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今さらの話であるが、最近、とあるサイトの書き込みを見ていると、ネトウヨが「去年、アレだけ麻生総理をバッシングしていたマスコミを信じていたくせに、民主党バッシングを始めるとマスコミは信用できないなんてよく言えるな」なんて文面を目にするようになった。
んまあ、確実にこんな事を書くのはネトウヨ以外あり得ないんだけど、はっきり言っておくが、昨年のこの時期、麻生が支持率10%割れにまで追い込まれ、総選挙で惨敗を喫したのは、何もマスコミが大々的に面白おかしく流した漢字が読めないだとか、態度が横柄だとか、世間知らずとかいった理由ではない。
こんな理由で投票した人間など、それこそよっぽどの馬鹿の中のよっぽどの馬鹿だけだ。もっとも、そのよっぽどの馬鹿の中のよっぽどの馬鹿しか答えていないから、あのまるっきり信用ならない内閣支持率は10%割れ寸前だったってわけだが、良識ある有権者はマスコミの虚言なんてまるっきり信じてなくて、(本当は2003年くらいから始まっていたんだけど)2005年以後自公政権の悪辣政策と、二人も総理大臣職を投げ出しながら民意を問わなかったくせに臆面もなく、三人目の総理大臣を勝手に決めたから自民党を見限ったに他ならないのだ。
それも2007年の参院選で大敗を喫した後のことだけに国民の怒りが爆発して政権交代と相成ったのである。
もちろん、ネトウヨはこんな事を認めたくないだろうし、そんな想像力もないだろうから、民主党支持者に責任を擦り付けるのだが、さすがは悪辣自民党を支持しているだけのことはある。さぞかし今の産経新聞を読むのが楽しいことだろう。


仮に『バッシング』に焦点を当てた場合、現在と昨年ではまるっきり趣が異なっている。
昨年のバッシングもどきは、政策ではなく人間性だけに焦点を当てたもので、今のような何から何まで全てバッシングとは訳が違う。
これは小泉政権以後、顕著になっているのだが、国民にとって不利益な政策を通そうとしている時に限って、政策以外のところで騒ぎ立て、国民の意識をそっちに向けている間に、悪辣政策がいつの間にか決まっているということになっていっていた。
おかげで後期高齢者医療制度とか母子家庭加算金廃止とか所得税定率減税廃止とかいった国民にとって不利益にしかならない法案が通っていった現実があるのだ。
後期高齢者医療制度についてはちょっと手付かず状態ではあるけど、昨年臨時国会で、母子家庭加算金が復活したわけだが、なぜかこれを報道するマスコミは本当になかった。あったかもしれないが気付く事なんてできないくらい小さかったのだろう。
私はネットでようやくそれを見つけたわけだが、大手マスコミは人間性でバッシングする暇があるなら、ちゃんとこういうことも流せっての。
もちろん、大手マスコミは国賊集団だから民主党連立政権さえ叩ければ国民生活なんてどうでもいいので、絶対に流さないけどな。
こういうことが決まると民主党が支持されるし国賊マスコミがそれをできるはずもない。


てことで、去年の麻生の素行なんて誰も気に留めてなくて、自公政権のやり方が気に入らなかったと言う一番、大事で根本的なところで見限ったことを認めたくないネトウヨは頓珍漢な揶揄に力を注いでいて本当に滑稽である。
まあ、もっとも私は本当の意味でのネトウヨとは存在していないと思っていて、ああいう書き込みをするのは自民党員か産経新聞社員か読売新聞社員か、としか思っていないのだが。
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昨今のマスコミの馬鹿さ加減に嫌気が差して、新聞の報道、テレビのニュースはほとんど見ていない。
が、会社の昼休みにNHKのニュースだけは見る羽目になっていて、何の気なしに見ているんだけど、今日はNHKのアナウンサーに感心したなぁ。
沖縄普天間基地の問題で北沢防衛大臣がキャンプ・シュワブ移設について前向きに検討しているだとか、同案に社民党が反対していることに亀井郵政金融担当大臣が難色を示しているとか言って、いちおー二人のインタビューをわずかながら放送していたんだけど、私にはどう聞いても前向きに検討しているとも難色を見せているとも受け取れなかった。
そういう部分を放送せずに、アナウンサーが前向きだの難色だの言っているんだけど、こいつは読心術の心得でもあるのだろうか。
というか、報道なんだから余計な事は言わずに「北沢、亀井両大臣はこういう風に言っていました」で区切ればいいだろうに、いったい何を根拠に前向きだの難色だの言っているのだろうか。
報道官の仕事は事実を自分なりの解釈を入れずに流すことであり、これじゃ報道の仕事とは到底言えない。
まあ、元々、報道の仕事なんてNHKはおろか、大手マスコミすべてがやっているとは思っていないけどな。
と言っても今日は久しぶりに小沢幹事長のことも小林議員のことも言ってなかった。明日からはどうか知らんけど、そんな事よりももっと重要な事があるわけで、いつまでも自作自演のバッシング報道に勤しむのは止めた方がいいと思うのだが、大手マスコミと検察には自覚症状ってものが欠落しているのだから救いがない。


予算審議そっちのけでいったい何を報道し続けているのだろうか。
日本の民度ははっきり言ってかなり低い。ちょっとしたネガティブ情報を垂れ流すだけで大局を見失い、自分たちにとって何が必要かが分からなくなってしまうのだから、毎回言ってるけど、日本人ってそんなに裕福なのか?
去年の総選挙時も散々言ったけど、政治に興味はなくても関心は持つべきだ。
なぜなら政策は生活を直撃する。
現に2005年以後、重税策が全世帯に直撃し、一億総中流と言われた日本は世界第2位の貧困率国家に成り下がったのだ。
それを感じなかったのだろうか。
しかも、今回の東京地検の大山鳴動騒ぎは鼠一匹出てこなかった捜査費用は実に20億。
もちろんすべて国民の支払った税金で、それがドブに捨てられたのだ。元々、無理筋で立証できるはずもない案件に20億を使われたってことに本気で怒りを感じないのか?
まったく持って日本の民度の低さには嘆かわしくなる。
自分が払っているものなのに何で無関心なのだろうか。


