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どうやらこれで決まりのようだけど民主党連立政権にとって最大のガンは平野博文官房長官のようだ。
鳩山総理の親友だか何か知らないが、言ってることはまるっきり旧自民党と同じで国民無視の発言があまりにも相次ぎ過ぎている。記者クラブ開放を潰した張本人で、自民党の官房機密費横領2億5千万も言及せず、こともあろうに名護市市長選の結果を度外視する暴言を吐いたということは、こいつにマニフェストを履行しようという志は感じない。麻生太郎に匹敵する大馬鹿者のようである。
マスコミがあれだけ基地問題が争点と煽り、国民も基地反対で稲嶺氏が名護市長に選ばれたと思っているし、沖縄の衆院は全員基地反対で当選したのだ。米軍基地の沖縄県がい移転で民意は示されている。
にも拘らず、今さら何を言っているんだこいつは、というやつだ。
こいつはひょっとしたら今の民主党衆院勢力308議席を自分のものだと勘違いしているのだろうか。
言っておくが衆院308の内160以上は小沢一郎の門下生であり、参院も小沢一郎の手腕で勝利したと思っている。
鳩山首相、菅財務大臣、(ちと勘違いされている)岡田外務大臣は小沢氏と供にある。長妻厚労相、お子様の前原国交相だって平野官房長官に付き従うことは無い。国民の支持が離れることは目に見えているからだ。
首相は国益と友情の狭間で揺れているとしたら、お門違いだ。まつりごとに私情を持ち込むな、と言ってやりたい。
国民が何のために政権交代を実現させたのか理解していないような奴など百害あって一利は無いのだから速やかに解任すべきである。少なくとも通常国会後、普天間基地決着期限5月までの間にはな。
それとも首相も同じ腹か? 実は辺野古移設推進派で平野を矢面に立たせているだけで去年の衆院選のマニフェストは嘘だったのか?
と国民に疑念を持たれるだけだぞ。今のままならな。


さて、それはともかく。どっちにしろもう辺野古移設はあり得ない。首相がゼロベースで見直している、と発言したことでそれは証明されていると言ってもいいだろう。
元々、辺野古だったのだからゼロベースになったってことは移転先を新たに探すってことだ。辺野古のままならゼロベースなんて意味不明なことを言えるはずもない。
アメリカも了承するだろう。地域住民および沖縄県民が反対する意思は去年夏の衆院選と今回の名護市長選で示されている。アメリカの辺野古移転利権勢力は共和党だ。しかし、今のアメリカの政権は民主党政権なのである。オバマ大統領からすれば6000億円の金が手に入るなら辺野古に拘る理由は無いだろうし、日本国内移転で落ち着けばそれでいいと思っているはずである。維持費も日本が払ってくれるもんな。
で、あるならば。
摂氏2000度でも溶けるかどうか怪しい岩のような石頭の団塊世代を中心とする日本人の7割は「アメリカが日本を守っている」と思い込んでいるそうだから、本土のどこであれ、万歳三唱で歓迎するんじゃないかと私なんかはそう思うのである。
橋元大阪知事が関空を使えば、と言っていたし、平野官房長官は大阪11区だ。
テナントから全員撤退した茨城空港でも構わないだろうし、石川県の能登空港もいいだろう。国内移転先はいくらでもある。
私は石川県の衆院2区に滞在しているのだが、ここの連中曰く、「自衛隊は頼りにならない」そうなので小松基地をアメリカ軍に提供すればいい。
守ってくれるアメリカが来てくれるんだから大歓迎だろ? しかも小松基地周辺の小松市は今、日本有数の不況地区だ。今年の3月には大手のコマツ小松工場が、6月には県内大手の大和デパートが撤退する。
しかしアメリカ軍が来れば、その穴埋めは充分に可能だろう。
昨春、新しく小松市長に選ばれた和田市長が提唱して、谷本石川県知事が呼べばいい。自衛隊が頼りにならなくてアメリカが日本を守ってくれるなんて思い込んでいる連中が多いなら反対されることは無いだろうし、北朝鮮からも日本で一番近いわけだら抑止力にもなる。
おまけに石川県には原発も港もあり、朝鮮半島からはどこよりも近い日本の最も危険な地域だ。
アメリカが日本を守ってくれるならこういう最前線で守ればいいんじゃないか?
まあ、私は大反対だけどな。
アメリカが日本を守っている、なんて幻想を抱いてなんて、これっぽちもない。
有事の際は日本人ごと上陸した敵国を空襲して、「誤爆」と言い張るとしか思っていないし、治安は明らかに悪化すること間違いなしだ。
それは沖縄県民が一番良く分かっていることだろう。だからこそ、政権交代を実現させ基地反対を掲げたのだ。
幻想を抱いている連中だけに害が及ぶなら構わないけど、残念ながらそんなわけがないので、当然、私は反対する。


