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週40時間週休完全二日制が定着しつつある昨今。
つっても中小零細企業で働く私にとっては『完全週休二日』なんてのはなかなか難しい話で、でも仕事自体は所属課の仕事だけをやってりゃいい、って職場じゃないから、これはこれでなかなか楽しんでやっている自分がいるのだ。
これで給料さえよければ――――とこれは言うまい。
なんせ、今の世の中、全国平均で有効求人倍率が0.5倍前後、失業率も職安に足を運ばないニートやフリーターも含めてしまえば10%を越えていると言われているわけで、働き場があるだけでもマシ、という時代なのだから、私もできるだけ今の会社が傾かないよう、自分のできる範囲で努力しているつもりではある。
それでもまあ、なんつってもこの大不況の荒波はまだまだ収まりそうにないので、とにかく耐え忍ぶしかない。耐え忍ぶしかないのだが、従業員にギリギリまでの経費削減を強いる前に、内方で浪費する(もちろん経費計上できない)使途不明金削減を推し進めてくれないだろうか、とか思うことは多々あったりするのもまた現実なのだ。
さて、たまに愚痴は言うことはあっても基本的に、今の職場は結構私は好いている。
前の会社も嫌で辞めたわけじゃないし、雇ってくれたことに感謝こそすれ恨むつもりはまったくない。
でも、前の会社と比べるなら今の会社の方が楽しいな、とは思うし、それは嘘偽りない心だろう。もっとも「今のところは」ではあるけどね。
だって、私は予知能力なんてないし、将来の心境の変化なんてものまでは分からないから。


んで、週休完全二日ではないけど、いちおー規則上は隔週二日になっている勤務先ではあるのだが、実のところ、10月10日~10月12日の三連休以来、私は二日連続で休んだことなかったりするのだ。(^^;)
つーわけで、今日も本来的には休みだったんだけど、昨日になって、急な仕事が入って駆り出されていたり。
でもまあ、それでも声をかけられないよりはかけてくれる方が嬉しいわけで、規則正しい勤務時間もいいんだけど、こういうイレギュラー時間勤務は結構私、好きなのだ。
あ、そこ、Mとか言うなよ。別に体を酷使したり傷つけたりするのが好きだって意味じゃないんだからな。
たぶん、これは私の変な性癖なのかもしれないけど、『時間枠外』の行動となると結構気持ちが高ぶっていることが多い。もちろんプラス方向で。
学生時代は正規の授業よりも長期休みの補習の方が気合が入っていたし、文化祭の準備の方に動いていた時の方がやる気が漲っていた。平日のクラブ活動よりも土日のクラブ活動の方を楽しく感じていたし、前の職場のときは2月から3月中旬にかけての繁忙期に夜遅くまで残らなきゃならない毎日があったんだけど、その時期の方が仕事をしている充実感を感じていたのである。周りには同じように面倒くさがっているような言動をしていたけど、心の中では気持ちが高ぶっていたんだな、これが。
たぶん、だから今の職場の方が前の職場よりも面白く感じるんだと思う。
規則正しい生活だと、それはそれで健康面を考えれば負担は少ないのかもしれないが、それは長く続くとやっぱり『退屈』を感じてしまってストレスになる。
てことで、私は『刺激』とか『変化』とかを求めてしまうのかもしれない。
人にとってたまには違うことがあると、それはいい気分転換なのだ。
んで、今の職場はさっきも言ったけど所属課の仕事だけをしていればいいってわけじゃない。場合によっては朝6時に集合ってこともあるし、日が変わった真夜中の上がりもあった。でも毎日じゃないから、それがやけに私にとっては楽しくて仕方がない。もちろん、周りにそんなそぶりは見せていないつもりだけど、たぶん、私だけはそういう仕事の日はいつも以上に生き生きしているんじゃないかと自分で思う。


仕事を楽しく感じるコツってなんだろうって考えてみた。
結論としては、自分にとっての面白みを見つけることが最善だと思う。それは別にやりがいとかじゃなくてもいいんじゃないかな?
仕事は本来楽しいものじゃない。辛く厳しく、でも生活のためには絶対に欠かせないものなのだ。
だったら、自分で仕事というものを面白く感じられるようにならなきゃいけないと思う。どうせやるなら辛く苦しくよりも楽しく面白くの方がいい。
今現在、就職戦線はとっても厳しい状況に置かれている。
にも関わらず、せっかく就職できた職場を数カ月で離れてしまう新卒者が多いことはどこか悲しいもので、昔の人は「根性がない」で、その人を否定してしまうんだけど、私は少し違う気がしている。
だから、私は新人には課が違っていても努めて優しく、温かく声をかけるようにしている。
新人はどうしても自分の理想というものを持って就職してくる。それは当然なんだけど、最初からできる人間なんていやしない。
理想を現実にするためには仕事に『面白い』を感じ、また、続けていって経験を積まないと不可能なのだ。
そこで私はいつも新人に言う言葉がある。
「今の内に、いっぱい失敗しとけ。うまくいかなくたって構わない。だって、知らないことばっかりでうまくいかないのが当たり前なんだから。フォローは周りがしてくれる」
通じているかどうかなんて私には分からないし、確かめるつもりもない。
今年、職場に高卒の新卒就職の人間がいた。私はそう言って新人を自分なりに力づけてきたけど、残念ながら半年で辞めてしまった。やっぱり辛かったんだろう。去年までは学生で、今年から、いきなり世界が変わってしまったんだから。でも周りは誰もその人を責めなかった。
私が嬉しかったのは、職場の人たちのこの言葉だった。


「今時の子にしちゃ、よく続いた」


そうなのだ。新卒の2/3以上は半年どころか三ヶ月以内に辞めていってしまう時代なのである。そんな中で半年も持ったんだ。『今時の子』にしたら相当持ったほうだろう。褒めてやればいい。何も悪くない。そうやって社会の『経験』を積めばいいのだ。その同僚はまだ二十歳にもなっていなかったから、これからいくらでも新しい働き口が見つかるから。
でもさ。
次はどこに就職するかは分からないし、ちゃんと職が見つかるかどうかも分からないけど、半年しかいなかった同僚に言いたい。
「次は、ここよりも長く居ろよ」
ってね。
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