先週は久しぶりに一週間が長く感じて、なぜか今日はちと疲れが残ってます。こんな日は頭もまともに回らないので、今日はちょっとばかり、ノスタルジックなこととというか、妄想というか、仮定にさえならない夢想みたいなものを考えてみようかと。
唐突ですが。
私も結構聴くことが多いMr.Childrenの歌で『君が好き』って曲があるんですけど、その出だしは「『もしもまだ願いが一つ叶うとしたら』そんな空想を広げ、一日中ぼんやりと過ごせば~」だったりします。
まあ今の私も凄くぼんやり過ごしてますので、そんな空想を広げてみましょうか。
私は生誕以来、数十年の時間を過ごしてきたわけですが、最近は自分は後どれくらい生きられるものだろうか、とか、親兄妹、祖父母に叔父、叔母、いとこ連中と(どっちが先かはさておき)サヨナラする日が来るまで、この人はあと何年くらいか、あの人は後これくらいかな、とか想像することもあり、少し寂しさを感じることがあります。
しかしまあ今回は逆に、自分が一番戻りたいのは何歳くらいの時だろう、とか考えてみましょうか。
ありていに言ってしまえば、一番楽しかった時期なのでしょうけど、実はこれ、私的にはあんまり的を射ていないんじゃないかと考えています。
だって、どんな時代(幼少=小学校低学年含む、学生時代、社会人、老後)にだって、それ相応の楽しいことがある訳ですし、一概に『一番楽しかった時期』ってのはなかなか判断できるものじゃないだろうなぁ、とか思います。
例えば学生時代がいい、という人もいるでしょう。
もちろん当時は若いし、何やっても楽しいし、今では考えられなくらいの体力もあるし、とか言いながら、はたしてあの下手すれば一ヶ月に一回試験がある暮らしを耐えられるかどうかと問われたらどうでしょう? ましてや受験もありますからね。あの苦労は今思い出しても辛く苦しいものがあります。もっとも乗り越えられた時の喜びは何事にも代えられないでしょうけど。
じゃあ社会人時代は?
私は社会人になってから、(定年までの年数を考えると)まだ半分も過ぎてませんから大きなことは言えませんけど自分のために使える時間というのは激減しましたし、社会的な責任も重くなり面倒な反面、学生時代と比べるならとにかく自由で、何をするにしても自分で決められる、という利点がありますから悪いことばかりじゃない、って考えてます。成り立ての頃は右も左も分からず、それこそ文字通り右往左往してましたので、さすがに新人時代には戻りたいと思いませんが、それ以降であれば、まあその当時当時で楽しいこともいっぱいありましたので、どこでもいいかな?というのが本音です。
老後はまだまだ迎えていませんので、それは割愛して最後に幼少時代を考えてみますと……
うん。この時期はこの時期でやっぱり楽しいんですよ。勉強なんて煩わしいものはありませんし、一日中外で友達と遊び回って、好きなだけテレビ見て好きな時に寝れて、しかも周りがとっても優しくまた甘えさせてくれる時代ですから、一番好き勝手できた時期でストレスとは無縁の毎日を過ごしていますよ。
そういった時代を振り返り、『戻れるとしたら何歳くらいがいい?』と問われたら何と答えましょうか?
ん~~~正直、回答らしい回答に辿り着けませんね。
強いてあげるなら、でも難しいです。
それでも挙げるなら、そうですね。
二十歳に戻りたいでしょうか。
子供からの卒業、大人への出発点。
それが日本の場合は二十歳ですからね。
もう一度やり直す、って訳じゃないんですけど、もう一回大人のスタートから始められたどうかな? 今とは違う自分になれるかな?
という風に考える地点がそこのような気がしますから。
別にそこに分岐点があった訳じゃありませんけど、戻りたい時代、と言えば私的には二十歳の時でしょうか。
ま、絶対に空想の域を出ることはできませんし、仮定にすらならない話ではありますけどね。
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