5月までに現与党がどんな結論を出すのかは今の時点ではなんとも言えないけど、絶対に国民の期待を裏切らないでもらいたいものである。
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何事もなければ、いよいよ来週月曜日から、政権交代して初めての通常国会が召集される。
深刻な不況に苦しんでいる日本国民のため、本予算と補正予算の速やかな成立と施行が重要視される大事な大事な国会だ。
それも去年とは違い、予算の配分が変わる。昭和の復興期ならともかく、冷戦とともに経済成長も終結を迎え、その時から如何に国民生活に安定と将来を約束できるかを話し合わなければならなかった90年代からの年代に、それでも、特に21世紀に入ってからは、国民には何の恩恵もないというのに無駄に道路やダム、ハコモノを乱立させた結果、将来にツケを押し付けるだけの悪法が罷り通ってきたわけだが、今国会においてはまったく様変わりする予算が審議されるはずである。でなければ政権交代に何の意味もなくなってしまうのだから、ここは新政権を信じるしかないだろう。
まあ間違いなくお馬鹿なマスコミと自民党が寄ってたかって、国民を完全無視した鳩山首相と小沢幹事長の献金問題を盛大に取り上げて貴重な審議時間を無駄に費やす腹積もりなことは、昨日から今日にかけての報道の仕方を見れば容易に予想がつく。
今日を含めて、あと三日。本当に何の動きもなければいいと思う。何と言っても、でっちあげを平気で流す『公共の電波』と公正中立であるはずの『司法権力』が相手だ。何もないとは言い切れない。
明らかに暴走状態にある東京地検と大手マスコミではあるが、残念ながらこいつらに逮捕特権はない。逮捕状を出せるのは裁判所だけで、任意同行を求めることはできても逮捕するためには裁判所の逮捕令状が必要になるのである。もし、裁判所に少しでも良心というものが残っているなら、この時期に小沢氏周辺で逮捕者が出るようなことになれば、国会が大混乱に陥り、引いては国民にとって大切な予算審議が完全に置き去りにされるという事態を憂慮して、決して安易に逮捕状を出さないでほしいと切に願う次第である。これが大好況期で国会が終わった後なら多少はちょっとした過ちに神経を尖らせても構わないだろうけど、現在の日本は世界一、不況の真っただ中にあるわけで、悪質でもなんでもない事柄に過敏に反応しないでほしい。ただ、裁判所も去年3月に意味不明の逮捕状を出したわけだから、正直、信じることができないのもまた、事実である。


さて、今国会で何よりも重要視される法案は子供手当と公立高校無償化に関するものと言っても過言ではない。高速無料化は4年かけてやるものであり、例え、今年聞けなかったとしても来年、詳しく知ればいいだろう。
自民党と公明党のお馬鹿さんたちは、どうせ何も聞けないだろうから、ここは民主党、国民新党、社民党が率先して、中身や具体的な手続き、恒久か暫定か、など鋭く切り込んで、法案をこと細かく国民に伝えてもらいたい。さすがのNHKもよほどのことがない限り、国会中継を録画にすることはないだろうし、緊急報道番組を入れることはしないだろう。緊急報道番組が入るとすれば国会以上の重大ニュースでなければならず、そんなもの戦争と大震災以外はあり得ない。
そうなれば、世論調査の大多数を占める専業主婦、ニート、年寄りであっても、自分たちに何の意味もない粗探しと、自分たちに直結する法案の審議ではどっちが重要なのかは理解できるはずだ。できないとすれば、こいつらもよほどの大馬鹿者と言うことになる。
個人的に是非、成立してほしいのは、ガソリン暫定税は実質継続になってしまったので、住宅贈与1500万控除である。よく『金持ち優遇税制だ』と意味不明の論評を見たのだが、こいつらは間違いなく贈与税の仕組みを知らないか、知っているのに知らないふりをしているかのどちらかだろう。
住宅に関する贈与税の控除額は現在500万。つまり、住宅価値が1000万だとしても、残りの500万に税金がかかり、30%―65万だから、単純に85万だ。はっきり言って安くはない。
しかし1500万まで控除されるなら、これは子供に家を譲ることができる可能性が一気に増大する。相続まで待っているとヘタをすれば借金とかも付いてくるので、住宅を贈与でもらい、借金等は相続放棄で免れることができるわけだから、これは国民にとって相当、恩恵を受けられるものだと断言してもいい。キャッシュで家を購入できる人間ならともかく、もちろん、大多数のマイホーム購入者は長いローンを組まざる得ないわけで、そういう人たちはたいてい2000万ほどが限界だろうから、1500万控除のどこが『金持ち優遇税制』だというのだ、という話である。
もちろん、これも民主党、国民新党、社民党、願わくば共産党からも建設的な質問で、法案そのものをこと細かく伝えてほしいところである。
また、自民党が意味不明に審議を中断させたり、審議時間の大幅延長を求めてきたりしたときは遠慮なく強行採決に踏み出せばいい。強行採決してでも国民救済法は成立させなければならないのである。それに強行採決に踏み切ったとしても、その法案が国民生活に恩恵を与えるものであれば、大手マスコミや自民党が何を言おうが国民は非難することは無い。そもそも強行採決は自民党が国民の不利益になる法案を成立させるために乱発したものだ。言い掛かりを付けてくれば、それはそのまま自民党に跳ね返ってくる批判でしかないのである。


