はてさて、先週の中頃からPSPでリリースされた『EVE burst error』4度目のリニューアル『burst error EVE the 1st』にのめり込んでいたわけなんだけど、一昨日かな? 一通り終わらせたんで、まだまだ仕事がお休みの日のみブログで、その感想なるものを書き綴ってみようかと。
け、決してネタがないって訳じゃないんだからねっ! それだけEVEは語りたいことが多いってだけなんだから勘違いしないでよねっ!
などとツンデレ風にキョドっても仕方ないんだけど、大真面目に今回のEVEは語りたいことが多々あって、これを一回でまとめようとすると途方もなく長くなるから、何回かに分けようってことなんだ。
つーわけで、多少はネタバレが含まれるんだけど、その辺は勘弁してくれ。つっても、burst error EVE the 1stはコマンド選択方式じゃなくて、なんとなく小説を読んでるっぽく進められるから攻略チャートにならないんで問題ないだろう。EVEを知っていれば概ね、ストーリーは知っているだろうし。
というわけで、今回は登場キャラクターについて、何人かはピックアップして、でいってみよー。
まず、burst error EVE the 1stに登場するキャラクターたちはEVE burst errorと一部変更はあったにせよ、基本的には変わらなかった。変更になった点は松乃が消えて、代わりに雪乃が入ったことと、新キャラとしてネルという少女がいたことだ。
んで、今回のEVEの一番の特徴でもあるんだけど、前回までとは違って、キャラデザが一新され、どこかティーンエイジ小説っぽく仕上げてあり、グロテスクなシーンはホント、極力カットされていた。おかげでどこかスリルに欠けていたんだけど、まあ、それは次回以後、どこかで語るとしよう。
あと、声優も一新されていて、はたして私のようなセガサターン版から知ってるような輩にはどうだろう、なんて考えたりもしたんだけど、思ったよりはフィットしていて、違和感はあんまりなかった。ただ、最近の声優って演技が下手になったのか、メリハリがあるように感じたのは天城小次郎、桂木源三郎、甲野本部長、ネルの四人。後はどことなく棒読みっぽくてもうちょっと何とかならないものかとさえ考えたんだけど、そのあたりはストーリーが補ってくれたんでヨシとしよう。
それと、キャラクターたちがあまりに感情表現豊かになりすぎている。特にシリアがあんなに感情を露骨に出すのはやめてほしいものだ。なんせ一応は諜報員って設定なわけで、あんあ判り易くて二重スパイとか務まるのか?という疑問は当然わく。ただこれが成り立っているところにティーンエイジ小説っぽさを感じてしまったことでもある。本来のEVEはもっとえげつなく本音なんてほとんど見えない裏を読まなきゃならん駆け引きものだったはずだったんだがなぁ。
ただ、それでも、このシリアについてはちょっと嬉しいことがあった。
というのも前回までのburst errorではシリアは悲しい役回りのまま、最後は命を落としてしまったのである。しかし、今回は生き残った。そういうシーンが流れて、ここは本当に「良かった」と思ったところだ。続編があるかどうかは分からないけど、続編があるときは是非、桂木探偵事務所で姉妹探偵として活躍してもらいたい。それくらい、シリアは辛い役回りだったから。
それと。
これが今回のburst errorの一番の特徴だと言わざる得ないのは氷室恭子だろう。
EVEシリーズで、時系列にZEROでは登場しようがないとは言え、burst error、Lost One、TFA、New Generationと助演女優賞として誰を真っ先に挙げるかといえば、この氷室恭子なんだけど、その設定は天城小次郎の姉とも言われ、年上の強気で勝気な天才ハッカーな割にはどことなく正義感に溢れていてちょっと固いけど、感情表現が豊かなボーイッシュで、でも出るところは出て、締まるべきところは締まっているお姉さま的美女であったはずなんだけど。
今回、完全にその設定は覆された。
まったく正反対になったのである。ポニーテールと天才ハッカーという点を除けば、性格、体型、年齢が完全に逆になっている。
寡黙でクール、好奇心旺盛で多少の不正なんぞ知ったことか、という、最近はどんな漫画や小説に必ず一人はいる無口キャラなのである。
これには度肝を抜かれた。
確かに宣伝でそういう設定になっていたことは知っていたんだけど、実際やってみると、これがまた凄い。
元の氷室恭子も人気は高かったが、この氷室恭子も悪くないと思ってしまったほどだ。
ましてや天城小次郎の声は杉田智和さんである。別館ハルヒサイド繋がりの人はピンと来ないと今すぐハルヒファンを辞めた方がいいと思ってしまうくらい、天城小次郎と氷室恭子の掛け合いが、まんまキョンと長門有希の掛け合いなのだ。
んまあ、氷室恭子は長門ほど万能じゃないし、運動神経があるわけでもないし、感情表現も豊かな方ではあるけど、それでも、長キョンプッシュの方は是非、この天城小次郎と氷室恭子の掛け合いを見てもらいたい。前作までもこのコンビは最高だったけど、今回も一味違って、しかし最高なのだ。
とまあ、今回はシリアと氷室恭子に焦点を当ててみた。なぜなら、この二人はあまりに変わり過ぎていたからだ。他にも性格設定が変わったのはいたけど、この二人は群を抜いている。
次回(たぶん4月10日)はストーリーで語ってみようかな? それとも新キャラで語ってみようかな?
ありがたやありがたや。
ホント、更新が滞っているというのに、暖かい拍手ありがとうございます。EVE、DQ5、本館新作イラストがあがりましたら必ずや別館を更新いたしますので、それまで見捨てることなく、お待ち頂けますと泣いて喜びます。(T▽T)
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