人間的な判断は、私は直接本人に会ったことがないので、しないで置きますけど、それにしてもこの人は相変わらず、権力と戦う姿勢を鮮明にする人だと思います。
田中康夫氏 兵庫8区から出馬 冬柴氏に対抗公明党の本拠地と言っても過言ではない兵庫8区から衆院選で出馬するそうです。
だって、この兵庫8区は昭和61年から冬柴がずっと当選してきた地区(正確には初当選時は兵庫2区)であり、当然勝たせるために創価学会員が数多く動員される都市の一つでもあります。
つまり、いくら田中康夫という知名度を持ってしても苦戦は免れることはできず、下手をすれば落選し、翌日から無職という危険性を孕んでもいるということです。
まあ、この人はたくさんのお金を持っているでしょうから、数年ほど無職だろうと、というか極端な話、余程の贅沢をしない限りは死ぬまで食っていけるでしょうけど、それはさておき、それでも敵陣のど真ん中に果敢に攻めいる姿は尊敬に値します。
勇気か無謀か、と問われれば、まず『無謀』と思われても仕方ないんだけど、この人を当選させるために、ぜひ、学会員以外の兵庫8区の方は投票所へ一人でも多く足を運んでもらいたいところです。
なぜなら、先にも書きましたけど、この
田中康夫という人物は常に既得権益と戦い続けてきている人だからです。
保守王国で腐りきっていた長野県に新風を巻き起こし、脱ダム宣言など作家らしいユーモアのとんだ言葉で一世を風靡し、長野県議会の不信任決議案を跳ねのけた言動や行動は何となくおっとりした感じがしないでもないんだけど、政治家としては芯が座っていそうな方でございます。
今回の選挙は既得権益を打破できるかどうか、日本が変われるかどうかを問われている選挙です。
マスコミは今、どうあがいても自民が勝てそうにないと悟ったのか、「自民も民主も頼りない」なんて報道をして、投票率を下げる作戦に打って出ました。投票率が下がれば組織票がものを言って自公が延命してしまいますからね。そうなると田中康夫氏のような優秀な人材が排斥されて、程度の低い議員が誕生するという、国民にとって最悪の不利益をもたらすことになるのです。
本当にこのような姑息な手段に有権者は負けないでください。
何度も言いますが、やる前から「無理」なんてことは予知能力者でもない限り、分からないことなのです。
まず変えてみて、それで本当にできないかどうかを判断することが大切なのです。
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