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最近、特に小沢元民主党代表の公設秘書逮捕以来、なぜかよく聞かれるようになったのは「自民党は最悪だが、その政権を追い込めない野党もだらしない」でしょうか。
まあ確かに、安部以来、福田、麻生とあれだけ支持率が低空飛行を続けているのに解散させられないのはそう映るかもしれない。
しかし。
これは私は多大な間違い且つ単なる責任転嫁だと思う。
私はこの人の論評を高く評価している訳ですが、それでも、この人の文から「野党も不甲斐ない」という言葉が出てくるとは思わなかった。
んで、5月21日のブログを読み進めていく内に何のことはない。なるほど、そういうことかと思うに至った訳であります。
何度も言いますが、私はこの人を大変高く評価しています。30代半ばでありながら政治、社会、国家観と私なんぞ足元にも及ばないくらい見識で世の中のことをキチンと捉えています。
ですが、野党(=特に民主党)が不甲斐ない、というのはちょっと違うと思う。
現に昨年、一ヶ月だけとはいえ、ガソリンの暫定税継続を阻止できたし、2007年初頭から、不適格な大臣を大量に解雇させたし、与党の無駄遣いを世に暴いたのも民主党だ。特に年金記録紛失5000万件は社会保険庁の自爆テロと言われているけれども、それでも民主党が言わなければ闇に葬られていたし、昔の社会党では絶対に出せなかったはずである。日銀人事においても天下り人事は許さなかった。
4年間の功績は過去の野党と比べ物にならないくらいよくやっている。
それでも悪法が罷り通るのは、2005年9月11日に小泉劇場とそれを煽るマスコミに惑わされて先を見ることができなかった有権者の一票の所為なのである。
衆院3分の2の再議決があるから自民党のわがまま悪法が何をやっても通ってしまうので、どれだけ野党が頑張ろうがどうにもならない現実があるのである。もし、3分の2がなければ与党は妥協の政治にならざる得ず、また、もっと前、おそらくは安部が政権を投げ出した時に解散総選挙が行われたいたと思う。
前述の人は郵政民営化を公務員改革と捉えたようでしたが、実は当時から、この郵政民営化はアメリカに国民の預金340兆を引き渡すためのものだということを言われていたし、小泉氏が郵政大臣自体に郵政省が言うことを聞かなかった私怨とも報じられたのである。(ソースは出せなくて申し訳ない)
もしそれを知っていれば、誰も小泉自民党なんぞに票を入れようなどと考えない。しかし、新聞テレビの大手マスコミはまったくそれを報じなかったのだ。
とすれば与党が居直り居座りを続けられるのは野党の不甲斐なさが理由ではなく、何でも好き勝手できる3分の2を与えてしまった有権者の責任なのである。
おそらく、野党が不甲斐ない、と言っている人たちの大半は、2005年9月11日に自民党に投票した人間ではなかろうか。
ゆえに野党が不甲斐なく映るのは、自分が責任を負うのが嫌で、それを野党に転嫁しているだけなんだと、私のような2005年時に自民党に投票しなかった人間は思ったりする訳である。


私は4年前の時点で日本はもう駄目だと感じた人間で、それは当時、本館で選挙関連のイラストを飾ったときに言いましたし、以降、ブログでは、常に「まだ遅くないと信じて」というセリフを使ってきました。でもこんなものは本心じゃなくて自分に言い聞かせるためだけの言葉ですよ。
現に今の日本は疲弊しきっている。国民は負担増に苦しみ、諸外国からは重要視されなくなって、多くの国民がその日を生きるのに精いっぱいで将来に夢や希望を持てない世の中になってしまっている。
でも4年前に小泉自民党に投票してそれが間違いだと悟った人間は、「まだ大丈夫」「まだなんとかなる」と自分に言い訳して正当化しようとしているような気がしてならない。


しかしあえて、私はその言葉に乗ろうと思う。
今年の総選挙で政権交代が起これば、すなわちそれは変革なのだから。
変革が起これば人の心も変わる。それは歴史が証明している。
なんにせよ、4年前の過ちに気付いた人は多いはずだから。ならその人たちが日本を変えるために行動を起こしてくれると信じてみてもいいんじゃないかと。
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