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3月11日と13日に、「PS2版のDQ5で今回のプレイでは、仲間モンスターコンプリートを目指している」という話をしたんだけど、3月27日現在、イベントじゃなくて戦闘終了後に仲間になるモンスター65種の内、56種まで来たのである。
んまあ、いい社会人がこんなことをやってるなんてよっぽの暇人だと思われても仕方がないんだけど、そこはまあ趣味の話なんで、それをとやかく言われる筋合いはないし、やりもしない人間に言われたくもない。何であれ、人のことを蔑むことができるのは自分が同じことをやったことがある人だけで、もっともDQ5に限らず、何かに挑戦した経験がある人は、同じ挑戦をしている人を蔑んだりすることはあり得ないけどな。
要するに、人を悪く言うのはそいつは自分がやったことがないことを勝手に低俗だと決め付けている場合のみってことだ。ま、まあ……DQ5の仲間モンスターコンプリートが高尚かどうかと問われれば、たぶん答えは否だろうけど、何事であれ挑戦することが大切であって、そこに優劣はないはずである!
でもやるからには、達成しないと、それもまた無意味なことでもあるので、できる限り頑張ろうと思っている。
50種に近づいたあたりから『諦める』という選択肢は正直言って消えた。たぶん、何らかのスイッチが入ったんだろう。人間スイッチが入ると、「もういいや」という思考は無くなって、逆に「何が何でも」に切り替わっているのである。
これはゲームじゃなくて、私は受験のときに経験して知っている。
というのも、実のところ、私は高校受験にしろ大学受験にしろ、中三、高三時代に(合格の報告に言ったときに聞かされたんで断言できる)職員室中の先生が「あいつだけは、ここ無理だろ?」と思われていて、それをひっくり返したものだから、今となっては笑い話なんだけど、当時、職員室中の先生が私に頭を下げてきたのは、どこか誇らしく思ったものである。ひょっとしたら不快に思わなきゃいけないことなのかもしれないけど、当時は合格して気持ちが高ぶってたんで、そんなことは微塵も思わなかったのだ。
んで、正直言うと、私も中三の十月、高三の十二月まで、それぞれ志望校は五教科平均60点くらいで合格できるところを受けようと思ってたし、大学に至っては、何処も行けないだろうな、と半ば諦めていたのである。
ところが、妙なスイッチが入ったきっかけが、両方の時期に訪れて、共通していたのが、模試の結果がこれまでで最悪だったことである。
このときのショックが自分を奮い立たせる結果に繋がり、この後、間違いなく、「今やれ」と言われたら絶対無理なくらい、懸命に勉強して、気が付けば高校は1ランク上げて受けていたし、大学もいちおー現役で滑り込めたりした。今は大学の現役合格は当たり前になりつつあるかもしれないけど、私が受験した時代はまだまだ大変だったのだ。


そして、そのとき、入ったスイッチが今、私に入っているってことなんだ。
もしDQ5をやったことがある人なら分かるかもしんないけど、正規のストーリー中には絶対に仲間にならないモンスターが2体いて、さらに仲間になる確率が1/256のモンスターが5体いるし、極端にエンカウントする確率が低いモンスターが4体いるのである。それも絶対にこの4体は一度に現れて、倒す順番に相当頭を悩ませてしまうことが多々ある1/256モンスター並みの難関なのだ。
それが残り9種になっている、という意味を理解してもらえるだろうか。すなわち、正規ストーリー上で仲間になるモンスターは残り7体。内、1/256は3体である。
そう、非常に嬉しいことに、1/256を一種捕まえることができたのだ。
つっても、まだ1/256は4種残っているし、内1種はもうすぐ戦闘回数256回を越えるところまで来てしまっている。
……はたして、1/256を捕獲できるだろうか、それと極端にエンカウントしない4種も難関だ。
でもまあ、ここまで来たんだし、諦めずに頑張ろうとは思っている。
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今日の午後4時、ついに日本の総理大臣が公のフルオープン記者会見を敢行した。

http://ow.ly/1r5xK

1時間という長丁場ではあるが、印象的には丁寧に答えていたし、これまではまったく聞こえてなかった首相の声がようやく自分の耳に入ったことは喜ばしいことだと言えるだろう。
そして、同時に、これで既得権益集団である大手新聞テレビの政治ニュースは見る必要がなくなったことが何よりも有意義なことである。
午後8時30分ごろに配信された時事通信の『郵貯限度額、修正に否定的=30日の結論目指す-鳩山首相』が勝手に作られた憶測だってことがバレバレになることにより、既得権益メディアの馬鹿っぷりも同時に確認できるから実に痛快である。
現時点では結論が出ていないわけで、肯定も否定もできないのが当然なのに、答えを濁したことで否定だってのは完全に憶測ミスリードだ。少なくとも会見を見た人間であれば、そんな風に考える人と考えない人の二通りができるので、是々非々が用いられているから、これで国民もどんどん賢くなれる。
確かにまだまだ不充分だし、鳩山首相も「記者クラブと相談する」なんて呑気なことを言っていたから、完全に情報公開されるにはもう少し時間がかかるだろうけど、何もやらないよりははるかにマシだし、首相の声が聞けることによって事実を知ることができることを国民が認識すれば、情報公開の声が高まるので、いずれ全面開放される運びになるのは明白だから、今日の第一歩は歴史的に見ても相当重要なことだと思う。
何と言っても、これまでは編集と憶測オンパレードの報道だっただけに、事実すら見えなかったのだから、首相の声を聞くことにより、現時点の一番正しい情報が得られるのだから、これほど素晴らしいことはない。
んまあ、「素晴らしい」なんていってる時点で忸怩たる思いを抱かないこともないけど、今まで無かったんだから仕方がない。本当に日本の常識は世界の非常識だ。