今国会で国民の大多数が恩恵を受けられる予算が組まれれば、たとえ、大手マスコミが何を言おうが、東京地検が暴走しようが、国民は冷静に参院選で正しい選択ができるはずである。
その正しい選択とは衆参捻じれによる大混乱を招くことではなく、向こう3年間、安定した政治運営を導くことに他ならない。
何度も言うが、現在、日本は世界一の不況下にある。悪質でも何でもない上に、微罪ですらない言い掛かりを針小棒大で解釈するのは愚の骨頂である。自身の生活に悪影響を及ぼすなら責められても仕方がないが、まったくそういうことではない。というか、今、大手マスコミと東京地検が騒ぎ立てていること自体が国民生活に悪影響を及ぼすということを理解する必要がある。
不況下における内政の混乱は、更なる景気悪化を招くだけであるからして、決して誤った選択をしてはならない。
審議拒否を続けていた自公であるが、国会延長と党首討論の開催を条件にどうやら今日から国会が正常化したようである。
まあ、少数野党のやることであるから抵抗するには審議を引き延ばすしか手はなく、この辺りは、旧政権時代の民主党と同様の手段であるから、そこを責めるつもりはない。もっとも、あれだけ審議拒否をした民主党を非難しておきながら、いざ、自分たちが同じことをやるのは正当化するのだから、自公の厚顔無恥ぶりは末期症状のようだ。
それも別段、国民に何の利益ももたらさない審議拒否と国会引き延ばしである。民主党を中心とした連立政権は一部の既得権益集団だけが被害を被り、大多数の国民にとって恩恵が期待できる法律であれば、自公の意向なんぞ無視してバンバン強行採決すればいい。先日の中小企業金融円滑化法案のように。
何せ、自公は政権時代に国民に不利益しかもたらさない法律を強行採決しまくったのだ。国民が民主党の強行採決を非難することはほとんどないと言ってもいいだろう。あくまでも国民向けの法律という条件付きではあるのだが。

さて、本当はもっと強力にしてほしかったのだが、かなり緩やかになってしまった中小企業金融円滑化法案については後日語るとして、今日は党首討論のお話。
もちろん、私の偏見ですが何か?
私は基本的に党首討論の意義はまったく分かっていない。というより何のためにやっているのかが理解できないのである。
総選挙が近いとか、日本が大統領制で大統領選挙が迫っている、というのであればまだ分かる。
選挙が近ければ国民は党首の器量を見て、政党を選択することができるからだ。と言っても日本は政党政治でありながら、選挙では候補者を選ぶというなんとも不思議な選挙をやっているんだけど誰も疑問に思わないのだろうか。だから候補者と比例代表で投票する政党が違うというわけのわからない票の入れ方をするのは日本だけなんじゃないかと思う。普通に考えて、国会は数で決まり、政党政治なのだから候補者と比例代表は同一党であって然るべきなのだが、さすがは日本の常識は世界の非常識である。
とまあ、選挙の話は来年にでもするとして、党首討論の話に戻るんだけど、選挙が来年夏までないわけだからこの時期に、やる意味がさっぱり分からないし、どう考えても自民党のパフォーマンスとしか思えない。
何を討論するのだろう? 自民党のことだから鳩山首相や小沢幹事長の献金問題を言ってくるか、普天間基地移設問題、あと持ってくるとすれば八ツ場ダム問題をぶつけてくるかくらいだと思うのだが、これは選挙で結果が出てしまっている。
献金問題に関心を寄せる国民がいないことは総選挙の結果を見れば明らかだし、普天間基地問題は外交問題で、しかも無条件降伏外交しかやってこなかった自民党の管轄からは既に外れてしまっていることである。何を言ってこようがアメリカはもうすでに自民党を見ていない。なぜなら野党には何の力もないことをアメリカ自身が解っているからだ。交渉相手は当然、現与党なのである。八ツ場ダムについては、民主党のマニフェストに掲げているのだから実行しない方が批判されるのだ。
あとは事業仕分けの批判でもするつもりなのだろうか。しかし、これは国民から高い支持を得ていて批判するということは、国民目線に立っていないことを自ら暴露するようなものだ。まあ、もしかしたら自民党はそれに気づいていないのかもしれないが。


というくらい、この時期の党首討論に何の意味があるのかが解らない。
そもそも自民党は政権与党時代の安部くらいからさかんに民主党に党首討論を申し込んでくる。選挙が近いならともかく、やるやる詐欺の福田、麻生にしたって全然関係のない時期に党首討論を申し込むのだからもう訳が分からない。
しかも今の民主党は自民党の思惑と違い、あげ足取り罵り合いという土俵に登らないのである。政策論争を中心に仕掛けているのだから自民党がそれに乗るならともかく、政策以外のところで民主党を貶めようとしている魂胆が国民にバレバレなんだけど、ホント、自民党の頭が悪いのか、誰も気づいていないのだろうか。現政権・民主党よりも、旧政権・自民党の方が長い間、汚いことをしていたということを国民が解っていないとでも思っているのだろうか。


まず、自民党は何のために党首討論をやるのか、その理由を明らかにすべきだ。
何度でも言うが選挙のないこの時期に、党首討論をやる意義はまったくない。
国民が党首討論を見たところで何の判断の基準にもならないからだ。あるなら示せと言いたい。
意味のないパフォーマンスに付き合わなきゃならない民主党や国民はさぞかしうんざりしていることだろう。
民主主義の敵である大手マスコミだけが、「民主党が逃げている」とほざいているわけだが、国民からすれば「総選挙から逃げまくっていたのはどっちだった?」とツッコミを入れたくなるのではなかろうか。
テレビの生中継は見られなかったのと、録画放送では悪質な編集があることは、昨日から言ってるけど今の民主主義を真っ向から否定する日本の大手マスコミでは十二分にあり得ることなので、今日、鳩山総理の所信表明演説全文をネットで探しておりましたら、きっこのブログ様にて見つけることができましたので、折りたたんだところに勝手にコピペさせていただいております。(挨拶もしてないROMしかしたことない非常識で無遠慮な私で申し訳ございません^^;)


