昨日、なんか頭のボケてる首相が意味不明に1%上積みして日本の温暖化防止のためのCO2排出量を2020年までに15%削減するとか寝言をほざいてましたけど、もっと現実を見て喋れ、と言いたくなります。
まあ、あの大ボケ爺は2020年にはもう、この世に居ないかもしれませんから大風呂敷を広げたんでしょうけど、なんだ国民負担一人当たり年間7万増て。
相変わらず、こちらも頭がボケている編集者が書いたのかもしれないが、地元のローカル紙・北國新聞も社説で『国民に負担を覚悟しろ』と何の躊躇いもなく載せやがったのである。
あのさあ、ただでさえ自公の悪政(所得税増税、社会保障負担増大等)で生活が苦しい国民が大多数いるのに何で負担増を求めるわけ?
まずは生活水準をきちんと負担に耐えられるレベルまで引き戻してから言いなさいっての。
さて、とりあえず私なりに環境のことを考えてみますと、たぶん、現状の日本じゃ無理、というのが結論です。
CO2削減で何を減らすのかと言えば、工場生産、夏冬のエアコン、車の排気ガスの抑制、家電の節約なんだろうけど、どれもこれも下げるなんて無理無理。
まず工場生産から言えば、現在でさえ、どんどん海外進出している現状があって日本に残っているのはそれこそ中小零細の町工場がほとんど。それが出す排気ガスなんてたかが知れてるし、エアコンについては夏に関して言えば、まず道路をすべて壊して下を土にしてもらわないと暑さは和らがない。冬のエアコンの抑制なんて無茶言うな。雪国に住んでからほざけと言いたいぞ。最後に車なんだけど、これを言うならまず、政治家全員が黒塗りで燃費の悪い車に乗るのを率先して止めろ。家電の節約は今の日本じゃどこもやってるのでこれ以上下げる方ができない。
だからもっと現実を見て数値目標と国民負担を求めなきゃいけないのに、机上の理論だけで言うから達成不可能の目標を掲げることになるんだ。
だいたい、削減目標を立てるならその地域地域で排出量をちゃんと計測して、その地域にあった目標を立てるべきだ。極端な話、私の住む石川県は県民全体でも100万しかいない。そんな県が人口1000万の東京都と同じ数値目標を立てられる意味はない。単純に10分の1なんだから15%じゃなくて1.5%で事足りるはずだ。こういうところも見ていないんだから日本の現在の総理は頭が悪すぎるし、地方に目を向けていないことが明らかなんだ。
環境問題を軽視はしない。でも必要以上の負担を求める必要はないことも確かなんだ。そもそも、本当に環境問題を掲げるなら無駄な道路づくりを止めるべきだろう。年間6兆も使って無駄な道路を造るからアスファルトの照り返しが余計に日本を熱くしてしまっている。
とにかく環境問題への取り組みは間違っていないが、やり方は完全に間違えている。負担を求める先、取り組むための補助金、助成金を詰めないと、結局は京都議定書と同じで日本が達成できるとは思えない。一方的な負担を押し付けるのはいい加減にしてもらいものである。
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