勝手にリンクを貼らせていただいている以上、ほんのちょっとだけ関わりがあるだけにこの話題をスルーするわけにはいきません。
皆様のご支援とご厚情に深く感謝申し上げます8月中旬の収監以来、ネット上で誰しもが生きて帰れるのだろうか、と不安視された植草一秀氏が無事、出監となりました。
もう結構いろいろなところでお祝いの言葉や労いの言葉がブログで綴られていますが、私的に植草氏にかけたい言葉があるとすれば「御苦労さま」でしょうか。
それにしても植草氏の一件で一番、何を理解したかと言えば、やっぱり日本(とりわけ自民党政権下)では冤罪が横行しているということでしょうか。
前にも言いましたが、私は『痴漢』に関して言えば、犯罪そのものはあるのでしょうけど立件された人はほとんど冤罪であると思っています。
なぜなら証拠の立件ができないから。そして被害者の言い分がほぼ丸々通るのも『痴漢』だけだから。
要は、破廉恥行為という疑いを持たれただけで社会的に抹殺できる罪ということで有罪にしても被害者はほとんど傷ついていないことから悪用しやすい犯罪行為ということです。まあ、私自身がいつ、そういう濡れ衣を着せられる場面に遭遇するかもしれませんので満員電車は気をつけよう、などと考えますが。(笑)
さて、植草氏が無事帰還された最大の要因ですけど、これはやはり政権交代が実現されたことに尽きるでしょう。
もちろん、国民は植草氏を助けるために民主党に投票したのではないのですが、政権交代が為されていなければ、それこそひょっとしたら植草氏は生きて帰ってこれたかどうかは何とも言えません。
そういった面でも政権交代は少なからず、今後の日本の犯罪取り締まりに対しても影響を与えるんじゃないかと考えております。
何といっても日本の警察は、スピード違反、シートベルト等の交通取り締まりはやけに厳しくても、本当の犯罪を見過ごすことや事件をでっちあげることにおいては世界随一でございますからね。
こんな国、日本の他には中国と北朝鮮しかないでしょうな。
という認識がネットを通じて世界に知れ渡っているんですけど、まだ警視庁自身が解っていないことに嘆息するしかございません。
まあ警視庁の上役はペーパーテストで昇進して来た連中ばっかりで、本当に優秀な人間は現場にしか出ていませんからこういうことが起こるんですけど、こういう体制も何とかならないものでしょうかね。
ま、警視庁に限らず、これまでの公務員職と言えば、こんなんばっかですけど、それを改革できるかどうか。
民主党の掲げた公務員改革が単なる人件費削減なんかじゃなくて、こういうところだと信じたいところです。
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