2016年夏のオリンピックがブラジルのリオデジャネイロで決まりました。
シカゴ、マドリード、東京を破っての南米初開催なわけですが、ここは2014年にサッカーワールドカップも控えておりますので、これから治安とか整備で大変かと思いますけど是非、成功させてもらいたいです。
そのための協力を世界各国がすべきで当然、我が日本も親日派が大勢いらっしゃるブラジルのために多大な貢献を果たすべきでしょう。
そりゃもうインド洋の給油活動やアフガニスタンでの対テロ支援以上の。
そもそもオリンピックの概念が平和の祭典なんだから戦場よりもそっちの方に援助するのは当然のことなのです。自衛隊は必要ないけど、日本の建機機械や建設技術を惜しみなく提供してもらいたいですね。
という風に書くと、2008年の北京時と同じことを狙っているような感じもしないでもないですが否定はしません。
でも平和の祭典を盛り上げられて、国内の景気対策にもなるんだから一石二鳥じゃないですか。
ところで今回意外だったのはたった一つです。
まさかシカゴが東京よりも先に落選するとは思いませんでしたね。ヨーロッパとアジアは案外アメリカが嫌いなのでしょうか。(笑)
鳩山首相もそうですけどオバマ大統領も前任の国家元首が失墜させた世界からの信頼に多大な苦労をしなきゃならんようです。
ホント、こういうことになると、つくづく首相とか大統領ってのは国の顔なんだなぁと感じちゃいますよ。
マドリードがIOC会長の出身国だからとか、リオが南米初開催だから、とか言われてますけど、私には国の信頼がないから選ばれなかったんじゃないかと思えて仕方がありません。もっとも鳩山首相やオバマ大統領が悪いんじゃなくて、ブッシュを選ぶようなアメリカ国民と小泉、安部、福田、麻生と無責任総理を選ばせてしまような日本国民に対する世界からの評価の低さを垣間見た気がしたって意味ですが。
でも両国国民も多大な反省をして、アメリカは去年、日本は今年、政権後退させたのですから、世界からの信頼を取り戻すのはこれから、と信じたいところです。
ただねー日本の大手マスコミがそれを全く解ってない報道を繰り返していますし、しかも奴らの報道が世界中にネットを通じてダダ漏れになっていますから日本が世界からの信頼を取り戻せるのはいつになることやら。
さて、順当に落選した東京ですが、これはもう石原都知事の責任ですね。
日本国民の世論が盛り上がっていない、とか言ってマスコミが国民に責任を押し付けようとしてますけど、逆にどうして盛り上がれるんだと問いたくなります。
どう考えても東京オリンピック誘致の真の動機がバレバレだから誰も支持しなかったんでしょうが。
こんな茶番に、一応、国内都市が立候補しただけに演説しないわけにもいかないってことで、一泊三日の強行スケジュールで付き合わされた鳩山首相もいい迷惑だったことでしょう。
何やら2020年を狙っているようですけど、それなら東京じゃなくて別の都市でやってもらいたいものです。東京は一度やってるし、別のところでやるのを見たいですよ。平和の祭典だからどこかにありましたけど広島とかいいかもしれませんね。
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