読んでみますとなるほど所信表明として充分、(長いけど)立派なことを言っていることは一目瞭然で、国民生活にどのように政治が貢献できるかを重点としているところが今までの旧政権下、とりわけ21世紀に入ってからの総理大臣どもとは違うな、と実感しております。
特に違うのは国民に訴えることが雲の上のことだったり、意味不明だったり、今早急に必要とは思えないことだったり、国民そっちのけで野党第一党にケンカを売っていないことだったりでしょうか。
まあ、日本の大手マスコミ民主主義の敵対勢力が言っているのも間違いじゃなくて、確かに抽象的な言葉が多いんだけど、そりゃ所信表明演説なんだから理想やこれからの目標を語ればそれでいいわけで、具体性を求めること自体、ナンセンスとしか言いようがありません。
具体的なことはこれから法整備して作っていくんだから、いったいどんな具体策を聞きたいというのでしょう。そもそもんなことイチイチ所信表明の場で語っていたら時間が一日どころか臨時国会会期中にも終わりませんがな。
というか今までの旧政権下にしたって具体策を所信表明演説で語ったことなかったんじゃなかったけっか?
ましてや、演説中、自殺者の話が出た時に自民党側から「そんなことどこにでもある!」というヤジが飛んだそうで、この言葉を見たときに私ははっきり言って目を疑いましたよ。
これが本当なら自民党は一体、何を見て政治をやっているんだ、という話になるのですから。


さて、いよいよ本格的な国会論戦が始まります。
景気、雇用、新型インフルエンザと早急に押し占めなければならない懸案事項が目白押しです。
にも拘らず、日本の大手マスコミ民主主義の敵対勢力と野党自民党はやれ偽装献金だの外交だの、「今の日本の現状を見れば、そんなことやってる場合か?」という姿勢で臨むのでしょう。
言っておきますけど、20世紀後半のような裕福だった時代ならともかく、今の国民にそんなスキャンダルに構っていられる余裕はないのであります。
まずは明日の基盤を作ってくれることを期待しているのです。
まあ、野党自民党同様、日本の大手マスコミ民主主義の敵対勢力は国民生活なんてどうでもいいから国民の関心がないことを平然と垂れ流し続けているんでしょうけどね。
だから、視聴者や購読者が離れていっているんだけど、それに気づかないんだなぁ。
腐敗しきった旧政権が無駄に足掻いて総選挙を先延ばし先延ばしにし、ようやく8月30日に総選挙が行われ、さすがに4年で3人も総理を投げ出した揚句、屁理屈こねて醜態を晒しまくった阿呆総理なんぞを選出する自民党を誰も既に支持してなくて、結果、民主党が衆院で単独過半数、参院でも連立を組んで過半数を超えていますから、ようやく政権交代と相成りました。
それでも阿呆は国益無視の私利私欲のためだけに特別国会を二週間も先延ばしして、ようやく9月16日に民主党を中心とした新政権が発足したわけですが、今日でちょうど一ヶ月。
その間、新しい政権は文字通り東奔西走して休む暇なく、必死にこれからの新しい日本の形づくりのために尽くしてきているように映ります。
9月半ばから重要な外交が目白押しだったてのに、ホント阿呆自民党の醜悪さは国民と世界に辟易されたことでしょう。
それはともかく、今、新政権は本当に頑張っています。
目標の3兆には300億ほど足りなかったようですけど、それでも今までの自公政権下では考えられない阿呆補正予算無駄削減を実現し、外交でもインド洋給油活動中止の方向に関してもアメリカからのさほどの反発もなく、鳩山首相は環境問題に関して画期的な目標を世界に向けて発信しました。岡田外相と亀井金融担当大臣は記者クラブ以外の記者にも門戸を開放し、前原国交相は無駄ダム建設凍結を一心不乱に進めております。
これがわずか1ヶ月で行われたことだってのに、まあ大手マスコミは未だに批判対象にしかしてないところが何とも情けない。
海外にバレバレなんだけど、こんなことを続けていれば諸外国からの信用は、それこそ二番底三番底が待っていることでしょう。
で、実のところ、私は素晴らしいブログを書かれる方の中にも疑問を感じる文章が最近増えてきたな、と思ってまして。


曰く、今度は民主党に逆風が吹き始める。
曰く、100日である程度成果を見せないと国民が掌を返す。
曰く、国民は早急な結果を求めている。
曰く、景気が回復しなければ民主党に失望する。


などなど大手マスコミに負けず劣らずのネガティブキャンペーンを張り始めたようです。
あのさあ、別に民主党をヨイショしろ、なんていうつもりはさらさらないけど、臨時国会も始まっていないこの状況で2005年以後の自公悪政を耐えてきた国民がたった3ヶ月で見切りをつけると本気で思っているのでしょうか?
というのが率直な感想ですね。
そもそも、国民誰もが知っていることで、子供手当支給開始とガソリン暫定税廃止は来年4月のことだし、高速道路無料化は段階を経て四年で確立するもの。公立高校無料化や農家の戸別保証も来年すぐじゃない、って知ってるわけで、それこそ4年かけて成果を見るでしょうよ。
何で年度も終わらないどころか臨時国会も始まっていない状況で悪い方へ悪い方へと向かわせようとするかなぁ?
ただでさえ54年も一党支配が続いてきたんだからそれに比べればたった三ヶ月で結果を求めること自体、酷なことで、国会が始まる前からよくやっているのに、どうして貶めようとするような発言が目立ってきたのか、さっぱり理解できません。


