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私は散々、大手マスコミが発表する『世論調査』とやらはまったく信用に値しない、と公言して憚らないわけだが、その根拠となる一端を最近、見ることができたので、自分自身の考えが正しいかどうかは別にして、少なくとも『世論調査』が信用ならないことを再認識できたことがあった。
つい二ヶ月前ほど前には「小沢はけしからん」「小沢は悪いことをしている」などとのたまっていた、ここが一番ポイントになるけど、とある『団塊世代』の人の認識が少し変わっていたのだ。
二ヶ月ほど前と言えば、石川議員が難癖で拘束されて、小沢幹事長の4億が不記載だったとか、記載があったことが分かれば出所が分かりにくいたら、水谷建設から賄賂を受け取っていたら、20億の資金がどうたらといった、景気対策が最優先課題で予算の早期成立が焦点の通常国会最中だというのに、大手マスコミと検察がグルになった、フィクションの駄文小説を毎日毎日飽きもせず垂れ流されていた頃だ。
つい最近、話すことがあった『団塊世代』の人も、新聞テレビを鵜呑みにして、小沢=悪人と言う気勢をあげていたわけだが、二月に入る前には不起訴になってしまい、そこでようやく、少しは報道に疑問を持つことができるようになったようである。
それはそうだろう。
あれだけ、推定有罪のフィクション放送を流されていれば、新聞テレビしか知らない純真無知な団塊世代は間違いなく鵜呑みにするわけで、あの報道が事実だとするならば絶対に不起訴になるはずがないのに、なったのだから疑問を感じて当然だ。
それともう一つ、実のところ、今年に入ってから石川県内で立て続けに裁判員裁判が行なわれて、県内ニュースでは大々的に取り上げられていたんだけど、いつ、自分が裁判員に招集されるかもしれないという意識を持ったためか、ニュース報道に対する見方が変わったそうである。
この前も言ったけど裁判員制度は、素人と言うか一般市民が司法の場で人を裁くのである。法律的な知識はほとんどなくても、人を裁く以上は、情報は多々あることを望むし、原告被告双方の言い分を同じくらい聞きたいと思うのが当然なのだ。
ところが、小沢氏の件は推定有罪の報道がされていた。裁判員裁判が県内と言う身近であっただけに、「これでは自分は裁けない」と思ったようで、むろん、小沢=悪のイメージを払拭できたわけではないだろうけど、少しずつ、検察や報道に対しても疑問を感じるようになったそうだ。


要するに『状況とか憶測で判断してはいけない』という風に思ったとのことである。


決定的な証拠を見せられない限り、起訴した検察や警察が言っていることが正しいかどうかということも疑って見るようになったって言ってたし、新聞テレビの有罪断定報道にも「いい加減にしてほしい」と漏らしていたのである。
これは実に良い傾向だと思う。
裁判員制度に関して言えば、私も司法改革のポーズにしか見えないんだけど、それでも、世の『事件』や『疑惑』に対して見方が変わる人が増えるのは悪いことじゃないと思うし、それが積み重なれば、報道への疑問を強くなっていくことだろう。なんせ原告被告双方の言い分を同時間放送しなければならない事実さえ流していない現実があるんだからな。
それでもやっぱり、まだ『顛末』を求めていない。
去年の大久保氏や村木厚子氏の件で、あれだけ大騒ぎしたのに、検察の主張が裁判で覆ったことを知らなかったのだ。
巷で大騒ぎしたことについて、なぜ『顛末』を求めないかの疑問は前にも言ったけど、大騒ぎしたことくらいの顛末は本当に知りたいと思わないものなのだろうか。知りたいと思わないなら興味も湧くはつがないのだが、当時は気色ばんでいたのに、言われて思い出すってどういうことなんだ?
結局のところ、世の中を騒がせたことに対して大手マスコミの主張を鵜呑みにし、沈静化したら自身も知らん顔になるという、熱しやすく冷めやすいと言えば、そうなんだろうけど、風評被害の加担者であったことを自覚していないのだ。
裁判で覆ったり不起訴になったりした以上は、自分たちの思い込みが被告人を貶めていた行動だってことを、ちゃんと胸に刻み込み、反省しなくちゃいけないだろう。「新聞やテレビが言っていたから」なんてのは言い訳にもならない。ちょっと、自分で調べればいいだけなのにそれを怠っていたから風評被害の加担者になっているんだ。
風評に乗っかった以上、人の心に傷を負わせておいて、私は知らない、なんてのは通用しない。たとえ被告が知らないからと言って許されるわけがない。そのために被告が社会的に抹殺されることだってあるのだから。
もっとも、少しは考え方が変わった人がいたのはいいことだと思う。不起訴になった以上、小沢幹事長が辞める必要はないな、とも言っていたし、少なくとも私が話した連中の内、半分はそういう認識だったから、幹事長を辞職すべき、なんて答えが70%以上なんてのは嘘っぱちだ。嘘じゃないとするなら、答えたのは、いまだ、風評被害の加担者であることの自覚がないよっぽどの馬鹿者たちってことだ。


人は真実を見抜く目なんてのは持ち合わせていない。むろん、私も然りだ。
しかし、是々非々で事実を知り、自分の見解で物事を判断することはできるはずである。
小沢幹事長不起訴と裁判員制度がもたらした意外な産物。
『人を裁く』という責任の重さを自身で斟酌してみれば、偏向報道に気づき始めるのは当然の理なのだろう。
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