最近、地道にガソリン代が上がってきたんで、民主・国民新党・社民の連立政権が2010年4月から暫定税を廃止するようなので本当に喜ばしい訳ですから、ぜひ、(都市部はそんなに車の重要度が高くないかもしんないけど)地方住まいで車が生活の一部になっている方は、現野党連合に投票していただきたく存じます。
ちなみに日本の選挙の場合、たいていの場合は人で選んだとしても党を選んだのと同じですので、暫定税を廃止して高速道路を無料化し、子供手当月2万6千円が欲しい、消費税も今のままであってほしいな、と思いましたら必ず候補者も政党も民主系を選ばないと為し得ませんので候補者と政党を別に書くことは推奨できません。
さて、そういったガソリン税とか消費税の在り方について、海外の実態を参考にしようと、ウチのリンクにも(勝手に貼ってあります)
カナダde日本語様に、カナダの現状をお聞きしたところ、実に丁寧なお答えを頂きました。
消費税と社会保障:日本の増税とカナダの減税管理人さんが、ほとんど丁度1年前に記載されたものなんですけど、去年の今頃と言えば、今よりもさらにガソリン代が高くて180円/ℓに迫っていた訳ですが、確か去年の私も言ったような気がするんですけど、原油の高騰で国民の生活が圧迫されるということで世界中がガソリン代を下げる方向にあったというのに日本だけが増税したという、なんともアホな法律が再議決された頃でもありました。(正確には2008年4月30日)
何故、再議決してまで暫定税率を復活させたのかと言いますと、これは勿論、道路族の既得権益のため以外の理由は存在しません。もちろんB層と自民党支持者以外の国民は分かっていますから、当然、容認することなんてできず、以来、ガンガン自公の支持率はナイアガラの滝の如く、怒涛のように落下の一途を辿っていったわけですが、再議決権に執着して国会運営を麻痺させ、さらに国民の生活を破壊していくという最悪の1年を辿る羽目になりました。
前にも言いましたけど、国会が行き詰っているのは与党の責任であって野党の責任ではありません。再議決権を行使して好き勝手やれるから無駄に長くなっているのです。
もう一回言いますけど、国会を停滞させたのは与党であり、野党ではありません。
んで、消費税を見ましてもやっぱりカナダとは比べ物にならなくて、日本の消費税の在り方自体が間違っていることを実感する訳で、消費税自体、日本じゃ要らないんじゃないかと思うし、仮に課税するとしても食料品にまで課税する必要はまったくないことを再認識させられます。
だって、消費税はまったく福祉目的で使われていないから。
もし本当に使われているなら、介護保険も後期高齢者医療制度も絶対に要らないし、年金の支給対象年齢も上がるはずがないし、減額されるわけがない。もう一つ、国民の医療負担が今、3割になっているんだけど、これも1割に戻せるほどの税収が消費税にはあるのである。なぜなら消費税はこれまで220兆徴収されている。ところがこの220兆が社会福祉にまったく回されていない理由があって、この内の170兆は大企業減税で消えていることがたくさんの識者の方々が立証しているのだ。(昔の法人税の実効税率最大は50%だったのに今は37%)
国民はこういう事実を知るべきだし、どこに載っている?と問われればネットで検索するとすぐ見つかるという現実がある。
低俗な献金スキャンダルや芸能人擁立の報道に時間と紙面を割いて、その裏で着々と進行していた悪事を断ち切るためにはやっぱり政権交代は必要だと実感する事例でございました。
負担増が本当に必要なら受け入れるしかないんだけど、実態は全く必要じゃない訳で、テレビ、新聞がどうしてあれほどまでに増税に執着するのか理解に苦しむんだけど、単なる政府広報に成り下がっているなら、それはもうマスコミとは言えないということだ。
テレビ離れ、新聞離れが進んでいる現状をもっと深刻に受け止めないと、いつまでも高所得の花形商売ではいられないと思うんだけどね。
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