そして、これで首相の発言の重みは相当増す。むろん、国の代表なんだから発言に重みがあって然るべきなんだけど、大手マスコミ伝いで聞くのと直に聞くのでは訳が違う。直に聞けば国民が発言を覚えているのだから撤回は許されないし、そんなことをしようものなら、一気に支持を失うのは明白なんだから、今までとは格段に違う重たさを背負うことになる。
これまでの自民党のボンボン首相どもは、これが怖くて記者会見をオープンにできなかったが、民主党のボンボン首相は怖いもの知らずなのか、それとも覚悟の上かは判断しかねるにせよ、最初の一歩を踏み出したのは偉業と言えるだろう。
そして同時に、大手マスコミの馬鹿さ加減もよく理解できた。途中からは、さすがに少し恥ずかしくなったのか、進退問題に関する質問はなかった。特にインターネット新聞の、本当の意味での支持率低下質問の後は、少しだけマトモな質問になっていたけど、それまでの献金だの参院選だの普天間基地移設問題だの質問をするのかと思えば、それをすべて進退問題の質問に繋げようとした問いかけには本当に馬鹿だった。海外記者も居るのによく恥ずかしげもなくあんな質問ができるものだと逆に呆れて感心したほどだ。何処の民主主義国家に、国民が選挙で選択した政権に対して「さっさと辞めろ」などと抜かす記者が居るだろうか。それさえも分かっていないお馬鹿記者の救いの無さを垣間見れて本当に有意義だったと思う。


さて、そんな記者会見の中で鳩山首相は重要な発言をした。沖縄普天間基地移設に関して「極力、県外移設」と明言したのだ。これは、大手メディアの出鱈目フィクション憶測をひっくり返すことである。なぜなら普天間基地移設問題は国防事項で、その最大責任者は総理大臣である鳩山氏なのだ。その鳩山首相が「極力県外」と発言したのだから、日本はこの方針で動いていることの証明であるし、これが事実なんだ。そして極力とは『力の限りを尽くすさま。できる限り』という意味である。麻生じゃないんだから知らないとは言わせない。これで沖縄県の皆さんも、ちゃんと会見をノーカットで見たなら、相当、安堵したのではなかろうかと思う。私的には首相が「本土の皆さんにも沖縄の人たちの負担を知ってほしい」と言っていたから、本土移設も視野に入っていると見てもいいかもしれないとさえ考えている。本土の国民の7割くらいは「アメリカが日本を守っている」という幻想を抱いているのだから、自分の居住地が移転先になったときは万歳三唱で迎えてやれよな。私はアメリカが日本を守っているなんて蟻の触角の先も思っていないんで中指おっ立てるけどな。(笑)


今回の記者会見は第一回だったから記者クラブ以外の日本メディアからは御礼と今後の記者会見のあり方に対する質問だったので、次回以後に期待、と言ったところだろうか。海外記者は、フルオープン記者会見が当たり前なので、ちゃんと質問をしていて、おそらくお礼を言うこと自体、日本のメディアに対して唖然としたのではなかろうかとさえ思う。ただ、フリーランスの質問の「平野官房長官は辞めさせろ」発言は、正直言って吃驚した。確かに平野官房長官は無能ではあるけれども、辞任要求は大手メディアと変わらない発言であることに気づいた方がいい。
次回以降も当たり前のようにフルオープンで開催されると信じたいところであるし、もっと枠を広げてほしいとも思うが、記者クラブのお馬鹿たちが、自分たちの程度の低さを、曝け出したくないので、抵抗する可能性は大いにあり得る。
願わくば、鳩山首相には定例会見として岡田大臣のように週二度は無理でも、小沢幹事長のように週一度はフルオープンの会見を開催してもらいたい。記者クラブが抵抗するなら、亀井大臣のように二回やってでも開催してほしいものだ。
最近、The Journalのコメント欄について、正直言って、見るに耐えないものになってしまった感がある。
去年の5月くらいから、ほぼ毎日、欠かさず見てきて、高尚なジャーナリストたちの文章に感嘆や感銘を覚えたり、そこに書き込まれる一般市民の感想やコメントのレベルも高くて、ヘタな新聞を読むよりもずっと有意義な文章が書かれていたんだけど、最近は妙に劣化してしまったようで、その主たる原因が何かと言えば、ネット上で何処でも構わず低俗な因縁を吹っかけるネトウヨではなく、小沢幹事長を神聖化する盲信者たちの文章によるもののようだ。
私自身は小沢幹事長を支持しているかしていないかという点で図るなら「支持している」と答えるけど、小沢氏のやることがすべて正しいといった妄信することはない。
なぜなら、基本、是々非々をもって物事を判断するようにしているからであり、単に小沢氏の行動に間違いが感じられないから不支持にならない、というのが本音である。
しかし、盲信者は違うので付いていけない。なぜ、そこまで人を信じることができるのかを理解できないこともあるんだけど、盲信者は基本的に周りが、あまりに見えなさ過ぎるから嫌なのだ。
どんな事象であれ、構成するものが十あるとするならば、大体、良し悪し半々で分かれるものだし、良い部分が自分と共感できるなら、悪しき点に目を瞑ることもできるってことで、すべてを良いと思うのは、偏向であり、それでは大手マスコミと考え方の違いがあるだけで本質はまったく変わらないことになる。だから盲信者は嫌いなのだ。
それは何の疑いもなく小泉純一郎に陶酔した純真無知な国民であったり、星野仙一を阪神タイガースの救世主と崇める姿とよく似ている。
つまり、こういう連中は化けの皮が剥がれるまで本質が見えなくなってしまっているってことなんだ。
だから、神聖化する連中は、神聖化した対象人物以外がすべて敵で悪と思い込む帰来がある。「宗教にのめり込む人の気持ちが分からない」と言い出したら「鏡を見たら?」と言ってやりたいくらいだ。
信じることは大切なことだけど、盲信することは良くない。周りが見えなくなることほど怖いことはなくて、思い込んだ人間ほど、冷静以前に、判断力そのものが欠落していて、何を仕出かすか分からないからだ。
そういうコメントが非常に残念なことにThe Journalに溢れ始めている。
もう一回言うけど、人を信じること自体は構わないけど、人を神聖化し盲信することは、やっちゃいけないことである。
小沢幹事長だって人間であって神じゃない。だから、その行動すべてが正しいとは限らないし、能力的にも万能のわけがない。
合ってるかどうかは分からないけど、私個人の小沢幹事長評は『人を束ね、纏め上げる力には卓越したものがあるけど、こと政治立案能力となると並以下』である。
だから政治の総責任者である総理大臣には、何度かなるチャンスがあったのに、それをすべて蹴っている。それは政治の中心に躍り出るのではなく、政治の仕組みを作ることに全精力を注いでいることの裏返しで、だからこそ、民主党幹事長に就任して、今回も閣内に入らなかったと私は見ているし、鳩山首相もそういう決断を下したのではないかと思っている。
つまり、今でも鳩山首相と小沢幹事長は確実に強い絆で結ばれていると見て間違いはないだろう。
普段は「マスコミの言うことなど信じるに値しな」、などと言っておきながら、その大手マスコミの流す裏を取っていない小沢批判の情報だけは鵜呑みにするのだから訳が分からない。小沢幹事長を守りたい気持ちは分からないでもないけど、だからと言って、本当にテレビの生放送で発言した生方や枝野、前原、渡部、仙石といった連中ならともかく、大手マスコミの駄文フィクションでしか流れてこない鳩山首相や岡田外相にまで敵意の矛先を向けるのは筋が違うだろう。
それにこれも何度も言っているが、鳩山政権は今回が初めての予算編成であり、これが基準なんだ。来年、再来年とどうなるかで判断すべきことであり、発足半年で判断できるわけがないし、判断できるとすれば、それは予知能力者か単なる思い込みに過ぎないのである。
さらに意味不明なのは普天間基地について岡田外相に敵意を向けることだ。岡田氏は一般論を言ったに過ぎず、そこに何の意図もない。軽率な発言であることは確かだろうけど、「アメリカが日本を守っている」と誤解している日本人は数多く居るのだから、目くじらを立てる必要は何処にもなく、小沢氏の「第七艦隊だけで充分」発言を否定するものには当たらない。
ちょっと調べれば分かるんだけど、普天間基地移設問題は外交ではなく国防の案件なのである。前に書いたとおり、私は地元の市長に地元への基地移転を提言したことがあって、そのときの返答が、

