プロ野球ファンなら誰しも4月からこの10月までの半年間は一喜一憂で、大歓喜と悔しさを入れ替わり立ち代わりで毎日を過ごす訳ですが今日。
今年のその心の大波には終止符が打たれました。
私が応援している中日ドラゴンズ。
結局、半世紀以上、日本一になっていない呪縛からは抜け出すことが出来ませんでした。
選手や監督たちを責める気はまったく無いけど、やっぱり悔しくて仕方がありません。
あと1本のヒットが出なかった――
別に完全に抑えられたわけじゃないし、投手陣だってずっと踏ん張ってた……
けど、得点チャンスに『1本のヒット』が出なかったことが本当に悔しかった。
わずか1本の差が明暗を分けた日本シリーズ――
そんな気がしたから余計に悔しかったです。
私が『プロ野球』を知ったとき、最初にファンになったのは、まあこちらではこのチームの中継しかやってませんでしたから巨人ファンでした。
89年、巨人が日本一になった翌年90年からホークスファンに転身して13年、そして2004年からはドラゴンズを応援している訳ですが、応援しているチームが日本一になる喜びも、敗れる悔しさも知っています。
日本一になった喜びは来年2月のキャンプインまで続きます。
が、敗れた悔しさと言うのは、案外、過去のことにしているようで、そのファンのチームが日本一になるまで忘れなかったりするものなんです。
今年のドラゴンズは残念ながら敗れてしまいました。
私はまだドラファン暦わずか3年(去年がファン休養宣言でしたので実質2年)ですが、半世紀以上、日本一になっていないということは、私より10倍20倍ファンをやっている方はその悔しさをずっと抱き続けているということになるのです。
来年こそ――
その悔しさを晴らしてほしい――
今はただそれだけです。
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