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9月22日、中日ドラゴンズの現役世代(、、、、) ファンに激震が走った落合監督の今季限りの退任。
過去7年、すべてAクラス、3度のリーグ制覇に4度の日本シリーズ出場、53年ぶりの日本一も達成して、今年もこの時期まで優勝争いを演じ、昔ながらの現役世代(、、、、) ドラゴンズファンには今のドラゴンズが黄金期に見えるほどの輝かしい実績を残してくれた落合監督がついに勇退されるとのことだ。
ちなみに私は、とある非公式ドラゴンズファンサイトで、今年に入ってから幾度と無く、今年で最後だろうから、という書き込みをしていたのでショックは無かった。
むしろ、最近の(あえて表現するが)やつれ方をみていると、もう辞めて休んだ方が良いんじゃないかとさえ思っていたので、労はねぎらっても勇退を名残り惜しむことはしない。
今はただ、有終の美を飾るべく、選手たちや監督、コーチは一丸となって逆転リーグ制覇、CSを勝ち上がり、日本一を達成できるよう、ファンとして心から祈り、また信じるだけである。
ちなみに、落合監督の総括は、今年のドラゴンズの試合が全て終わってからやることにしようと思う。
まだ終わったわけではないので、今、総括するのはファンとして、チームに、とても失礼に当たるからだ。
だからまだ、「ありがとう」とも「さようなら」とも言わない。


さて、私がなぜ『現役世代ファン』を強調したのか、これが今回のテーマである。
落合監督は現役時代も監督時代も輝かしい実績を残している数少ない野球人の一人であることは間違いない。
ところが、それを認めたがらない輩が多々いることに呆れてしまう。
今回の退任騒動についてもそうなのだが、日本の癌の象徴である大手マスゴミは嬉々として落合監督退任を伝えていて、しかもどの記事にも『勇退』の文字は無い。
そのほとんどに『解任』や『クビ』といった過激な表現が並び、実績数多ある野球人に対して敬意の欠片も感じない最悪の書き方をしているのだ。
で、こんなお馬鹿なマスゴミの表現に異を唱えない馬鹿もいる。それも多数で、なんとお膝元の名古屋でも多いらしい。
ここでもう一度言おう。
落合監督勇退は現役世代ファン(、、、、、、、) の大多数には大きなショックをもって迎えられているのである。
そう。
大手マスゴミの表現に憤りを感じられない馬鹿なファンとは、団塊世代以上の、はっきり言ってしまえば『自称(、、) 』生粋のベテランドラゴンズファンを恥ずかしげも無く名乗るボケ老人どものことである。
なぜ、落合監督が現役世代ファンの心を掴んでいるのか。
なぜ、落合監督が現役世代ファンに惜しまれているのか。
それは、中日ドラゴンズというチームカラーを刷新したからに他ならない。
それまでの、稀代の愚将・星野仙一を筆頭とした打倒巨人絶対主義という意味不明のみみっちい志しかなかったチームを優勝至上主義に変革したからだ。
また、ムラ意識に凝り固まった(全部が全部とは言わないが)大した実績も残していないのにデカイ面しているドラOB、名古屋のタニマチや既得権益集団の発言力を成績で押さえ込んだことにより、選手たちを妙な固定観念に縛ることなく本来の力を発揮させ、新規ファンを全国規模で獲得してきた実績もある。今はインターネット時代であるから、落合監督になってからのドラゴンズファンというのは私を含めて、結構いることを確かめられた。もちろん、遠方にいるので残念ながらナゴヤドームに足を運ぶのが困難な新規ファンたちである。
ところが、それを快く思わない連中がいるのまた、確かなのだ。
今回の勇退劇を見せられると、まさに今の日本の縮図。


落合博満という『変革者』を、政治(タニマチ)、財界(名古屋の大企業)、ドラOB(天下り役人)、中日新聞本社の反落合派閥と地元テレビ局(マスゴミ)という『既得権益集団』が血眼になって早期に潰そうと躍起になった8年間でもあったのである。
それに、テレビと新聞しか知らない自称ドラゴンズファンである『老害団塊世代』以上が、ろくすっぽ試合を見ることなく、記事を真に受けて、乗っかって、ともすれば一生涯見ることが叶わなかったかもしれない黄金期を否定するという愚行を自覚無く犯しているのだ。


この構図は名古屋だけではない。
前に、何度も指摘してきたが、読売系と関西系が一丸となって落合監督バッシングを繰り返しているところを見ると、日本の大手マスゴミやそれに群がる金田正一を始めとしたプロ野球OBどももまた、落合監督によって既得権(ジャイアンツ、タイガース至上主義による既得権益の破壊)を脅かされることを強く感じていたのだろう。
だから、今回のような記事の書き方になっているのだ。
特に退任の理由に、観客動員と高騰年俸等の収支圧迫、勝手に捏造した歪んだ人物像、野球がつまらないというものを前面に押し出しているところが悪意丸出しである。
ちなみに。
観客動員は今年も日本で四番目に多い。最大収容人数が38,000人なんだから福岡ドーム、東京ドーム、甲子園には絶対に届くわけが無い。ついでに減少傾向はナゴヤドームになってからのものであり、落合監督が就任する七年も前から既に始まっている。さらに言えば、ナゴヤドームの一部のチケットは年間指定で既得権益集団が握っている。こういう連中がドームに行かなければ当然、観客動員は減る。
高騰年俸というが落合監督の年俸は1億5千万(悪の枢軸の筆頭・デイリーは3億7千万と言っていたがアレは水増しし過ぎ)で7年の成績を鑑みれば高いわけでもないし、イチロー獲得に用意があるのが本当なら、収支圧迫は真っ赤な嘘になる。選手たちの練習設備の充実や一球団一人のスコアラー派遣は優勝を掲げる以上、当然の必要経費に過ぎない。結果を残している以上、有意義に使っていることの証に他ならない。
何も喋らない、無愛想と言われるが、監督は会社に例えるなら『現場監督』。現場で指揮を振るい、一番の仕事は『チームを勝利に導くこと』である。お客さんの呼び込みは球団の『営業』の仕事だろう。
マスゴミ受けが悪いというが、それはマスゴミ側の質問の仕方が悪い。記者の仕事は舌先三寸で如何に対象者から情報を引き出せるかだ。その努力を怠っておいて、己を棚に上げて、落合監督の責任に擦り付けて、無いこと無いこと捏造して人物像を歪めるのは職務放棄も甚だしい。
ドラゴンズの野球はつまらない、華がないと言われるが、これもドラゴンズの試合を見ていないか、既得権益集団の子飼いである御用エセ評論家どものセリフである。
逆に聞くが、ジャイアンツやタイガースの試合の、誰に華があるのか、どこが面白いのかを挙げられるのか? 大味でエラー連発の雑な試合運びの何が面白いのだろうか。プロの試合なんだから凄いプレーを見たいのであって、お馬鹿なプレーなんて稀でいいだろう。強いてあげるなら野球の華である本塁打が量産されるからかもしれないが、今年は統一球になって、今までのそれが偽者であったことがはっきりした。
スター選手って誰だ? ドラゴンズの方が全国区で知られている選手がいるんじゃないか? アライバ二遊間、本物の本塁打を打つブランコ、タフなイケメンセットアッパー浅尾、番外でマスコット・ドアラといった具合に。
次期監督に決まっている高木守道氏について、今は何も言わない。まだ結果が出ていない以上、落合監督に勝るとも劣らない監督であるかどうかの判断もしない。
しかし、今はまだ選手たちがリーグ制覇をかけて戦っている最中なのだから、はっきり言って、来年についての言動を控えてほしい。それは選手の士気に関わる話しだし、そんな話を今しているようでは、来年、高木氏の手足となって働く『今』の『選手たち』が快く思わないだろうからだ。監督が選手に慕われないようでは、そのチームが強くなるはずもない。