 このたびは「市長にひとこと」に貴重なご意見を頂き、ありがとうございます。

 米軍基地の移転等に関しての件ですが、国防に関しては国の専権事項であり、○○市としては、今後の推移を見守りたいと思っております。

 今後とも、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

        
              ○○市長 △△□□
              (総務企画部×××課)


なのだから、たぶん間違いじゃないと思う。市長が知らないなんてことはないだろう。
つまり、普天間基地移設問題の管轄は防衛省であり、最終決定権は鳩山総理大臣なのである。鳩山氏の口から「県外移転は無理」という言葉が出てこない限りは現時点で、普天間移設問題をネガティブに捉える必要はない。平野官房長官や北沢防衛大臣が何を言おうが、鳩山首相がボケない限り、今は県外移転で進めている、と見るべきである。というか結論は五月いっぱいに出す、と言っているんだから待てと言いたい。


軌道修正。


話を戻すけど、小沢幹事長は民主党で孤立しているわけがなく、むしろ孤立しているのは、新聞テレビで喚き散らす一握りの連中だけであり、少なくとも衆院160人と参院は小沢氏の味方であることは間違いない。何と言ってもこの160人と参院は小沢氏なしでは今の議席がないことをちゃんと理解しているからだ。そして鳩山首相も岡田外相もそれが分かっているので、小沢氏に尊敬の念は抱いても、反抗する意思は持っていないものと見ていいんじゃないかと思うし、別段、小沢氏が我侭を言ってこない以上、まとめ役として誰よりも適任であるわけだから民主党を任せることによって、自分たちは政治に専念できるので、うまく成り立っているとしか思えない。


ネトウヨにも困ったものだが、盲信者にもうんざりする。
ただ、こういった人種に共通していることは、偏向報道を批判していながら、誰よりも偏向であるという点だろう。
言わば同類だ。
先々週、週刊少年サンデーにて絶賛連載である高橋留美子先生の『境界のRINNE』について、「この後の展開は嫌な予感がする」と書いたんだけど、その予感は半分当たりで半分外れだった。
これが『らんま1/2』や『犬夜叉』であれば、間違いなく私が予想した通りの展開になっていたと断言できるが、『境界のRINNE』においては、先生はこれまでとは違う路線でいこうと考えておられるのか、思ったよりはマシな展開で、今回の鳳シリーズは幕を下ろしている。
それが何かというと、ヒロインが主人公に恋敵を利用して当て付けるというシーンがなかったことである。
ただ、これではっきりしたんだけど、メインヒロイン・真宮桜の性格設定はスーパー天然鈍感娘のようだ。
実のところ、週刊少年サンデーで高橋留美子先生が描くキャラクターは基本的に男女問わず直情型で表情豊かな場合が多いんだけど、今回のメインヒロイン・真宮桜に関して言えば、今のところ、これまでのるーみっくわーるどでは出てきたことがないキャラクターで来ている。まあ、あまりに天然鈍感過ぎるので、主人公・六道りんねの心を傷つける、なんて言葉は生温くて踏み躙るシーンは何度かあったが、今後どうなるかで推移を見守るしかない。
ちなみに、高橋留美子先生は女キャラは多大に擁護し、男キャラはスーパーぞんざいに扱うので、こういうヒロインが主人公を傷つける展開というのはこれまでも数多くあったから、気にしないと言えば嘘になるけど、『境界のRINNE』ではまだ、そこまで酷くないので、今のところ、本当にこれまでと違うことがよく分かる。
そして、今回、連載からもうすぐ一年が経とうというところで、ようやく真宮桜が六道りんねに対する気持ちの一端に気づく展開が入った。
むろん、高橋留美子先生のことだから来週は何事もなかったようなドタバタになりかねないので今は何とも言えない。
何と言ってもメインヒロイン・真宮桜はスーパー天然鈍感娘なのだ。先生にしては珍しく、主人公を強がりで素直じゃない設定にせず、セリフは言わせないけど、とっても実直にしてあるので、そうそう当て付けるシーンは作れないのかもしれないが、如何せん真宮桜が鈍感過ぎるから、『らんま1/2』とは、また別の理由で、六道りんねがあまりに哀れに感じてしまうことが多々ある。
あんなにまで鈍感にしなくてもいいのに、というくらい。


