今日は一年前に退職した古巣に遊びに行ってみました。
土曜日でしたから休みかなぁ~~~と思いつつ、行ってみれば確かに休日だったんですけど、休日出勤してた元上司がいたので、久しぶりに話をしました。
私が退職した後、結構大変だったそうです。
でも嬉しいことにそれを私の所為にしてませんでした。
そういった心遣いにどこか安堵した自分がいましたね。
んまあ、その職場を退職した理由は別にケンカしたわけじゃないし、退職金も貰ったし、送別会なるものを開いていただけましたから、大筋では円満退社だったと言えることでしょう。
一年ぶりに訪れた前職場。
何も変わっていませんでした。
机の並び方、ホワイトボード、現在いたメンバー、伝言板に貼られたお知らせ、PCの位置、室内のレイアウト、等等、全てほぼ一年前のままでした。
でも違う――
私の中に違和感がありました。
私は正直、入るのを躊躇いました。もし、元上司が招いてくれなければ入ることはできなかったことでしょう。
そして、ほとんど変わらない職場だったというのによそよそしささえ感じていました。
元上司の話し方も私への接し方も一年前と全然変わらないのに、私自身はそこに居ることに疑問を感じていました。
もう、あの職場に私の居場所は無いんだ――
その結論に達したのは帰りの車の中でした。
辞めたのですから当然ですが、今日、その現実を知りました。
『約10年勤めた私』という存在は、その職場では長い歴史の1ページでしかないのでしょう。
ちょっとしたノスタルジックを感じていましたが、悲しさはありませんでした。
この一年の間に、と言うか、辞めた時点で私自身も吹っ切っていましたから。
例えるなら――
卒業した学校に行くようなものでしょうか。
秋の青空に懐かしさを感じる一日でしたね。
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