あくとよばれてもかまわな~い♪
おれに~ついてくるか~~~♪(山根康広:『TELL ME』の一節)
疲れてますね。最近。
何に疲れているのか、と問われても答えは見出せませんが。んまあ強いて挙げるのであれば『生きていることに疲れた』みたいな♪
でもこれは数多くの方が思っていることであって私だけではありませんからね。
はてさて先日『オールヌードの構図はあんまりどころかまるっきり描く気が沸かない』といった私ですがその訳を思いっきり偏見……ではなく持論で今回は語ってみようかと。
「え~~~! 健全男子なら気合入るんじゃないの!?」
とツッコミを入れた方は多分『絵』と言うものをほとんど描かないか、男のことをちょっと誤解して認識している女性の方ではないかと推測します。
と言うのもこの『オールヌード』。
色が単調なんです。極端な話、陰影はあっても基本的には肌色一色。
つまり飾り付けができない。
飾り付けができないということは一番大事な『メリハリ』が存在しないのであります。となると途中までは劣情で描けないこともないのですが、その劣情が沈静した瞬間から『面白味』が無くなってしまうのです。
まあ一色ですから誤魔化しが利かないので自分のお絵描きレベルを知るにはいいかもしれませんが。
てことで『見る』という短時間のものならともかく『描く』となるある程度時間が必要なものは、『興奮状態』が長続きする訳もなく、途中で冷めてしまってどうでもよくなるのです。
とまあ、もっともらしく語っていますが実は多分別の理由なのではないかと推測できるんですよね。
それは――
「オープンでモロだから逆に引く。ある程度チラチラしている方が想像力(=創造力)を掻き(=描き)立てる」
と言うことが真相なのではないかと最近思ってみたり。
皆さんも経験ありませんか?
イベント前日までがとってもワクワクしていて、いざ本番となるとどこか冷めてしまった。
目に見えないものだからドキドキするけど、いざ目にしてしまったらなんだか興醒めした。
この感覚に似ているんです。
ですからあんまり『オールヌード』の創作意欲は沸かないのでしょう。
そしてもう一つ大切なこと。
危ない奴とか言われようが私は胸を張って言います。
それは自分の作り出したキャラクターは自分の子供の様な存在だからです。
一回こっきりでもう今後二度と描かないものだとしても、本当に自分だけが楽しむならともかく、サイトに展示して公の目に触れるものに関しては本気で思い入れが強くて恥ずかしい格好をさせるのが忍びなくなってくるという摩訶不思議な感情が芽生えてくるのです。
てことでこの3つが私の『オールヌード画像』を作らせない要因なのでしょう。
と言っても、限界ギリギリは何度かやったことありましたけど。(ヲイ)
PR