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最近、巷で最も話題になっていた国際ニュースモノといえば『イスラム国』による日本人ジャーナリスト捕虜殺害問題だろう。
個人的な見解を言うなら、何故、騒ぎ立てているのか、理由が分からない。
というのも、殺害されたであろう湯川さんが拘束されたのは去年8月という情報があるし、同じく殺されてしまった後藤さんにしたって去年11月の話らしいのだ。つまり、ここ最近捕まったわけじゃなくて、3ヶ月以上も前の話であって、実のところ世界では、海外在住や海外出張中の人たちがその国で拘束されるというのはよくある話でもあるので、語弊はあるが、取り立てて騒ぐことでもない、と思う。
ついでに言うのであれば(イスラム国というと語弊を招くので)名称不明のイスラム教過激派が動画を公開するまで日本政府は何をやっていたのか、ということになる。ちなみに何をやっていたかというと時期でピンとくる方も多々おられるかもしれないが、拘束された日本人捕虜のことは完全無視して総選挙に明け暮れていたのが真相だったりする。まあ、余談ではあるが、外務省のみならず、厚生労働省も選挙にかまかけて『国民でしかも国内に居る』重病だった幼い少女の命を無視してた現実もあるわけでネトウヨに大人気の安部という男はどこまで行っても悪虐非道(造語)という言葉がぴったりのようだ。


さて、話を海外のイスラム過激派による日本人ジャーナリスト拘束殺害事件が起こったきっかけが存在する話をしよう。


よほどの馬鹿ではない限り、気付くとは思うのだが、安部首相がカイロで演説したことが発端であることは確かだろう。
よりにもよって『エジプトのカイロ』で『イスラエル支援』、しかも「『イスラム国と戦う』ための援助という名の『軍資金』2億ドルあげます」なんてのたまったら、そりゃ相手=イスラム国は怒って当然なわけで、とっても有名な話なのだが、イスラエルはパレスチナをアメリカの言いなりになって近隣諸国に嫌われまくっている国であり、その近隣諸国の大半は『イスラム教徒』が最も多い『イスラム国』なのである。
平たく言ってしまうと、日本の安部首相は西アジア全般にケンカを売ったわけなのだが、はたして国民はちゃんとそれに気付いているのだろうか。
これは断言してもいいが、日本国民に関して言えば、今回の人質殺害と安部の演説と援助が別物と思っている輩の方が圧倒的に多いと思われる。でなければ無関心で『知らないこと』をさも『したり顔』で別物と考えている可能性は圧倒的に高いかのどちらかだ。
理由は何故か。
答えは簡単だ。この国の国民はテレビ新聞マンセーが蔓延っているためである。
先にも述べたが『イスラム国』とは西アジアから北アフリカまで本当に広い範囲を指す。にも拘らず『イスラム国』改め『イスラム過激派』と『イスラム国』を同一視しているのが日本国民である。それは新聞テレビが散々『イスラム国』と喧伝しまくったからだ。
実は全然違うのだが、10人ほどに聞いてみたところ、誰に聞いても『イスラム国』=『IS』だった。私の周りだけなのか。それともこれは日本全体なのか。日本全体だとすれば、今、日本人は自ら危うい橋どころか、橋のない、しかも向こうが見えない崖から一歩足を踏み出したことになる。それも『目隠しをして』だ。もっとも大多数の日本人は『目隠しされていることすら知らない』わけだが、どこまで行ってもどうにもならない日本人の愚直、本当に愚直という言葉がピッタリの国民性である。
そして、一連の事件に対して、時間を多く割いて報道されていたにも関わらず、そのほとんどが『救出されたか否か』の実況中継だけだった。
何故、この問題が起こったのか、どうしてこのタイミングで起こったのか、ということが二の次以前に、一の『人質が救出されたか否か』の一点だけしか見ていないので、この問題の本質を理解していないのに知ったかぶりしている輩がとてつもなく多いと思われる。まあ、私自身も今回の問題の本質を『本当に』理解しているわけでもないが、私的には、安部他は威勢の良いことを言ってた割には、自分たちは動かず、『イスラム国』の一つである『ヨルダン』に全てを任せていた日本政府の対応には『国民を守る意思』など一片もないことが明らかになったな、としか思わなかったわけだが、これもそう思う国民は相当の少数派であろうと考えている。こんな馬鹿な国は他にあるのかね。『自国民救出』を『他国』依頼するなんて信じられない話のはずなのだが、何故か、日本国民はそれを圧倒的に容認しているようで、この時点で、どこまで行っても日本人ってIQや技術力はともかく、『常識』の面で開発途上国以下であることを世界中に晒しまくっていることを痛感する。個人的な推測だが、日本政府はイスラム国である西アジア各国から、安部の発言によって敵視され相手にされないどころか政府関係者(むろん、安部、菅含む)のほとんどを入国拒否されたのでにっちもさっちいかなくなったところ、親米派のヨルダンのみが仕方なく応じてくれたから交渉が出来たってだけなのではないかとすら疑っている。こういうとき、私は日本人であることに山より大きく海より深く忸怩たる思いを抱く。ところが、この国だと、この『私の考え方』が『非常識』になるのである。近隣諸国で例えるなら、(これも私には理解不能なのだが)日本人の大多数が嫌悪の念を持っていると思われる韓国が日本に「テロリストが韓国人を人質にとって沖縄で篭城しているから助け出してやってほしい」と言っているようなものなのだが、この場合の韓国が日本で、ほとんど国教に等しいイスラム教徒が多数を占めるヨルダン他西アジア各国(つまり『名指しで敵と言われた』イスラム国」)が日本である。
日本人が絶対に助けたいと思わない韓国民になるわけなのだが、これと同じことが言えるのではなかろうか。
こう言うと日本人からは『人道的』という言葉を振りかざす馬鹿がたくさん出てきそうだが、それ以前にイスラエルに軍資金を渡している時点で、日本人は『人道的観点』から『イスラム国』を蔑ろにしているわけで、「お前が言うな」と西アジア各国から総ツッコミが来るわけである。
つまり、安部の軽率な行動と発言と援助が、今回の人質事件を招いたのであり、最悪な結果を迎えたと言っても過言ではないはずなのだが、残念ながら日本人の大多数はそういう風に考えることはまず無い。無い理由はタイトルどおりで日本人の大多数がテレビ新聞崇拝主義で自分で考えることを放棄し、垂れ流される報道まがいを鵜呑みにしているからだ。今回の件に関しては、後藤氏の自己責任と思い込んでいることだろう。
後藤氏はジャーナリストである。国民に対して『事実』を伝えてくれる仕事に携わっているのである。仮に後藤氏の責任だと言うのであれば、もうその人は『事実すら知らないこと』を『知らない』というとんでもない無知を曝け出しているわけだが、大多数の日本人はそのことすら気付くことなく、気付いた側の人間を非常識扱いする。
まさしく、75年前と瓜二つ、というところまで来たのではなかろうか。
後藤氏のようなジャーナリストがいなければ、この国は一切情報が入って来ないことだろう。新聞テレビがさも『情報』という風に報道していることの大半は、自らが取材してきたのではなく、後藤氏のようなフリーのジャーナリストが命がけで得てきた情報を買い取って流している、という現実をどれだけの日本人が気付いているのだろうか。むろん、言うまでもなく『知らない』日本人が多いから、後藤氏の自己責任で後藤氏自身を批判する輩が大多数である。
言っておくがこの国の新聞テレビの記者は取材などしないぞ。取材しているなら臆面もなく、テレビの報道番組で『新聞の紙面』を紹介なんかしないし、新聞だって『共同』とか『ロイター』から記事を貰っているわけがないのだが、まあ大半の日本人はまったくこの事実にすら到達することはないだろう。
いっそうのこと、フリージャーナリストたちは情報を新聞テレビに売るのをやめたらどうか。
責任感の強いフリージャーナリストたちは「いや、それでは国民に情報が伝わらなくなる」と思うかもしれないが、それでいいんじゃないか。愚かにも無知であることを知らない国民のために働く必要などない。どうせ大本営発表垂れ流しを鵜呑みにする連中だ。情報と妄想の区別も付かない国民だ。命がけで得た情報でも一旦捕まってしまえば、フリージャーナリストたちに責任を転嫁されるのだ。そんな国民のために働かなくてもいい。
逆にフリージャーナリストたちは日本の愚を赤裸々に大々的に海外に売り渡せばいい。そうでもしないと日本国民の馬鹿は解消されない段階まで来てしまっている。