それにしても落合監督退任の報道一つとっても、今の日本の大手マスゴミが腐り切っていることがはっきり分かるし、それに疑問を持たずに真に受ける大多数の団塊世代以上のボケどもには反吐が出る。
日本衰退の一番の理由は、この国が大老害国家であることだ。
既得権益破壊も大切だが、こういったボケ老人どもの一掃も必要なのではないかと強く感じてしまう。
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実に五ヶ月ぶりのブログ更新である。
んまあ、見てくれている人もたぶん、ほとんど居ないと思うので寂しいのだが、さすがにこれは更新していなかった私自身の責任であり、文字通り自業自得である。
さて、7月24日の地デジ完全移行でNHKの契約解除を申請した人たちが9万人いたらしく、それに加えて、昔からの未納滞納も重なったので、さぞかし、NHKも焦っているのではないかと思いきや、なんでも前年に引き続き、今年も増収増益だったと発表した。
まあ、あれだけ番組の質の低下が下げ止まらないところを見ると、制作費を抑えるだけ抑える以上に抑えた結果だな、とか思う。
ちなみにこれは7月24日までの私の感想である。なぜなら、私は7月24日以降、テレビを見てない。
そう。地デジ完全移行を無視したからである。元々、ここ5年以上、テレビなんて笑点とドラゴンズ戦しか見てなかったから別に見なくてもいいだろう、という考えの元、既に、テレビから離れることを決めていたのだ。おかげで今は、偏った情報に惑わされないので充実した毎日を送れている。
私が思うに、おそらくは今現在、テレビ離れを果たした世帯は日本全国で20%に達しているのではなかろうか。
少なくとも一人暮らしの若者、老人世帯はテレビを見るのを止めたという話はよく聞くし、地デジ移行時も『全体の80%』とテレビ自身が言っていたから、裏を返せば20%はテレビを離れたことになる。世帯数で5000万と言われていたので1000万世帯は見るのを止めたということだ。人口に直しても2400万人~3000万人が見なくなったことになる。ついで言うならガチで見ている人となるとそれこそ、80%の内の半分(しかも団塊世代以上ばかり)いるかいないかだろうから、既に日本人の半分以上はテレビを見ていないに等しいと思われる。
実に喜ばしいことである。偏向による大本営発表を鵜呑みにするくらいなら、自分で調べるか何も知らないかの方がよっぽどいい。


はてさて、話は変わるが、現在プロ野球においてセ・リーグは空前の大混戦となっている。
東京ヤクルトスワローズが頭一つ抜け出して首位を走っている一方、2位から5位までは団子状態で、首位と2位の差と同じくらいの差の中に4チーム、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、読売ジャイアンツ、広島東洋カープ(この順番は9月9日現在のもの)が犇めき合っていて、今なお、CS進出がどのチームになるのか予断を許さない。
面白い、と言えば面白いのかもしれないが、私自身は、リーグ優勝に価値がなくなるので、CSには賛成しかねる立場ではあるのだが、この混戦はCS制度があるからこそのものであり、それを否定するのも良くないのかもしれない、と思わなくも無い。でなければ、優勝がほぼ決まりつつあるスワローズ以外のファンはペナントに興味を失くしてしまい、無気力に残りシーズンを見る羽目になるわけだから、それが無いことを思えば、CSにも一長一短がある、ということなのだろう。
で、案の定と言うか、もはや終盤戦の風物詩とでも言うか。
9月に入り、中日ドラゴンズが上位に食い込んで来そうになったことで、相変わらずドラゴンズバッシング、落合監督バッシングが加熱しているようである。
毎年毎年、恒例行事のように、経済効果だの球団のイメージだの試合がつまらないだの勝手に捏造して、なんとかドラゴンズを追い落とす風潮を煽ろうと、読売新聞と関西系列の新聞社を中心になって沸き起こるわけだが、こいつらは去年の日本シリーズの反省を何も生かしていないようだ。と言うか、反省する気すらなく、また繰り返している。
特に露骨なのが日本最大の癌にして、さっさと他界した方が世の中のためになりそうな読売のドン・ナベツネだった。わざわざCS進出チームのことを言って風を吹かそうと躍起になっていた。
ちなみに、ドラゴンズの試合が面白くない、とのたまう大半の評論家たちは、まともにドラゴンズの試合を見たことが無い、と断言してもいいだろう。
これは実のところ、カープの試合やスワローズの試合でも同じことが言えるのだが、本当の野球の面白さは、セ・リーグであれば、この三球団の試合にあるのだ。
左右の豊富な先発陣、充実した中継ぎ、抑え、足攻、巧打、長打力、打線の繋がり、守備の真髄、捕手の頭脳。
守備に関してはカープはちょっと苦しいが、その他はドラゴンズ、スワローズに勝るとも劣らず、そしてこれが本当の野球の醍醐味なのである。
それを世間に出したくないから、読売系と関西系は必死になってバッシングする。エセ評論家たちも協力する。
ただ、スワローズとカープに関してはここ十年ほどの成績が成績なので、どうしても強く叩けないが、なんと言ってもドラゴンズは2004年以降、落合監督就任後、8年間で3度のリーグ制覇、4度の日本シリーズ出場、1度の日本一であるからして、巨人とタイガースを何とか持ち上げたいマスゴミどもは、必死になって叩くのである。
何とか揚げ足を取りたく、落合監督には人気が無いので観客動員が落ちているとか、地味な選手が多いので華がないとか植え付けるわけなのだが、この時点で、ドラゴンズの試合を見ていないことを裏付けるセリフである。
荒木、井端の日本一の二遊間、ブランコの飛距離と破壊力、吉見、チェン、ネルソン、ソトといった左右のバラエティ豊かな先発陣に、タフネスイケメンセットアッパー浅尾、日本史上初めて300Sを達成しただけでなく、入団以来毎年50試合以上登板を続ける鉄腕・岩瀬と、さらっとこれだけ見所が挙げられる。これは他球団ファンも自分の見所を挙げることができるだろうけど、もうこれだけで、全然地味じゃないし、面白みが沢山あるのであるからそれを紹介してこその評論家だと思うのだが、如何せん、そういうレベルの高い評論家は、今現在だと桑田氏か江川氏くらいなもので、少なくとも偏向で自分の主張を押し付ける上に当たらない解説の江本、金村、清原、谷沢、川籐は論外なのだが、異様に起用されているところを見ると、よほど読売と関西系列に媚を売っているのだろう、とか思う。
ちなみに落合監督が人気が無いとほざいている連中はタニマチ連中で既得権益集団の一員たちである。なぜなら、落合監督は野球が第一で、タニマチとかに媚を売るというのを嫌う人だからだ。
実際のところ、二分されてはいるがファンの間では好き嫌いはあれど、高評価している人たちは多いし、嫌いという人の中にも別に落合監督の所為で観客動員数が落ちているのが主要因だと思っている人は少数派なのである。
それもそのはず。
観客動員が落ちているのは球団のファンサービスが足りないこととナゴヤドームの入場料が高いからであり、折からの不況も重なって年間の観戦を半分にせざるを得ない経済状況があるからである。それを監督の所為にするのは、よっぽど、読売系と関西系の新聞社たちは落合監督に早く辞めてほしいからだろう。逆に言えば、落合監督の手腕がそれだけ高いことを意味しているのだ。落合監督である限り、ジャイアンツとタイガースの優勝が難しくなるから、早く居なくなってほしいとバッシングするのである。
私は正直言って、落合監督に同情している。碌な戦力補強もしてもらえず、与えられた戦力と役に立たない助っ人のゴリ押しをされてなお、必死に選手をやりくりし、今の位置に居るのだから、評価されて然るべきなのに、マスゴミの叩き方は異様なのである。