さて、万策尽きた検察に代わって、今度の大手マスコミの世論扇動の手段は鳩山首相と小沢幹事長の間に亀裂が走っているかのような報道のようだ。
あからさまに鳩山首相が言った言わないで小沢幹事長と揉めているような印象操作をしている。
まあ、もっとも。
前原や仙石、枝野あたりならともかく、鳩山首相がその手には乗らない。
元々が、小沢氏の意向を受けての民主党代表なのだから、亀裂が入るはずもないし、大手マスコミ報道に出てくる鳩山発言は単なるガス抜きに過ぎず、二人が割れることはない。
つっても熱烈な小沢幹事長支持者の中には、どうも小沢氏が党内で四面楚歌のような状況に陥っている錯覚を感じているようだ。
私は不思議でならないんだけど、鳩山首相は小沢幹事長抜きには誕生していない。よって鳩山首相が大恩ある小沢氏を切ることはない。あるとすれば、それこそ小沢氏が暴走した時であって、そうなれば誰も小沢氏に付いていくはずがないので問題ない。
と言うか下手に小沢氏を切ろうものなら参院と衆院160人は民主党と袂を分かつ。
しかし世論が自民党との連立を許容するはずがないのだから、この点でも切れるわけがない。
つまりは大手マスコミが勝手に扇動しているだけだ。


ただ日本人ってのはホント、民度が低いのであっさり引っかかる連中は後を絶たないことだろう。
大手マスコミの策略に乗っかって今の連立政権が倒れたらどうなるかを考えた事があるのだろうか。まあ、ないだろうなぁ。
私は少なくとも4年は鳩山首相にいてもらいたい。支持するしないの話じゃなくて、去年まで毎年、コロコロ変わっていたし、しかも内三人は投げ出しで最後の一人は醜悪にしがみついていた印象を世界に与えてしまっている。
ただでさえ日本の信頼が失墜していると言うのに追い討ちをかけるのは如何なものか。
そのことに気付いていないのは無関心な国民だけでなく、熱烈な小沢氏支持者の中にいるというのもなんとも情けない話である。
政治資金規正法という、どうにでも解釈できる冤罪幇助法案によって石川議員他、小沢民主党幹事長の秘書二人も逮捕起訴され、石川議員は民主党を離党することになった。
もっとも離党に関して言えば、想定内で、おそらくそうなるだろう、ということは予感していたから議員を辞めなかったので良しとしている。別に民主党を離党したからと言って、自民党や公明党、みんなの党と言った旧勢力に烏合するわけでもないし、今後も『民主党会派』として政権与党に協力してくれるだろうからそれでいい。
で、日本の大手マスコミは己の供述リークという『虚偽報道』を完全に棚上げして、まだ小沢幹事長に責任を転嫁しようとしているのだが、いったい、頭の中はどうなっているのだろうか、脳みその代わりにウジ虫でも詰まっているんじゃないか?とか思う。
いや、さすがにこれは失礼な表現か。ウジ虫に。なんつってもウジ虫は腐った肉を食うんだからな。腐った肉をせっせと生産する大手マスコミに比べれば浄化という点で、遥かにマシだ。


で、この一連のマスコミ報道を一歩引いてみていると、どうりで日本じゃ『振り込め詐欺』なんて実にふざけた騙し手口が横行している理由がホント、よく分かる。
『振り込め詐欺』については今さら説明するまでもなく、昔は身内を、今では弁護士だの警察だの税務署だのを装って、被害者に金を振り込ませる詐欺だ。
ただ、これによく引っかかる人間が絶えないものだと呆れてしまう。
と言ってる私がいつ、引っかかるか分かんないけど、これはおそらくだが、「自分も引っかかるかもしれない」と考えている人間がおそらく引っかからない。理由は、こう考えている時点で警戒しているからだ。警戒しているってことは、仮にそういう電話を取ったとしても、冷静に、とまではいかなくても疑ってかかるし、詐欺の手口をだいだい把握しているから、まず相手にしない。
逆に「自分は引っかからない」と思っている人が引っかかると見ていいだろう。ソースはどこかに埋もれてしまって探す気はないけど、そういう統計が出ていたことを覚えている。
何と言っても「自分は引っかからない」なんて思っている人は「自分も引っかかるかもしれない」と考える人と違って、手口を調べることをせず、自信過剰に陥っているし、手口を調べない、ってことは仮に税務署や警察、弁護士なんかを装われると、つまりはそれっぽい演技をされるとコロッと騙される。
自分の財産なんだから少しは慎重にならないものかと思うのだが、そんなに裕福な人が多いのだろうか、日本は。
ましてや被害者の大半は団塊世代以上だ。
ここでピンとくる人はたくさんいると思うけど、そう、大手マスコミというテレビ新聞しか情報源がなく、また、その情報を鵜呑みにする純真無知な連中である風評被害の加担者たちだ。もちろん本人たちは「自分は惑わされない」なんて思い込んでいるから騙されていることにすら気付かない。想像力が欠落している連中と言ってもいいだろう。
つまり、『振り込め詐欺』を軽視して「自分は引っかからない」と思っている連中だけあって、それがどういう詐欺かを詳しく調べないから真に受け鵜呑みにするのである。
大手マスコミ報道に騙される構図とまったく同じだ。
全ての情報が間違っているとは言わないが、こと政治、経済といった社会記事に関して言えば与えられている情報ははっきり言ってかなり限定されている。それも官僚優遇報道だというのに、まったく気付いていないのだから救いがない。
報道を鵜呑みにして「小沢はけしからん」とか「民主党も頼りない」とかのたまっているわけだが、何を以ってそう言っているのかには間違いなく気付いていないはずだ。
小沢氏に関して言えば、供述リークが本当だとすれば不起訴になるわけがないのに、不起訴になったということは証拠不充分ってことは確かなんだろうけど、逆に言えば、『証拠がなかった』ことになるわけで、一年もかけてあれだけ大掛かりな「家宅捜査」やって全ての資料を没収しただろうに、結局、証拠が出てこなかったのだから、小沢氏が潔白とは私も思っていないけど、物的証拠が出てこない以上、検察と大手マスコミの言い掛かり以外の答えはない。
苦し紛れに「黒に近いグレー」とか意味不明な言い訳に終始して、物々しく資金の流れがどうとかフリップで説明するんだけど、立証できなかった経緯なんだから、「だからどうした」というレベルの話に他ならない。
ところが『振り込め詐欺』天国の日本では『憶測』で引っかかる連中が多々いるのである。要するに騙されていることにすら気付いていないのだ。見ているフリップが立証できなかった経緯であることにすら気付いていないのである。ちゃんと想像力が働く人間なら、フリップの無意味さに気付いているし、そのフリップ自体が捏造である可能性があると考えるようになる。
民主党が頼りない、と言っている連中も同じだ。何度も言うが、本当に頼りになるかどうかは平成22年度予算が決まった後に分かるのである。今現在、審議中だというのにいったい何が分かるというのだろうか。少なくとも私は今の時点で民主党連立政権を判断するつもりはない。平野官房長官は辞めさせた方がいいとは思うが、現政権が頼りになるかならないかについて言えば、絶対に今、分かるわけがないのである。
予算が通り、それが施行されて初めて分かるし、今回が政権一年目だ。今年が基準になって来年、再来年と改良されるかどうかで判断すればいいのに、大手マスコミ報道を鵜呑みにするから結果が出ていない段階で否定する団塊世代以上の連中が後を絶たない。それが内閣支持率の電話を取る連中によって証明されている。
おそらくこんな簡単に扇動できる国は日本の他にあるとすれば、世界では北朝鮮くらいじゃないか?
中国でさえ、民衆は立ちあがろうとしていないこともない。ただ、中国の場合は軍部が強い力を持っているので、行動に移すにはなかなか勇気がいるのだろう。