さらに言えば、私は今回の事件がどうもキナ臭くて仕方がない。タイミングがあまりに良すぎるからだ。ISメンバーが湯川さんと後藤さんを人質に身代金の要求をしたのは安部演説の翌日だったわけで、この場合、ISメンバーが安部のイスラエル2億ドル支援に対して報復行為に出た、というよりは、わざとこのタイミングを狙って『イスラム国の危険性』を宣伝しているような感じがしたからだ。それも異様なくらい毎日報道されていた。
人質交換やお金が絡む話であり、あんなにまで逐一報道されるものなのか?
もっと秘密裏に動くべきではないのか?
あんな公けに人質交換や身代金受け渡しの話をするってことは時間が経てば経つほど、日本政府の交渉無能っぷりが日本中に晒されるわけなのだが、はたしてそういう風に感じた日本人はどれだけ居ただろうか。まあ大多数はそう感じず、時間をかけて交渉している、と素直に勘違いしてくれていたことだろう。
ちなみにこれは私の予測なのだが、日本以外の国ではこの事件はさほど大きく扱われないか、まったく扱っていないかのどちらかだと思っている。
つまり、最初から『ISメンバー』が湯川さんと後藤さんを人質に取った事件など存在せず、下手をすれば、日本政府かイスラエル辺りの自作自演なのではないかとさえ思ってしまう。
だとすれば、日本政府は国民の命を軽視しているばかりでなく、戦争参加を可能にする国づくりのための喧伝に使ったことになり、これは完全に75年前に戻ったと言っても過言ではなくなるわけである。
ネトウヨに大人気の安部が居座る限り日本は世界からさらに孤立を深めていくのではなかろうか。
中国、韓国とは関係がギクシャクし、ロシアとも仲が悪くなっているし、今回の安部演説の所為で西アジアからも嫌われ始めた。ヨーロッパはもう既に日本を相手にしていない。アメリカと共に世界から孤立を深め、最終的にはアメリカがどこかの国に難癖を付けて、そこから引き起こされた戦争に強制参加させられ、若い命が海外で散っていくのだろう。しかも高齢化社会だから、子孫は増えることなく日本国は終焉を迎える近未来が容易に浮かぶ。
東京オリンピックをボイコットする国がどれだけ出てくるだろうか。特に北アフリカから西アジアの人たちは日本に来る方が危険だ。なんせ日本人の大半は本当は全然違うのに『イスラム過激派』=『イスラム国』と認知して敵視しているのだから。
本当に日本の未来は暗い。日本国民の馬鹿っぷりは常軌を逸している。新聞テレビをいつまでも崇拝していると、なんとなく気付かないまま、日本の破滅を迎えるような気がしてならない今日この頃である。
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