私は是非を持って論じる文章に関しては信じることにしてますけど、一方的なヨイショ、もしくは誹謗中傷はまったく信じるつもりはありません。
まずは臨時国会、通常国会でどういった法整備がされ如何にして施行されるかを見るしかないでしょう。
総選挙前にも言いましたけど、ホント日本人は予知能力者が多いな、とか思います。
それもネガティブ方向の予知能力者が。
予想通り、というか最初からデキレースだった自民党は谷垣氏で新総裁が決まりました。
これで、結局、自民党は何も変わっていないことが証明されて、もし、河野氏辺りが新総裁になっていれば本当に変わったんだと思えたんだけど、谷垣氏じゃ誰もが指摘する通りで、森、青木あたりの押しが勝ったってわけだから派閥の論理からまったく抜け出せていない証明であり、麻生に比べればどんなに真面目でまともそうに見えようが、それはあくまで前任者が酷過ぎた所為にすぎません。
そもそも、この谷垣氏を国民のどれだけの人が認知しているのか知りませんが、テレビ新聞は間違いなく、「真面目」だの「政策通」だの流すでしょうけど、はっきり言っておきます。
前にも言いましたが、この谷垣氏はどうしようもない増税論者です。
なぜ、国家財政がひっ迫したか、
なぜ、税収が足りなくなったか、
などという根本的なことをすべて棚上げして、とにかく税収を財政を健全化させるためには(=足りなければ)、すべての税金を上げようとする税の亡者に他ならないのです。
間違いなく与謝野以上の。
こいつが首相になろうものなら、間違いなく消費税30%、サラリーマンの所得控除後(現行約60%)を7%にして所得税を増大させ、社会保障費の削減は勿論、今秋復活するであろう母子家庭加算金も再び廃止する方向に進み、来春、廃止が確実視されているガソリン暫定税も復活させる超重税国家へひた走ること間違いなしです。断言してもいい。
なんせ、何かと言えば谷垣氏は増税の話しかしませんから。


必要な増税なら受けますよ。ですが、
どうして増税するのか。
財政が逼迫したその理由は何なのか。
社会保障費に消費税を充てるなら、何故、平成元年から導入された消費税の大半が大企業減税に消えているのか、
徴収消費税-大企業減税の差引残高分はどうして国債の金利に回したのか。
サラリーマンの給与所得控除後額を7%にして本当にサラリーマンが生活できる水準にあるのか。


といった疑問にすべて答えてもらわないと周りは知りませんが、私はまったく納得するつもりはございません。
こういう増税論者を引っ張ってきた最大の理由はとりもなおさず、官僚、財界を味方につけようという浅はかな知恵であることは間違いありません。
同時に大手メディアも民主党のアラ探しを加速させ、来年夏の参院選の後、即座に解散総選挙に持っていこうとする世論を張ることでしょう。
国民ははたして、どこまでその虚言に惑わされることなく真実を見極められるでしょうか。
今回の総選挙でも、「自民党にお灸を据える」なんて馬鹿な理由で民主党に投票した人もたくさんいるかもしんないけど、そうじゃない人もたくさんいると信じたいです。



それにしても、5月16日の民主党代表選出選挙、8月17日の総選挙公示前後には新型インフルエンザが突然、猛威を振るったはずなのに、
これから秋に向けて強毒性が強まる可能性があるのに、
既に世界中でパンデミック状態になっているのに、
自民党総裁選のときは新型インフルエンザの情報は一切なかったですね。(疑)
現在、大手マスコミ(特に読売、産経、北國)が未だに民主党大ネガティブキャンペーンを、特に目玉政策である二つに狙いを絞って、やれ高速無料化反対だの、やれ子供手当を出すくらいなら保育所施設の充実だのわざわざ架空人物や隔たった意見、利権にまみれた首長たちだけを集約して、張っている昨今。
むしろ、いったいどこで反対意見が出ているのか私は聴きたいくらいだ。
周りは誰も反対してなくて、むしろ絶対に施行してほしい、と願っているほどである。
なぜなら、大手マスコミ自民党広報は全く報じないが、国交省の予算や特別予算を削って財源を捻出すると予測しているから。
とまあ、今回はマスコミの話じゃなくて自民党の話。
私は別に自民党がこのまま潰れても構わないと思っていて、潰れた方が、よりマシな二大政党制にスムーズに移行できるという気がしているから。
確かに戦後の高度成長期を支え、国力を豊かにしたのは優秀な官僚と昭和の自民党であることは間違いない。それは自分たちの生活に表れていて、生活水準だけであれば日本は明らかに先進国のそれである。
もっとも、平成に入ってからおかしくなって、今では生活の破壊者と化してしまった自民党であるから潰れることを願う国民は多いことだろう。
そして、マジで潰れてほしいと感じるわけは、あれだけの大惨敗を2007年参院選、今年の衆院選と喫しておきながら、まだ総裁選において同じことを繰り返しているからだ。
複数候補者による劇場型選挙を演出し、その実、茶番であったことは福田、麻生の時と何も変わってなくて、今回はほぼ間違いなく谷垣が選ばれるはずである。しかし、この谷垣は真面目そうに見えて、しかも大手マスコミ自民党広報もそう報道しているんだけど、こいつは与謝野以上の増税論者で自民党流歳出削減(=必要な部分を削り、不必要な部分を大々的に残す)をまったく考慮しないという財界や官僚が喜びそうな人選であり、結局は国民の側を全然見ていない証拠である。
今、国民が自民党にNOを突き付けた一番の理由は官僚べったりでボンボンの集まりになっていることは勿論、小泉政権以降の国民には何の恩恵もない負担増が積み重なって怒りが爆発したことなのである。
ならば、その国民の怒りを真摯に受け止め、反省し、国民の側に立った政治活動をしない限り、信頼は決して戻らない。
それは自民党にも分かっているはずなのだが、チンケなプライドが邪魔しているのか、今回の総選挙で辛くも国会議員に選出された老害幹部クラスは認めたがらないようだ。
増税論者を担ぎ出して、財界と官僚を味方につけようという腹なのだろうけど、残念ながら財界と官僚は自民党を見捨てつつある。それは自民党が惨敗した理由をちゃんと分かっているからだ。
ましてや今、大手マスコミ自民党広報はまったく信用されていない。マスコミがどれだけ民主党ネガティブキャンペーンを張ろうが、国民の方が初めての政権交代だから多少の混乱を受け入れる覚悟ができているからである。なぜなら、それでも、あんな自民党なんかよいマシだと考えているから。