という風に日本では『振り込め詐欺』が横行している理由がよく分かる気がするんだけど、私なんかは疑問に思うのだが、騙されても騙されても、何故、「自分は騙されていない」と考えてしまう連中が多いのはどうしてだろうか?と首を傾げてしまう。
まあ日本の常識は世界の非常識と言ってしまえば、それまでなのかもしれないが。
来週2月16日から平成21年の確定申告の提出が始まり、納付期限は3月15日で、国に納付する所得税の計算根拠を元に来年度の住民税年額が決まる。
日本は全ての税金を合計すると、その税額は世界でもっとも高く、加えて社会保険料もあるので、これが国民生活に多大な負担となっている。
まあ私も会計事務所に身を置いたことがあるから、なんとなくは分かっていたんだが、どうしてもあれもこれも税金がかかっているのだろうか、とか考えたこともあったし、取引先からもよく言われた。
もっとも会計事務所の仕事というのは、税務署とまったく正反対で、とにかく法律ギリギリだろうと一円でも安く納税者の税負担を減らすことである。
ちなみに税務署は難癖付けてでも取るのが仕事だ。税務職員には何の罪もないんだけど、親方が日の丸なんで従わざる得ないのは至仕方ないところで、私は正直言うと、税務署職員には少し同情している。中には同情の余地もない下衆もいるが、大半の税務署職員は善良な人が多いので、怖がらないでほしいものだ。


さて、今日、新聞に目を通しているとこんな記事が飛び込んできた。
給料差し押さえ 困窮者が悲鳴 振り込み当日 徴税相次ぐ
信じられない話である。
確かに納税は国民の義務の一つではあるが、だからと言って支払い能力がないのに有無言わさず差し押さえるというのは如何なものか。
督促状を送っているとのことだが、そんなもの見るかどうかも分からんだろう。
徴収するなら事前に電話するか訪問するかしないと、『生活費』が税金で取られてしまうと、その人はいったいどうやって生きろ、というのだろう。
もちろん、世の中にはモンスターペアレントとかいう訳なしはいるにはいるが、そんなもの一握りである。そういう連中は滞納しまくりでのうのうとしているだろうけど、数ははっきり言って少ない。
収入が減っているから税金が払えなくなるのである。
何と言っても住民税は数年前に全国一律で上がり、しかも企業によっては天引きにしないところもあって納税が生じしていることすら気付いていないケースも多々あるのだ。
あまりに酷い話である。
取るのは嬉々として、それこそ何が何でも無理矢理強奪しようとするのはいったい何のための税金かを説明しなければならない。
まあできるわけないけどな。
去年の秋、事業仕分けでようやく国民が税金がどう使われているかを知ったんだ。あんなものを見れば、誰しもが税金を払いたくなくなるというもので、しかも払った税金によって恩恵を受けることがほとんどと言っていいほどないのである。
というか、逆に追加料金を取られているようなものだ。特に社会保障費に関して言えばな。
ただ、日本という国は、この辺りが汚くできていて、給料天引き方式により、実際、サラリーマンは税金がどれだけ搾取されているのかを知らない現実がある。
また、大手マスコミというボケ連中が正当性ばかりを垂れ流すから鵜呑みにする連中が引っかかりまくっている現実があるのが何とも嘆かわしい。
先にも言ったが、日本の税金総額は世界で一番高いのである。
消費税とかガソリン代とかは、世界基準でよく引き合いに出されていたが、その他の税金を提示されたことがあるかどうかに気付いているのだろうか。
はっきり言ってやる。
大手マスコミが世界基準として引き合いに出している税金以外の税金は日本は世界中でどこよりも高い。
だから、著名人は海外に住所を移すのだ。
もちろん、知っている人は多々いるだろうけど、実感している人は少ないだろう。
大雑把に言うが、仮にアメリカに移住すれば、今払っている税金は半分以下になる。
消費税の高い国は、社会保障費が半端なく安い。場合によってはタダにもなる。
そう言った『世界基準』を出さないところに大手マスコミと旧政権の汚さがあった。


