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日本時間で昨日から開幕したアメリカメジャーリーグワールドシリーズ。
日本や韓国、台湾はそれぞれ日本シリーズ、韓国シリーズ、台湾シリーズと呼ばれているのに、なぜアメリカメジャーリーグはワールド世界シリーズと呼ばれるのだろう、などと昔は考えて、実のところ、今でも答えは分かんないんだけど、前に聞いた時はアメリカのみならずカナダの球団も参加しているから、とか、世界一のクラブチームを決めるから、とかメジャーリーグには外国人枠がないから、とか色々聞きましたが、まあ今はどうでもいいかな。
たぶん、呼び名が定着しちゃっていまさら『アメリカシリーズ』とは言えないし、カナダがいるから『ノースアメリカシリーズ』も長過ぎて何かしっくりきませんから。


それはともかく、今年のワールドシリーズには6年ぶりにニューヨークヤンキースが進出していて、郷土の英雄・松井秀喜ももちろん、(DHだけど)レギュラーとして大舞台に立っています。
ただ、明後日からの3戦~5戦はDH制が使えないので残念ながら一打席勝負になっちゃうんだろうけど、今日は存在感を存分に見せつける決勝アーチを放っております。

再びスタメンに名を連ねるのは第6戦以降になりますのでなんとかニューヨークに戻ってきてもらいたいところ。


で、前にも言いましたけど私はイチローよりも松井秀喜をはるかに高く評価しております。
記録や技術は確かにイチローは凄い。しかしチームの勝利のために生かされることのない技術では、単なる弱小チームにおけるお山の大将でしかなく、真の実力が測れませんから、その点、松井は常に優勝争いを演じるチームにおける中心打者で、成績がモロにチームに影響してくるだけでなく、少しでも悪ければ即刻スタメンを外されてしまう層の厚いチームでハイレベルな成績を残しているだけに、よくイチローと比較される松井で、成績はイチローのほうが上とよく揶揄されるけど、私から言わせれば、ならイチローはどれだけブルーウェーブやマリナーズに貢献したんだ?と言いたくなります。
現にイチローはWBCで中心に座らざる得なかった今年、決勝戦の最終打席までずっとプレッシャーに負けていました。
逆に松井はWBCこそ出場していませんけど、2003年同様、今年のワールドシリーズでもヤンキースのクリーンナップを務めております。6年前のメンバーでスタメンに残っているのはジーターと松井だけなのです。
イチローは緊張感の中では重圧に負けてしまう、ある意味、並以下のの選手としか思っていません。
本当にハイレベルな選手たちは成績のみならず、自分の成績プラスチームの勝利のために働こうとします。
古くは金田正一が、張本勲が、国鉄や東映では優勝できないからということで巨人に移籍しました。落合博満もまた、ロッテでは優勝に縁遠いということで中日に、そしてFAで巨人へと、さらに自分を磨くために常に強いチームへと移籍していったのです。
松井も然り。
石川県では一番甲子園に近い、星稜へ進学し、プロに入ってからも巨人、ヤンキースと、毎年優勝を義務付けられる球団へと進み、またその中でいつも中心選手を張っております。
しかし、イチローは常に強いチームへの移籍を拒んでいます。もっともらしいことを言っていますけど、WBCの醜態を見た後では、実は化けの皮が剥がされるのを恐れているんだろうな、としか思えなくなりました。


とと、話を松井に戻します。
そんな松井にとって日本時代の一番の悩みどころは次打者、とりわけ5番打者に悩まされ続けてきたことでしょうか。
高校時代はある意味仕方ない部分もありますけど、松井自身があまりに突出しすぎていて、5番打者がかすみ、例の五敬遠事件がありました。
またプロに入ってからも、落合博満が次打者の頃はそうでもなかったのですが、後釜で来たとある次打者があまりにふがいなさ過ぎて、一気に四球が増え、いったい1997年以降、どれだけ打たせてもらえなかったかと思うと哀れでなりません。
特に1997年~1999年。
この3年間は松井は3番で、日本では4番が一番恐れられている打者だというのに、3番・松井が平然と敬遠される4番でしたからどうにもなりませんでした。
それは松井が4番に定着した2000年~2002年も同じ。
あまりに5番打者が頼りにならないんで、4番・松井は全く勝負してもらえず、その5番が怪我で戦線離脱した後、ようやくマシな5番がいてくれたおかげで量産体制に入れるというなんとも辛い6年間だったのではないかと想像します。もちろん、松井はあまりに優しいのでそれを口に出すことはありませんが。
さて、そんな松井は2003年以後、2009年まで主に、その『5番』でレギュラーを張っております。
テシェイラ、A・ロッドといったメジャー屈指の打者の後を打つのが日本の松井なのです。
松井は、この5番という役割に相当の緊張感を持っていることと推測しております。なぜなら自分が日本時代に一番苦しめられたのが、相手投手ではなく味方の5番だったからで、苦しさを味わった松井だけに『5番』には並々ならぬ決意があるのではないかと勝手に思っております。
自分が苦しんだことをA・ロッドに味あわせたくない、その思いは人一倍強いことでしょう。
『5番』がいて『4番』が生きることは松井自身が痛感していることでしょうし、そんな松井だから5番の役割を理解できていて、今はヤンキースの『5番』に誇りを持っているのではないかとさえ感じます。


ワールドシリーズは長くてあと五戦。
その間、5番・松井は『5番』としての輝きを失わず、ワールドチャンピオンの座を射止めてほしいです。
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