自民党は今回の惨敗の理由を認めるべきである。認めない限り再生はないし、谷垣ではよほどのことが無い限り、来年の参院選も敗れることだろう。というのは、世襲議員とタレント議員の集まりで人材不足ということを国民がちゃんと分かってしまっているから。一昔前であれば、政権を本気で獲ろうという政党がなかったから仕方なく自民党に入れるか選挙権を放棄するかしていた国民ではあるが今は民主党という政権政党が存在するのである。
自民党は惨敗の理由を認めて老害幹部が責任を取るか、もしくは認めない老害幹部を見限って、若手中堅クラスが新しい政党を立ち上げるか、しか再生の道はないことだろう。
しかし、現時点ではこれは両方とも無理だと断言してもいい。
もし可能であるならば、とっくに行動を起こしてもおかしくないほどの時間が衆院選から経ってしまっているから。
にも関わらず、誰も行動を起こさなかった。
これは自民党終焉のカウントダウンが既に始まっている可能性がある。
今日、理容店で、民主党が掲げ、また来春から支給が確実視されている子供手当の話になって、話し相手はまだ3歳にも満たない子供二人で夫婦共働きの旦那さんの方。
生活も裕福でないから、支給が始まるなら本当に嬉しいし、周りもみんな喜んでいる。これで子供たちに何か買ってあげられる。今までは貰いものばかりで本当に周りに申し訳ない気持ちでいっぱいだったから。
そう言っていたのが印象的だった。
これは誇張でもなんでもなくて事実だと思う。
実際問題として、子供一人を高校卒業まで育てようとすると、その負担は実に1000万。
年間に直せば平均87万が必要で、生んだ以上は責任をもって育てるのは当然なんだけど、それでも苦しくなるのは今の日本の現状が示していて、デフレデフレと騒いでいるけれど、実のところ、物価はどんどん上がっていて、下がっているのは生活に直接関係のないものばかりだから、デフレ不況と言われても大多数の国民はまったく理解できなくても仕方がないし、『平均』という言葉で報道は誤魔化しているけど、世帯年収は増えることなくむしろ下がり続けて300万以下の国民はもはや半分以上どころか6割超を占めているんじゃないかとさえ思う。(現実に年収200万以下のワーキングプアは労働人口の2割に達していると言われているんだ)
子供一人でも年収の3分の1はいる訳で、こんな状況を放置すれば、当然、子供を生まなくなるし、生んでも一人しか育てられないのは当たり前で、これが少子高齢化の一番の原因であることは明白なのである。
もちろん、今日、話した人も夫婦の年収は6割超に含まれていて、小遣いも遊びに行くのもすべて我慢して子供につぎ込んでいるって話だ。
だからこそ、民主党の打ち出した『子供手当1ヶ月2万6千円』を受け取れると思うと、子供たちのために使ってやれるのが本当に嬉しい、と喜んでいた。(正確には4ヶ月に一回、まとめて支給)
テレビや新聞の報道では「手当を出すくらいなら保育施設を増やしたり充実させたりしてほしい」とか「受け取った2万6千円を子供のために使わず自分たちのパチンコ代にする」とか言っている。
しかし、まず前者は、嘘とは言わないが、これは子供のいない人か2割以下の裕福な人にしかアンケートを取ったに過ぎないものだと断言してもいい。なぜなら子供がいなければ当然、負担増だけに目が行くし、裕福な人なら援助は要らないだろう。
しかし、6割超の、そして子供がいる家庭にとっては施設の充実や増加よりも養育費の方が重要で、どんなに施設が増えようが、ただじゃない。預けることができないのに、何で受け入れ先を増やす必要があるんだ?となるわけである。ましてや保育所施設の充実と言えば自民党案だ。明らかに民主党を叩くためだけの報道でしかないことがよく分かる。
また、後者についていえば石原という馬鹿が「調べましたよ。すごいでしょ」と言わんばかりにニヤニヤしながら言っていたけど、あんな例はそれこそ稀で100夫婦集めても一つあるかどうかさえ怪しい理論でしかない。もし、本当に目を覆いたくなるほど多いなら給食費滞納はモンスターペアレントだけの問題じゃないはずだ。