去年の夏、ようやく政権交代が起こり、事業仕分けによって国民の目に税金の使途が明らかにされるようになった。これを公開処刑と言った連中はお馬鹿がいたが、処刑も何も、国民が納めた税金をどう使うか監視されるのは当然だろう。そんな意識も皆無なのかと逆に憤慨する。
去年までは本当に無駄に使われた税金。今後はまだ分からないが、税金を強制徴収するなら、使途も当然、強制的にでも白日の下に晒されるべきである。
やっと、まともになり始めたのだ。
今春、4月以後に事業仕分け第二弾が始まると信じたい。
さらに去年より踏み込んで、困窮者が納税を遅れる事態を招いたとしても、大目に見ることができる世の中にしてほしいものだ。
昨今のマスコミ報道に対して、私は大きな疑問を感じているし、まるっきり信用しなくなっている。
それは去年3月3日の小沢氏公設秘書の大久保氏が逮捕された時からの報道が決定づけてしまったのだが、ふと考えてみれば、私はいつからマスコミ報道を信じなくなったのだろうか。
著名なブロガーの方々は2007年の参院選時に大規模な小沢氏ネガティブキャンペーンが張られていた、と主張している。
ところが、私にはそんな覚えがないのである。
あの時はちょうど今時分のような時に、あの年金記録5000万件紛失が発覚して、一気に自民党支持が急落したから、ネガティブキャンペーン以前に、そんな大失態を見過ごしてきた自民党政権に、かなりの数の国民が嫌悪を感じ始めた頃だったし、マスコミ報道もそれ一色に染まっていた。
自民党の不備を糾弾する。
それが為されていたから、今ほど信じられなかったわけでもなさそうだ。だからと言って全部信じていたわけじゃない。
私も恥ずかしながら、鈴木宗夫氏の一件やリクルートの江副元副社長、和歌山カレー事件の林真須美死刑囚に関して言えば、マスコミ報道を鵜呑みにしていたことは否定できない。
しかし、21世紀に入る頃には既にマスコミに対しては半信半疑だったと思う。
きっかけが何だったかと言えば、プロ野球のFA補強だろう。
巷では巨人が金にものを言わせて選手を漁って戦力バランスを崩している、なんて言われていたし、まあ実際、そういうところもあったんだけど、私からすれば、それは批判する対象にも何にもならなくて、チーム強化のための一つの手段としか思っていないから、どうでも良かった。
ところが巨人と同じように、いや巨人以上にFAを中心とした大型補強を誰よりも強く推し進めていた星野仙一という人物がいたというのに、こいつに関しては誰も何も突っ込まなかったのである。
おかしな話だ。星野は巨人のことを散々悪く言っておいて、自分がやるのはOKだったのだから、こいつが正当化されるなんて不思議な話でしかない。
ちなみになぜ、こいつが責められなかったのかというとアンチ巨人の球団の監督しかやったことがないからと、政界にパイプがあるからである。それを知らない星野崇拝者は多いが、こいつは前も言った通りでライオン頭小泉と同じタイプの人間で、自分の悪事を隠蔽するために、自作自演で悪役を作り上げてそいつを攻撃して、裏でもっと悪どいことをやる奴である。
まず、これが原点だったのだろう。
以後、2004年のプロ野球改編騒ぎのときに、バファローズを買うと言ったライブドアを報道せず、あまつさえ、参入させないためにライブドアネガティブキャンペーンをマスコミが一斉に張ったのは記憶に今でも残っている。そう言えば、あの時も週刊誌やネットはライブドアプッシュだったが、新聞テレビはライブドアを貶めていたっけか。それも当時の浅尾宮城県知事が楽天が仙台に拠点を置きたい、と言ったときに、すでにライブドアが仙台拠点を決めていたので、難色を示したのだが、強い圧力がかかって翌日には前言を撤回していたな。
2004年、プロ野球ファンが望んだのはライブドアフェニックスであって楽天イーグルなどではない。そして運命の11月3日。この日はセ・リーグの東西対抗が東京ドームであったんだけど、楽天参入決定の一報が流れたとき、球場は大ブーイングに包まれて堀江コールが沸き起こったのだが、これを当日に放送した局は一つもなかったし、テレビ朝日が一回だけ、その様子を一分ほど放映したくらいだった。
これで、マスコミにかなりの不信感を持ったし、以後、テレビ新聞を脅かす行動をとった堀江貴史に対して、徹底的にバッシングしていたことを覚えている。それで勘違いした人も多いようだけど、結局、2006年、堀江貴史は粉飾決算で逮捕されたわけだが、私はこのことに関しても強い疑問を感じていた。テレビや新聞で流れる罪状を見ると、「これで逮捕なら世の中の企業の社長を全員逮捕しなくちゃならなくなる」というレベルのもので、今の石川議員と同じ構図だったからだ。
そりゃ堀江氏の普段の態度には問題はあったかもしれないが、だからと言ってアレはやり過ぎだろうと当時思い、今になって案の定、アレが日本のインターネット業界潰しだったってことを知って妙に納得してしまった。


とまあ、何か納得のできない出来事が多々、マスコミ報道から感じられて、それが募れば募るほど、どうもマスコミというものは虚偽情報を垂れ流しているな、と強く思うようになっていった。
そして、去年の民主党狙い撃ちネガティブキャンペーンだ。今でも続いているが、いったいマスコミは何を目的にそんなことをしているのかと客観的に見ると、どうも民主党憎し、小沢憎しで動いているようにしか見えないのだ。
んで、どうしてそうなっているのかと言えば、この業界には自民党議員のコネが強く利いていることがネットを通じて分かったし、読売やフジは露骨に自民党議員にパイプがあることも知ってしまったので、じゃあ、これはもう信用に値しないなと、悟れてしまったわけだ。
大手マスコミ各社の従業員連中の給料は高いらしいけど、別にそんなことはどうでもよくて、それよりも情報としての役割を果たしていないからマスコミというものを信じないのだと考える。
そう言えば、ここ3年近く、まともにテレビのニュースを見た記憶がないなぁ。(笑)
何度も言っているが新年が明けてから、私は新聞にほとんど目を通していない。
なぜかと言えば、読む価値がないからである。
毎日毎日、反政府記事を臆面も無く掲載し、完全に世間のミスリードを誘っていることが目に見えて分かるからだ。
諸外国から『検察リーク』って断定されたことはスルーして、まだ『関係者の話』でフィクションをでっち上げ、『検察リーク』が巷に疑われ始めると突然、『関係者』の前に枕詞を付けるようになったのだから分かりやすいというものである。
で、言い訳に「検察リークはない」と反論するのだが、小沢幹事長に説明責任を求めるなら、その情報源はどこから出てくるのかマスコミ側が説明責任を果たすべきだろう。
供述内容なんて、取調室の人間か被疑者か接見弁護士にしか分からない情報だ。それなのに「東京地検特捜部を取材して関係者の話によると」となどと書いておいて、これで検察リークじゃなかったとしたらどうやって供述情報を得たのかを知りたいものであるし、ゼネコン関連にしたって、よっぽどの馬鹿じゃない限り、当時の小沢幹事長は野党の一員であり、賄賂も斡旋も口利きもまったく無意味なんだから、どうやったって違法献金で摘発できるわけがない。できるとすれば、それこそデッチ上げだけだ。