日本は、虚像が持て囃され、本物が冷遇されるという最低の国である。
これは、プロ野球界のみならず、全てのことに共通しているわけだが、それに気づかない国民が沢山居ることがなんとも情けない。
真実とまでは言わないが、『見極める目』を養う必要があるのだが、如何せん、日本人は自分で考えることを放棄して流されることを選ぶ人種であるから、この流れはなかなか止まらないことだろう。というか、どうやったら止まるのだろうか。
ときどき、自分は凄いなぁ、と思うときがある。
それは誰しもが感じることだろうけど、自分の予想通りに物事が流れていく時に、図らずも思ってしまうことだろう。
私は一年前に『日本人は70年前と同じだ』と主張して、現在、あの『大政翼賛会』が復活しようとしているし、参院選の時に、『管は最初から勝つ気がなくて民自連立の為の敗北だ』と書いたけど、『大連立』という名の『大政翼賛会』が形成されつつある。
同じ時期に、「これでインターネット規制法ができる」、と言ったんだけど、現実、今国会でインターネット監視法が成立したし、福祉が全て破壊されるとも言ったけど、その通り、子供手当てや高校無償化の存続も怪しくなってきた。増税についても触れたけど、復興という名の下に色んな増税案が目白押しである。
んで、こうなったら、日本は底なし不況に陥る、と言ったわけなんだけど、予想した理由とは違ったが、想像した原因によって、はてさて、どうやらその通りになりつつある
ようだ。
こんな想像は当たってほしくなかったんだけど、去年の夏の時点で見えていたんだから仕方がない。震災復興のための大連立なんて大嘘だ。元々、大連立をやりたかったくせになかなかきっかけがつかめなかっただけで、菅執行部と自民党はいい口実ができたとしか思っていないことだろう。


さて、そんな私が判断するのだが、震災が原因の不況だ、と、思っている人は大間違いである。
確かに震災によって、“いっとき”経済が停滞するのは至仕方ないとは思う。それは私も認める。しかし、長期化する可能性は無いと考えている。
それは1995年の阪神大震災のときもそうだったわけなんだが、実のところ、(バブル破綻の影響はあったにせよ)震災後も1997年4月に消費税のパーセンテージがアップするまでは景気は悪くなかったのである。
つまり、どんなに酷い震災だろうと、それから数ヶ月で立ち直れるものであり、長期化することはまずあり得ない、はずなのだ。
2004年の新潟沖地震や2007年の新潟中越地震、2003年にも十勝沖地震と、案外大きな地震は頻発しているわけだが、その全てが不況の原因となったことは一度もない。
そもそも、不況とは人災であり、それが天災でもたらされることは無いのである。
ところが、ここは世界中でもっともお馬鹿が集う日本という国である。
特に最近は、どうもポピュリズムに走りがちな傾向があり、冷静な判断を出来る人がいなくなったのか、新聞テレビという悪しき既得権益集団の扇動に引っかかって、なぜか震災が原因で不況になると思い込んでいる人が多い。
結果、国土で言えば、被災地域は限定されているし、被害が小さかったり、被害が無かったりしている地域も多々あるのに、国中で過剰とも言える自粛や無意味な節電が方々の現在の指導者の立場にある人間主導で行なわれてしまっている。
自分たちの生活源を破壊してしまえば、不況になるのは当たり前の話で、自分たちで不況を作ってしまっていることに気付いたらどうかと思うのだが、そんなことに頭が回る輩は少ないらしい。
それと例の福島原発だ。
あれも天災によるものだと思っている人は、さすがに少なそうではあるが、こと、放射能漏れが起こった原因だけみれば、津波によるものだと持っている人は多い。
もちろん、現実は違う。
原発が津波を被った時点では、まだなんともなかったのである。
ついでに言うなら、実際に揺れが来た時もなんともなかったのである。
緊急停止はしていたが、その後の処理さえ間違わなければ、被害が拡大する可能性は低かったのである。
それは、新聞テレビ以外の情報発信者や海外メディアの一致した見解なのだ。
何しろ爆発があったのは、震災翌日の3月12日の昼過ぎ。
もうこれだけで、今回の放射能漏れと地震や津波が直結しないことを分かりそうなものなのだが、もちろん、分からない輩はたくさんいるのが日本である。


とまあ、とかく日本人は騙されやすく、しかも救いが無いことに、「自分は騙されていない」と、一つの事柄に対して何の検証もせずに、鵜呑みにするから、どんどんどつぼに嵌っているわけなのだが、これと同じことが今から、70年前にあったのに、そのときと今が何が違うのかを、少しは自分で検証してみた輩はどれだけいるだろうか。
んまあ、周りはほとんど皆無。無関心か新聞テレビを鵜呑みにするかの二つに一つだ。
70年前と今の状況と何が違う?
と、問いかければ、たいていの人は、あの時とは違う、と自信たっぷりにのたまうことだろう。その根拠は戦争を経て、当時の反省をしているから、と言うのだろうが、この時点で、その人は自分が馬鹿であることを曝け出している。
実のところ、今回の春の番組改編で、テレビやラジオから、東電や政府に対して、理論的に正論を述べる人材の大半は番組を降ろされ、残ったのは単なる(巷では御用学者と言ってるが)大根役者と太鼓もちの連中ばかりになったのだが、それにちゃんと気付いているのだろうか。
芸人である古館やみのもんたニュースキャスターとして相応しく見えるものなのだろうか。
つまりは70年前と同じで、政府や大企業、官僚にとって、都合の悪い人たちの情報は一切遮断され、一方的な情報のみが、新聞テレビを通じて刷り込まれているわけなのだが、これで70年前と違うと言い切れる辺りに呆れてしまう。
70年前は、戦争万歳に走ったわけで、ちなみに今回は何かと言うと、増税万歳だろう。
政財官の懐をせっせと暖める為に、国民一人一人が私財を投げることを良しとする風潮を形成されつつあるのに、気付かないんだから、お題の風潮的には目指すものが違うだけで、状況的には70年前と同じだ。
消費税増税は絶対に財政再建にも社会福祉にも復興支援にも繋がらない。大企業の法人税を下げる為の穴埋めに過ぎない。現に消費税が導入されてから210兆の税収があったのに、170兆の法人税減税が税収を圧迫しているのである。ちなみに残りの40兆は特別会計とアメリカ国債に消えている。加えるなら、何故大企業が消費税増税に賛成なのかといえば、海外取引に消費税は掛からないからである。知っての通り、日本は輸出大国だ。それも大企業が大半で、つまりは大企業は売上の大半は消費税を掛けても、その消費税は払う必要が無いし、仕入先を日本企業にしてしまえば、仕入に掛かった消費税を取り戻すことが可能なのである。だからこそ、現在、消費税は内税方式になっている。便乗値上げ促進のからくりはここにある。
んで、増税はそのまま政治家や官僚の給料UPに繋がるものだ。
消費税が財政再建や社会福祉なんてのは大嘘だという理由はここにある。でも、大半の日本人は『消費税』の仕組みを少しも検証しないから、この現実に辿り着くことはない。難しいから、とか、専門外だから、ではなく、消費税を他の税金との兼ね合いを見比べれば分かりそうなものなのだが、とかく日本人は木を見て森を見ず人種だから絶対に気付かない。調べるのが億劫なら、インターネットで探せばいいのに、それすらもしようとしないで知った気になっている。


