腐敗しきった旧政権が無駄に足掻いて総選挙を先延ばし先延ばしにし、ようやく8月30日に総選挙が行われ、さすがに4年で3人も総理を投げ出した揚句、屁理屈こねて醜態を晒しまくった阿呆総理なんぞを選出する自民党を誰も既に支持してなくて、結果、民主党が衆院で単独過半数、参院でも連立を組んで過半数を超えていますから、ようやく政権交代と相成りました。
それでも阿呆は国益無視の私利私欲のためだけに特別国会を二週間も先延ばしして、ようやく9月16日に民主党を中心とした新政権が発足したわけですが、今日でちょうど一ヶ月。
その間、新しい政権は文字通り東奔西走して休む暇なく、必死にこれからの新しい日本の形づくりのために尽くしてきているように映ります。
9月半ばから重要な外交が目白押しだったてのに、ホント阿呆自民党の醜悪さは国民と世界に辟易されたことでしょう。
それはともかく、今、新政権は本当に頑張っています。
目標の3兆には300億ほど足りなかったようですけど、それでも今までの自公政権下では考えられない阿呆補正予算無駄削減を実現し、外交でもインド洋給油活動中止の方向に関してもアメリカからのさほどの反発もなく、鳩山首相は環境問題に関して画期的な目標を世界に向けて発信しました。岡田外相と亀井金融担当大臣は記者クラブ以外の記者にも門戸を開放し、前原国交相は無駄ダム建設凍結を一心不乱に進めております。
これがわずか1ヶ月で行われたことだってのに、まあ大手マスコミは未だに批判対象にしかしてないところが何とも情けない。
海外にバレバレなんだけど、こんなことを続けていれば諸外国からの信用は、それこそ二番底三番底が待っていることでしょう。
で、実のところ、私は素晴らしいブログを書かれる方の中にも疑問を感じる文章が最近増えてきたな、と思ってまして。
曰く、今度は民主党に逆風が吹き始める。
曰く、100日である程度成果を見せないと国民が掌を返す。
曰く、国民は早急な結果を求めている。
曰く、景気が回復しなければ民主党に失望する。
などなど大手マスコミに負けず劣らずのネガティブキャンペーンを張り始めたようです。
あのさあ、別に民主党をヨイショしろ、なんていうつもりはさらさらないけど、臨時国会も始まっていないこの状況で2005年以後の自公悪政を耐えてきた国民がたった3ヶ月で見切りをつけると本気で思っているのでしょうか?
というのが率直な感想ですね。
そもそも、国民誰もが知っていることで、子供手当支給開始とガソリン暫定税廃止は来年4月のことだし、高速道路無料化は段階を経て四年で確立するもの。公立高校無料化や農家の戸別保証も来年すぐじゃない、って知ってるわけで、それこそ4年かけて成果を見るでしょうよ。
何で年度も終わらないどころか臨時国会も始まっていない状況で悪い方へ悪い方へと向かわせようとするかなぁ?
ただでさえ54年も一党支配が続いてきたんだからそれに比べればたった三ヶ月で結果を求めること自体、酷なことで、国会が始まる前からよくやっているのに、どうして貶めようとするような発言が目立ってきたのか、さっぱり理解できません。
私は是非を持って論じる文章に関しては信じることにしてますけど、一方的なヨイショ、もしくは誹謗中傷はまったく信じるつもりはありません。
まずは臨時国会、通常国会でどういった法整備がされ如何にして施行されるかを見るしかないでしょう。
総選挙前にも言いましたけど、ホント日本人は予知能力者が多いな、とか思います。
それもネガティブ方向の予知能力者が。
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