いつもながらのマスコミへの非難なのだが、今日は久しぶりに地元ローカル紙・北國新聞に目を通した。
やっぱり相変わらず偏向と虚構に溢れている。
『天の声』を真面目に捜査する特捜部の肩を持つとは末期症状だ。去年6月に『天の声』を裁判所で検察が読み上げたらしいが、いったい何の裁判をやっているんだ?
確か大久保氏にしろ西松建設にしろ、罪状は違うし、まったく無関係で、そんなものは贈収賄で起訴したとしても証拠にすらならない『推定』以前の『妄想』に他ならない。裁判が始まったなら証拠を固めていないとおかしいだろうに、今さらまたやっているのである。去年、あれだけ大々的に『証拠』とやらを押収したろうに、いったい何をでっち上げるつもりなのだろうか。
よっぽどの馬鹿以外は2004年時に収賄で小沢氏を検挙できるわけがないことは分かっている。
これを今になって捜査していること自体に疑問を呈するのが当然だというのに、応援しているのだから救いがない。前は少しマシだと書いたが、今では北國新聞のやっていることは産経新聞並みである。
ところが昨日も言ったけど、石川県民は日本有数の純真無知地帯であるから、残念ながら『よっぽどの馬鹿』が特に団塊世代以上を中心に多いのまた、事実である。
故に想像することを放棄して鵜呑みにするものだから、産経新聞と違い、北國新聞の発行部数が減らないのだ。
しかも読者投稿にすら、反政府運動文を必ず一つ載せる姿勢は崩していないようで、読んでみれば、明らかにこの人は想像力がないな、と一目で分かるほどである。


毎回の繰り返しになるが現在、日本は不況真っ只中だ。
たかだか一人の政治家の失脚を目論んだ茶番に付き合う余裕などないのである。にも拘らずマスコミは景気対策そっちのけで、フィクションを流し続けている。
しかも、海外記事や外国人政府関係者の言葉の誤訳すら厭わないほどなのだから腐りきっている。
自民党が国会で無駄に費やす時間や東京地検特捜部の捜査費用を予算に回したらどうだ、とマジで考えてしまう。
毎日新聞がわざわざ2011年度の子供手当2万6千円は厳しいかもしれない、なんてほざいた副大臣の記事を載せていたが、なら毎日新聞はどうやったら支給できるかの建設的な意見を提唱すればいいだろう。揚げ足取りやネガティブキャンペーンに比べれば、遥かに有意義で読み応えがあるだろうに、そういうことになるとまったくやる気がないようである。
いや、やる気がないというより、そういうことに頭が回らないだけかもしれないが。
だから日本の大手マスコミは世界中から信頼されていない。それこそ北朝鮮並みの信用度である。
日本国民の中に北朝鮮の報道を非難する連中は多々いるようだが、自分たちもまた、世界中からは自分たちが北朝鮮に向けているような目で見られていることを自覚したらどうだ?とか思う。
私は予知能力者じゃないので、断言はしない。しかし、現状を鑑みて、「こうなるんじゃないかなぁ」という推測をする事はある。
それは昨日のような、もし明日、小沢一郎が逮捕という名で軟禁される恐れはあるんじゃないかという話などはそれに当たるだろうし、そうなるとどうなるかくらいは流れで予測できるので、少しは断定的に表現することもある。


今回はそんなお話。


さて、明日にでも小沢氏が東京地検に拘束される可能性があることは否定できないわけだが、そうなった場合はどうなるか。
これは昨日、『どうなるか』という予想のみで流したが、今日はそこからさらに踏み込んで『どのような展開を迎えるか』まで予測してみよう。
昨日は、世界から「日本では軍事クーデターが起こって民主主義政権が転覆した」と認識される事を言った。
日本国民の大半は、「小沢一郎と言う巨悪が亡びた」と思うだろうが、日本の常識は世界の非常識である。ましてや、そう考える連中の大半は大手マスコミの扇動発表に乗せられていることに気付いていないわけなのだが、はたして小沢氏が拘束されることにより、自身の生活に何かいい事でも起こると思っているのだろうか。
もちろん答えは否である。むしろ国民救済法案の全てが廃案に追い込まれる可能性さえあるのだ。
つまり、小沢氏拘束を喜ぶ馬鹿は単なる正義の味方気取りの自己満足でしかない。
ところが、世界では去年の夏に選挙という民主主義国家の基本の基本で選ばれた政権が軍事クーデターによって転覆したという認識なのだから、当然、この先の世界の日本に対する見方が変わることは想像に難くない。しかも、さっきも言ったが国民は大本営発表に流されている事に気付いていないのである。
そして、日本は太平洋戦争時、アジアに多大な迷惑をかけたのは世界の知るところになっているし、今でもそれをゆすりネタにする国もある。
つまり、日本が70年前の軍事国家に戻ったとしか思われない。ましてや、世界の報道機関の大半は日本を見限ったのである。世界に向けて情報を発信することができないし、発信する情報は現在でさえ、信用されていないのに、何を言おうが信じてもらえるわけがない。
何度も言っておくが、日本の常識は世界の非常識であり、日本の言い分云々ではなく、世界の常識に照らし合わせて日本という国が判断されるということである。
数の論理から言っても世界人口は60億だし、先進国や新興国を合わせても中国やインドがいるわけだから30億は楽に越えてくる。
仮に30億だとしても1億対30億だ。
どっちが正しいかと問われれば、誰もが30億と答えるし、日本の報道機関は世界中で信用されていないのだから日本の言い分が正しいなんて誰も思わない。
むろん、これは日本の世界からの孤立化を意味する。
東を中心とするアジア各国は日本に嫌悪に近い感情を抱き、締め出しにかかるだろう。EU、アフリカも然りで、ロシアもアメリカも関わろうとはしない。
特にアメリカは中国に一番国債を買ってもらっている。中国が反日を打ち出せば、絶対に日本保護の立場は取ることは無い。日本と中国、どっちに付くのが得かは別にアメリカじゃなくても経済状況を鑑みれば火を見るより明らかだ。
しかも世界から孤立する日本がどうなるかは誰にだって分かる。分からないのは大本営発表に踊らされていることに気付いていない日本人だけだ。
取引停止は当然、日本を逼迫させる。ただでさえ、現在の日本はワーキングプア3割で世界第2位の貧困率国家に転落しているんだ。東京地検の暴走による軍事クーデターという現実が加味されれば、もちろん大不況時代に突入する。
原因は検察の暴走、大手メディアの扇動報道であると世界が認識しているのに、この期に及んでも日本のマスコミは民主党政権に責任を擦り付ける事だろう。
国民がそこに疑問を感じない限り、日本は悪化の一途を辿り、決して出口の見えない底なし沼の不況に沈んでいく。
しかも検察が暴力によって力を持つわけだから、国民を統制する
情報通信法案インターネット言論規制法案児童ポルノ禁止法改悪冤罪幇助法が成立し、国民の権利は必ず奪われる。
私の想像だが、ここまでされないと日本人の大半は現在の危うい状況が何を意味するかに気付かないと思っている。


