総選挙が終わって早一週間。でも新政権が発足までまだ一週間ありまして、いったい何でこんなにのんびりしているんだ?などと思う今日この頃。
ただでさえ、新型インフルエンザが日本で蔓延しているし、景気も回復基調にないし、失業率も増加していれば自殺だって増加している。
にも関わらず、対策を打たなきゃらない現政権は何もする気が無いようだし、ならさっさと新政権に引き継げばいいのに、まだ特別国会が開かれない訳で、一説によると、というかどう考えても自民党、没落目前の阿呆総理が引き延ばし引き延ばしにしているとしか思えない。いったい、何が変わるというのだろうか。
外交日程だって目白押しだってのに、国益を考えるなら、とっくに招集していてもおかしくないのに、マジで頭がおかしいんじゃないかと考える。
歴代最悪の総理は森喜朗かと思っていたんだけど下には下がいるなぁ。
そんなおバカな自民党を尻目に、新政権の中心たる民主党は組閣を進めるばかりでなく、官僚とも話し合いに入っていて、なかなか頑張っているんだけど、どうも新聞各社の頭が悪いのか、まだ民主党ネガティブキャンペーンだけに精を出している姿がなんとも情けない。
総選挙が終わってから、民主党マニフェストに対して、自民党のネガキャンビラをそのまま掲載し続けているような非難記事しか書かないし、今日も、先日の群馬のダム建設について国土交通省が入札凍結をしたんだけど、『推進派』と『架空人物』による、「ダムは建設すべきだ」と言っているし、最近、特に煩いのは『小沢闇将軍』というフィクションに奔走しているようで毎日毎日、「小沢氏の影響力が……」と報道して、よくもまあ飽きないもんだと、こっちが呆れてしまう。
何度でも言うけど、有権者は、7月の阿呆解散宣言から40日間も毎日民主党ネガキャンを張られた上で、それでも民主党政権を誕生させたんだから、いつまでも16年前のように民主党政権を早期崩壊に扇動しようとする姿勢は止めてもらいたものである。
今、新聞報道のすべては国民の選択を真っ向から否定することだということに気づいていないのだろうか。
ましてやまだ発足もしていないし、何の実績も残していない。
いったいどこに批判する要素があるのか理解に苦しむ。マニフェストが実現可能かどうかは、まだ分からないし、子供手当にしろ高速道路無料化にしろ、なぜデメリットばかりを強調するのかと言いたくなる。報道機関を名乗るならメリット、デメリットの双方を客観的に載せるべきであり、主観は社説だけにしてもらいたいものだと心底思う。
今日も相変わらず読売、産経、日経、地元のローカル紙・北國の自民党広報誌はデメリットとでたらめばかりの政治記事だった。まったく裏を取っていないことが一目瞭然なほど、文章も内容も劣化している。
唯一、今、マスメディアとしての良識が保たれているのは中日新聞(=首都圏では東京新聞)だけだと思っていたけど、毎日、朝日が少しずつ変わってきているように思えるのは良い兆候だと思う。
読売、産経は没落覚悟なら大したものだが、まあそんなことは微塵も考えてなくて、このネガティブキャンペーンが浸透するだろうとしか思っていないんでしょうね。もはや自民教の盲信者です。
ネガティブキャンペーンが功を奏するなら、社会党や新興宗教団体があれだけ嫌われることはないんですけどね。
はたして、明日はどんなネガキャン張るのやら……
国民の決断を頭から否定しているという重罪にいつ気づくのやら……
PR