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と言うと大袈裟かもしれないが、現在の外務大臣・岡田克也氏は、私的には民主党連立政権において相当重要なことだと思っている。
とかく親小沢一郎派の方からは評判のよろしくない岡田氏であるけれども、それは小沢氏支持者の誤解ではなかろうか。
確かに、岡田氏は民主党の反乱分子である前原、仙石、枝野、渡部、玄葉、野田の七奉行とかいう枠組みに当て嵌められている。しかし、当の岡田氏は、果たしてそれをどう思っているのだろうか。おそらくだが、岡田氏本人にそんな気持ちはないのではないだろうか。
なぜなら岡田氏は自他共に認めるほどの堅物で実直、少しでも不正っぽいものを許さないことで有名なんだけど、反面、推定無罪の意識も強く持っている。それは昨年の3月3日、突然、小沢氏の公設秘書が難癖で逮捕されたときも鳩山氏と供に小沢氏擁護を打ち出したし、おそらく、表立っては一度も小沢氏を批判したことはないはずだ。新聞テレビは信用に値しないので、勝手に言ってるだけだ。その証拠に岡田氏のブログを当時、何度も読み返してみたが、一度も小沢氏批判はしていない。もっと説明したほうがいい、と言った類の文面があったけれども、これは『説明責任を果たしていない』と言っているんじゃなくて『納得してもらえるまで説明した方がいい』という書き方だった。似ているように見えるかもしれないがニュアンスはまったく違う。前者は完全な非難だが、後者は進言だ。その区別がつかない奴が岡田氏を除く他の六人である。
そもそも岡田氏は元々が、自民党竹下派で小沢氏と一緒にいたし、離党時も小沢自由党立ち上げの創生メンバーでもある。小沢氏が自自公連立に走りかけたんで一時、袂を別った時期もあったけど、民主党に合流した際、多少は難色を示したようだが、岡田氏が代表就任時に小沢氏を副代表に任命していることで二人の仲は悪くないとしか私には思えない。むしろ支え合っているようにすら感じるのだ。
その証拠に小沢氏が民主党代表時代にフルオープンの記者会見を開催していたのは、岡田氏が民主党代表時に情報公開に誰よりも意欲的だった流れを汲んでいるし、小沢氏が民主党代表に就任した2006年4月に打ち出した方針も岡田氏の踏襲に近いものがある。いいところは真似る小沢氏を見ているとそれだけ岡田氏を高く評価している裏返しではないだろうか。
2004年参院選の民主党の躍進は岡田代表の下で為されたことだ。2005年の衆院選で惨敗を喫してしまったが、あれは岡田氏の責任ではなく、当時、大手マスコミが完全な扇動報道を行ったためにテレビでの露出が相当抑えられ、草の根選挙以外の戦略を取れなかったがためのことであり、植草一秀氏までもが勘違いしてしまっているのはなんとも心苦しいところである。親書を送ったところ無視されたように感じたようだが、岡田氏の性格からいって中身を見なかったんじゃないかとさえ思う。なんせ、贈られてきた生エビを腐ること承知で相手に送り返すほどの徹底振りだからだ。
去年の代表戦にしたって岡田氏は鳩山氏に思うところは何もなかっただろう。純粋に四年前の屈辱を晴らしたかっただけで、その自信もあったから立候補したに過ぎない。
仮に岡田氏が勝っていたとしても鳩山幹事長、小沢選対本部長だったのではなかろうか。間違っても前原や仙石、枝野辺りを登用しただなんて思えない。
外相に就任してからも、(取り込まれているなんて揶揄する人もいるけど)官僚とうまくやっているようで、記者会見のオープン化に成功させたし、つい最近、核密約を公表させることに成功した。外交面でも中国のガス田、オーストラリアの捕鯨船に対しても強気な態度を見せているし、普天間基地移設についてもアメリカと粘り強く交渉している。充分、日本の顔としてやっていると私には見えるのだ。
鳩山首相が経済産業大臣や財務大臣ではなく、外務大臣に任命したのは、決して古巣だからとか増税策を打ち出すからとかじゃなくて、その実直な性格が外交において発揮されると踏んだからだろう。


しかし今、大手マスコミという旧権力どもが総力を挙げて表立ってバッシングしているのは鳩山首相と小沢幹事長であるけれども、はっきり言って岡田外相もサイレントバッシングの矢面に立たされていると言っても過言ではない状況に陥っている。
なぜなら、先にも言ったが岡田氏は外相就任当時から閣僚の誰よりも先駆けてフルオープンの記者会見を行い、ついに今年3月、外務省記者クラブを潰したのだ。
そのため、既得権益集団の一員である大手マスコミは鳩山首相、小沢幹事長ほどではないにしろ、岡田外相に対してもバッシング体制を引いている。外交成果があったときは一切報道しないし、されるときは何かフラフラ発言があったときばかりだ。
それを受けて、親小沢一郎氏の方からもバッシングされることが多々あるんだけど、小沢氏支持の人たちも岡田外相を守ってやってほしいと思う。
先にも言ったが決して岡田氏は反小沢氏ではないはずだ。単に前原、枝野、仙石、玄葉、渡部、野田は自分たちに人望がないから、昨年、代表戦に立候補し、また党内でも信望が厚い岡田氏を担ぎ上げようとしているだけに過ぎない。ましてやこいつらは大手マスコミの扇動を鵜呑みにし、己の権力拡大に利用する連中だ。言い換えれば、岡田氏がもっとも嫌うタイプの人間だ。
政治家にありがちの表裏をあまり感じられないのが岡田克也という人物であり、外務大臣で経験をつめば、三年後、鳩山首相が勇退した後に総理大臣を任せられるのは今、岡田克也をおいて他にはいない。どうせ三年後には(この世にいるかどうかすら怪しい)渡部を除く他の五人は民主党じゃなくてみんなの党あたりに鞍替えしているだろうから、相当マシな連中が残っているさ。なんと言っても小沢塾の卒業生たちが中心を担うだろうしな。


というくらい私は岡田克也氏を高く評価しているし、それは2004年からずっと思っていたことなんだけど、親小沢氏の人たちから見ると買い被りで勘違いしている、という風に受け取られるのだろうか。
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