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何度でも言いますけど私はマンガオタクであってアニメオタクではありません。区別を付けてほしいことは前も言いましたけど、まあ、どっちにしろあまり変わらないように世間では思われているのがなんとも虚しいところです。
ホント、全然違うんですけどね。
さて、そんな私ではありますが、じゃあアニメをまったく見ないのかと言いますと、そういうわけでもなくて、自分がよく読んでいる漫画もしくはラノベがアニメになれば見ないこともなく、放映日分1回は見ています。
と言っても、何にでも例外はあって、現在、深夜アニメの中にるーみっくわーるどの一つ『犬夜叉――完結編――』が放映されているわけですが、『犬夜叉』に関して言えば、原作で見たいお話が放映されたときにだけ見ていますでしょうか。


ということでキャラ名やネタバレが出てきますけど、今日は『犬夜叉』のお話。
と言うのも、ついに単行本47巻の『落日』と『光』が放映され、私自身、『犬夜叉――完結編――』が始まる前から必ず見ようと思っていたお話の一つです。
ちなみに、私は別館で、桔梗という巫女を目の敵にしている『メインヒロイン・日暮かごめさえ幸せなら主人公・犬夜叉も幸せ』スタンスの犬かご派という王道カップリングの方に関して言えば、強烈に批判的でアンソロノベルの中にも、あたかもそういう人にケンカを売っているようなお話があります。なぜ批判的かと言いますと、そういう人たちは、例え日暮かごめが犬夜叉を傷つけて傷つけてどん底に叩き落してもオチで日暮かごめが犬夜叉に手を差し伸べてハッピーエンドでOKという人たちだからです。前に何度も言いましたけど、高橋留美子先生は女流作家の方で決してヒロインを傷つけることはありません。『犬夜叉』で言えば、犬夜叉が日暮かごめを傷つけるシーンは一度もなく、それらしきものがあったとしても、即座に周りのキャラクターたちが日暮かごめのフォローに回って犬夜叉を責め立てます。ついでに日暮かごめに対する恋敵として登場させたはずの桔梗は、まったく恋敵としての役割を果たすことはなく、むしろ日暮かごめ以下、犬夜叉の仲間たちが勝手に勘違いしているような風で、しかも犬夜叉が桔梗を気遣うときは決まって、桔梗が命の危機に瀕した時だけで、それ以外では触れることすらしていないし、甘い話は一つもなく、いつも戦いに対する深刻な打ち合わせのみ。これのどこが恋敵だというのか。何の意味もなく日暮かごめにベタベタする犬夜叉に対する恋敵・鋼牙の方がよっぽどタチが悪いとしか言いようがありません。
んで上記犬かご派と呼ばれる方々はありのままに判断することができず、犬夜叉が他の女キャラと話すことすら許さないという、まあ言ってみればヤンデレに近いものがありますので、その考え方に賛同できないんですよね。


とと、話が思いっきり横道に逸れましたので軌道修正。


さて、『落日』と『光』が放映されたわけですけど、正直言って、このお話は時間を取ってほしかったです。確かに20巻分を全28話で放映しなきゃいけない苦しさはあるでしょうが『落日』と『光』は原作シーンベスト10に名を連ねる名作で、これを他の話同様の流し方をするのはいただけませんでした。せめてこの2話で放送を組んでほしかった。
なぜなら、『犬夜叉』を見る大半の視聴者はファンと言っても過言ではなくて、ファンが待ち望んでいたお話をさらっと流すことは視聴者に対する冒涜であり、テレビとしてはやってはいけないことだと思うからです。
確かに犬かご派と呼ばれる方は多いですけど上記犬かご派が全てってわけじゃなくて、ファンの中には犬かご派でも『光』は受け入れると言う人も少なくないし、別のCPや別のキャラクターに愛着を持っている人は純粋に『落日』と『光』に涙したんです。また、原作において、おそらくは高橋留美子先生の力の入れ方が他の話と違っていたお話というのもこの二つのお話でした。その他で力が入っていたと思ったのは18巻の『出会った場所』、『かごめの心』、38巻の『風』です。
『出会った場所』、『かごめの心』は第一期で放送されましたけど、その時はがっちり制作側にも力が入っていました。それが伝わってきました。
それだけに『風』、『落日』、『光』の流し方は残念でした。
それでも制作側はちゃんと分かっていたのか、『落日』、『光』を決められた枠内でいいものに仕上げようと、わずかながらもオリジナルも挟み、制作側の苦悩と思いやりを感たのは嬉しかったと言えば嬉しかったです。でも、もっと時間を取ってほしかった。今回のお話のラストシーン、桔梗が天に還るシーンで浜崎あゆみの『Dearest』が流れたときは、スペシャル『めぐり逢う前の運命恋歌』の桔梗が一番幸福を感じていたシーンで使われ、これからの明るい未来を連想させるように流し、今また、最後の最後に桔梗が一番幸せを感じているときに使うという最高の演出だっただけに、本当にもっと時間を取ってほしかったです。
原作で『光』にはキスシーンが挟まった時は、私はそれに違和感を感じたんですけど、アニメは演出の仕方が良かったのか、自然に見ることができ、もっと長ければきっと涙ものだったような気がします。残念ながら涙がこみ上げる前にお話が終わってしまったようでしたが。


最近のテレビの劣化をこういうところにも感じて、抑えるべきところを抑えずして、ただ枠に流しさえすればいい、というのは如何なものか。
本当に視聴者が見たいのは何か、求めているものは何かを見極めることができないところに、テレビが自分たちで番組を作れなくなっていることを暴露してしまっていて、報道番組のみならずドラマやアニメ、ドキュメンタリー、音楽、トークも劣化の一途を辿っていることが容易に想像できます。
今現在、インターネットという媒体が登場し、情報が溢れ返っていて視聴者の目も肥えています。それに応じた番組を作らないとテレビ業界のお先は真っ暗なことでしょう。
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