これが一例なんだけど、本当に70年前と今は違うと言えるのか?
似たような報道は、それが事実だから、なんかじゃなくて大本営発表だからってことなんだけど気付いているのか?
事実ってのは是々非々をもって多くの角度から見ることを言うんだけど、そうなっていると思えるのか?
70年前と同じ歴史をまた繰り返すことになりそうだが、いったい、日本人はいつになったら自覚するのだろうか。
たぶん、破滅のそのときまで気付くことは無いのだろう。
本日は私の生誕の日である。何回目の誕生日かは秘密だが、そろそろ誕生日を迎えるのが億劫になってきた、とだけ言っておこう。(笑)
さて、誕生日に関連して、周りの人たちは言う。
「生まれてこれたことを両親に感謝しなさい」と。
だが、これは、裕福とまでは行かなくても『まともな夫婦』から生まれた連中が、自分たちの環境だけを見て言っているセリフである。
前にも言ったが、私は両親に感謝などしていない。昔は感謝していたが、今はまったくしていない。
全ての負債を子供に押し付け、自分たちは勝手気ままに、己の欲望に忠実に老後生活を送っているからだ。
しかも、老後生活を送っているだけならまだしも、その生活において、さらに子供に負担を押し付けているのだ。
許容範囲内ならそれでもいいだろう。
しかし、今、私の置かれている状況は許容範囲内をはるかに越えている。怒りすら覚える負担なのである。
これで感謝しろ、なんて不可能だ。まともじゃない夫婦から生まれた子供たちは両親に感謝する必要など無い。与り知らぬ不幸を背負ってまで感謝する、なんてのは間違っている。


とまあ、私の持論はさておき、最近、巷では大連立がどうとか言い始めているようだ。
東日本大震災があったんで、安定した政府が必要だろう、などという戯言を駆使して、大政翼賛会への道を走り始めたらしい。
はたして国民はどう判断するだろうか。
日本人は相当の馬鹿集団であるから、「非常時だから仕方がない」などと考えてしまうかもしれない。
だが、この考え方は大間違いである。
大政翼賛会は70年前に日本中をどん底に叩き落した太平洋戦争時代の悪しき記憶でしかないのだ。それをまた繰り返すつもりなのだろうか。
一年前に私は、日本人は十年一日で70年前とまったく変わっていない、と指摘したが、なんとも、その通りみたいで眩暈がする。
太平洋戦争でいったい何を反省したのだろう。少なくとも団塊世代は、太平洋戦争時代の大政翼賛会について否定的な教育を受けているはずなのだが、戦争経験者であるはずの団塊世代の親たちは何も教えなかったのだろうか。
大政翼賛会は完全な独裁政治であり民主主義からは程遠い制度である。
やったが最後、緊急時の暫定なんて言葉は、舌の根も乾かないうちに翻すこと間違いなしだ。
またマスゴミも大政翼賛会と一蓮托生だから賞賛はしても絶対に批判はしない。
政府に国民の声は届いていないという言葉は正解なのだが根本的に間違っているのである。
マスゴミは国民の声を届けるつもりなんてこれっぽちも無い。洗脳することしか頭に無い。
それは新聞テレビの偏向報道で既に示されてしまっている。事実とは是々非々をもって流されるものなのだが、今の報道は事実とはかけ離れた報道になっている。
こんな連中が大政翼賛会を形作れば、悪法が罷り通り、検察は横暴を極めて特高警察に回帰し、大本営発表の情報統制化の中で国民の自由は全て奪われる。
福祉など脇に追いやり、負担だけが莫大に増加する。
そんな暗黒の時代をまた繰り返すつもりなのだろうか。日本人とはそこまで大馬鹿者なのか。
そもそも、参院選で菅執行部は否定されたのは確かだが、2009年衆院選で自民党も否定されたのだ。国民が否定した双方の大連立など、もっとも国民が望むべき姿からは程遠いものとなるのである。
それでも大連立という名の大政翼賛会を良しとするのか。
もう一度言うが、緊急時だから、というセリフは単なるまやかしである。緊急時だからこそ、健全な与野党関係がなければ、それこそ国は破綻する。なぜなら反対する者が誰もいないからだ。反対する者がいないということは、どんな悪法であれ、検証すらされずに成立してしまうことを意味するのだ。
何度も言うが、それを70年前に日本は知ったはずだ。学んだはずだ。
あの時も関東大震災を機に、世界大恐慌を経て、日本はどん底へと落ちていった。
それも当時の政財官軍+マスゴミといった既得権益集団が道を誤らせたからだ。
今現在、そのときとまったく同じ道を辿っている。軍が検察の検になっただけで、まったく同じ道を歩み始めている。
また、70年前の悲劇を繰り返すつもりなのか。本当にそんな世の中になってもいいのか。
こればっかりは喉元過ぎれば、は通用しない話である。というか、喉元過ぎれば、という喩え自体間違っている。
緊急事態だからこそ、現在、小沢氏と鳩山氏は黙っている。それはまず、予算を成立させて、支援や復興のための手順を組むためなのだろう。
それを邪推し、「小沢と鳩山は何もしない」と否定的に見ている人間がいるようであるが、本当にそうなのかどうかはこの二人が大政翼賛会に走るか走らないかで見極められるはずだ。走れば批判すればいい。しかし走らなかったときは自分たちが風評被害の加担者であることを深く反省しろ、と言いたくなる。


