昨日に引き続き植草氏のブログの話題でございます。
先に断っておきますが、別にこのブログを非難しているのではありません。共鳴できるところはたくさんあるし、なかなか真実に迫っているような感じはします。
それだけ、今回の小沢代表叩きは異常ということなんですよね。
ただし、氏は二つ誤りをしているような気がしてなりません。
まず一つ。
前原、渡部、小宮山、仙谷という「一体お前は何で民主党に居るんだ?」カルテットに対する論調はまあ正論です。こいつらは完全に頭がおかしいとしか言いようがありませんからね。何のために民主党が総選挙で勝たなければならない理由をさっぱり分かっていないようです。分かってやってるってのは、まあ間違いなく買被りですね。こいつらがそこまで頭が回るようならとっくに自民党員の靴を舐めていることでしょう。単に政敵に乗せられて立ちまわっている道化でしかありません。
しかし、植草氏は岡田克也氏も
酷評しておられました。
これは私は違うと思うんですよ。
前回の選挙で確かに岡田民主党は大敗しましたがあれは岡田氏の責任じゃなくて、それこそ植草氏が指摘する偏向報道による埋没が敗因じゃないですかね。ついでに言えば岡田氏は小沢代表を支えることを明言していますし、クリーンさと実直さを思えば小沢代表の後の総理大臣としてもふさわしいと考えております。というか、小沢代表はそこまで総理の椅子に固執するタイプに見えないので最初から岡田総理大臣で行っていいとさえ思ってます。もちろん小沢代表が後ろから睨みを利かせるというのが条件ですが。
岡田氏は反乱分子だなんて思わない方がいいんじゃないかなぁ? 事実、代表選にも出馬を取り立たされながら今後を考えて立候補しなかったんですから。
そしてもう一つ。
たぶんこっちはもっと重要じゃないかと考えますけど『国民の意識』です。
植草氏が想像しているよりも相当低いと思った方がいいんじゃないですかね? 植草氏の周りにたまたまB層がいないだけ、という風に考えた方がいいと思うんですよね。
事実、私の妹なんて「給付金貰ったから自民党に入れようかな」とか「お店のもの買ってくれたし自民党に入れようかな」なんて言ってる将来を全く考えていないその場の勢いとノリだけの完全無欠な『B層』ですし、周りにも「選挙行くの面倒くさい」と公言して憚らない輩が相当数います。んで、そんな連中の友人は『類は友を呼ぶ』でしょうから、植草氏が主張するほど、国民の意識が高いとは思えないんですよね。
植草氏を始めとした似たような論調の持ち主は、一度、こういう人種とディスカッションを持つことをお勧めしたいところです。かなり程度が低くて嫌になると思いますよ。そして「ああ、なるほど。こういう連中がいるから日本が破滅の方向に向かっていっているのに気付かない能天気な奴が多いんだな」とか実感することでしょう。
本当に主張を広げたいなら政治系ブログを立ち上げるよりも、何か娯楽っぽいブログを立ち上げて、その中でカテゴリーの一つとして取り上げないとあんまり誰も読んでくれないんじゃないかな?とか思ったり。
いつもありがとうございます☆
……一週間のアクセス数を思えば誰か一人くらいはコメントほしかったような……(--;)
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