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臨時国会も閉会し、激動だった2009年の政界もこれで一段落と言ったところだろうか。
で、大手メディアがわざわざ騒ぎ立てている所為で、国中がどうも重大事と勘違いしている節がある『普天間基地移設問題』なんだけど、12月5日に岡田外相が移転先予定の名護市に行って説明会を開いたそうだが、冒頭以後、メディア規制がかかり、実際の説明会がどんなものだったかなんてさっぱり分からないんだけど、まるっきり信用に値しない大手メディアの報道は地元住民から大ブーイングがあったと伝えている。
ところが、普段は大手マスコミなんてまったく信じていないのに、親小沢一郎派の人たちからは岡田外相に対して厳しい意見がブログで飛び交っていたんだけど、どうしてこういうときだけ大手マスコミの報道を真に受けるのだろうか。
2009年だけでも定額給付金で「ありがたやありがたや」と言っていたお婆さんは創価学会員だったし、八ツ場ダムの建設継続を訴えていたおばはんは推進派の町会議員だったことも有名な話で、ならブーイングをしていた『住民』とやらは仕込みの可能性があるのではなかろうか、とか考えなくもない。現にノーベル賞受賞者が事業仕分けに文句を付けた、って報道は流れたけど、科学者がノーベル賞の賞金の一割以下しか手にしてなかったことを知って尻すぼみした、という『その後の経過』があったという情報が飛び出した。スポーツ関連で言えば、協会の会長は自民党の老害議員・森であるからオリンピック選手たちがしぶしぶ引き受けたとしか思えない。予算を回すのは自民党ではないことを知っていれば、決してあんなバカげた記者会見は開かなかったことだろう。
だいたいマスコミが右倣えで報道するときは扇動報道しているときだって話じゃなかったか?
さらに言えば、私の印象では岡田克也は決して反小沢一郎ではなく、むしろ小沢一郎の盟友なんだよな。
前原国交相や仙石行革大臣が推しているというだけでどうも誤解されているような気がしてならない。小沢氏が献金問題でとやかく言われた時でさえ、鳩山首相同様、岡田外相も小沢幹事長を擁護する立場に回っていたのである。小沢一郎と岡田克也は正反対なことは認めなくちゃいけないだろうけど、それゆえ、お互いがお互いの持っていないモノを持っているってことで惹かれ合っているようにさえ見える。
そして岡田克也と言えば愚直で引かない性格だってことは有名で、鳩山首相も、その固さが引くことを許されない外交の場において如何なく発揮されると思ったから、党幹事長という裏方ではなく、日本の顔として世界に通用する外務大臣という、グローバルスタンダードが叫ばれて久しくなった重職に任命したのだと思う。


さて、普天間基地移設問題に話を戻すけど、私はここはあえて岡田外相の肩を持とうと思う。この考えが崩された時は、私の中の岡田克也株は急落するのだが、報道の「日米同盟を背景に計画変更の難しさばかり繰り返すだけの一方的なレクチャー」が本当にあったとしても、実は住民に対してではなく、アメリカに対して、とは見ることができないだろうか。
こんな一方的なレクチャーが為されれば、当然、住民は反発するに決まっている。それを見越して岡田外相がわざと住民を煽ったとしたら、私は岡田外相は外交交渉として正しい行動をしていると感じるのだ。ただ、堅物な性格が災いして気の効いた言い方ができなかったことは仕方がない。だって、それが岡田克也だから。
では、なぜ住民の反発を煽ったのかと言えば、これで「来年早々の名護市市長選の結果を見て」とアメリカに伝えることができるからである。
日本の外務大臣である以上、日本の国益に適った交渉をするのが当然で、「住民の反発もあるし、名護市長選は推進派と反対派、それぞれの候補者が立候補を表明しているから、その結果を待ってほしい」という大義名分も立つのだ。
当然、アメリカは引かざる得ないだろう。住民云々を言い出せばそれは他国に対する内政干渉であり、世界中どこでも内政干渉は外交で一番やっちゃいけない『非常識』とされているんだ。それをアメリカ側が破ることは無いはずである。破れば、またも世界中から非難されるからだ。日本では報道されなくても他の国では間違いなく報道される。現にアメリカの信用もブッシュ政権以後、(日本ではほとんど報道されなかったが)世界中で下降の一途を辿っており、EUの台頭、ロシアの復権、新興国の発展で、その地位はもはや世界の中心ではなくなってしまっている。そして基地移設反対派市長が当選すれば、そこからは(まあ関空でも茨城空港でもいいけど)グアム移転に舵を切ると思われる。反対する住民が多い所に無理に移転すれば、それこそイラクの二の舞である。日本中でアメリカに対する不信感が高まることは想像に難くないし、現政権は、自民党のアメリカ追随に辟易した国民が選んだ非自民政権なのだ。もうアメリカに尻尾を振ることはない。実際、鳩山首相は日米同盟を基盤と言いながらEUや東アジアに目を向けている。もちろん、それが国際常識に照らし合わせれば当然であって、今までの自民党のやり方が異常だったということを国民が認識しなきゃならない。
そもそも、国民は本気で「アメリカが日本を守ってくれる」なんて勘違いをしているのだろうか。
確かに、何かの番組で親の七光りの代名詞である長嶋カス茂が、したり顔で「これでアメリカが日本を守ってくれなかったらどうするんですかね」という風なことをのたまったらしいが、こんな馬鹿が少数派であることを信じたいところである。せいぜい産経、読売、ネトウヨくらいだと。
なぜなら現にアメリカは日本を守ってはいない。中継地点くらいの認識しかないのである。
現に、今年の4月、北朝鮮が日本の国土を飛び越えたミサイルを発射した時に何もしなかったのだ。それだけで守るつもりがないことを理解できそうなものだと思うのだが、もう忘れてしまったのだろうか。
だいたいアメリカはクライスラー爆弾の放棄や非核三原則を打ち立てて日本の国防力を削いでいるのである。核は世界で唯一の被爆国として断固反対すべきものであるが、国防力を削いでいるのはあくまでアメリカが守ってやるように見せかけるものだということに気付いた方がいい。
何度もでも言うが、日本の技術力は世界一なのである。
その気になれば核なんて足元にも及ばない兵器を創れるだろうし、宇宙技術だって世界最先端を突っ走るものが創れるのだ。それをアメリカが押さえつけている現実を見た方がいいのである。日本の国力を落とすためにアメリカがいると理解した方がいいのである。正確に言えば、『アメリカ合衆国』ではなく、『アメリカの一部の特権階級』なのだが。


ということで、岡田外相の住民説明会の報道が事実とするならば、それは岡田外相の対アメリカ駆け引きであってほしい。
もし、これで年内決着を先送りすることができて、名護市長選の結果を見て、という流れが出来上がれば、また一つ、国民の判断が間違っていなかったことを実感できるはずである。


……頼んますよ! 岡田外相!
本当にいつもありがとうございます☆ 皆さんの温かい拍手に内心忸怩たる思いを抱いているのですが、新年早々、必ず新作を展示いたしますことをお約束申しあげます。
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