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6月2日の鳩山首相辞意表明から4日という異例のスピードで代表戦で大方の予想通り菅直人新首相が誕生した。
ここまではハッキリ言えば想定内。こういう段取りになっていたからこその辞任劇だったと思っているのは誰しもが思うことだろう。思わない連中は、よほどの無知に違いない。これは新聞テレビマンセーのお馬鹿たちでも予想できるし、ある意味、新聞テレビマンセーの連中よりはマシな無関心連中でも分かっていたことだと思う。
と言うわけで、私は別に菅直人首相でも構わないと思ったし、どうせ参院で民主党は敗れるのだから一ヶ月後には辞任するんだし、誰がなったって同じだとしか考えなかった。
んまあ、新聞テレビすら見ない無関心B層の中には未だに民主党が参院選で勝てると思っている輩が居るようではあるが、ここまで無知ってのはさすがに社会人として相当マズイ気はするのだが、それはその人の人生だ。他人ってわけでもないけど、もういちいち構ったり諭したりしてやるような年齢でもないので自己責任で恥をかけばいい。そうしなければ分からないところまで来ているので私は干渉するつもりもない。


と言うことで軌道修正。


とは言っても、菅首相は日本の舵取りおよび参院選での民主党政権維持を考えるのは当然なのだが、どうも昨日の会見と進めようとした人事を鑑みるに、その意気込みがまったく感じられなかった。まずもって政調の復活と言ってる時点で政治主導を放棄して、また官僚主導に戻すつもりなのかとさえ思ったからだ。これでは何のために去年、国民が政権交代を望んだのかということを理解していないと言わざる得ないし、民主党が、国民生活デストロイヤーと化した21世紀の自民党と成ってしまうのは目に見えている。21世紀の自民党に嫌気が差したから国民は民主党を受け皿に選んだ(特に現役世代の)有権者は少なくないのだが、これが分かっていないとしたら各種国民救済法の凍結さえ視野に入ってしまうので不安いっぱいだ。
それと、仙石官房長官人事はまあいい。前任があの平野なんだから誰がなったところで平野以下の輩なんてそれこそ火事場泥棒で血税2億5千万円を強奪した麻生政権の官房長官くらいだから、それはそれで容認できる範囲だけど、誰しもが指摘するとおりで幹事長に枝野氏を充てようとしたときに思いっきり首を傾げてしまった。
幹事長とは党のまとめ役であり、前任が小沢氏だと言うのに、どうやって引継ぎするつもりだったのだろうか。
参院選まで残り一ヶ月ほどになったこの時期に選挙戦略を変更するつもりなのかと思うと菅首相が何を推し進めるつもりなのかまるっきり理解できなくなったのである。
よもや露骨に反小沢氏グループで固めるのであれば、選挙戦略として間違いを犯すことになる。「反小沢」を唱えて選挙に勝てるわけがない。
確かに日本の有権者の大半はお馬鹿の集まりだが、お馬鹿だけに『引責辞任』で水に流す輩も少なくない。辞めた以上、これからは民主党の今後の方針を見て投票する。それは去年5月16日に鳩山代表が選出されたときに証明されたのだ。
ましてや小沢氏は各種団体と根回しに根回しを重ねてきたし、労組からも絶大の信頼を得ているのである。参院選被害を最小限に食い止める施策をして来たし、2006年4月の代表就任後、2007年参院選、2009年衆院選、今年の参院選を中心に、風だけに頼らないドブ板選挙を地盤を持たない新人民主党議員に叩き込んできたのだから、それをここに来て、今また風頼みだけの戦略に変更してしまえば、各候補者が混乱するのは目に見えている。だからこそ、去年、鳩山氏は小沢氏路線を継承したのだ。土壇場での戦略変更なんて愚行以外の何者でもない。それを平然と菅首相はやるつもりなのか? だとすれば何のために民主党代表になったのだ?と言いたくなる。
さすがに、それは待てと党内からも声が上がったので枝野氏幹事長就任は白紙に戻ったようではあるが、これでははっきり言って前途多難だ。お友達人事では碌なことにならないことを小泉、安部、福田、麻生、(『親友』の平野を官房長官に指名した)鳩山と連続五代で証明してくれたというのに学習能力というものがないのだろうか。


さて、超特急での人事に待ったがかかり8日まで組閣がズレたことは良かったと思う。もし、昨日、菅首相が強行に進めていようものなら目も当てられない人事になっていた気がしてならないからだ。深謀熟慮する時間ができたのは悪いことではないだろう。
8日に新内閣が誕生するわけだけど、ここがどんな人事になるかで大体、菅首相の方向性が見えてくる。
鳩山政権で結果を残してきた長妻厚労相、赤松農水相あたりの留任は確実でなくてはならないが、まるっきり成果を上げられなかったばかりか民主党支持者から反感を買った北沢防衛相、千葉法相は当然変えてもらわなきゃならん。普天間基地のことは国防であり外交じゃないのだから寄与することは少なかったのにどうにも勘違いされている岡田外相は外務大臣の任を解くしかないが、情報透明化に意欲的なのは確かなので総務相に据えるべきだろう。小沢氏の覚えがいい細野氏か原口氏あたりをどのポストで登用できるかどうかで民主党支持者が離反を思いとどまるかどうかも見えてくる。
それに何より、あの子ども大臣・前原国交相を留任させるかどうかで菅首相の行く末が決まると言っても過言ではない。
何と言っても昨年の民主党マニフェストで2010年度予算に盛り込めなかった事案のほとんど(八ツ場ダム建設中止に伴う保障、ガソリン暫定税廃止、高速道路無料化促進)は、すべて国交省絡み。そしてその所轄大臣は前原氏であり、この責任は鳩山首相が引責辞任した以上、当然、前原氏も引責辞任してもらわないと筋が通らないし、閣僚ポストなんて与えてはならないのは当然のことだ。ましてや前原氏は 内閣府特命担当大臣 (沖縄及び北方対策)でもあったというのに、北方領土問題でも沖縄基地問題でも何もできなかったばかりか何もしなかったのである。こんな使えないのを留任させるようなら菅首相はまったく日本のことを考えず民主党の自民党化に走っていると見られても仕方がないことになる。


菅首相が、露骨な偏り人事、官僚主導に走り出すようなら、私は2013年まで民主党政権を判断しないつもりでいたが、それを撤回しようと考えている。
国民が何を求めて民主党に政権を委ねたかを、菅首相がちゃんと理解しているのかと思うと不安で仕方がないのだが、可能性は低くとも杞憂に終わってほしいとは願っている。
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