最近、勝手にリンクさせて頂いている方のブログで、何でも全国紙の社会部を13年ほど続けられ、その後脱サラしてアクセサリーショップ8店を束ねるほどになった方が居ます。
永田町異聞んまあ、さすが社会部出身だけあって、論調も裏付けも予想もなかなか的確だな、と感心させられるわけですが、あえてツッコミを入れさせていただきましょう。
新型インフル1週間11万人という数字を検証するこの文の中に「舛添厚労相が、自公の選挙のために投票率低下を画策しているなどと、陰謀論者のような単細胞思考は慎まねばならないが」という文言がありますけど、そっちこそ楽観視し過ぎだと言っておきましょう。あまりに狙い過ぎた時期に発表されたのはこれで二回目だというのに、そっちの方をいぶかしく思わないのは何故でしょうか。
なんせ相手は4年前の小泉詐欺劇場に引っかかった有権者たちなのですよ。単細胞思考もクソもそれだけ単純だってことの証明でしかない訳で、有権者のほとんどは、あなたのような深い見識の持ち主ではなく、短絡思考で動く、と見ていないといけないというのに、何を呑気なことを言っているんだか……
だいたい、この方の言う『陰謀論者のような単細胞思考』を否定するのであれば日々、新型インフルエンザの報道をヒートアップさせる御用達マスコミをどう説明するというのか。
明らかに「人の集まる所に行くな」ということは「投票所に行くな」と同意語で、それを追及してこそ元ジャーナリストなのではないでしょうか? 御用達マスコミがちゃんと報道するなら6月12日の時点で、当然、一面トップでパンデミック状態に入ったことを言って、政府もその対応を迅速に進めなきゃならなかったのに「沈静化している」と嘘まで言ってたんです。どこの新聞社がそれを言いましたか?
8月18日前後を狙って発表したというのに、陰謀論以外の納得できる理由があったらご教授願いたいものですね。日本人の国民レベルを高く見過ぎ。
そんなレベルの国民であれば、4年前に選択を誤るはずがございません。
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