さて、上記が半分外れの部分ってことなんだけど、じゃあ何が半分当たったかと言えば、主人公・六道りんねがやっぱり、言い訳がましく弁明するシーンが入ったことだ。
必死に誤解を解こうとするんだけど、それを真宮桜が聞こうともしないから、しつこく言い訳しているようにしか見えないシーンが満載になってしまって、そこはこれまでとまったく変わっていなかった。
ここを変えることができるかどうかが先生が本当に変わったのかどうかの試金石になる予定だったわけで、残念ながら先生の中では男というものはそういう卑屈な存在であるらしい。それも本当に『誤解』なのに、真宮桜に考えさせるシーンすら挟まないのだから、もうちょっと六道りんねをいたわってやれよ、と思う。なんせ先生自身が創り上げたキャラクターなのに愛情というものが湧かないものなのだろうか。
あんなにしつこくするんじゃなくて、わずかでも疎遠冷却期間を置き、そのことによってヒロインが主人公に対する葛藤が入るのが当たり前で、現に先生も六道りんねに対する恋敵・十文字翼が登場したときは六道りんねにそういうところを作っていたのだから、作れないはずがないんだけど、男女で違うと思い込んでいらっしゃるのか、結局、そういうシーンは入らなかった。
こういうことは男女問わず、変わらないはずなんだが、本当に先生は分かっていないのだろうか。


先生がこれまで一度も作ったことのないシーンは主人公がヒロインを突き放すシーンである。
危険が迫るから、とかそんなんじゃなくて、主人公が頭に来て、という意味だ。
これがあるとヒロインは主人公に対する気持ちに気づき、また反省の心を抱くシーンを作ることができるし、ヒロインを付け上がらせないこともできるのだ。
これは週刊少年サンデーのるーみっくわーるどにおいては今まで一度もない。だからメインヒロインは途中から相当付け上がってしまう。特に『らんま1/2』が顕著だった。
『うる星やつら』の諸星あたる、『らんま1/2』の早乙女乱馬、『犬夜叉』の犬夜叉という週刊少年サンデーるーみっくわーるどの主人公たちは、とっても一途で決してヒロインから他の女に揺らめくシーンはないし、口げんかをしたことはあっても、本気で叱り付けることは一度もなかった。
男だって女の態度に、かなり頭に来ることはある。しかしそれを単なるケンカで終わらせてしまっていることころに先生の弱点があった。明らかにヒロインの方が悪いというときえさえ、それでも主人公に責任を被せていた。もちろん、先生には自覚はない。
このシーンが入るかどうかは今後次第である。これが入れば先生は本当に変わったと思うし、『境界のRINNE』がこれまでの週刊少年サンデーのるーみっくわーるどから進化した、と感じられることだろう。
傷つくのは誰だって嫌なものだ。だけど、男キャラばかり傷つけておいて、女キャラが傷つかないのは不平等であり、先生の異性ファンが離れてしまいかねない原因にも成り得る。
願わくば、『境界のRINNE』はこれまで通り、、そしてこれまで以上に週刊少年サンデーるーみっくわーるどとは違う展開を見せてほしい。
や、完全開き直りで申し訳ないんだけど、本館、春の風物詩・プロ野球開幕記念イラストなんだけど、今現在は中日ドラゴンズを応援しているのでセ・リーグの開幕に合わせて作成してきたのは今年も例年通りで、でも、例年と違って今年は間に合いそうにない。
ずぼらな自分が悪いんだけど、それよりも今回はペンタブの使い勝手の悪さで異常に時ばかりかかって遅々として進まないのでどうにもならない。
加えて、ちと忙しいことがあったりしたんで今週末は到底無理。(ヲイ)
ということで何とか四月の早い内にあげることを目標に今、頑張っております。
ちなみに今年は前にも言ったけど、松井選手がエンゼルスに移籍したので久しぶりにドラゴンズ&メジャーの組み合わせにしています。
んで、どれだけ今のペンタブが使いにくいのかというと途中経過がこちら!



何と言っても、(これじゃ分かりにくいんで説明すると)連続塗りができないんで塗りに丸みがないし、時折反応しないこともあるので丸みに本当に弱い。
大雑把な部分や直線部分は何とかならないこともないんだけど、細かい部分とかになるとマジでお手上げ状態なのだ。
これの何が一番良くないかというと、私が一番力を入れて着色する目と髪の部分。
滑りが悪いので本当に困っている。
実のところ、ペンタブの設定を早いにしたり柔らかいにしたりして何とか反応速度を上げようとしているんだけど、是正にまでは至ってなくて、「多少はマシ」程度なのだ。
うむ。これは早めに新しいペンタブを購入しなければならないな、と考える。