70年前と比べるなら、危うい道へ歩み出していることに気づいている人たちは、まだ多い。
また当時と違って情報が多角化し、一人で抱えなくても、同志がいることが分かるから、大丈夫な時代にはなっている。
それでもまだ足りない。
傲慢で自己主張の激しい大阪府の橋下や東京都の石原なんかが当選できるようでは何も変わらない。
国民一人一人が、現在が70年前と同じであることに気がつかないと取り返しのつかないことになる。
悲劇が始まってからでは遅いのだ。
ただ、日本人は悲劇の真っ只中にいても自覚が無いことが多いので頭が痛いところではあるのだが、いや、本当に北朝鮮やオウム真理教のマインドコントロールを笑えない。
今度の統一地方選で自民党と(菅執行部に付き従う)民主党以外の候補者たちに票が集まることを心から願う。
『今』なくして『未来』はない。
『未来』を本当に憂いでいるならば、1999年のように、大政翼賛会を阻止するために、国民が選挙権を放棄することなく行使してほしい。
3月11日の東日本大震災から5日が経過した。
物不足、水不足といった現象が、震災被害のなかった私の居住地・石川県にまで押し寄せている。
そりゃ確かに、被災地は物不足に困っているだろうし、生活にも不便な思いをしていることだろう。
そちらに回す救援物資があってもおかしくないし、向こうからこちらに出荷するのも難しいことは認める。
たとえば、今日発売予定の週間少年誌は入荷されなかったこととか。
しかしだからと言って、何で、石川県に住む人たちまでもがパニックに陥っているのだろうか。
言っておくが、この地域は、ちゃんと電気も通っているし、蛇口を捻れば水も出る。
放射能に汚染されているわけでもなく、都会の水に比べれば、水道水でもはるかに美味しいし飲むことも可能だ。
それなのに何故か、コンビニやスーパーでは『水』が姿を消しており、懐中電灯を中心に非常グッズも底を付いている始末であるし、トイレットペーパーや灯油を中心に買占めまで起こっている。しかも奇怪なことに、食料品売り場で不足しているのは『水』だけなのだ。他の食品、カップ麺とか缶詰とかは普通に大量に置いてある。
本気でアホかと言いたい。
被災地や首都圏住まいの人なら、まだ理解できる。
これから、(絶対に避難したほうがいいと思うのだが)何日も自宅待機が命じられるかもしれないし、計画停電や計画断水なんかもあるだろうから、備蓄のためには、ある程度やむを得ないと思う。
しかし、この石川県は今のところ、何も起こっていない。何も起こっていないのに、どうして、『備蓄』に走る必要がある?
食料品売り場から『水』以外のものが消えたなら、それは来たる災害のための備え、と、まだ思えないこともないが、それにしたって馬鹿過ぎる。
『こうしている今』~『いつ起こるか分からない』という災害を想定して行動して何になる?
「起こってからじゃ遅いじゃないか!」と憤慨する人が多々いそうで、呆れてしまう。今の心意気をこれからずっと抱えて生きていくなら賞賛してやるが、そんな訳がない。
どうせ、一週間から十日ほど過ぎて、今、向こうで続いている余震が収まれば、また、普段の生活に戻るのだ。
今の自分のパニック状態を忘れて平常に戻るのだ。
んで、パニック状態に買い込んだモノに振り回されて立ち往生するのだろう。
まったく持って馬鹿の集まりである。被災地ならまだしも、今はまだ、何も起こってない地域で、この状態でパニックになってしまっていたら、いったい、本当に災害が起こったらどうなるのだろうか。
本気で、「もっと冷静になったら?」とツッコミを入れたくなる。
特に『水』に関してなんだけど、今日、複数のお店で聞いたら、どこもかしこも「被災地に送るので買っている地元のお客が多い」という答えだったので、石川県民の頭の悪さに眩暈がした。
もう一度言うが、今現在、石川県はちゃんと『水』が出るし、水道水でも充分飲める。
何で、『飲み終わったペットボトル』を洗って水を入れよう、という発想が無いのだろう? その気になれば、店で買うよりもはるかに安価で、大量の水を送ることができると思うのだが、どうも、そこに辿り着いている人は居ないらしい。
あと、急に節電を始めた店舗も多い。
なんだか経済産業省から通達が来たそうだけど、力いっぱい騙されちゃいないか?
石川県の基本は北陸電力。んで、その北陸電力からは「今のところ、計画停電は考えておりません」と、ご丁寧にウェブ上で貼り出されている。
理由は、北陸電力から東京電力に電気を供給できるシステムになってないからだそうで、ちゃんと調べてから行動した人はどれだけいたのだろうか、とさえ考える。
んで、素直にこう言って、神経質になる必要は無いんじゃないか?と進言したら、何故か周りはヒステリックになって私の考え方を否定した。
事実をありのままに伝えているだけなんだけど、ねぇ?
別に節電は悪いことじゃないと思うよ。地球温暖化を防ぐとか家計を助けるとかクラッキング火災を防ぐとかいう観点で考えれば、だけど。
でも、石川県だよ? それも片田舎だよ? 夜の11時過ぎに電気が点いているのはコンビニか飲み屋か外灯くらいだよ? 消費電力は首都圏の1/100以下だよ?
そんな地域で神経質に節電したって、その分が東京電力に回るわけでもないし、何の意味がある?って、考えるんだけどね。
同じように、県内のほとんどの行事が中止になった。被災地の人たちに悪いから、って、思い込んでそうなったらしい。
これと同じようなことが被害が無かった日本中で起こっているらしいけど、おかしくないか?
ただでさえ、震災の関係で、これから日本は不況期に陥ると言われている。まあ、さすがにこれは私も間違いないと思う。
でも、だからと言って全ての行事を中止にする意味は無いだろう。そんなことをしたらますます日本中が暗くなって不況の底なし沼に嵌ってしまうよ。
しかも、今の日本政府は菅と言う大ボケがやっているわけで、早速、この震災を悪用して、やれ消費税増税だの、子供手当て、高校無償化、高速道路無料化を凍結しようとしている現実があるわけで、ちゃんと、考えないとでっかい落とし穴に落ちるんだけど?
これも言ったら否定された。被災地じゃ困っている人たちがたくさんいるのに、何を自分だけ楽しようとしているんだ、と。
そうかぁ?
否定した連中こそ、もっと冷静に考えた方がいいんじゃないか?
今現在、日本は1000万人が年収200万以下のワーキングプアで、3割が年収300万以下。んで、平均の年収も400万台まで下がっている。
んで、子供手当てと高校無償化が制定された代わりに扶養控除は廃止されたんで、今年から所得税は子供一人につき年間38,000円(年間所得330万以下なら19,000円)増税になることが決まってるし、社会保障料もまだ増加傾向にある。その上で、消費税がアップされて本当にやっていけると思っているのか?
子供手当てや高校無償化は少子化対策だし、高速無料化で流通費用軽減による景気回復効果が期待できる施策だ。
それを放棄したら、ますます少子化は進むし、景気悪化も加速する。
しかも、日本政府だよ? 鳩山政権時代ならともかく、今の菅政権は21世紀の自民党政権と同じなんだよ?
暫定とか時限立法とか言ったって、延長延長でなし崩しに恒久化されるのは目に見えてるじゃない。そんなことも分かんないの?と本気で思ったよ。
こういうのを、被災地の人たちと思いを共有したいというその場限りの自己満足という。
それだったら山ほど救援物資を持って被災地に行けばいい。そっちの方がよっぽど感謝されると思うけどな。
まったく無傷の地域で現場も知らない人間に「私たちもあなたちと同じで色々我慢してるんだよ」なんて姿勢見せたら、逆に顰蹙(ひんしゅく)と怒りを買うんじゃないか?
加えて、生活が破壊される未来は無視ってんだから、あまりの思考回路の欠落振りに辟易する。
てことで、ここ数日の石川県内の動きにはとことんうんざりしている私だ。
(言い方は悪いが)数百万人を救うために、数千万人の生活が破壊されていいものだろうか。
ついでに言うなら、消費税アップは当然被災住人にも及ぶ。
今回の震災は確かに酷いものであることは認めるが、だからと言って、それだけに目を奪われて、本当に大切なものを失うことに気づいた方がいいと思うのだが、どうやら、そういった考えは微塵も無いらしい。
あとで泣きを見ても知らないぞ、と言いたいけど、そこには私自身も含まれる。
本気で日本国民の馬鹿さ加減には反吐が出る。
前回の更新から三ヶ月が過ぎ、新しい年になっていた挙句、なんだか広告も入っていた。
この間、何をしていたかと言えば、オフの自由時間をクリスマス、年賀イラストに勤しみ、現在も受験生エールイラスト作成中だったりする。
と言うか、やっぱり時間の経過に速さを感じて仕方がない。実のところ、私自身は1つあたりのイラスト作成時間ペースは変わっていない、と思っていて、しかし、現実は昔よりもはるかに時間がかかっている現実がのしかかっているのだ。
人は歳を取ると鈍くなる、と言われているが、それは正解だな、と考える。ただ、それは時間の流れに徐々についていけなくなっているって意味で、それを衰えと言うのだろう。


