ入り36年。62歳という年齢での現役はフィクションでなければあり得ないことでありますが、それでもプロ野球ファン(特にホークスファン)は『代打の切り札』と言えば、真っ先に景浦安武の名前が挙がることでしょう。その存在感は、もはやマンガの世界で収まることができなくなっています。ましてや連載も36年。
水島先生もどこであぶさんを引退させるのか、相当悩んだのではないでしょうか。先生自身もすでに七十を超えていたことも無関係ではないでしょう。
しかし、これほどまでに大きくなった作品を、自分が死去して連載終了なんて尻切れトンボにはできないと考え、景浦安武の引退を決意したのだと思うと水島先生のファンへの思いやりにはただただ頭が下がります。
自分が生きている間に、ちゃんと景浦安武の引退セレモニーを作りたかったのだと思います。
私も2003年までホークスファンでしたので、ドラゴンズファンになった今でも『代打の切り札』と言えば、立浪和義ではなく景浦安武です。


その景浦安武がついに引退します。(たぶん)
最終打席の対戦相手は誰になるのか想像もつきません。往年の名投手たちと名勝負を繰り広げた景浦安武に最後に投げるのは誰が一番ふさわしいのか。
今回のお話で対ダルビッシュがありました。さすがに2回連続は無いと思います。
水島先生はホークスファンですからライオンズの投手から選ばれるのでしょうか。未来を託すという意味でイーグルスの田中将大も捨てがたいことでしょう。もっとも、2004年にプロ野球ファンを激怒させたオリックスから選んでほしくない気持ちは強いです。現に水島先生も安武の息子・景虎をFA権と同時にホークスに移籍させたことからそれはないと信じたいところです。
山田久志との対戦を重視していて、かつ『ドカベン』でもエース・里中がサブマリンアンダースローの水島先生ですから、ひょっとしたらマリーンズの渡辺俊介が来る可能性も無きにしも非ずでないかと。


次回のお話が本当に楽しみであり、また来てほしくないという辛さもあります。
景浦安武引退の日。
プロ野球ファンは何を思い、私は何を思うのか――――
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