忍者ブログ
のんびりまったり続くといいな♪ 管理人の日常生活と独り言を 聞いてくださると言う心優しい方、 大歓迎☆
Admin | Write | Comment
カテゴリー
アーカイブ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

いや~~~一昨日、
「7月4日に静岡県知事選は自公推薦候補が勝つ。間違いない」
なんて断言したのに、これは参りましたね。
まさか民国社推薦候補が勝つなんて夢にも思いませんでした。
まあ、午後十時半の段階でも当選確実が出てなかったんで競ってはいるんだろうなぁ、なんて考えてましたけど、凄い競り方でしたね。
得票数が70万を超えてきましたから、本当に僅差で、その差、約15000票差なんて。
良く捉えるなら、県民は「献金スキャンダルなんてどうでも良くて、これから先、この人は自分たちのために何をしてくれるかが重要」という判断の元、マスコミに惑わされず、自公政権にNOを突き付けたことになるんだけど、ただ、実のところ、私的にはこの勝ち方は、あんまり良い方向に進んでいる勝ち方じゃないな、と思っております。


政権交代が起こるのは良い。でも形がある、ということです。
例えば横須賀市長選のことを言えば、あれは横須賀市民が詐欺師・小泉純一郎に三行半を突き付けた、って見方ができるし、さいたま市長選は自民党側が分裂選挙になったから票を食い合って自民党は敗れた、という見方ができるんだけど、今回の静岡県知事選に関して言えば、(守られるかどうかは別にして)選挙公約的には坂本氏の方が筋も通っているし、県民の理解を得られるものだったにも関わらず、票が民主党候補に雪崩れ込んだがために負けてしまった、というものなのだ。
まあそれだけ自民党の凋落ぶりに静岡県民が辟易していたってことなんだけど、でもこれは良くない兆候なのです。
先にも言いましたけど、坂本氏の方が川藤氏より、(しつこいようだけど守られるかどうかは別にして)選挙公約は県民にとって有益なはずだったんです。にも拘らず、県民は雰囲気だけで選んでしまった。
これは何を意味するかと言うと、4年前と同じで後先考えずに「自民党が嫌だから」という一点だけで投票しているということなのだ。
もし、坂本氏と川藤氏の選挙公約を見比べた上で、それでも川藤氏がいい、ということで選んだのならそれは構わない。
しかし、何度も言うけど今回は坂本氏の方が県民の生活に(三回目になって申し訳ないが守られるかどうかは別にして)有益な公約を掲げていたんだから、県民は自分たちの生活を考えるなら坂本氏に投票するのが筋である。それなのに自分たちに不利益をもたらす川藤氏を選んだということは、後から裏切られたとしても4年間は絶対に文句を言えなくなるのである。あ、でも県知事ならリコールすれば解任できるかな?(ヲイ)
それはさておき、この構図は4年前の郵政選挙と同じで、勢いとノリだけで『中身を見ずに』自民党が嫌だから民主系の知事を選んだということであり、先を見ていない。
だから、この川藤氏の勝ち方はよくない、ということだ。
もちろん、静岡県民が『自公推薦の坂本氏だからこの公約を守るわけがない』と考えたなら熟慮の結果と言えるかもしれないが、それなら共産系の平野氏か(偽装CHANGE勢力の可能性は高いけど)海野氏に投票するはずである。なぜなら川藤氏の公約は県民にとって不利益をもたらすから。

予想が外れたから言い訳してる、って思われても反論できないんだけど、それでもこの勝ち方は正直言って評価できない。
何度も言うけど、公約の中身を見ずに雰囲気だけで選んだ結果だから。
政権交代の大きなうねりは日本中を覆い尽くしているのかもしれないけど、ちゃんと選挙公約を見て投票しないと政権交代の意味はないのだ。
その点で私は民主党の掲げる『高速道路無料化』、『中学生までの子供一人当たりの一ヶ月26000円支給』、『ガソリン暫定税の廃止』、財源は『特別会計の見直し』、『天下り先への垂れ流し12兆を止める』は評価できるから支持している。実際、果たされるかどうかは政権を任せた後じゃないと分からないので、ここで論じるつもりはない。なぜなら私は予知能力者ではないから。
私は4年前、自分の将来を考えた上で、郵政民営化以上の大問題があったにも関わらずそれを全て棚上げした姿勢に怒りを覚えて、自民党に票は入れなかった。
もし今回も単に『自民党は嫌だから』なんて理由で民主党に票が流れるならそれははっきり言ってよくない流れであり、ある意味、4年前と同じになってしまうような気がする。


もう一回言うけど、私は政権交代を望んでいる。今年の秋、民主党を中心とした現野党連立政権が誕生すれば、それは日本のためにも良いことだと思っている。なぜなら政権交代が起こるということを政治家が知れば、一部の官僚と企業向けの政策ばかり打ち出すと国民に権力の座から引き摺り降ろされるので国民を無碍にできなくなる、と学習するから。
だからこそ、本当にそういった形に持って行ってほしいのである。
雰囲気なんかじゃなくて有権者が自分たちの生活と将来を考えて投票してこそ意味がある政権交代なのである。
ノリと勢いだけで投票しちゃいけない。議員と党を選択する国民には自分たちの将来という責任を背負って投票する、ということを今一度訴えたい。
PR
Comment
Name
Title
Adress
URL
Color
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment
Pass   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
Trackback
トラックバックURL:
<< BACK  | HOME |   NEXT >>
Copyright ©  -- 平々凡々徒然日常記録 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by White Board
忍者ブログ  /  [PR]