仮に土曜日、小沢一郎が拘束されようものなら、月曜日は日本関連株の大暴落が待っている。これは絶対だ。世界に向けて日本が再び軍事国家の道を歩み始めたことを発信するようなものなのだから、そんな国なんて信頼されるわけがない。
その原因をきちんと日本国民は見極めることができるだろうか。できないとしたら70年前と同じ道を日本は辿ることになる。


ま、この予想はあくまで独断と偏見で最悪を予想したものでしかないのだが。
現在はインターネットが発達し、世界中の情報が(裏はともかく)部屋にいながらにして仕入れることができる時代になって、民主主義国家がどんなものかとか、各国の社会情勢はどんなものか、という知識も与えてくれる。
となれば、社会全体としては大筋(極論すると永遠の幸福追求)では同じ方向に向かっているとしても、個人個人では、一つの事柄に対して、文字通り十人十色の認識を持っているものだと思う。
まあ、十人十色と言っても、成否で判断するなら半々が大雑把な分け方で。つまり最低でも考え方は二つないと、一つでは、その時点で偏向である。
極端な話、1+1=2という数式の基本中の基本でさえも本当にそうなのか、と検証できる時代で、なぜ1+1=2になるのかという論文を発表する数学者がいたとしても笑われることはないだろう。
要するに価値の多様化である。公序良俗に反するなら話は別だが、私自身はこれは悪いことだとは思わない。
おそらくこれが世界の常識だとも思う。なぜなら情報発信源であるメディアが、二つあるだけで、二通りの考え方を提供してくれるからだ。数が増えれば増えるほど、その情報を多角的に捉えることができるし、あとは自分の理念に従って自分なりの結論を出せばいい。


ところが(私が最近よく使うフレーズで)『日本の常識は世界の非常識』だけあって、日本だけが民主主義国家の振りをしながら、実態はまるっきり正反対の国であることを、特に新年が明けてから、全世界に発信しまくっている。たぶん、「んな大袈裟な」と思った人は、内向き理論だと断言してやる。なぜならインターネットは世界中から閲覧できるし、日本はほとんど規制がかかっていない。もし海外の人がGoogleやYAHOO JAPANで日本の記事を手に入れようとしたら簡単にできるわけで、世界人口は60億超であるから、半数がネットを使っていると仮定しても30億人が日本の情報を閲覧できる状況にあるのである。もちろん、情報収集に余念がない各国のジャーナリストたちは毎日見ていることだろう。そう言った人たちが日本の記事を見てどういう感想を抱くか、ということを想像してみたことがあるだろうか。
これはおそらく、大多数の日本人は想像したことがないだろう。
ちなみに、海外では特集記事が組まれてしまうくらい日本の大手マスコミというものは信用されていないし、日本という国も独立した国だとも民主主義国家だとも思われていない。
数年前、すなわち中国の台頭が目覚ましくなってきたくらいから海外記者たちが日本から離れていっているという情報を、最近知って、ああ、いよいよ日本が世界から見放され始めたな、と諦観にも似た恐怖を感じた。
海外記者が離れていくということは日本から得るものは何もない、という結論を出したからに他ならない。
で、この重大事を報道する大手マスコミは一つもなかったのである。
だから、自分で情報を得ようとしない国民は何も知らないままだし、今後、『報道』は大本営発表一本になることを意味することも知らない。
それでいて大本営発表が正しいと勘違いしているから救いがない。
実のところ、昨日もあった。日本の無料GSがようやく終了したというニュースが流れて、随分、無駄なことをしていたものだ、と内心考えていたのだが、周りから信じられない発言が飛び出して、「これでアメリカが日本を守ってくれなくなったらどうするんだ」という議論を真面目に始めたのである。一応、話に参加する状況にあったから、私は自分の考えで「アメリカは日本を守らない」と発言したところ、「何を馬鹿なことを言っているんだ! 徴兵制もない日本で自衛隊だけで日本を守れるわけがない!」ともうすぐ還暦の人が癇癪を起したのだ。
私は愕然とした。この人は自分の考えというものを持っていないのだということを痛感した。
なぜなら、『アメリカが日本を守っている』という情報は日本の大手マスコミのみが発信したことであるし、確かに学校の授業では『核の傘』に日本は守られている、と習った覚えはあるが、それは『核』を使えない均衡状態の平和であることを意味していて、日本を守っているといはまた別の意味でしかない。現に何度か北朝鮮からミサイルが飛んできてもアメリカは一切動かなかったのである。どうして「守っている」なんて信じることができるのだろうか。
で、この人曰く、日本人の半数以上はアメリカが日本を守ってくれていると思っているし、また別の人は7割がそう思っている、と偉そうに言ったのである。
別に私は自分が正しいとは思っていないが、否定される言われはないと思っている。それは個人個人の考え方だし、はっきり言ってしまえば否定する方が馬鹿だろう。
実際、有事になってみないと確証は取れない話ではあるが、守ってくれると信じていることが私には理解できなかった。
よっぽどボランティア精神に溢れた軍事国家ならやるかもしれないが、アメリカは朝鮮戦争を焚き付け、ベトナム戦争で化学兵器を撒き散らし、言い掛かりでイラクを攻め入った国である。
ましてやアメリカはベトナム戦争とイラク戦争のトラウマで地上戦ができない国だ。日本に上陸されたら日本人ごと空襲するに決まっている。現にテロとの戦いと言いながら、テロリストでも何でもない一般市民のイラク国民ごと空爆した国だぞ。
それを『守る』とでも言うのだろうか。
本気で私は理解できなかった。それとも日本に対しては特別だ、なんて馬鹿な勘違いをしているのだろうか。
ちなみに別に、私は反米とかそういうつもりはない。ただ、他国をそこまで信じ切れる心は分からない。
近所でも隣の家を信用して「留守番お願いします」なんてお願いできる人がいるのだろうか。