結局、子供手当を否定する人の大半は子育ての苦労を知らないし、この政策で少しでも少子高齢化が解消されるなら、将来の一人当たりの老人負担数も減少させられるって可能性を見ていない。
それこそ、目の前の負担増だけにイチャモン付けているだけである。
私は『今』が大事と常に言う。
それは『今』を安定させないことには『将来』が存在しないからだ。
この、子供手当を否定的に見ず、それによって救われる夫婦、将来的に少子高齢化に歯止めが掛けられるかもしれない可能性があるなら私は『今』から繋がる『未来』を踏まえても実行すべきだと思うし、その財源に配偶者控除の廃止が当てられるなら享受すべき負担だと思う。扶養控除の廃止について言えば、確かに年間38000円の増税(年間給与437万以下なら19000円増税)になるが、年間312000円の収入があるのだから、子供手当をするとしないで、どっちが得かは考えるまでもないだろう。
不幸にして子供を授かれなかった夫婦は、その負担分が、他の子供たちに還元されているのだから、間接的に子育てをしている、と胸を張ればいいし、両親の扶養控除分が増額になる人も、将来、自分が年金を受け取る時のため(最低保障7万)の投資だと思えばいい。
国民間で循環する資金なんだから、それを否定するのは「自分さえよければ」の発想でしかない。


私はまだ独身だから子育ての苦労を分かっていないけど、それでも周りに苦しんでいる光景はよく目にする。
こういう、別段、悪いことをしたわけでもないのに自公政権(主に小泉以降)の愚策で苦しんでいる夫婦の子育てを目の当たりにすれば、是非『子供手当26000円』を実行してほしいと切に願うし、財源が足りなくて消費税を上げる、というのであれば賛成する。
国民に還元される税金であれば納付しても惜しくはない。
今日、地元のローカル紙にして当地最悪の自民党広報誌・北國新聞までもがついに民主党候補・田中美絵子氏と自民党候補・森喜朗氏が接戦であると報じました。
ついでに石川三区も民主党候補がリードしていると。
石川一区については触れたくないのか調査対象から外しておりました。(笑)

はたしてこの接戦報道は本当なのでしょうか。まあ答えは8月30日にならないと分からない訳ですが、とある情報筋からは地区にいくつかある森事務所の一つがやけにピリピリしているとのことで、近寄りがたい雰囲気だったそうです。

確かに報道では接戦と言われていますけど、実感というか石川二区の構成を鑑みれば、とても接戦とは思えなくて、仮に接戦になっているとすれば、それはやっぱり自民党の自爆で、非正規雇用者を増大させてしまったことにあると思うし、ご多分に漏れず、当然、地元有力社・コマツ粟津工場と小松精練も正社員から非正規雇用者に切り替えを進めて、ここ4年間で増加させてしまったがために組織固めができなくなった、ということかと思います。
また大企業以外の中小企業に勤める経営者以外の社員も『かげろう景気』で好景気の恩恵を感じなかったばかりでなく、秋からの急激な景気悪化に何の対策を打たなかった自公政権に嫌気がさしたのかもしれません。

つっても正直言って、石川二区が接戦なんて思ってませんけど。
というのも田中氏は三十代女性の支持がほとんどない上に四十代~七十代の女性にもあまり支持されていないからです。
まあこれは、明らかに女性たちのやっかみが原因で、確かに田中氏は綺麗な人ではありますが、男と女どっちから見ても綺麗ってほどでもなくて中途半端に綺麗な方ですから、嫉妬の対象になってしまうんでしょう。特にムキになって「田中さんに何ができる!」とキれている田中氏と同年代であります三十代前半の人は間違いなく嫉妬です。だって、仮に当選したとしても一年生議員。これから長い年月をかけて国会議員として貫禄を付けていくのに、いったい最初から何を期待しているというのか。まずは民主党の政策実現の一翼を担うくらいしかできませんよ。地域のための貢献はそれこそ、三期、四期と努めて発言力が増した時でしょう。
んで三十代の女性ってなんで目先までしか見えないのか分かりませんけど、特に結婚して子供もいれば、田中氏の容姿に僻んでどうする、という現実があるのに、「田中氏が気に入らない」ってだけで投票を躊躇ってやがりますからね。
特に無自覚のB層でガキママな。
なんせ自民党が母子家庭補助の加算分を打ち切ったことを知らないし、2年後に消費税が20%になることも知らない。ついでに、ここ十年で平均可処分所得を100万減らしたことも知らないんでしょうね。それも自公の政策によって。

