何度も言っているが新年が明けてから、私は新聞にほとんど目を通していない。
なぜかと言えば、読む価値がないからである。
毎日毎日、反政府記事を臆面も無く掲載し、完全に世間のミスリードを誘っていることが目に見えて分かるからだ。
諸外国から『検察リーク』って断定されたことはスルーして、まだ『関係者の話』でフィクションをでっち上げ、『検察リーク』が巷に疑われ始めると突然、『関係者』の前に枕詞を付けるようになったのだから分かりやすいというものである。
で、言い訳に「検察リークはない」と反論するのだが、小沢幹事長に説明責任を求めるなら、その情報源はどこから出てくるのかマスコミ側が説明責任を果たすべきだろう。
供述内容なんて、取調室の人間か被疑者か接見弁護士にしか分からない情報だ。それなのに「東京地検特捜部を取材して関係者の話によると」となどと書いておいて、これで検察リークじゃなかったとしたらどうやって供述情報を得たのかを知りたいものであるし、ゼネコン関連にしたって、よっぽどの馬鹿じゃない限り、当時の小沢幹事長は野党の一員であり、賄賂も斡旋も口利きもまったく無意味なんだから、どうやったって違法献金で摘発できるわけがない。できるとすれば、それこそデッチ上げだけだ。
いつもながらのマスコミへの非難なのだが、今日は久しぶりに地元ローカル紙・北國新聞に目を通した。
やっぱり相変わらず偏向と虚構に溢れている。
『天の声』を真面目に捜査する特捜部の肩を持つとは末期症状だ。去年6月に『天の声』を裁判所で検察が読み上げたらしいが、いったい何の裁判をやっているんだ?
確か大久保氏にしろ西松建設にしろ、罪状は違うし、まったく無関係で、そんなものは贈収賄で起訴したとしても証拠にすらならない『推定』以前の『妄想』に他ならない。裁判が始まったなら証拠を固めていないとおかしいだろうに、今さらまたやっているのである。去年、あれだけ大々的に『証拠』とやらを押収したろうに、いったい何をでっち上げるつもりなのだろうか。
よっぽどの馬鹿以外は2004年時に収賄で小沢氏を検挙できるわけがないことは分かっている。
これを今になって捜査していること自体に疑問を呈するのが当然だというのに、応援しているのだから救いがない。前は少しマシだと書いたが、今では北國新聞のやっていることは産経新聞並みである。
ところが昨日も言ったけど、石川県民は日本有数の純真無知地帯であるから、残念ながら『よっぽどの馬鹿』が特に団塊世代以上を中心に多いのまた、事実である。
故に想像することを放棄して鵜呑みにするものだから、産経新聞と違い、北國新聞の発行部数が減らないのだ。
しかも読者投稿にすら、反政府運動文を必ず一つ載せる姿勢は崩していないようで、読んでみれば、明らかにこの人は想像力がないな、と一目で分かるほどである。
毎回の繰り返しになるが現在、日本は不況真っ只中だ。
たかだか一人の政治家の失脚を目論んだ茶番に付き合う余裕などないのである。にも拘らずマスコミは景気対策そっちのけで、フィクションを流し続けている。
しかも、海外記事や外国人政府関係者の言葉の誤訳すら厭わないほどなのだから腐りきっている。
自民党が国会で無駄に費やす時間や東京地検特捜部の捜査費用を予算に回したらどうだ、とマジで考えてしまう。
毎日新聞がわざわざ2011年度の子供手当2万6千円は厳しいかもしれない、なんてほざいた副大臣の記事を載せていたが、なら毎日新聞はどうやったら支給できるかの建設的な意見を提唱すればいいだろう。揚げ足取りやネガティブキャンペーンに比べれば、遥かに有意義で読み応えがあるだろうに、そういうことになるとまったくやる気がないようである。
いや、やる気がないというより、そういうことに頭が回らないだけかもしれないが。
だから日本の大手マスコミは世界中から信頼されていない。それこそ北朝鮮並みの信用度である。
日本国民の中に北朝鮮の報道を非難する連中は多々いるようだが、自分たちもまた、世界中からは自分たちが北朝鮮に向けているような目で見られていることを自覚したらどうだ?とか思う。
本当にいつもありがとうございます☆ コメントがあると嬉しいですけど、鈍亀サイトだけにそれは贅沢ってものでしょうか。(^^;)
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