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総選挙まであと三週間。
マスコミは意図的に選挙を盛り上げないようにしているところがなんとも情けない。
低投票率が続いているのだから本当は投票を呼び掛けなきゃいけないのに、低投票率を誘発する報道を続けている。
さてそんな中、また一つ、投票率の低下を推進する言葉が生まれたようです。
その名も『将来像』。
やれ、ことあるごとに、与党側は「民主党は政権交代のみに執着し、将来像を示していない」とか、知ったかぶりのコメンテーターは「民主党は日本をどうするつもりなのかの将来像を示すべきだ」などとのたまうようになってきましたけど。


はっきり言って、この言葉は信じる必要はない、とあえて断言いたしましょう!


何故か。答えは簡単。
『今』なくして『未来』は無いからです。
『今』とは何か。
それは将来に向けての礎なのです。家で言えば基礎なのです。
それが無ければ当然家は建つはずもなく、つまり、自民党やコメンテーターどもの言う「将来像」とは家の基礎工事を無視して、いきなり二階を作ろうと言っているようなもので、最初から発言にでっかい矛盾があるのです。当然ですね。
基礎工事なしで家が建つはずがないのですから。
ところが平然と『将来像』を騙る人間が多い。特に与党寄りの報道では。
裕福な家庭ならそれでもいいかもしれませんが、残念ながら現在の日本はそんな状況にはなっていません。地方へ行けば地方へ行くほど疲弊しきっています。
また、将来のためには当然、少子高齢化に歯止めをかけねばならず、人口が減っていけば、当然、将来なんてあるわけがなくて、ここを言う自民党、コメンテーターはいない。
将来のためには景気を上昇させて人口を増加させないといけない。
ところが、本当にこれを言う人はいない。
民主党の掲げる『高速道路無料化』は最初は道路の渋滞を招くかもしれないが、そう遠くない内にスムーズに流れるようになるでしょう。『ガソリン暫定税の廃止』は国民の財布に一カ月当たり約2000円ほどの余剰を生みます。
つまり、この二つだけでも物流コストが下がり、余剰分は消費に回るという景気回復を生みだす効果を持っているのです。
もちろん、これを言う人はいなくて、やれ「財源はどうするんだ」とか「環境破壊だ」とか平気で言う人が多い。
アホかと言いたい。
物流コストが下がり消費が促されれば、何もしなくても法人所得が増え、法人税と消費税徴収がUPするんだ。それと経済学者を名乗るなら『経済』と『環境』は両立しないことを言うべきだ。私は経済学部の出だから、(詳しい説明は省くけど)この二つが両立しないメカニズムを知っている。テレビに出てくるような経済学者が知らないなんてあり得ないし、知らないとするならそいつは経済学者でもなんでもなくで大根役者でしかない。
まず景気を回復させて、ゆとりが出てきたときに『環境』を考えるべきなんだ。両方同時進行なんてあり得ない。ついでに言うなら環境対策商品開発のコストは馬鹿にならない(コストが安くつくならエコカーはもっと安い)訳で、そっちの方がはるかに環境破壊に貢献しているのである。
で、子供手当や高校無料化に難癖を付ける輩もいる。決まって「財源はどうするんだ」としか言っていないが、今さらそんなものを論ずるつもりはない。確保できる方法は以前語ったからだ。
で、この子供手当や高校無料化は必ず人口増加に結びつく。
考えてもみてほしい。
今、一人の子供を産み、高校卒業までにいくらかかるかというとだいたい1000万ほどだと言われている。年間に直せば子供一人当たり87万ほどだと思ってもらえばいいだろうか
ところが、おそらく、子供手当と高校無料化が実現すれば半分まではいかなくても確実に(年間31万2千円が保証されるので)3分の2で済むことになる。財源が扶養控除や配偶者控除の廃止なんだから増税で生活が圧迫されるじゃないかという人は、まず間違いなく税計算をしたことがない人だと断言してもいい。払う税金の10倍以上の恩恵を受けているという現実を知らないのだから。
今現在、少子化が進んでいる最大の理由は経済的事情で育てることができないから、と言われている訳だから、経済支援さえできれば生み育てる夫婦が増えることだろう。
もちろん、民主党の掲げるこの二つの策は選挙向けパフォーマンスでないことを願わなければならない訳だし、民主党がそこまで考えていたかどうかは定かではないが、少子化対策にも景気対策にもなっている。


にも関わらず、『日本の将来像』を示せ、などと、現与党と御用達マスコミたちは平気でのたまう。
民主党の掲げる政策が少子高齢化を防ぎ、景気回復にも向いているにも関わらずだ。
これは大きな間違いで、国の向かう方向はまず、『今』という礎を作り国を安定させることから始めなくてはならない。そもそも今現在、将来像を現与党が示しているかというと全く示していないのである。
文字通り棚上げ論もいいところで、よくこれで政権与党を名乗っていたもんだ、とか思う。
話は少しそれたが、とにかく、今が安定して、ようやく将来が見えてくるのである。今が不安定だから、誰しも『今』にいっぱいいっぱいになってしまう。これでは当然、将来が不安になるのは当たり前だ。
だからこそ、まず『今』をなんとかしなくちゃいけない。
『今』をなんとかしないことには、決して『将来』は見えてこないのである。


だから、私は『今』を完全無視して『将来』ばかりを騙る人間を信用しない。
それは『今』というところから現実逃避しているに過ぎないからだ。
まず『今』が大切なのである。『今』があって『将来』があるのである。
今回の総選挙は『今』を大切に手厚く擁護する政党を選ぶべきであることを主張したい。
本当にいつもありがとうございます☆
ようやくアンソロノベルを完結までUPさせていただきましたので、またご感想を頂けると嬉しいかなと。(^^;)
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