おそらくブログでは一度も語ったことはないと思うんですけど、私はイラスト作成趣味ともう一つ、小説執筆趣味を持っています。
まあ、それは本館と別館を見ていただければ一目瞭然な訳ですが、じゃあ何を一度も語ったことがないかと言いますと、私のストーリーを作る時の姿勢でございます。
別館のあとがきで何度か言っていると思いますけど、まず一つはアンソロノベルの場合、『原作で深く傷つけられていると思われるキャラクターを甘やかしに近いくらい厚遇すること』です。例えば犬夜叉とか珊瑚とか桔梗とか乱馬とか。
逆に、キャラクターを傷つけているようなキャラクターに対してはかなりぞんざいな扱いにします。例えば日暮かごめとか弥勒とか天童あかねとか。
んで男の恋敵に対しては有無言わせずピエロ役に徹してもらいます。たとえば鋼牙とか響良牙とか。
というのも私的にはキャラクターが(精神的に)傷つくという姿はどの作品においても見たくないものでして、そういうシーンがあると嫌悪感すら抱きます。
そのため、別館のアンソロノベルで補完しないとやってられなくなるし、修羅場になりかねない恋愛話を作ることはほとんどありません。
んで、もう一つはこれは本館別館両方で言えるんですけど、男女の友情物語を好んで作ります。
もうちょっと分かりやすく例えるならカップリングじゃなくてコンビプレイという形ですね。本館のFusion Magicは単に女の子を主人公にしたかった、ってだけのものですけど他の作品で男女が出てきても恋愛に走ることはあんまりなかったと思います。恋愛っぽくしていてもストーリー的にはコンビプレイになっているとか。
何でこうなるかと言いますと、やっぱ私は好きな作品の主要キャラクター達はみんな幸せになってほしいと、かなり贅沢な思いを抱いて見ているからだと思うんですよね。
だから王道CPがあれば、その二人を応援する存在をオリジナルキャラクターで作り出したり、周りは盛り立てるよう配慮させます。
で、2008年10月からは『涼宮ハルヒの憂鬱』のアンソロノベルも手掛けるようになりましたけど、あの作品の主要キャラクターってみんなそれぞれ個性があって、正直、誰が主人公もしくはヒロインになったととしてもやっているける作品だと思いますから、SOS団全員を幸せにしてやりたい、SOS団全員で困難を打開させたい、という話が必然的に多くなっています。
まあ何が言いたいと言いますと、私は、のめり込んだ作品のキャラクターに対しては恋敵にならない限り、全員、『いい奴で友情に厚い』というフィルタがかかっているということです。
故に今後も、甘い話は……それもかなり怪しいことではありますが、ないこともなくて、恋愛絡みで切ない話というのはほとんど作られないかとは思いますが!
なにぶん、私がこんな風に思っているので、その点を御了解のうえで読んで頂けたら嬉しいかなと。
PR