それにしても前にも言ったけどペンタブはOSの進化と供に使い勝手は退化していってしまっている。
それともBAMBOOに拘るからいけないのだろうか。
でもなぁ……アプリケーションソフトでPhotoshop Elementsが手に入るのはBAMBOOだけっぽいしなぁ……(--;)
去年の9月17日以来、毎日毎日、現連立政権の中心党である民主党の大ネガティブキャンペーンを張り続ける新聞テレビを中心とした日本の大手マスコミなのだが、こいつらはまあ現政権を転覆させて旧権力の復活を目論んでいるんだけど、非常に残念なことにそれに気づいていない一般市民は結構多い。
最近では、またぞろ『小沢独裁』とか言い出して、岡田克也氏を巻き込んで七奉行+生方を大々的に取り上げている。岡田氏もいい迷惑だ。なまじ人望があるばっかりに利用されてしまっている。んまあ、岡田氏に関して言えば、大手マスコミからサイレントバッシングを受けているので、七奉行とか言う反乱軍の中では取り扱いは極めて小さく、むしろ鳩山首相や小沢幹事長と同じような報道のされ方が為されているので、ここは岡田氏は一つ我慢して、自棄にならないでほしいところだ。というか、そんな人物では外交というバッシング以上の修羅場を潜り抜けることはできないので、それはないと信じたいところである。
ちなみに『小沢独裁』は勝手に大手マスコミが言っているだけで、民主党内では党の中枢権力がほしい連中と、大手マスコミに便乗した自民党およびその別働舞台であるみんなの党だけが乗っかっている程度で、実際のところ民主党内で小沢独裁なんてことはないのである。本当に独裁なら、もっと政府に無茶な要求をするだろうけど、今のところ、そんな話は聞いたことがないし、好き勝手言える連中が多いことで「どこが独裁なんだ?」と普通ならそう考える。小沢氏はあくまで幹事長であり、党の方針を決めることができるのは党首である鳩山首相なのだ。ついでに言うなら小沢氏は民主党政権磐石のために参院選に全力を注いでいる。本当に独裁なら今国会で参議院を廃止するよう迫っただろうけど、そんなことは少しもしていないので、憶測だけで独裁なんて言っているのは、単に小沢氏を貶めたいだけの流布に過ぎないことに気づいたほうがいい。
まあもっとも、少なくとも民主党の中で言えば、半分どころか十分の一にも満たない人たちだけが小沢独裁なんてほざいているんだけどな。ただ、自分たちがそうほざいている所為で国民に疑念を持たれてしまっていることに気づいたほうがいいと思うんだけど、馬鹿は死ななきゃ直らないので岡田氏を除く七奉行+生方は是非、民主党を離党してみんなの党か自民党に移ってもらいたい。自民党とみんなの党を除く他の与野党はちゃんと政治をやる気概が見えてきたようなので、ちゃんと政治をする気がない連中は、それに相応しい自民党かみんなの党に行けばいい。


さて、大手マスコミが現政権転覆を鮮明に目標にしているわけだが、何度も指摘したとおり、それに気づかない一般国民はあまりに多い。
はっきり言って、『物事が決まるまで』に途中経過を二転三転させて流す報道に対して、これまた一喜一憂するのは如何なものかと思う。特にどつぼに嵌っているのは、色々な情報から判断すると沖縄県民のようである。
沖縄県民の人たちは、鳩山首相が五月末までに結論を出す、と言ったのだから、それまでの間は黙って静観すべきなんだが、ここでも大手マスコミの政権転覆報道の煽りを受けて疑心暗鬼になってしまっているのがなんとも心苦しいところである。
考えてもみてほしいんだけど、そんなわずか半年で急展開するなんてことができるなら13年も進まないわけがなくって、外交ってのはお互いぶつかり合いながら妥協点を見出すんだから、アメリカからすれば重要案件でもなんでもない普天間基地移転問題に時間がかかるのは仕方ないと割り切ってほしいところである。んまあ、平野官房長官とか北沢防衛大臣のインタビューを聞いていれば不安になっても仕方ないと思うんだけど、最終決定権は鳩山首相にあるので、平野氏や北沢氏の疑念を増すためだけの話なんぞ知らん顔することをお勧めする。鳩山首相が「県外移設は困難かもしれないが沖縄県民の皆さんの心を汲んで粘り強く交渉している」と言っているんだから、それが一番正しい現状だってことを理解してほしい。『難しい』と『できない』は違うのだ。『できなかった』ときにシュプレキコールをあげればいいのである。