はてさて、本日、愛知県で県知事選、名古屋市長選、そして、市議会の解散を問う住民投票というトリプル選挙が実施され、愛知県民並びに名古屋市民は、大村秀章氏を県知事に選び、河村たかし氏を名古屋市長に再任させ、名古屋市議会の解散を選択した。
これはとりもなおさず、既得権益集団に対する平和的クーデターと言っても過言ではないだろう。
愛知県は民主王国と呼ばれるほど、民主党が圧倒的に強く、前回の衆院選でも15選挙区完全制覇を達成していた。
私的には今回の選挙について、民主党が敗北した、とは思っていない。敗れたのは、菅執行部なのだ。
菅や仙石、前原、渡部、生方、枝野と言った己が権力欲に駆られて既得権益集団に魂を売り渡し、2009年に政権交代を実現させた『国民の生活が第一』という理念を踏みにじった連中が敗れたに過ぎない。しかも、この連中が支援した候補は自民党も相乗りしていて、と言うことは、少なくとも愛知県民と名古屋市民は『国民の生活が第一』を推進させようとする大村氏、河村氏を選択したに過ぎず、それがイコール民主党の敗北ではないことを意味しているし、この結果はいまだ、『国民の生活が第一』を理念に掲げた民主王国が存在することを知らしめたということになる。
それでもやっぱりと言うか何と言うか、世界中から忌み嫌われ信用の欠片もない日本の大手マスゴミは嬉々として、民主党敗北を伝えている。しかも、どういうわけか、この時期に大相撲の八百長問題を大々的に取り上げ、愛知のトリプル選挙から関心を逸らそうと姦計をめぐらせいることが明らかだった。
本気で、そろそろ日本国民は気づかないといけないのだが、政界において、相当重要なウエイトを占める出来事があるたびに、タイミングよく、別のことで大騒ぎするマスゴミの姿勢は明らかにおかしいだろう。
新型インフルエンザ報道による民主党代表戦潰し、捏造裏献金疑惑による国民救済法潰し、消費税導入時のリクルート事件など、挙げれば切りがないくらいタイミングがおかしい事件が起こっているんだけど、気づかないお馬鹿が多いのは推理力とか想像力以前に、何も考えず流される輩が数多くいるからとしか言いようがない。


さて、愛知県トリプル選挙に戻るが、上記の通り、少なくとも愛知県民はまだ『国民の生活が第一』を掲げる『2009年時の気概を持つ民主党候補者』であれば、支持していることを知らしめてくれたのは、ありがたかった。
大村氏にしろ河村氏にしろ、あの当時の民主党の理念を忘れていない候補者が当選しているし、愛知県民は当然、この二人が民主党系の候補者であることを知っているのだから。
できるなら日本国民の大多数がそうであってほしいと願うのだが、それは高望みに過ぎないような気はする。
それだけ私は日本国民の意識は低いと思っているからだ。
しかし、今回の二氏の勝利は、既得権益集団がバックにいるのは誰であるかを、ちゃんと見極められたがための勝利であるからして、別に、国民は民主党を見限ったのではなく、民主党内の一部の権力の権化どもに三行半を突き付けた、という見方が正しいのではなかろうか。
んまあ、それでも菅、仙石、前原と言った現執行部の馬鹿者どもは岡田克也氏に一切に責任を押し付けて、自分たちはのうのうとする気満々だろう。
私は岡田氏が哀れで仕方がない。
氏の性格を考えれば、今の立ち位置は自分の理念とは正反対であることに気づいているだろうに、愚直な性格が災いして、それでも執行部の方針に従わざる得なくなっているからだ。
ならば、一地方選挙だから国レベルで計るのは間違いなのだが、それでも今回の選挙の責任を取って幹事長職を退いてほしい。
小沢氏や鳩山氏と同じように一兵卒となって行動の自由を得た方がいいのではないかと思う。


話は逸れてしまったが、愛知県民が見せてくれた結果は、今なお、既得権益集団を毛嫌いする帰来が残っていたことを証明してくれたことに尽きる。
誰がなっても変わらないなら官僚に任せてしまおう、なんて諦める必要はどこにもないことを教えてくれた。
大村氏や河村氏がどんな県政、市政を担うかは興味深く見せてもらう価値はある。
そして、小沢氏と鳩山氏を支持するグループ総勢180名は今こそ、現執行部を打倒するための行動を起こすべき時が来た。
地方選の前に集団で民主党を離党し、国民新党に合流するなり、新党を立ち上げるなりして、『国民の生活が第一』を推し進めるべきである。そこに比例区で復活当選した連中が含まれていようとも、現執行部から文句を言われる筋合いはない。なぜなら現執行部は『自民党』と書いた有権者の一票によって復活当選しておきながら、離党した挙句、権力欲に塗れた与謝野を抱え込んでいるからだ。
国民は民主党を見限ったのではない。
国民が見限ったのは、悪徳官僚や既得権益集団に癒着する旧来自民党となんら変わりない現執行部たちだけだ。
今日、私が応援する中日ドラゴンズが、セ・リーグCSファイナル第4戦において、東京読売ジャイアンツの粘りを振り切って、サヨナラ勝ちで、見事3勝1敗で日本シリーズへとコマを進めることとなった。
それは大変喜ばしい。
諸手を挙げて万歳三唱モノである。
だって、ドラゴンズファンなんだから、応援するチームが勝ち進んでいるんだから嬉しくないわけがない。
本来なら興奮の坩堝のような文章を書くのが当然なんだろうけど、それにあたかもバケツいっぱいの冷や水を浴びせるような記事が同時に配信されていたので、はっきり言って憤慨してしまって、CS突破の歓喜がどこかへ飛んでいってしまった感がある。


どうやら日本シリーズの中継を地上波で、1、2戦および少なくとも第5戦はやらないそうだ。


理由を見せてもらった。
なんでも中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズでは視聴率が望めないからだそうだが、果たして、こんなことを決定した連中は今日の中継を見たのだろうか。
ドラゴンズファン、巨人ファンならずとも、今日の中継を見たならば、絶対に視聴率云々なんて言葉は出てこないはずである。今日のような試合が日本シリーズでは続くのだ。それを、頭から、しかもやる前から勝手に判断して中継しないそうなのだが、じゃあ、その時間、いったい何を入れるつもりなんだ?とか思う。くだらないバラエティを流すよりはハラハラドキドキの真剣勝負の方が絶対に誰しもが見ると思うのだが、ここにも日本マスゴミの馬鹿っぷりが如実に表れている。
確かに近年、巨人戦の視聴率は下落の一途を辿っている。
しかしだからといってプロ野球の人気が下がっているかどうかと問われれば、おそらく、そんなに下がってはいないことだろう。
これまでは広島と名古屋を除けば、首都圏と関西に集中していたプロ野球が福岡、広島、名古屋、仙台、北海道と分散され、各地で独立リーグだって始まっている。
つまりは、ファンの分散化が加速したってことなんだ。
それまでは中継といえば、全国ネットでは巨人戦しかなかったから『なんとなく巨人ファン』ってのが多かったんだけど、地元にチームが来れば同然、大多数の人たちは、そのチームのファンになる。当たり前のことだ。
私だって、もし石川ミリオンスターズがNPB傘下になるなら、ドラゴンズには申し訳ないが、当然、ミリオンスターズを応援する。
逆に言えば、巨人しか知らなかった地方の人たちが自分たちの地元にチームが来ることにより、熱気を持ってそのチームを応援するようになるわけだから、プロ野球ファンは増加傾向にあるのではないだろうか、とか考える。
また、そのことが巨人戦の視聴率低下に繋がっているのは自明の理で、しかも、放送各社のあまりに偏った巨人びいきの実況解説に加えて、スポンサーの意向を重視するばっかりに、攻撃が始まってもまだCMを流し続けてCMの間にツーアウトになったりするならまだしも、ヒットやホームランが飛び出したりしていて、それが見れないものだから、誰もテレビを見なくなってしまったってだけのことであり、それはプロ野球の所為ではなく、日本マスゴミの放送姿勢が最大の要因であるといっても過言ではないだろう。
私も、ドラゴンズを応援している人間ではあるが、はっきり言って地上波の中継はまったく面白いとは思わないし、見たいとも思わない。なぜなら試合そっちのけで全然違うことを実況解説が延々と喋り続けることは日常茶飯であるし、ドラマや映画の俳優をゲストに呼んで野球とは関係のない宣伝を、試合中にやって、試合への関心を尽く奪っていっているからだ。
こんな中継を垂れ流せば、そりゃ視聴者は当然離れていくに決まっている。視聴者が見たいのは試合であって、全然違う話を聞きたいと思うわけがない。これはサッカーJ1やトヨタカップ、バレーボール世界大会でも同じことが言えて、タレントを呼んだり別の宣伝をしたりして、試合がそっちのけになるから視聴者は嫌気が差すのだ。
それを巨人人気の低下だのプロ野球の衰退だの言ってもらいたくないもので、日本マスゴミの凋落振りが視聴率を奪っている現実をいい加減直視して、責任転嫁しないでもらいたいものである。
まあ、日本マスゴミで働いている大半の頭の中は脳みその代わりに腐った味噌が詰まっているので、もうすでに「面白い番組作りしよう」という意識は欠片も無さそうだけどな。
こんなテレビ局が日本を覆いつくしているなら、地デジになったところで宝の持ち腐れ。意味はない。私は本気でテレビ難民でもいいやと考えているほどだ。


