今日の日経と読売にはびっくりしました。
特に日経が一面トップで『民主300議席』とか書いてありましたし。
つってもまあ……
いくらなんでも300議席は無いでしょうよ。
300と言ったら定数が480なんだから60%以上で、もうすぐ絶対権力『再可決2/3』に届く勢いでございます。
でもさ。
2/3って今の議席数の3倍な訳で、ちょっと極端すぎます。単独過半数241ですら倍なのに300は途方もない数字すぎます。過去44回の選挙でも前回の自民党が最高なのに、それを抜いちゃうってのもなんだかなぁ……
なぁんか、意図的にこの時期に流した気がしないでもないですね。
単純に言ってしまえば、民主党の油断とか有権者の同情と揺り戻しを誘うとかって感じで。
なんつっても投票までまだ9日ある訳で、どういう風に状況が流れるか分かんないし、特に読売は300議席なんて書いておきながら新型インフルエンザを大々的に取り上げるんだから、「そんなに取れるなら私くらい行かなくてもいいだろう」なんて空気を作り出して、どうも投票率を低下させようとしているとしか思えません。
言っておきますが投票率が下がれば状況は一変します。投票率が下がるということは組織票だけがものを言う選挙になってしまうのです。
有権者は惑わされずに投票所に足を運んでもらいところ。
それと『週刊文春』の記事にも衝撃的なものがありました。
まあ、これに関して言えば同情とか揺り戻しなんて思考はあり得ないでしょうけど、私が生息する石川二区において民主党候補・田中美絵子氏が自民党候補・森喜朗氏を抑えて有力マークになってました。
これは、はっきり言って驚嘆もので、立ち読みでしたから思わず声をあげそうになったのを抑えたくらいです。
いったいどんな調査をしたらそんな結果が導き出されたんだと考えるばかりですが、今のところ、田中氏は健闘しているのでしょうけど、せいぜい開票率0%での森氏当選確実が開票率何%での森氏当選確実に変わるくらいでしかない訳で、田中氏が勝てる可能性については後日、考えてみるとしましても、現段階で田中氏が森氏に勝てる状況には無いと思っていますし、周りもみんな思ってます。
ただ、思っている人は選挙に行っても森氏の名前を書かない現実もあったりしますが。(笑)
とにもかくにも週刊誌はともかく、全国紙の新聞が『民主党圧勝』なんて書くのは何か裏があると勘繰るべきであり、民主党が鵜呑みにして気を緩めないことを願うのみです。
まあもっとも、一番、気を緩めていない小沢一郎代表代行が、普段は仏様らしいんだけど、選挙においては鬼になる氏が、神出鬼没でどこ選挙区の事務所に出没するか分からないらしく、特に新人候補は気を抜けない状況にはなっているようなので、気の緩みについては心配しなくても良さそうです。特に鳩山代表、岡田幹事長あたりは小沢氏のことをよく知っていますので、この二人は最後の最後まで決して油断しないことでしょう。この二人が油断しないならまだ大丈夫なはずです。
なんせ今、御用達マスコミが投票率低下作戦に打って出てますからね。それに有権者が乗せられないためには、候補者一人一人が(握手はできなくても)投票したくなる気分にさせる必要があるかと思います。
まあ前原や小宮山、仙谷あたりが油断して落選してくれると案外嬉しいかも。(笑)
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