島サミット 首相、500億円支援表明へ 中国の太平洋攻勢に対抗マジで真正のアホだと思う。
総理も産経新聞も。
何で金も出さなきゃいけないんだって。しかも何の戦略もない単なる安っぽいプライドから出てきた対抗心だけじゃないか。まるでガキの対応だよ。「あいつはこれだけしか出せないけど、俺はこれだけ出せるんだぜ」という理屈だ、こんなものは。
諸外国はまたほくそ笑んでいることだろう。日本がまた馬鹿をやっているって。
でも『豚もおだてりゃ木に登る』訳だから日本を褒めときゃ、またやらかしてくれると思っているはずである。
でも日本は主導権を握れない。手の内を先に見せてしまったら主導権はどうやったって向こうに行ってしまう。しかも撤回することすらできない手の内を先に言ってしまったのである。愚の骨頂だ。
私は別に海外協力に反対な訳じゃない。参加することは悪いこととは思わないし、むしろ良いことだと思っている。
しかし、その行為によって日本に目に見える形での利がなければ何の意味もないとも思っている。感謝状や感謝の言葉じゃなくて何か別のことだ。感謝の意だけで喜びに浸れる奴は自己満足でしかない。
例えば極端な話、日本が窮地に陥ったときに助けてもらえるような何かを得るとか言ったような感じのものを。
国際協調はボランティアじゃなくて取引だ。
取引はギブアンドテイクが常識だし、見返りを求めるのは当然だ。
という訳で、いったいこの拠出には何の意味があるのか。日本は『技術』も提供するはずだから拠出額で争う必要なんてどこにもない。中国は『技術』が無いから多少金を払うんであって、どうしてそれが分からないのか。お金と同時に必要なのは世界有数のレベルを誇る日本の技術なんだ。
海水淡水化や廃棄物管理の対策は日本の技術力なしには不可能なんだから金額で争う意味なんてどこにもない。極端な話、金は中国に出させて日本は技術を提供するだけでいいじゃないか。普通に考えればお金も技術もどっちも大切で同列扱いになるってことは分かりそうなものなのに本当に分からないんだろうか、日本の首脳は。
いきなり土曜日の朝一番から馬鹿なことをやらかす総理を馬鹿みたいに称賛する記事が目に飛び込んできて、どうも気分が優れない。
夜にまた何か別のことを書くかもね♡
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