さて、そんな昨日の一例を持ち出してきたわけだけど、何が言いたいかというと、仮にこの人たちの言葉が正しいとするなら日本人の7割以上が大本営発表を信じているという現実があるということである。
ということは、今現在の検察の行動とマスコミの行動に疑問を持っていないという証でもある。
良く言えば清廉潔白で疑わしいものでも許さない、だろうが、はっきり言ってしまえば、単純馬鹿だ。
自分で多角的に情報を捉えて考察するということを放棄して鵜呑みにしていることにさえ気付いていないのだから、これを馬鹿と言わずして何が馬鹿なのだろう。
これだと、日本人は70年前と何も変わっていないことになる。70年前は軍部とマスコミが暴走して国民を巻き込んで無謀な太平洋戦争に突入したと学校で習ったと思うのだが、おそらく当時の国民の大半は扇動されていたことに気付かず、戦争万歳を叫んだことだろう。そういう本もいくつも見た。
そして現在の日本人の7割が検察とマスコミの暴走に気付いていないのだから、70年前と同じだ。
結局、日本人は70年前と頭の中は変わっていないということだ。これでは世界各国から見捨てられ始めるのも仕方ないだろう。70年前の歴史を今また繰り返している。当時はファシズムに走ったドイツ、イタリアと同盟を組んだわけだが、今度はミャンマー、タイと同盟を結んで無謀な戦争に突入するつもりなのだろうか。
ただ皮肉なことに70年前と違って、二十代、三十代、四十代も一部が新聞も見なければテレビも聞き流していることである。
無関心が功を奏して、この世代が大本営発表にも無関心で、テレビが毎日同じニュースを流すこと自体に煩わしさを感じているのだ。
これは良いことなのだろうか、それとも悪いことなのだろうか?
流されるのは良くないが、無関心もどうかと思う。
などというタイトルではあるが、私はこれに関して言えば、明確な回答を持ち合わせていない。
まあ確かに一部、週刊誌でも取り出されていることではあるのだが、郵政民営化の正体のときと違い、この記事が掲載され始めたのが、政権交代が確実視されるようになった去年の夏からだったし、特に五月蠅かったのは小沢氏が幹事長に就任した当初で、しかも、これを主張しているのは、昔からの既得権益集団の走狗である自称ジャーナリスト妄想クリエイターの連中なものだから、とてもじゃないが信用できないのだ。もし、こいつらが小泉のアメリカへの日本売却計画を指摘したなら信じてもいいかもしれないけど、私はそんな記事を見たことがない。
ちなみに郵政民営化の闇については誰も選挙なんてあると思ってなかった2005年9月以前の春ぐらいからやっていたし、私がこの情報を得たのは2005年になる前の話だ。だからこそ、信憑性の点で今回の中国関連の話に比べれば格段に高いということになる。


で、なぜ小沢氏が日本を中国に売り飛ばす、なんて噂が流れているのかと言えば、都市伝説的な話はともかく、どうも総括すると、実母が朝鮮半島の人だからとか、秘書が韓国の人だからとか言われていて、しかも中国と仲がいいってことらしいんだけど、根拠としてはあまりに乏しくないか?
だいたい民主党だって、国を売り飛ばす話を小沢氏が本気でしてくれば、民主党が小沢氏を切ることだろう。いくら何でも小沢氏一人の個人的意見のために国を犠牲にしていいなんて、どれだけ民主党が小沢氏に大恩あろうが、党員誰も思う訳がない。連立を組む国民新党にしたってそうだし、社民党と公明党を除けばすべての党が反対すること間違いなしだ。
もう一つ、外国人参政権に熱心だからと言われているんだけど、これは日本国民一人一人がちゃんと選挙に行けばいいだけの話である。
1000万人移住してこようが、日本の選挙権人口は9000万なんだし、全員行けば大勢は国民が選んだ議員になるんだから、そこまで嫌悪する理由にはならない。しかも地方選挙だけだ。国政は関係ない。
もっと決定的な証拠を持ってきたらどうかと思う。たとえば、郵政民営化のときのように、総資産でアメリカの国債を買うとかで、しかも実際にやっていたが足りなかったから郵政資産を利用しようとしたとか言った具合に、日本の国債の大半が今、中国に流れているとか、ガス田や尖閣諸島を譲渡したとか言った証拠を。
ちなみにガス田や尖閣諸島を放置したのは旧政権であって小沢氏は関係ないし、まだ民主党政権は残念ながらそこまで気が回せるほど、内政が落ち着いていないので待つしかない。
そう言った証拠を見せられない限り、私は小沢氏の日本売却計画は、現段階では信じる以前に論ずるにすら値しないと思っている。
というか、大手マスコミも小沢氏を追い落としたいなら、この話を持ってきたらどうなんだ? 献金問題なんざ、日本国民の大半はどうでもいいと思っているし、元々、小沢氏には『悪童』というイメージが定着してしまっているのだから、今さら献金問題を出されたところで小沢氏の印象が大きく変わるとは思えないのだが、結局は、それくらいしか攻める材料がないってことの裏返しなのだろう。いくら何でもお国の一大事を憶測で書く訳にはいくまい。それは去年の総選挙時に思い知らされたはずだからだ。憶測で書いたチラシは誰も信用しなかったもんな。
それも漢字が読めなかったとか、もうすでに記録が存在しない(法律上で保管期間が過ぎてしまっている)過去の話を持ち出すとか言った、あまりに苦し紛れの東京地検と大手マスコミの行動なのだが、まあ知らない国民もいるわけで、真に受けている(総選挙では民主党に投票した)純真無知な連中もいるんだけど、そんな連中も、じゃあ前のように自民党に投票するのかと言えば、そこまで馬鹿じゃないだろう。
今の自民党に何を期待しているんだ?って話になる。
お灸を据えるつもりだったはずなのに、残念ながら、まるっきり党の体質が変わってなくて、しかも今ではすっかり抵抗野党に成り下がっている。国民生活や景気そっちのけでスキャンダルにひた走る旧社会党さながらの体たらくなのだから、投票しようと思うとしたら相当の盲信者だけだろう。今の自民党と比べるならまだ共産党の方がマシだ。


