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昨日の続きでございます。もう私にとって今日の都議会選なんてどうでもよくなっています。自公が勝とうが民主が勝とうがそんなことは大したことじゃなくなりましたから。というか元々大したことだなんて微塵も思ってませんけどね。
そして衆院選も今は民主党系に投票するつもりでいますが、もし仮に、今回の児童ポルノ禁止法改悪を阻止してくれる政党が現れたなら、そちらを全面的に支持することにするでしょう。

児童ポルノ禁止法改悪案

なぜ、私がこの法案に大反対するのか。
というか、この法案を諸手を挙げて、とまではいかなくてもある程度賛成という人は多いのではないかと思うが、その人はおそらくこの法案の中身を全く知らないと見ている。そして昨日「すべての少年誌が廃刊に追い込まれるとか親が成長記録として残している子供の写真とかも規制の対象になる」という話をしたが、それを「んな大袈裟な」と切り捨てる人も多いのではないかと思うのだが、残念ながら大袈裟でもなんでもなくてシビアな現実なのである。
そして間違いなく、この法律は悪用される。断言してもいい。ウチにも勝手に貼らせてもらっている植草一秀氏のような、また故伊丹十三氏のような『破廉恥』という社会的に最もどん底に突き落とされる『冤罪』が横行する世の中になるだろう。なぜなら、入手経路を度外視して、、、、、、、、、、持っているだけで処罰されるという信じられない話だからだ。
大事なことなのでもう一回言うけど入手経路は度外視なのである。
例えばAという人がBという人を社会的に抹殺させたいと思えば、AがBにメールないしBの所有物の中に画像もしくは表現された文章をメモにして押し付けるだけで逮捕させられるという無茶苦茶な法律なのだ。これをAを警察、政治家にしてBを奴らの煙たがる人間に置き換えてみればもっと分かりやすいかもしれない。
そして、この法律の一番悪質なところは子供と女性を守る、ということを前面に押し出していることであり、ちょっとでも反対しようものならそれを盾に集中砲火を浴びせることができるところにある。憲法が規定している『表現の自由』を踏みにじるものでありながら、だ。
分かりやすい動画も見つけたので参考にしてほしい。本当にこの児童ポルノ禁止法がまともな法律と言えるのかどうかを。

①趣旨内容
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女性や母親の立場から見れば『良い法案』に見えるように錯覚させていることが一目瞭然で分かりやすいと言えよう。
もちろん、実態は全然そんなわけがなくて、これは先にも記したとおり、『規制に引っ掛からない』モノが存在しない極めて悪質な決め方なのである。

②法律施行で処罰の対象になるマンガ、アニメ

放映当時、もしくは今現在でも流行している作品が含まれている。この例は多少、わざと卑猥っぽくしてあるが、ここまでしなくても、たとえばドラゴンボールでピッコロが孫悟飯を鍛えるシーンも引っ掛かってくるし、孫悟空の少年時代モノもアウトになる。なぜなら①の規定からすれば男だろうと上半身裸も駄目だからだ。しかも実年齢ではなく『見た目』で判断される。主人公が、ではない。登場キャラクターすべてに対してである。有名どころで赤松健、あだち充の作品は完全にアウトだ。ジャニーズのCDを持っていても罪になる。これではほぼすべてのマンガ、アニメ、さらにはゲーム、ドラマ、小説、音楽が規制対象になる。書店、パチンコ、ゲームセンター、カラオケボックス、遊園地だって閉店して商品を焼却処分せざる得なくなる。こうなるとすべての娯楽が崩壊だ。18歳未満と思われる表現が出てこない上記ジャンルや店舗を私は見たことがない。それも健全な作品だとしてもプールのシーンがダメなのだからこれはもうどうにもならない。学生服を着ていれば当然18歳未満と判断されるし、着ていなくても見た目が大人っぽくなければそれで18歳未満にされる。言っておくが、設定年齢は関係ない、、、、、、、、、
それも持っているだけで逮捕されるのである。もう一回言うけど、罪を犯していないのに単に持っているだけ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、で逮捕できる法律なのである。
もちろん童話も例外ではないのだから、『桃太郎』、『金太郎』を持っているだけでアウトだ。

③諸外国の事情

という風に、実は規制している国の犯罪件数の方がはるかに多い。もちろん、日本の警察や国が発表している数字が信頼できるものかどうかと問われれば首を傾げざる得ないが、それでも実感として日本の性犯罪発生件数は諸外国に比べれば少ないことだけは確かであるし、しかも昨今は減少していると発表されているのである。
つまり、昨日も言ったが規制する大義名分なんて存在しない、単なる感情論、もしくは宗教の経典っぽい考え方、すなわち『自己満足』で制定しようとしている法律に他ならない。
憲法で定められている『表現の自由』を踏みにじるものである。


この法律が適用されれば私は間違いなく逮捕対象にされるだろう。いや私だけじゃなく、18歳以上の国民全員がだ。
大袈裟でもなんでもなくてそういう法律なのである。
だからこそ冤罪逮捕が間違いなく増加すると言えるのである。
もし「私はそんなもの持っていない」と主張される方は、今一度、自分の周りを見てほしい。
漫画やアニメのDVD、ブルーレイ、ビデオは持っていないかもしれないが、自分たちが持つ雑誌、小説、ビデオ、アルバムの中に、本当に(子供っぽいを含む)子供の写真もしくは表現で『一部、肌が露出している』ものがないかどうかを。
自分とか家族とかは関係ない。これくらいでもだめなの?とかも考慮されない。
それがあるだけで警察の気分だけで犯罪者として逮捕されるのだから。

私は必要悪、という話をしているんじゃない。娯楽という大衆文化を都合よく破壊する法律に警鐘を鳴らしているのである。
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無題
by らすかる母 | URL | 2009/07/13 08:03 | EDIT
こんにちは

表現の自由の規制...こういうことだったんですね。

この法案にしても、移植法案にしても、「児童ポルノ」「脳死」といった言葉の定義があいまいなまま議論が進められているように思うのは、私だけなのかしら...?
無題
by あまぎ@管理人 | 2009/07/14 19:15 | EDIT
>らすかる母さん

いらっしゃいませ☆
まあ、ホント曖昧な定義です。たぶん、らすかる母さんだけじゃないですよ。そう感じるのは。しかも始末が悪いことに臓器移植改定についてはきちんと報道されていた(賛成派反対派を報道してました)んですけど、児童ポルノはまったくテレビ新聞は報道しませんから情報を自分で得ようとしない輩は数多くいますけどね。
気づいた時には手遅れ、というのを日本人はいったい何度繰り返せば気が済むのでしょうか……
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