本当に今を見て将来を考えて投票しなきゃいけないのに、ここ10年で悪政の限りをつくした自公政権の罪よりも、単なる嫉妬心の方が重要ってんだから嘆息したくなります。

いよいよ明後日総選挙!
未だ、自民党は民主党ネガキャンを続けてます(今日の北國新聞にもそういうのが載ってましたけどアレを載せる新聞もなんだかなぁ……いちおー政策選択って阿呆が言っているんだから自民党の政策を載せればいいのに、堂々と民主党ネガキャンやってて矛盾を感じないのだろうか)けど、政権が交代したからって別に大変なことになる訳じゃないし、諸外国の民主主義国家では当たり前のことなんだから、そんな煽りに乗せられるほど、国民は……
レベルが低くないといいかな?(^^;)
今日は石川二区の一地域・小松市にある小松駅に、民主党からの(公示前なので)候補予定・田中美絵子氏の街頭演説を見に行ってきました。
様子的には下のような感じで。

画像があまり上手く撮れてなくて申し訳ございません。しかしまあ、四十年もの長き間、まったく崩れることとの無かった石川二区の一角でこれほどまでに聴衆を集めるというのはなかなか大したものです。
ちなみに私は集団の真ん中くらいにいましたが、実のところ、この後ろにも黒山の人だかりができておりました。演説を聞いてたかどうかは知んないけど。
まあ最近は、(中日新聞を除く)大手メディア以外の週刊誌やネットニュースが取り上げてくださるので、前にも言いましたけど、この石川二区は全国屈指の注目選挙区となっております。
これも前に言いましたけど、本人とは去年の秋、公認が決定した頃に二度ほど直にお目にかかっておりまして、その頃はまだまだ、緊張感からか少し細さを感じていたんですけど、今日の演説を聞いてましたら、なかなかどうして、結構、声に迫力が出ていましたよ。若いねーちゃんってイメージは消え失せていて、言葉ひとつひとつがはっきりした口調で力強さがありましたし、笑顔で媚びることもなく、真剣な眼差しと表情で目配せしながら必死に訴えておりました。
あ、本人は真ん中のマゼンダのTシャツを着ている方ですよ。

貫禄が付くには当然、国会議員として場数を踏む必要がありますから、今はそんなことはどうでもよくて、どれだけ真剣に国政に臨むつもりなのかを見に行ってきましたから、まあ、(仮に演技だとしても)あれくらい達者になっていれば任せてみてもいいんじゃないかと思います。
元々、芸能人じゃありませんし、アレを演技でやっているとするなら国会議員よりも女優を目指した方がいいでしょう、というくらい迫真の演説でございました。


その後に蓮舫参議院議員が演説したんですけど、やはり新聞テレビがいかにちゃんと報道していないかがよく分かります。
財源について細かく言っているんですよ。民主党の目玉政策・子供手当や暫定税廃止、高速道路無料化の財源を。
天下り先に流れる12兆、特別会計200兆の組み換えをやると。
それを単なる追認ではなく、政府主導で予算を組むと。
馬鹿みたいに国道交通省に予算を付けないことを言っていました。そりゃそうです。何度も言いますが、自民党政権が民主党政権に代われば支持母体が違う訳で、当然予算の配分が変わります。国土交通省に十何兆なんて予算は要らず、その半分でも構わないくらいで、今回の無駄遣い補正予算14兆の内、文部科学省に付けた四兆という予算はすべて学校の備品か増築か改修に消えて、子供たちの元へは一銭も還元されていないことを言っておりました。
まさに、この辺りが新聞テレビが報じない事実と真実。
民主党政権になって日本がどれだけ変わるかは分かんないけど、やっぱり変えてみないと何も始まらないことを痛感させられた訳で、ちょっと暑さでジリジリしてましたけどなかなか興味深い演説でございました。


んで、この蓮舫議員なんですけど、さらに面白いな、と思ったのはちゃんと55年体制に対して、きちんと敬意をもって話され、また無碍に自民党非難をやらなかったことでした。
55年体制で日本の経済は世界一になり、安全な国になったことに対しては決して否定せず、むしろ功績を讃えており、最近の、特に21世紀の自民党に対しての口撃においても、決して非難することなく、聴衆に問いかけるように声を張り上げていたのです。
「4年前と比べて今、どうですか?」、
「聖域なき構造改革、郵政民営化の推進、さらには痛みに耐えてどうなりましたか?」
「4年前よりも良い方向で変わりましたか?」
などなど、自らは答えることなく聴衆に自問自答させておりました。
この姿勢は評価されるべきで、私はもし、自民党非難一辺倒で喋るようであれば、民主党も長くないだろうな、と考えていたのですが、どうしてどうして、新聞テレビとは全く違う民主党の姿がそこにありましたよ。
ああ、でも一つだけ笑いを誘った文句はありましたね。
「この4年間で一つだけ変わったことがありました。それは毎年毎年総理の顔が変ったことです」
という、この一言だけは大爆笑に包まれておりました。
まあ、嫌味でもなんでもなくて事実なんだし、諸外国からも今年のサミットでは外国メディアから名前を呼ばれることなく「日本の首相」としか紹介されないくらい、辟易されちゃってますものね。


明日は加賀市の方で街頭演説をやるそうです。民主党の岡田幹事長が来るそうですが、加賀市の演説場所も今日以上の熱気と人手に包まれるなら、まだまだ可能性は低いですけど、少しは逆転の芽が出てくるかもしれないですね。
まあ石川二区がひっくり返れば、それはすなわち、間違いなく政権交代がなされます。
そうなったら凄いけどどうなることやら。


総選挙まであと16日――
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