前回、私が二次創作の話をしたときはちょっと否定的に書きました。二次創作は原作者の心労を察するに、相当の重圧になることは私自身の体験で少し分かる気がしていますから。
でも、二次創作がファンとして執筆や漫画を描く趣味を持っているなら、それはそれでやっぱり楽しいものでもあるのです。
なぜならば。
答えは簡単。と言ってもどれだけのアンソロクリエイターが感じているかは解りませんけど、私自身は、ある意味、夢を叶える行動だから、と思っています。
誰しもが一度以上、考えたことがあるのではないでしょうか。
自分が好きな漫画やドラマ、アニメ、小説といった、架空世界に自分も登場したい、と。
もちろん、夢と現実の間には絶対に越えられない境界線があって、自分が登場人物として自分の好きな物語に登場することは、今の時代では絶対にあり得ないことなんだけど、でも、誰もその夢、というか欲求は捨てられるわけがなくて、頭では否定しつつも、心の奥底では『その時』が来るのを願ってやまないんだと思う。もちろん、私もそう。
ただし、それは自己満足で終われるわけもなく、やっぱり誰かに知ってもらいたいという気持ちもあって、その結果、好きな物語を自分の思い通りに描く、言わば、自分を登場させて作る世界、それが『二次創作』なのではないでしょうか。
だから、自分の気持ちが薄れない限りはずっと続けるし、興味が薄れてくれば離れていく。
そういったものだと思います。
自分が好きだった作品から卒業する、それは何も後ろめたいことでもなんでもないし、泣くことでもないのは当然で、しかし、誰かが卒業すれば、また新しい誰かがその物語に夢を追いかけ始めます。
そう考えると、二次創作とは原作が終了しても永遠に受け継がれ、また続いて行くんだろうなぁ、とか考えることがあります。
原作に何を求めるのか。
それはカップリングだったり、近未来だったり、主要キャラではなく脇役だったり、と人それぞれでしょう。
ちなみに私の場合はパラレルファンタジー。原作の雰囲気を残しつつ、原作のキャラクターたちを原作の舞台から違う舞台へと運んでしまうことでしょうか。(笑)
私はいつも思っています。
趣味は楽しくなくちゃ意味がない。そこに煩わしさや苦しさを感じ出したら、それを続ける必要はないことでしょう。趣味は苦痛に感じちゃいけないからです。
だって苦痛はストレスを生み出す。でも『趣味』というものは精神状態をプラスマイナス0に持っているけるものですから。
趣味で発散できて、しかも夢を叶えることができるもの。
それが二次創作の素晴らしさ、だと思っている私は今日も、頭の中で何かを考えているのかもしれません。
本当にいつもありがとうございます☆ DQ7が終わりましたんで、何とかサイト更新ができないかなぁ、と思っておりますので、温かい目で見守ってい頂けると嬉しいです。
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