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今日、人と話をしていたところ、気にはなっていたんだけど、その後の経過がまったく分からなくなった事件があったんでその話を。
てことで、昨日予告したburst error EVE The 1stのエンディングについては次回のお休みのときにでも。


さて、全国ニュースでも流れたはずの3月29日に発生した石川県金沢市二俣町の県道脇のがけの斜面に遺棄されていたスーツケースに入った首無し遺体の事件
その三日後に一人の男が「私がやりました」と言って出頭して来たらしく、以後、「切断した首は遺体の近くに捨てた」という男の供述があってから、石川県内でぱったりこの事件のことは言わなくなった。
妙な話である。
今日はすでに4月19日。事件発生から二十日以上経っているし、「首を捨てた」供述からも二週間以上が経過しているのだ。
にも拘らず。
まだ切断された首が発見された、という情報は流れていない。
そればかりかDNA鑑定で被害者が特定されたのも4月7日の話で、これ以後十日以上、完全に音沙汰なしである。
この事件はいったい何なのだろうか。
そもそもこの事件について言えば、妙に情報に整合性が無いことが私的に気にかかる。
まずもって、この出頭してきた男。はたして、本当に容疑者ですらあるのだろうか。どうやら出頭の際、弁護士が同伴していたとのことだ。ちなみに、日本では取り調べの際、弁護士立会いは認められていない。そして肩書きが『自称無職の60歳』。定年してすぐに犯行に及んだということなのだろうか。それならまあ、この被害者は水商売の人のようなので、退職金さえ出ていればオキニにするのも弁護士を雇うのも可能かもしれない。
ただし、ここからが良く分からない。

【謎その1】死体遺棄が去年10月上旬
どうしてこれが、おかしいのかと言うと、死体が発見されたとき、容疑者が出頭してくるまでは鑑識の結果で死後二週間~二ヶ月と発表されたのである。去年の10月が本当だとすれば、半年が経過していることになる。言っておくが殺害したのが十月ではなく、死体を捨てたのが十月ってことだ。スーツケースが冷凍保存でもできるならともかく、そんなわけが無い(と言うかできるなら捨てない)ので、はたして半年が二ヶ月になるものなのだろうか。ちなみに石川県内で雪が降ったのは12月中旬になってからであるのですでに二ヶ月以上が経過しているし、三月頭には無くなっていたので、三月下旬に見つかっているわけだから自然冷凍保存説は却下される。

【謎その2】死体発見証言日の食い違い
建築会社の社員が第一発見者である。と言ってもこのときは四人ほどいたらしいという毎日新聞の記事ではあったのだが、これも妙なのだ。死体が発見された3月29日。第一発見者がインタビューされていたんだけど、そのときに「昨日までは無かった」と言っていた。ところが、新聞報道ではいきなり、「22日には無かったけど26日になってあった」に変わっている。この日付がおかしい。3月22日は月曜日であり、26日は金曜日だ。三日空いているんだけど、この三日間、この建築会社は現場で作業しなかったとでも言うのだろうか。これが「25日には無かったけど26日にはあった」ならまだ分かる。それならテレビのインタビュー通りだから整合性が取れる。しかし、なぜか三日間空いている。この三日間何もしなかったとなるとえらい怠慢な職場だと言わざる得ない。ところが22日は祭日だというのに仕事をやっているような会社が三日間放置したということになり、矛盾する。はっきり言って工期日程を見せてほしいものである。

【謎その3】隠蔽の不合理
容疑者の供述情報によれば、十月に死体を遺棄したとのこと。しかも体はスーツケースに入れたとは言え、首は晒したままとのことだ。
おかしくないか? 首を切断したってことは身元を分からないようにする工作以外の理由はあり得ない。体が見つからないようにしておいて、首は何も細工せず遺棄するか? これじゃ「どうぞ見つけてください」と言っているようなものだろう。しかも同じような場所に遺棄した、って情報だそうだから、こんな見え見えのことをやる奴がいるのだろうか。首を切っている時点で、まともじゃないけど冷静なことは確かなんで、普通というか、もし仮に私やこれを読んでくださっている方であれば、首と体は別々の場所に遺棄すると思うのだが、いったいどういうことなのだろうか。

【謎その4】逮捕ではなく出頭
これが一番不可解と言わざる得ない。死体遺棄という行動をとったのは半年前とのことだ。しかも、首と体を似たような場所に遺棄しているわけで、さっきも言ったけど、大胆にも挑発するかのように「どうぞ見つけてください」状態なわけだから、こんな大それたことをやる人間がはたして、死体が見つかったくらいで怖くなって出頭するだろうか。はっきり言って、本当にそんな臆病者であるなら、『見つからない間』も「今日は見つかるんじゃないか」とビクビクしているはずである。半年も恐怖に耐えうる輩が、ちょっと見つかったくらいでゲロするのはどう考えても矛盾する。なんせ、まだ、その時点で自分まで辿り着けるかどうかすら分からないと言うのに、たった三日である。これが逮捕というのであれば、石川県警の優秀さを示すものであるかもしれないけど、半年前にすでに罪を犯しているのに「良心の呵責に耐えられなかった」とか「怖くなった」って理由で出頭というのは考えられんだろう。


とまあ、私が思うところはこの四つだ。むろん、出頭してきた男が加害者である可能性はあるが、何とも釈然としない。
「ああ犯人が捕まって良かった良かった」で済ませた人はたくさんいるだろうけど、実のところ、この案件は裁判員裁判に引っ掛かってくる。被害者が外国人だろうと日本国内で起こった事件だけに日本の法律によって有罪無罪を決めなければならないわけで、はたしてそのことに気づいているのだろうか。
私自身はいつ自分が裁判員の召集書状が来るか分からないので、こういう事件に対しては『推定無罪』を強く持つようにしている。その結果、これだけの疑問が浮かぶのだ。
もし仮に、この出頭してきた男が加害者でないとすると、真犯人は今ものうのうと巷にいることになる。そう考えたとき、確証が取れていない案件を、「犯人が捕まった。良かった良かった」で片付けるわけにはいかない気がしてならない。
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ぎゃーす
by ながといっく | URL | 2010/04/20 03:57 | EDIT
ブログのほうにコメントありがとうございます。
記事と返信、読ませていただきました。大変興味深い意見に感心させられることしきりです。

やはり意見の違いもあるので返信しようと思い、というか返信すべく小一時間ほどかけて文章書いたのですが、まさかのPCダウンorz

時間も時間で書きなおす気力も喪失したので、とりあえず読みましたの報告まで……

長門さん関係の絵やSSも少しずつ拝見させて頂いてます。
絵は自分はサッパリなんで、もう「凄いなー」の一言ですが(w)、文章は刺激を受け勉強させて貰ってます。
特にキョン視点の上手な語り口には脱帽させられます。
あー(^^;)
by あまぎ@管理人 | 2010/04/22 21:10 | EDIT
ま、まあお気になさらずに。長い文章書いているとそういうこともありますよ。
私も以前あって、その日は完全にふて寝しました。(笑)
ウチは基本的に甘いお話は皆無なんで、冒険するようなワクワク感を楽しんで頂けたらなと思っております。絵については最近、長門さんが増えてきましたでしょうか。
語り口調については元々、本館の方でずっと三人称で書いてきましたんで、一人称の方が楽な部分があるのかもしれませんね。でもまあボキャブラリーという点でまだまだです。

そういえば普天間基地移設問題で移設先で新しい選択肢ができるかもしれませんよ。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-04-22_5933/
反対される方に無理矢理よりは請われている方に行くのが筋ですし、この案でもいいかもしれませんね。
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