今日、何気にとある方のブログを開き、実体験によるノンフィクションドキュメント小説を読ませていただいたのですが、これはもう素晴らしかったです。
思わず魅入ってしまって、時間を忘れて最後まで一気に読んでしまいました。
ちょっと訳あって、載せることはできませんがとにかく感動ものです。
何故フィクションじゃないと断言できるかと言いますと、やけに具体的だし、なんとも生々しいし、文章があまりに素直だし、誇張表現もないし、具体的な割には病名と症状以外は難しい言葉も使ってないし、情緒的な話は深入りせず、また自分が味わった嫌なことも、そして自分の嫌なところも書いてますから、ほぼ真実と思って間違いないと思ったからです。
ある日突然、身体的ハンデに気付かされて、そこから本当に長いリハビリ生活を経て、それでも自分を諦めなかった人生を振り返った文章だけに重みがありました。
機械的な文章だろうと書き手の心は伝わるものなのです。アナログ世代の人たちは否定するでしょうけど、まあそれはジェネレーションギャップなんでやむを得ません。
んで、なぜ私が感動したかと言いますと、私自身、目にちょっとしたハンデを背負っているからであり、そのために少なからず苦労をしたこともありましたから気持ちが多少ながら分かるからです。
これは普通の人には到底分からない苦労。
でも決して味わってほしくない苦労でもあります。
なぜなら人は自分の嫌なことは人にさせたくない、という心を持つ優しい動物です。本当の苦労は誰にも背負わせたくないと考えています。
だからこそ、身体的なハンデを背負っている人の言葉は重みがあるし無碍にできないのです。
今日、読んだノンフィクション私小説から、これから先、どんなハンデを背負う人の話を見聴きするか分かりませんが、それは軽んじることなく受け止めていこうと、決意新たにした文章でございました。
本当に毎回ありがとうございます☆ 新作は――もうちょっと待ってね♡(てへっ)
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