さて、本気で日本シリーズ中継がないことに憤りを覚えるわけだけど、それをドラゴンズやマリーンズに責任転嫁するのは本気で許せない。
自分たちの放送の仕方の最悪さが本当の視聴率低下の根本的原因だというのに、あたかもドラゴンズやマリーンズの所為にする報道の仕方は、もう最低である。
言っておくが、ドラゴンズ、マリーンズの試合を見たことがあれば、東京ドームの偽者ホームランだけの巨人戦よりもはるかに白熱した『プロ野球』の技が堪能できることを知ることができるのである。
それを蚊帳の外に追いやってまで、自分たちの責任を棚上げにする日本マスゴミの末期症状振りは政治、経済、スポーツの分野のみならず、すべてを覆い尽くしているようだ。
いっそうのこと、NHKプラス民放5社を見限ったほうが有益にテレビライフを過ごせるのではなかろうか。
大阪地検の前田元検事が逮捕されて以来、大阪地検だけを狙い撃ちにした逮捕劇が相次いでいる。
よっぽどの馬鹿でない限り、誰しもが分かっているくらい、これは検察が自己保身のためだけにやっているトカゲの尻尾切りであることは明白なんだけど、今回ばかりは、どうやら新聞テレビ至上主義者であっても、半分くらいは、この現実に気づいているようだ。
んまあ、これだけあからさまにやっていて、それでも気づかないとしたら、そいつの頭の中は脳みその変わりにプリンが詰まっているか壊死を起こしているかのどちらかだろう。要はロジカルに想像するって部分が欠落してるってことである。


さて、何故今回、『よっぽどの馬鹿でない限り』と結論付けられたかと言うと、例の耳かき殺人事件で林貢二被告が、検察側調書を否定した報道が流れたことに端を発していて、まあ、この被告が、本当に殺意があったかどうかは裁判によって明らかにされていくわけなんだけど、この被告が検察が調書を「作文されたもの」と言ったことを、今日、話した、つい最近までは、すっかりテレビ新聞の言い分を信じ込んで「小沢は悪い奴だ!」と気勢を上げていたというのに、「大阪であんなことがあれば、そりゃ検察調書は否定する人もでてくるだろうね」と至極冷静に感想を述べ、否定した被告に対しては別段、「何、嘘を吐いているんだ」と罵らなかったからだ。
私も正直言って、この被告に殺意があったのではないかと疑っている。疑っているのだが、所詮、調書を取ったのが検察であり、しかも密室でやっているものなんだから好き勝手に作文している、という事実は既に世間に蔓延しつつあり、イマイチ信じられないのは自明の理、検察側からすれば自業自得でしかないということだ。
でもやっぱり、まだ『推定無罪』の意識がない馬鹿は多い。
この国は法治国家なわけだし、起訴されようが裁判で無罪と判断されれば無罪なのである。つまり、裁判が始まる前から被告=有罪という悪しき慣例はまだまだ日本に深く根付いていて、これを引っこ抜くのは相当難しいだろうな、とか考える。
かく言う私も、私自身の中では必死に『推定無罪』の意識を強く持とうとしても、まだ、どこかに被告=有罪、悪いことをしたんじゃないかという疑いを持って考えてしまう節があって、これじゃ私も風評被害の加担者じゃないかと、本気で内心、忸怩たる思いを抱いてしまう。
無自覚よりはマシかもしれないが、こんなもの五十歩百歩に過ぎない。


はてさて、何やら検察トップの大林検事総長が国民に謝罪したようではあるが、頭を下げて済むなんて本気で考えているとしたら大笑いだ。
もっとも、日本には『よっぽどの馬鹿』が多いから、「深く反省しているようだから今後はするなよ」と思う人がいることは否めなくて、本当に今後、同じような冤罪裁判が発生しないためにはどうすればいいか、というところまで頭を回さない人が多いのもまた現実である。
今回の耳かき殺人事件でも、被告が検察調書を否定したことについて、それを見た人が何故、「嘘を吐くな」と言わなかったかというと、結局は密室取調べなだけに実際のところが分からないからに他ならない。そして、ようやく、そこに到達したことは、少なからず国民意識が上がっていることを意味している。
それでもまあ、それまでのマスゴミ報道が相も変わらず推定有罪で垂れ流していたものだから、それを真に受ける人間がいるのもまた現実なのだ。
しかし、今日、話した人は取り調べの可視化まで言及していた。本当に意識が上がってきたと思う。
人間誰しもが、『真実』には到達できなくても『事実』に到達することの大切さを、ようやく理解できてきたようである。
当然だな。いつ何時、自分が冤罪被害者になってしまうか分からないのが日本という国なんだから。


