私が住んでいるのは衆院選挙区で石川二区でございます。
んで、ここには一人、自民党の大物議員がいまして、もっとも地元じゃ「郷土の有名人って誰?」という質問が来れば、トップは松井秀喜なんだけど二番目がこの人であるにも関わらず、誰も言いたがらない、元内閣総理大臣・森嘉朗その人でございます。
まあ今の麻生とどっこいどっこいに見られますからね。しかも自称キングメーカーなんだけど選んだ連中がことごとく政権を投げ出すんで、そりゃ良い風に見られるわけがございません。
そんな石川二区に今回、小沢一郎自らが選定した対抗馬が立ちました。
もっとも対抗馬と言ってもまだまだダークホースとか穴でしかないんだけど、
田中美絵子という女性の方でございます。
かなりの美形で年も若く、しかし河村たかし氏の秘書官を務めたことがある単なるアイドル候補じゃなくて、文字通りの才色兼備な方なのです。
2008年9月に公認内定後、本当に必死に頑張っております。朝早くから街頭に出ていた姿を何度も見ましたし、噂によると町内イベントにも率先して顔を出しているそうです。私も直接本人に会ったことはありますが、顔にちょっと疲れは出ていましたけど、それでも笑顔を絶やさない本当に綺麗な人でした。
んで、こういう綺麗どころが登場すれば当然、御用達メディア以外が黙ってなくて、地元の政府広報でありますローカル新聞や地方テレビ局はあんまり取り上げないんだけど、週刊誌を中心にいつの間にか『森の伐採』というキャッチフレーズを作ってまで、この石川二区が今度の総選挙の注目選挙区の一つと相成っております。
それも週刊誌ですと、かなりの確率で毎週登場してますので、今回の選挙における石川二区の有権者は全国にその意識を問われることになってしまいました。
なぜなら全国屈指の注目選挙区で投票率が低い、なんて真似をかませば、日本中から思いっきり揶揄されますからね。もし前回並みの投票率(60%だったかなぁ?)であれば「ああ、あの低次元な石川二区の」と色んなところで言われることでしょう。商売にも影響が出そうですし、スポーツ大会などでも最初からマイナスイメージで見られてしまいそうです。いやマジで。
もし、そのことをちゃんと分かっていれば、この石川二区の投票率は80%を超えてくることでしょう。というか超えないとなると思いっきり白眼視されて恥ずかしい思いを抱くことになります。今回に関して言えば間違いなく。
ただでさえ今、(特にネットで)「あんな老害政治家を選ぶなんて頭がどうかしているんじゃないか」と言われている石川二区の有権者たちは無様な真似はできんでしょうね。仮に森氏が当選するにしてもこれまでみたいに開票率0%での当確、なんてことだけは阻止しないと思いっきり日本中から笑いものにされてしまいます。
前回までは、何も考えずにアホみたいに小選挙区は森嘉朗、比例は自民党って書いてきた連中は真剣に考えて投票してもらいたいものです。石川二区の一地区・森氏の地元であります能美市はさておき、加賀市、小松市、白山市、能美郡川北町、石川郡野々市町の有権者たちは、これまでの選挙とは全く違う選挙であることを自覚する必要があることでしょう。
なぜなら全国が見ているから。
そんな中で軽率な行動を示してしまったが最後、近い将来、必ず何においても不利益をもたらす可能性大です。
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