ついに衆議院総選挙まで一ヶ月を切り、ということは丁度一ヶ月後には、ようやく景気対策に本腰で取りかかれる『新政権』が誕生する訳で、去年の秋、麻生率いる暫定政権がその身分を弁えず、無駄にあがいて延命させたばっかりに、日本の景気の悪さは世界一最悪にまでなってしまったんだけど、それもこれもあと一ヶ月の辛抱であることだけは確かである。
とりわけ、新聞メディアは既得権益にしがみつくためだけに、7月14日以後、ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと民主党大ネガティブキャンペーンを張って、投票率を低下させようという姑息な手段を取っていることに、気付いている人は気づいているんだけど、これが前回の総選挙よりは多いんじゃないかな?と思う今日この頃。
まあ、まだ今のところは政権交代のうねりは収まっていないような雰囲気がないこともなさそうで。
その原因の根の深さに既得権益集団は気づかなきゃいけないんだけど、それでも、まだ一ヶ月ほど民主党ネガティブキャンペーンを張れば投票率を下げられるんじゃないかと考えているのでしょうね。今日の地元ローカル紙にして政府広報・北國新聞は本当に酷いものでした。今のまま、一カ月続けば投票率は下がるでしょう。
しかしそれは有権者は自分たちの首を自分で絞めていることに気づかないといけない訳で、新聞テレビが何を言おうが、それを鵜呑みにすることなく自ら情報を集めて是非を以って投票に行ってもらいたいものです。
んで、ここまで見事なくらい民主党大ネガティブキャンペーンを張られてしまうと、そりゃ誰でも無意味に不安になる訳で、とりわけ日本人というものは『未知』を『恐怖』に捉える後ろ向き人種でございますから、効果は小さくないかもな、などと危惧してます。
前にも言いましたけど、このネガキャンは何よりも汚いやり方で、小泉純一郎や星野仙一が得意とした『仮想敵』を作っておいて、そいつを攻撃することにより、目を逸らせておいた上で、裏で、もっと悪どいことをやる方法なのである。
だからこそ、むやみに不安がらせるような言い回しをする連中は、まったく信用しない方がいいと思う。いい例はやたら終末思想を掲げる(主にカルトな)宗教団体だろうか。
8月30日の投票日は迫ってきている。
4年前にすでに選択肢を誤ったとしか私は思っていないんだけど、今回こそは決して選択肢を誤らないでほしい。
日本の未来、なんて考える必要はどこにもないんだけど、せめて自身のこれからの生活を考えた上で投票所に足を運んでほしい。
これからも新聞テレビは「財源」、「増税」、「民主党は気が緩んでる」、「外交、安全保障」とか毎日流すことでしょう。
でも、それはあくまで自民党の不出来を覆い隠すための煙幕でしかないことを国民は知るべきだ。
財源を国債と消費税増税で賄おうとする自民党を覆い隠すために、
国民には何の恩恵もないのに無意味に増税を推し進める自民党を覆い隠すために、
2008年からずっとドブ板選挙を展開して来ている今回の民主党系候補者を取材もせずに決めつけて不甲斐ない自民党を覆い隠すために、
竹島・対馬を始めとし55年間土下座外交を続けて属国と独立国の区別もつかないような外交を展開し続けた自民党を覆い隠すために、
今、民主党を叩いているだけなのだと。
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