これはほんの一例なんだけど、大手マスコミは民主党連立政権を転覆させるために動いていることは明白なんで、やること為すことすべてに難癖を付けている流し方をしていることに一般国民は気づかなきゃいけない。
偏向とは、文字通り偏った向きである。事実とは是々非々をもって流されることである。報道機関はそれぞれ会社がすべて違うのに、同じような流し方をしているってことは、それは事実ではなくて偏向なのだ。なぜなら会社が違えば、同業種であれ、当然方針は違う。それが世の中の『常識』の会社だし、似たようなことをやるのは『談合』というのだ。報道機関も例外ではなく、中日、読売、朝日、毎日、日経、惨刑……じゃなかった産経と全国版が6社あって、顧客競争があって然るべき同業主なのに、同じ報道を垂れ流すのはありえないのである。なぜならそれでは6社に分かれている意味はないからだ。6社に分かれているってことは少なくとも6通りの考え方があって然るべきで、それがないのだから『偏向』というのである。
日本には馴れ合いとかほどほどなんて言葉があって『競争』を嫌う民族ではあるけど、だからと言って画一的な情報では事実すら見当がつかないってことを気づかないのもまた、同罪である。
私は別に現政権を支持するしないの話をしているのではなくて、日本のことを鑑みれば決して現政権を転覆させてはいけない、ということを主張しているのである。
なぜなら、小泉も含めて三人も任期半ばで内閣総責任者たる総理大臣の職を無責任に放棄し、最後の一人は大不況で腰を据えて景気対策を考えなきゃいけないってのに、一年もやれないってことが分かっていながら、選挙を前倒しすることをせず総理の椅子に醜悪にしがみ付いた印象を世界に向けて与えてしまったのである。だから現在、海外から日本は信用を失くしているのでトヨタのように叩かれやすくなってしまっている。
これでまた鳩山政権を、大手マスコミの奸智に乗せられて一年も経たない内に潰してしまうと、今度は世界中から見捨てられ、また、日本は民主主義国家ではないと太鼓判を決定的に押されてしまうのである。(まあもうとっくに太鼓判を押されているだろうけど)
決定的じゃない理由は『国民の意思』のためなのだ。国民はまだ違うかもしれない、と海外は思っているのである。
そのためには参院選で現政権与党に過半数を与える必要がある。衆参ねじれは早期の衆院選を意味し、それでまた政権交代してしまうということは、海外から見れば、国民も政権交代を放棄し、民主主義も一緒に放棄したと見なされる。当然だろう。今、現政権が転覆する可能性は大手マスコミの姦言に乗せられてしまった、以外の答えはないのだから。
日本国内が、どう思おうが、海外から見て、民主主義の放棄にしか見えないことが重要なのである。
日本の常識は世界の非常識。だから国民だけでも世界の常識に照らし合わせて行動しなければならない。
「坂本竜馬になって与謝野氏と舛添氏の橋渡し役になる」
などと言って、新党構想を掲げて自民党を離党したのが鳩山邦夫元総務大臣だったわけだが、この人は本気で、それをできると思ったのだろうか。
だとしたら、かなりボケているか、頭がおかしいとしか思えない。
与謝野と舛添が相容れるなんてあり得ない。この二人は一番頂点にしか興味がなく、東西両横綱じゃなくて一人横綱でほくそ笑むタイプの二人だ。つまり、人として道徳心の欠片もない人種なのだから、そこを考慮するなら、どちらか一方を離党させる方が、党を結束させられて党内で株を上げられただろうに、辞め損どころか、兄への非難を、より口汚く罵れてしまう口実を与えてしまったのだから、本当のお馬鹿だ。
んまあ鳩山邦夫氏も一人横綱タイプだけどな。だから人となかなか相容れることができないようである。
私は知人と鳩山兄弟が話題になったときは「どんどんまともになっていく兄貴と、どんどんおかしくなっていく弟」と言っていたんだけど、なんともその通りになっていっているのが、どこか笑えてしまう。
これは別に私の洞察力が優れているとか、先見の明があるとかじゃなくて、それだけ、この二人は分かり易いってことなんだ。なんせ私は『予知能力者』じゃないんでね。
ただ、物事の本質を見抜く眼力という点では、少しだけ自信があったりもする。本当に少しだけだけど。
それはさておき、それにしても今回の鳩山邦夫氏の行動は頭を捻るばかりだった。お酒でも入っていたんじゃないかと思えるほど、ノリと勢いで離党したとしか見えない。
それも嵌められたってことに気づかなかったのだから政治家として、それはマズイだろう。生き馬の目を射抜く商売をやっているのに、甘言に乗せられるってのもなんだかなぁ。
これじゃ鳩山邦夫氏は、(まだ裏事情で動いているっぽい)民主党の前原、渡部、玄葉、野田、仙石、枝野よりも劣るし、先ごろ、副幹事長の職を解任された生方と同じタイプだ。自身の行動が何を意味するかを理解することなく、道化にされたことにすら気づいていないのだから、日々、裏切りと策謀渦巻く政治の世界でやっていけるわけがない。辞めた方が幸せなんじゃないかと思う。資産だってたくさんあるんだし、余生を無理せず過ごしたらどうだろうか。


さて、そうなると今後の鳩山邦夫氏はどう動くな、なんだけど、まあ一番いいのは議員辞職して隠居することだ。馬鹿正直で直情型の人間に政治は向いていない。
しかし権力欲の権化に近いものがある氏だから、兄の総理大臣就任を誰よりも羨み、妬み、恨んでいるだろうから、このまま政界引退ってのはないだろうな。
でも、どこが拾ってくれるのだろうか。
散々、喚き散らされ、罵倒され、遠い昔に勝手に離党した輩を、民主党が受け入れるはずもない。土下座しようが兄貴も幹事長も、鳩山邦夫氏の政治的力を鑑みれば要らないだろうし、資金力の面でも兄貴が充分工面できるので必要ない。
考えられるのは、みんなの党かも知れないけど、みんなの党は単なる自民党の別働部隊なので難色を示す可能性は高い。
国民新党、社民党は民主党と連立政権を組んでいるので連立離脱しない限り、入党させるのは躊躇うことだろう。人間としても今の邦夫氏は受け入れ難いだろうし。
共産党は邦夫氏のプライドが許さないだろうから論外だ。
残るは公明党と幸福実現党ってところか。この二つは宗教政党だから、担ぎ上げて金銭を巻き上げるのが得意そうだから案外あり得るかも。
特に幸福実現党は前回総選挙で惨敗だっただけに一人でもいいから国会議員は欲しいことだろう。


