3月11日と13日に、「PS2版のDQ5で今回のプレイでは、仲間モンスターコンプリートを目指している」という話をしたんだけど、3月27日現在、イベントじゃなくて戦闘終了後に仲間になるモンスター65種の内、56種まで来たのである。
んまあ、いい社会人がこんなことをやってるなんてよっぽの暇人だと思われても仕方がないんだけど、そこはまあ趣味の話なんで、それをとやかく言われる筋合いはないし、やりもしない人間に言われたくもない。何であれ、人のことを蔑むことができるのは自分が同じことをやったことがある人だけで、もっともDQ5に限らず、何かに挑戦した経験がある人は、同じ挑戦をしている人を蔑んだりすることはあり得ないけどな。
要するに、人を悪く言うのはそいつは自分がやったことがないことを勝手に低俗だと決め付けている場合のみってことだ。ま、まあ……DQ5の仲間モンスターコンプリートが高尚かどうかと問われれば、たぶん答えは否だろうけど、何事であれ挑戦することが大切であって、そこに優劣はないはずである!
でもやるからには、達成しないと、それもまた無意味なことでもあるので、できる限り頑張ろうと思っている。
50種に近づいたあたりから『諦める』という選択肢は正直言って消えた。たぶん、何らかのスイッチが入ったんだろう。人間スイッチが入ると、「もういいや」という思考は無くなって、逆に「何が何でも」に切り替わっているのである。
これはゲームじゃなくて、私は受験のときに経験して知っている。
というのも、実のところ、私は高校受験にしろ大学受験にしろ、中三、高三時代に(合格の報告に言ったときに聞かされたんで断言できる)職員室中の先生が「あいつだけは、ここ無理だろ?」と思われていて、それをひっくり返したものだから、今となっては笑い話なんだけど、当時、職員室中の先生が私に頭を下げてきたのは、どこか誇らしく思ったものである。ひょっとしたら不快に思わなきゃいけないことなのかもしれないけど、当時は合格して気持ちが高ぶってたんで、そんなことは微塵も思わなかったのだ。
んで、正直言うと、私も中三の十月、高三の十二月まで、それぞれ志望校は五教科平均60点くらいで合格できるところを受けようと思ってたし、大学に至っては、何処も行けないだろうな、と半ば諦めていたのである。
ところが、妙なスイッチが入ったきっかけが、両方の時期に訪れて、共通していたのが、模試の結果がこれまでで最悪だったことである。
このときのショックが自分を奮い立たせる結果に繋がり、この後、間違いなく、「今やれ」と言われたら絶対無理なくらい、懸命に勉強して、気が付けば高校は1ランク上げて受けていたし、大学もいちおー現役で滑り込めたりした。今は大学の現役合格は当たり前になりつつあるかもしれないけど、私が受験した時代はまだまだ大変だったのだ。
そして、そのとき、入ったスイッチが今、私に入っているってことなんだ。
もしDQ5をやったことがある人なら分かるかもしんないけど、正規のストーリー中には絶対に仲間にならないモンスターが2体いて、さらに仲間になる確率が1/256のモンスターが5体いるし、極端にエンカウントする確率が低いモンスターが4体いるのである。それも絶対にこの4体は一度に現れて、倒す順番に相当頭を悩ませてしまうことが多々ある1/256モンスター並みの難関なのだ。
それが残り9種になっている、という意味を理解してもらえるだろうか。すなわち、正規ストーリー上で仲間になるモンスターは残り7体。内、1/256は3体である。
そう、非常に嬉しいことに、1/256を一種捕まえることができたのだ。
つっても、まだ1/256は4種残っているし、内1種はもうすぐ戦闘回数256回を越えるところまで来てしまっている。
……はたして、1/256を捕獲できるだろうか、それと極端にエンカウントしない4種も難関だ。
でもまあ、ここまで来たんだし、諦めずに頑張ろうとは思っている。
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