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最近、The Journalのコメント欄について、正直言って、見るに耐えないものになってしまった感がある。
去年の5月くらいから、ほぼ毎日、欠かさず見てきて、高尚なジャーナリストたちの文章に感嘆や感銘を覚えたり、そこに書き込まれる一般市民の感想やコメントのレベルも高くて、ヘタな新聞を読むよりもずっと有意義な文章が書かれていたんだけど、最近は妙に劣化してしまったようで、その主たる原因が何かと言えば、ネット上で何処でも構わず低俗な因縁を吹っかけるネトウヨではなく、小沢幹事長を神聖化する盲信者たちの文章によるもののようだ。
私自身は小沢幹事長を支持しているかしていないかという点で図るなら「支持している」と答えるけど、小沢氏のやることがすべて正しいといった妄信することはない。
なぜなら、基本、是々非々をもって物事を判断するようにしているからであり、単に小沢氏の行動に間違いが感じられないから不支持にならない、というのが本音である。
しかし、盲信者は違うので付いていけない。なぜ、そこまで人を信じることができるのかを理解できないこともあるんだけど、盲信者は基本的に周りが、あまりに見えなさ過ぎるから嫌なのだ。
どんな事象であれ、構成するものが十あるとするならば、大体、良し悪し半々で分かれるものだし、良い部分が自分と共感できるなら、悪しき点に目を瞑ることもできるってことで、すべてを良いと思うのは、偏向であり、それでは大手マスコミと考え方の違いがあるだけで本質はまったく変わらないことになる。だから盲信者は嫌いなのだ。
それは何の疑いもなく小泉純一郎に陶酔した純真無知な国民であったり、星野仙一を阪神タイガースの救世主と崇める姿とよく似ている。
つまり、こういう連中は化けの皮が剥がれるまで本質が見えなくなってしまっているってことなんだ。
だから、神聖化する連中は、神聖化した対象人物以外がすべて敵で悪と思い込む帰来がある。「宗教にのめり込む人の気持ちが分からない」と言い出したら「鏡を見たら?」と言ってやりたいくらいだ。
信じることは大切なことだけど、盲信することは良くない。周りが見えなくなることほど怖いことはなくて、思い込んだ人間ほど、冷静以前に、判断力そのものが欠落していて、何を仕出かすか分からないからだ。
そういうコメントが非常に残念なことにThe Journalに溢れ始めている。
もう一回言うけど、人を信じること自体は構わないけど、人を神聖化し盲信することは、やっちゃいけないことである。
小沢幹事長だって人間であって神じゃない。だから、その行動すべてが正しいとは限らないし、能力的にも万能のわけがない。
合ってるかどうかは分からないけど、私個人の小沢幹事長評は『人を束ね、纏め上げる力には卓越したものがあるけど、こと政治立案能力となると並以下』である。
だから政治の総責任者である総理大臣には、何度かなるチャンスがあったのに、それをすべて蹴っている。それは政治の中心に躍り出るのではなく、政治の仕組みを作ることに全精力を注いでいることの裏返しで、だからこそ、民主党幹事長に就任して、今回も閣内に入らなかったと私は見ているし、鳩山首相もそういう決断を下したのではないかと思っている。
つまり、今でも鳩山首相と小沢幹事長は確実に強い絆で結ばれていると見て間違いはないだろう。
普段は「マスコミの言うことなど信じるに値しな」、などと言っておきながら、その大手マスコミの流す裏を取っていない小沢批判の情報だけは鵜呑みにするのだから訳が分からない。小沢幹事長を守りたい気持ちは分からないでもないけど、だからと言って、本当にテレビの生放送で発言した生方や枝野、前原、渡部、仙石といった連中ならともかく、大手マスコミの駄文フィクションでしか流れてこない鳩山首相や岡田外相にまで敵意の矛先を向けるのは筋が違うだろう。
それにこれも何度も言っているが、鳩山政権は今回が初めての予算編成であり、これが基準なんだ。来年、再来年とどうなるかで判断すべきことであり、発足半年で判断できるわけがないし、判断できるとすれば、それは予知能力者か単なる思い込みに過ぎないのである。
さらに意味不明なのは普天間基地について岡田外相に敵意を向けることだ。岡田氏は一般論を言ったに過ぎず、そこに何の意図もない。軽率な発言であることは確かだろうけど、「アメリカが日本を守っている」と誤解している日本人は数多く居るのだから、目くじらを立てる必要は何処にもなく、小沢氏の「第七艦隊だけで充分」発言を否定するものには当たらない。
ちょっと調べれば分かるんだけど、普天間基地移設問題は外交ではなく国防の案件なのである。前に書いたとおり、私は地元の市長に地元への基地移転を提言したことがあって、そのときの返答が、

 このたびは「市長にひとこと」に貴重なご意見を頂き、ありがとうございます。

 米軍基地の移転等に関しての件ですが、国防に関しては国の専権事項であり、○○市としては、今後の推移を見守りたいと思っております。

 今後とも、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

        
              ○○市長 △△□□
              (総務企画部×××課)


なのだから、たぶん間違いじゃないと思う。市長が知らないなんてことはないだろう。
つまり、普天間基地移設問題の管轄は防衛省であり、最終決定権は鳩山総理大臣なのである。鳩山氏の口から「県外移転は無理」という言葉が出てこない限りは現時点で、普天間移設問題をネガティブに捉える必要はない。平野官房長官や北沢防衛大臣が何を言おうが、鳩山首相がボケない限り、今は県外移転で進めている、と見るべきである。というか結論は五月いっぱいに出す、と言っているんだから待てと言いたい。


軌道修正。


話を戻すけど、小沢幹事長は民主党で孤立しているわけがなく、むしろ孤立しているのは、新聞テレビで喚き散らす一握りの連中だけであり、少なくとも衆院160人と参院は小沢氏の味方であることは間違いない。何と言ってもこの160人と参院は小沢氏なしでは今の議席がないことをちゃんと理解しているからだ。そして鳩山首相も岡田外相もそれが分かっているので、小沢氏に尊敬の念は抱いても、反抗する意思は持っていないものと見ていいんじゃないかと思うし、別段、小沢氏が我侭を言ってこない以上、まとめ役として誰よりも適任であるわけだから民主党を任せることによって、自分たちは政治に専念できるので、うまく成り立っているとしか思えない。


ネトウヨにも困ったものだが、盲信者にもうんざりする。
ただ、こういった人種に共通していることは、偏向報道を批判していながら、誰よりも偏向であるという点だろう。
言わば同類だ。
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