はてさて、鳩山邦夫は今後どうするつもりなのか。
兄を妬む前に、己自身を見直した方がいいと思うのだが、はたしてそれができるだろうか。
私は鳩山邦夫氏を「どんどんおかしくなっていっている」と評しているので、なんとなくだがすべての人の所為にして自己責任という言葉に行き着かないような気さえしてしまう。
私は散々、大手マスコミが発表する『世論調査』とやらはまったく信用に値しない、と公言して憚らないわけだが、その根拠となる一端を最近、見ることができたので、自分自身の考えが正しいかどうかは別にして、少なくとも『世論調査』が信用ならないことを再認識できたことがあった。
つい二ヶ月前ほど前には「小沢はけしからん」「小沢は悪いことをしている」などとのたまっていた、ここが一番ポイントになるけど、とある『団塊世代』の人の認識が少し変わっていたのだ。
二ヶ月ほど前と言えば、石川議員が難癖で拘束されて、小沢幹事長の4億が不記載だったとか、記載があったことが分かれば出所が分かりにくいたら、水谷建設から賄賂を受け取っていたら、20億の資金がどうたらといった、景気対策が最優先課題で予算の早期成立が焦点の通常国会最中だというのに、大手マスコミと検察がグルになった、フィクションの駄文小説を毎日毎日飽きもせず垂れ流されていた頃だ。
つい最近、話すことがあった『団塊世代』の人も、新聞テレビを鵜呑みにして、小沢=悪人と言う気勢をあげていたわけだが、二月に入る前には不起訴になってしまい、そこでようやく、少しは報道に疑問を持つことができるようになったようである。
それはそうだろう。
あれだけ、推定有罪のフィクション放送を流されていれば、新聞テレビしか知らない純真無知な団塊世代は間違いなく鵜呑みにするわけで、あの報道が事実だとするならば絶対に不起訴になるはずがないのに、なったのだから疑問を感じて当然だ。
それともう一つ、実のところ、今年に入ってから石川県内で立て続けに裁判員裁判が行なわれて、県内ニュースでは大々的に取り上げられていたんだけど、いつ、自分が裁判員に招集されるかもしれないという意識を持ったためか、ニュース報道に対する見方が変わったそうである。
この前も言ったけど裁判員制度は、素人と言うか一般市民が司法の場で人を裁くのである。法律的な知識はほとんどなくても、人を裁く以上は、情報は多々あることを望むし、原告被告双方の言い分を同じくらい聞きたいと思うのが当然なのだ。
ところが、小沢氏の件は推定有罪の報道がされていた。裁判員裁判が県内と言う身近であっただけに、「これでは自分は裁けない」と思ったようで、むろん、小沢=悪のイメージを払拭できたわけではないだろうけど、少しずつ、検察や報道に対しても疑問を感じるようになったそうだ。


要するに『状況とか憶測で判断してはいけない』という風に思ったとのことである。


決定的な証拠を見せられない限り、起訴した検察や警察が言っていることが正しいかどうかということも疑って見るようになったって言ってたし、新聞テレビの有罪断定報道にも「いい加減にしてほしい」と漏らしていたのである。
これは実に良い傾向だと思う。
裁判員制度に関して言えば、私も司法改革のポーズにしか見えないんだけど、それでも、世の『事件』や『疑惑』に対して見方が変わる人が増えるのは悪いことじゃないと思うし、それが積み重なれば、報道への疑問を強くなっていくことだろう。なんせ原告被告双方の言い分を同時間放送しなければならない事実さえ流していない現実があるんだからな。
それでもやっぱり、まだ『顛末』を求めていない。
去年の大久保氏や村木厚子氏の件で、あれだけ大騒ぎしたのに、検察の主張が裁判で覆ったことを知らなかったのだ。
巷で大騒ぎしたことについて、なぜ『顛末』を求めないかの疑問は前にも言ったけど、大騒ぎしたことくらいの顛末は本当に知りたいと思わないものなのだろうか。知りたいと思わないなら興味も湧くはつがないのだが、当時は気色ばんでいたのに、言われて思い出すってどういうことなんだ?
結局のところ、世の中を騒がせたことに対して大手マスコミの主張を鵜呑みにし、沈静化したら自身も知らん顔になるという、熱しやすく冷めやすいと言えば、そうなんだろうけど、風評被害の加担者であったことを自覚していないのだ。
裁判で覆ったり不起訴になったりした以上は、自分たちの思い込みが被告人を貶めていた行動だってことを、ちゃんと胸に刻み込み、反省しなくちゃいけないだろう。「新聞やテレビが言っていたから」なんてのは言い訳にもならない。ちょっと、自分で調べればいいだけなのにそれを怠っていたから風評被害の加担者になっているんだ。
風評に乗っかった以上、人の心に傷を負わせておいて、私は知らない、なんてのは通用しない。たとえ被告が知らないからと言って許されるわけがない。そのために被告が社会的に抹殺されることだってあるのだから。
もっとも、少しは考え方が変わった人がいたのはいいことだと思う。不起訴になった以上、小沢幹事長が辞める必要はないな、とも言っていたし、少なくとも私が話した連中の内、半分はそういう認識だったから、幹事長を辞職すべき、なんて答えが70%以上なんてのは嘘っぱちだ。嘘じゃないとするなら、答えたのは、いまだ、風評被害の加担者であることの自覚がないよっぽどの馬鹿者たちってことだ。


人は真実を見抜く目なんてのは持ち合わせていない。むろん、私も然りだ。
しかし、是々非々で事実を知り、自分の見解で物事を判断することはできるはずである。
小沢幹事長不起訴と裁判員制度がもたらした意外な産物。
『人を裁く』という責任の重さを自身で斟酌してみれば、偏向報道に気づき始めるのは当然の理なのだろう。
今日は最近、長文書いてたんで久しぶりに短く、んでお絵描きのお話。
前に少し話したけど、ペンタブを変えて、やってみてはいるんだが、やっぱり鈍い。
着色も消しゴムも自分の意図した通りには進まないし、どことなくタッチ部分が厳しくて、それでいて反応しやすいというなんとも表現が難しい状況になっている。
自分なりにもうちょっと噛み砕くなら、点が着くのは早いんだけど、伸ばすと動きがついてきていない。
本当は逆の方がありがたいんだが、作る方はいったい何を基準に作っているのだろうか、とか思う。
私の使っているのがPhotoshop Elementsだけにペンツールがないからペンタブの使い勝手はかなりの重要懸案項目になってしまうので、正直言うと、今のは使い辛い。
と言うかペンタブの精度はOSがバージョンアップするたびに使い辛くなっている気さえする。利用者が少ないから気を使わないとでも言うのであろうか。
私はMEからPCを使い始めているけど、ことお絵かきのペンタブの滑らかさで言えば、ME時代が一番良かった気がしてならない。XPでも、まあそんなには違和感なかったんだけど、消しゴムツールに不満があったし、Vista、7とどんどん鈍くなっていく。それも『7対応』と銘打ってあるのに、今使っているものはVistaのときよりも鈍い。他のプログラム起動はVistaとは比べ物にならないくらい早くなったのに、ペンタブだけがとにかく鈍いのだ。