結局のところ、何で小沢氏が攻撃対象になっているのかと言えば、『既得権益集団』にとって小沢氏が怖いからに他ならないということだ。
小沢氏の剛腕が既得権益を破壊することが解っているから執拗に失脚させようと躍起になっているのだろう。仮に破壊されないとしても、今度は自分たちが小沢氏に逆らえなくなる状態に陥るから、それでは好き勝手できなくなるという私利私欲だけで是が非でも避けたい、と言ったところか。
私には小沢氏が善か悪かなんて判断できるほど高尚な人間でもないし、基本的に政治家というものは与野党すべての議員問わず、まるっきり信用していない。『マシな方を選んでいる』というのが本音だ。
もっとも、私は実際に小沢氏を生で見てきたし、その時のことを思えば、如何に大手マスコミが無茶苦茶言っているかは理解しているつもりだ。信じるに値するかどうかはこれから何をするかで決まることであって、今、判断すべきことじゃないのではないだろうか。
今日が仕事始めだった。
新しい年を迎えて、まだ一年の姿がまったく見えないこの状況に、少しは夢膨らむ思いがしていたけど、差し当たって変わったことは何もなかった。
とりあえず今日のところは。
ということなのだが、悪い方向で変わったことが無い分マシだとは言える。
でも、やっぱり何か変化っぽいものをどこかで期待している自分がいるのだ。
それは何でもよかった。とにかく去年までと違う何かがあればよかった。
それがまだ先が見えない一年の始まりなのだから。
ただ、自分が変化を求めようとも、結局、その変化の方向性が定まっていないのだから、仮に何か変化があっても気付くことができないのかもしれない。


などと言う抽象論はともかく、今日から『社会生活』に戻っていったわけだから、久しぶりに情勢をニュースと日経新聞で見ることにした。
家で取っている地元のローカル紙・北國新聞はもう見ていない。全てが嘘と既得権益で塗り固められた新聞なんて情報源として何の役にも立たないからだ。
と言っても日経新聞でも政治欄は見ていない。見る意味が無いからである。フィクションと虚構に溢れた文章は小説であって情報じゃない。読みたいのは事実であり建設的見解なのだからそれを感じられない文章など、中傷的な見出しを見ただけで判断できるわけだから読む価値はない。
どうやら株価は今値上がりを始めたようである。円も今日はやや円高ではあったが90円を越えてきている。
大手マスコミが盛んに景気の二番底を煽り立てているのだが、根拠はいったい何なのだろうか。
去年、国民に何の恩恵もない予算が切れるからか? それとも需要の先食いが一段落するからか?
しかし、世界は開発途上国を中心に盛り返しの兆しを見せているのである。日本もそれに乗ろうという雰囲気を作り出せばいいのだが、如何せん、世界で朝鮮半島とワースト一、二を争う日本の大手マスコミだけに、世界の流れと逆行したいようである。
国民は乗せられないように心掛けるべきなのだ。
ところが、非常に困ったことに日本国民というものは、とにかく基本ネガティブ思考で一方的な情報を鵜呑みにする帰来があるものだから、二番底を必要以上に警戒してしまっている。
ちょっとは反省したらどうだろうか。
去年の新型インフルエンザのときと構図はまったく同じである。医学的根拠に著しく乏しいってのに、不安を煽り立てる報道を真に受けて、町中にマスクマンが溢れたあの光景を異様と思わなかったのだから思考停止もいいところだ。
しかも最近は新型インフルエンザのニュースも下火になり、あたかも鎮静化したような雰囲気が漂っているんだけど、元から、あのインフルエンザは騒ぐほどでもなかった話なのである。
ホント日本国民はもっと自分で考える頭を作るべきだろう。
私は、ある意味、二番底が来るとは思っていない。
なぜなら世界は今、最悪期を脱したと言われ始めたからだ。
ならば、今度は再び最悪期にならないよう、みんな努力するだろうし、それが当たり前なのだ。
悪い方へ考えるあまり、結局はすべてを尻込みしてしまって、本当に悪いことになってしまうってことに何故気付かないのか。
二番底が来てほしくないんだろ? だったらどうすべきなんだ?
大手マスコミの言葉を鵜呑みにするんじゃなくて、自分たちで切り開いていくべきじゃないのか?
中小零細企業には残念ながら、まだ攻めるだけの地力は乏しいかもしれないが、世界を股にかける大企業は世界中で最悪期を脱したことに気付いているはずだ。
大企業が率先して景気を盛り上げるべきではないのか?
上から待っているんじゃなくて下から突き上げればいいじゃないか。
それができないってことは、結局、自分で情報を収集しないから『真の現実』が見えていないのである。
特に今、日本の企業を経営している五十代以上は、口では大層なことをのたまっているが、その情報源は偏っちゃいないか、とか思う。


今日から仕事始めだったわけだけど、どうも不況期と全然変わらない雰囲気が周りで溢れていた。
景気の悪さを必要以上に恐れるあまり、冷静に周りを見られない地元企業が後を絶たないようにさえ見えた。
これじゃ本当に去年と『何も変わらない日常』としか言いようがない。
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