まあ多分、私なんかよりも質量ともにレベルの高い方々が論じてくださるでしょうから、私は私見的な感想まで、とういことで。
何の話かと言いますともちろん、今日の党首討論でございますが、私的には与野党すべての党首が集まらないとあんまり意味ないんじゃないかと思っている訳ですが、今日に関して言えば、まあ(まだ読売の方が信用できるくらい)産経は政府広報誌ですから、まったく信用できませんので毎日新聞の討論詳細からなんですけど、
党首討論詳細文章を読む限りでは、前回のまるっきりかみ合ってなかった話と比べるなら、今回は一応討論っぽい気がします。
鳩山代表は民主党が政権を担ったときに何をするかを言ってますし、阿呆は財政健全化を言ってますから。
んで両方とも相手の言葉に答えている。主義主張が違うのは政党が違うから当たり前で非難合戦になるのは自然の流れなわけだから、別にそこにツッコミを入れようとは思いません。
ちなみに前回と同じで、「どっちが勝ってる?」なんて論評はしません。だって、今回の総選挙では民主党を応援している私でございますので決して『公平な目』で見た話にはなりませんから。
ただやっぱり出てきたんだけど、阿呆は「財源を示せ」と言いながら示したら示したら「幻想だ」としか言ってませんね。本当に幻想なのかどうかは民主党が政権獲った後に分かるんだけど、こいつは予知能力者なんだろうか。でなければ、本当にもう国庫にお金がないかの二つに一つしか選択肢がなくなる訳ですが、だったら阿呆の言う財源、『国債と消費税大増税』が正当な財源なのかと私は言いたくなる。前にも言ったけど、この負担増の押し付けは『国民がまったく恩恵が受けられない予算執行のため』のものなんだ。これのどこが正当なんだ。
まあ党首討論の話はこれくらいにしておいて、今、巷では厚労省局長逮捕がにわかに脚光を浴びています。しかもご丁寧に「民主党議員に指示された」とか記事が踊り始めてます。
特に
産経新聞で熱く。
……やっぱり、またやんのかい? 総選挙直前の野党第一党狙い撃ち捜索ってやつを。
なんたって日本国民の大半(=いわゆるB層)はあまりに集団心理にかかりやすいし、目先に何か大きなものをぶら下げられたら、その先を見なくなりますからね。たとえそれが捏造であったとしても。
松本サリン事件なんかその最たる例だもんな。
やだなぁ……有権者の多数(=無党派層)は自民党政権を見限っているのに、民主狙い撃ちの捜索が始まると「やっぱり民主も駄目だし選挙に行くの止めた」になって投票率が下がること間違いなしなんだけど……んで投票率が下がれば自分たちが見限っている悪辣自公政権がまた続くんだけどなぁ……それは自分たちの生活を破壊する政権なんだけどねぇ……
本気で気付かないのかなぁ?
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