つっても、買ったばかりだし、慣れないからかもしれない、という可能性は無きにしも非ず。
とりあえず使っていって、どうしても不満が解消されないなら、また買い替えを検討しなければならないだろう。
お絵かき趣味の私にとってペンタブは死活問題だから、他の何を節約しても、ペンタブだけは躊躇わないのだ。(笑)
日本で裁判員裁判制度が導入されて、今年の五月でちょうど一年が経つ。
今、石川県内でも二例目とか言って、殺人事件の裁判をやっていて、今日、求刑が出された。
全国でどれだけの裁判員裁判があったかは知らないが、外患誘致罪、殺人罪、強盗致死傷罪、傷害致死罪、現住建造物等放火罪、強姦致死罪、危険運転致死罪、保護責任者遺棄致死など、細かい法的なものはともかく、人が人を裁くにはなかなか重いものばかりである。
と言っても裁判員が裁けるのは地方裁判所の一審のみに過ぎず、三審制を引く日本国内では、はたしてどれだけの意味があるのだろうか、と思われても仕方が無いし、痴漢とか窃盗とかいった軽犯罪は対象から外れているらしく、なぜ裁くものと裁けないものがあるのかが理解できないところではある。
んまあ、これは単純に『司法改革』とやらのポーズのためなんだろう。
傷害致死とか殺人とかは、人命に関わっているだけに、裁判でも結構、重要な裁判に見えるもんな。ただ、実際に、この類のものの裁判は軽犯罪から比べれば格段に少ないことだけは確かで、なら詐欺罪、痴漢、(強盗含む)窃盗、文書偽造といった罪を裁く方が、より身近に裁判を感じることができると思うのだが、やらない理由は、この類の案件は冤罪が多いから、だ。特に痴漢に関して言えば、私は前々から言っているように犯罪自体は存在するだろうけど、立件された分はほぼ間違いなく冤罪と思っている。
てことで裁判員制度なんて『司法改革』のポーズに過ぎないことを自ら立証しているようなものだ。真に裁くべき案件をやらせていないんだからな。
なんせ、日本の報道モドキ機関は法治国家なのに、逮捕時点で悪と決め付け有罪に世論を導こうとし、『推定無罪』という言葉を知らないようだし、真実どころか、原告被告双方の言い分を同時間報道しなければならない事実すら流さないのだから、検察と供に、裁判員制度によって偽装が公になることを恐れているのだろう。むろん、逮捕状を出す裁判所も然りだ。
この案件を裁く権利は裁判員制度にはないんだけど、一月に起きた検察でっち上げの石川議員の案件を裁判員制度で裁判をしたらどうなるか。
確実な証拠をもって検察が主張できるわけがないので、憶測オンパレードの検察に対して明確な証拠を示す被告を見られるから、裁判員はテレビ新聞報道がいかに出鱈目だったかが理解できると思うし、、裁判員をやった人たちの伝聞で検察とマスコミの真実が白日の下に曝されるのだから良いことなんじゃないかと思うのだが、だからこそ、こういう案件は審議する罪状からは外れている。
胡散臭い案件で言えば、足利事件の菅谷さんや飯塚事件の久間さん、そして和歌山カレー事件の林真須美被告あたりは真実を見ることができるのだが、残念ながらこの案件はすべて結審してしまっている。


しかし、非常に残念なことに、日本人の大半は、新聞テレビの垂れ流ししか情報を知らないから『推定無罪』という意識を持っていない、と言っても過言ではないし、新聞テレビも「こいつが犯人です!」という放送をするから先入観を持ってしまっている。
端的な例は、1994年に起きた松本サリン事件だろう。これは恥ずかしながら私も河野氏が犯人じゃないかなぁ、と疑ってしまったんだけど、真犯人は別にいて、たまたま河野氏が科学者だったから、でっち上げられた、って一件だった。
もし、これを(実際に対象になる)裁判員制度で裁判が行なわれたとしたら、はたして裁判員は正常な判断を下せていただろうか。正直言って、当時の私が招集されていたら無理だし、現在の日本人もまた、大半は不可能だろう。なぜなら、犯人だという刷り込みがあるので、河野氏の言葉を最初から嘘と決め付けてしまうからである。


さて、だからと言って裁判員裁判を全否定する必要はない。
この制度によって、少なからず、日本人は今までは皆無だった『推定無罪』の意識を抱くようになる。なぜなら『裁く側』は先入観を持つことは許されない。仮に扇動報道が為されていたとしても裁判員に選出される人たちは先入観を持ってはいけないことが大原則になる。裁判員は国民の誰もが二十歳以上になれば選出される可能性があるので、心のどこかで心構えをする可能性が高い。
裁判や有罪無罪を決める場であり、原告被告双方の意見と証拠を同じ時間、耳にし、目にできるのだから一つの案件に対して、本当の意味での事実が理解できるので、これは本当に良いことだと思うし、調書と被告の言い分が真っ向から対立すれば、裁判員から(本当は今すぐにでもやってほしいんだけど)取調室の可視化の必要性を訴える声も上がるだろう。人を裁くということはそれ相応の責任を背負うのは当然であり、なら、より多くの情報を得ようとするのは必然だからだ。責任を負いたくない人は面談で落とされるので問題ない。
裁判員からもたらされる情報は、かなり有意義なものであることは確かだ。(これも対象になる)警察側が引き起こし、しかし、被害者を加害者に仕立て上げた高知県の白バイが駐車中のバスに突っ込んだ事件にしたって食い止められることになる。
制度の問題は多々あれど、その中からでも有益な情報もいくつか潜んでいる。
対象案件が今後、広がりを見せるかどうかは、裁判員制度がどれだけ日本国民に浸透するかどうかにかかっている。
願わくば、一審にのみならず上告審まで広がりを見せ、すべての案件が対象になれば、本当の法治国家に生まれ変われるのではないだろうか。


むろん、法治国家にするつもりのない既得権益集団の一員である司法権力は国民の関心を抑える手段に出るだろうけどな。
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