昨日、ウチにも勝手にリンクを貼らせてもらっています植草一秀氏が懲役刑のため、東京地検に収監されました。
ちなみに前も言いましたけど、基本、私は『痴漢』で立件された分に関しては冤罪だと思っております。
なぜなら物的証拠が何一つなく、真実は真犯人のみ知り得ることで被害者ですら加害者の特定ができないから。
という訳で、植草氏に関して言えば私は冤罪だと思っております。
被害者の心の傷を踏みにじるつもりか、と問われればこう答えましょう。
犯人は憎むが、それが植草氏である証拠がどこにもない以上、状況証拠だけで植草氏を犯人だと決めつけるつもりはない、と。
そもそも、その状況証拠にしたって目撃者がいないんだから立証のしようがない。
んで、東京都迷惑防止条例違反罪で、とあるんだけど同じように東京地検の検事の場合だと
罰金30万で済んでいることを思えば、明らかに4ヶ月拘束保釈金600万はあまりに異様で常軌を逸している。
つまりこれは植草氏は本当にやっていないか、起訴状を信じるなら泥酔状態にあり覚えていない、ということになるわけだから『痴漢』で罪を問えるものではなくなっているということになる。
にも拘らず、なぜ、植草氏が逮捕起訴、挙句の果てには懲役刑まで科せられなければならなかったのか、という裏事情を知りたくなるというもので、まあここには書きませんけど色々、ありました。
政治が絡んでいる、という意見が大多数。
んで、実のところ、私は植草氏に政治を動かせるまでの力は正直言ってあるとは思っていない。個人の力なんてたかが知れていて、どんなに正しく核心を突こうが、所詮、御用達マスコミが握りつぶしてしまう訳で、公になるなんてほんのちょとも思っていません。せいぜい週刊誌で取り上げられるだけでしょう。
前にも言いましたけど、政治が植草氏を恐れているならそれは買被りでしかないし、植草氏本人が世論を動かせると思っているとするならそれは驕りでしかない。
だからこそ、この刑の裏側がまったく分からない。
私にはそこまでの見識は無いから、どうなっているのかなんて想像もつかない。
しかし、痴漢にしてはあまりに異様な処罰に、ある種の恐怖は覚える。なぜなら気に入らない、というだけで権力を振りかざし善良な一般市民を有無言わさず弾圧しているようなものだから。
ある人は言う。
「もうすぐ総選挙があるから、公示から投票までは反政府運動首謀者を表に出さないようにしよう、ということだ」
と。
もっとも、今の政府じゃ反政府運動が起こっても当然な訳だから、ある意味、植草氏一人を軟禁したところでどうなるってわけでもないし、それなら、名古屋、さいたま、横須賀、静岡県、東京都と民主党に投票した有権者を全部逮捕しないと意味ないだろう、とか思う。
植草氏が出所するのは、もう夏の名残りすら無くなっている時期だろう。
というか、かなり多くの方が危惧するように、まず生きて出所できるかどうかが分からないというのがあまりに怖い。
どうか、無事、戻ってこられることを心から願う。
そのためには8月30日に自公官僚政権を打倒することが重要だと思う。なぜなら自公官僚が必要以上に植草氏を恐れたという疑念はぬぐいきれないから。
それは氏のブログを読んでいると良く分かる。
自公官僚政権下で冤罪で失墜、または殺された人たちは案外多い、と言われている。
そりゃ政治という権力の世界だから命のやり取りがあっても不思議はないし、逆に命をかけて臨んでいる人も少なくないだろう。なんせ国の裏側という情報を握っている訳だから。
真の裁きが行われる国になるためには、やはり、植草氏が出所してくる頃には日本が変わっていることが必須だと感じる今日この頃。
PR