何度も言うが、今回の林貢二被告が本当に殺意があったのか衝動的だったのかはなんとも言えない。
殺意がない限り『殺人罪』は適用されることはない。
江尻美保さんを殺害した、その事実は認めたようであるが、殺人罪が適用されるかどうかは分からない。殺人罪は無条件で死刑判決なのだが、衝動的で殺意がなければ傷害致死だ。傷害致死で死刑になることはないだろう。それであるならば押尾学被告の場合も被害者を放置したことで殺人罪が適用されることになる。
だから、結論は裁判で明らかにされることであって、判決が出るまでは我々のような一般人は経過を見守り、顛末で知るしかないのである。
勝手な憶測は風評被害の加担者以外の何者でもない。
結局、起訴される人たちの本当の声を知るのは取調べの可視化しかないのである。
検察が本気で信頼回復するつもりがあるのであれば、自ら可視化に踏み切るしかない。
私は林貢二被告に殺意があったかどうかなんてなんとも言えない。どちらかと言えば殺意があったんじゃないかと思っている節はある。それは否定しないが、それでも判決が出るまでは『計画的犯行』であったとしても『殺害目的』扱いするような真似だけはしないでおこうと考えている。そういう話題になったとしても裁判の結果で判断する、と答えるのが正しいあり方だろう。
さらに言えば、もう何度も指摘してきたとおりで世界中から信頼されていない日本のマスゴミが、今度は、身内の涙の陳情とか持ち出して、検察さながらの精神的圧迫感を与えて殺人罪に仕立てようと躍起になっているから余計、疑わしく感じてしまっている。
被害者は確かに可哀想だと思う。しかし、本当に林貢二容疑者に殺意があったかどうかはまだ分からない。この時点で被告を責めたくはないし、また、そうでなければいけないと思う。
刺したことは糾弾されても仕方がないが、殺意を持っていたかどうかは勝手に判断することは決してしないでおこう。
そういう風に考える意識を持つ人が増えてきつつあることは良いことではなかろうか。
はてさて、随分遅くなったけど去る10月1日に、私が応援する中日ドラゴンズは4年ぶりのリーグ優勝を果たしたわけだけど、その話は実のところ、もうちょっと後にしようと考えている。
と言うのも、今現在、本館看板娘たちによる優勝記念イラストを作成中だからだ。
てな訳で、今しばらくドラゴンズの優勝に関する喜び溢れた文章は後にさせていただくことをご了承願いたい。つっても、最近はあんまり更新していないからほとんど誰も見ていないのではないかとか思うけど。うん、虚しい。


さて、一昨日だっただろうか。
民主党の小沢一郎氏が検察審査会なるもので二度目の起訴相当が出て強制起訴になったそうだが、いったいこの検察審査会に選ばれた11人は何を持って『起訴相当』にしたのだろうか、疑問の余地が溢れすぎていて論ずる気にすらなれないわけなんだけど、この決断が、また税金の無駄遣いだってことに気づいていないところに、日本人のあまりのレベルの低さにもう諦めの境地に達してしまいそうだ。
昨日も「これで小沢は終わりだね」なんてニコニコ笑顔で話している馬鹿がいたけど、今回の強制起訴で終わったのは小沢氏じゃなくて日本だって気づいていないんだから、目隠ししたまま、そのまま谷底へと落ちればいい。
どうせ証拠が何もないんだから裁判にすらならないし、それ以前に裁判をちゃんと開けるかどうかが怪しいものなんだから、裁判所は最初っから起訴を棄却してもらえないものかとか思う。
裁判所だって、何をどうやったって有罪になんてできないんだし、やるだけ無駄だって分かっているだろうに、弁護士が選べないとか言い出してずっと引き伸ばしになるんだろうな。元々、裁判所も検察も「やりたくない」ってのが本音だし。


とまあ、小沢一郎氏の話を今回するわけじゃなくて、どうやらプロ野球、パ・リーグの楽天イーグルスの次期監督が星野仙一に決まりそうだってことで話題になっている。
私から言わせればお似合いの人事としか言いようがないな、これは。
イーグルスファンの人には申し訳ないが、私は楽天という球団が今さら言うまでもなく大嫌いである。なぜならこの球団は読売とオリックスと創価のバックアップを受けている球団であり、そもそもが単なるライブドア潰しのためだけのピエロに過ぎないからだ。それは2004年の球界再編騒動を知っているプロ野球ファンであれば誰しもが知っていることで、これを知らないのは単なるニワカである。
よって、球界の小泉純一郎と謳われるスーパー詐欺師・星野仙一がイーグルスの監督になるのはなるべくしてなったというだけであり、何の驚きもない。どうせ、契約期間が終われば巨人の監督になるってのが規定路線だろうからな。ついでに言うならあのドけち三木谷が星野のような無駄金喰いを登用できる最大の皮算用は間違いなく岩隈資金と見て間違いないだろう。どこまで値をつけるかは分からないけど、岩隈をポスティングにかけることによって、どうだろう? 30億~50億を見込んでいる、と言ったところか。
イーグルスファンには秘されて、救いの手が差し伸べられない可能性があるんだけど、イーグルスの選手たちは星野がいなくなるまで辛抱してもらいたい。奴は間違いなく暴虐の限りを尽くす暴君なのだ。


さて、私はドラゴンズファンな訳だから、9月に入ってからの読売と関西系列のマスコミを中心にした、小沢一郎氏バッシングに匹敵すると言っても過言ではない猛烈なドラゴンズバッシングがあったことを知っていて、しかし、普段、聡明なブロガーの方の一人で、ブログでもツイッターでも政治に関して、やれ偏向報道だの、大本営発表だの言ってる割には、どうしてドラゴンズバッシングに関しては何も言わないのだろうかと疑問を抱く一ヶ月でもあった。
これがおそらく、ドラゴンズではなくスワローズ、カープ、ベイスターズが巨人とタイガースと争っていたとしても同じバッシングが吹き荒れていたことは想像に難くない。やれ、経済効果だの、チームが地味だのと言った具合にだ。
特に読売はドラゴンズの親会社が新聞社だけに叩くことに余念がなかったようで、それでも政治の世界とは違い、プロ野球界は偏向報道に惑わされることのない実力社会であることが証明されて、これが日本に残る唯一の良心かもしれないな。
話はちょっと逸れてしまったが、聡明なブロガーの一人についてなんだけど、政治に関して噛み付く割に、スポーツ報道には無関心のその方は、むろん、私なんぞよりも世の中のことをよく知っていて、頭も良さそうなんだけど、それでも普段アレだけ、偏向報道に疑問と怒りをぶつける御仁がどういうわけか、ドラゴンズバッシングには無言を貫き通している姿が解せなかったんだけど、今日、その理由を理解した。
どうもこの人、タイガースファンであり星野信者であるようで、星野を正義と信じて止まないような感じだったのだが、なるほど、5年前に小泉の詐欺に引っかかっただけあって、今回もいまだに星野詐欺に引っかかっていることに気づいていないようである。
星野がまともに見えるようなら、結局、その人は本質を見抜くことができない人ってことになる。小泉の本質を見抜いたことで、本人は「自分は本質を見抜ける方」だと自負していたようではあるが、私から言わせれば、「そうかぁ? それって思い込みじゃないのか?」とか思う。
これも散々言ってきたんで星野の虚像について事細かに書くつもりはないし、今回は星野のことなんてどうでもいい。
要は、偏向報道に対する認識というものを持っているようで持っていない人がいるって話だ。
そう言えば、長妻氏が厚労相を解任されたときもこの人は「長妻は逃げた」とかツイッターで呟いていたようではあるが、何度も言うように私は長妻氏を評価している。今回の解任は長妻氏が人事に手を突っ込んだことによって官僚べったりの仙石が切ったと言うのが真相なのだから、ひょっとしてこの御仁は本質が全然見えていないんじゃないかとさえ思う。
最近は岡田克也氏に対しても批判的なようで、しかし岡田氏は外務大臣としてよくやっていたし、何度でも言うが基地問題は外交じゃなくて防衛だから岡田氏は何の関係もない。それが幹事長にされたってことはこれも降格人事なんだ。
岡田氏も閣内にいると仙石にとって邪魔者だってことになるわけなんだけど、それは本当に気づかなかったのだろうか。しかも、その後任は鳩山内閣時代に何もできなかったボンクラ前原なんだから岡田氏と長妻氏はやり手なだけに官僚が外したがたって裏返しじゃないのか、とか思わないものなのだろうか。


もちろん、私が本質を見抜いていない可能性は否定しない。
しかし、あれだけマーケティング理論を持ち出したり、前にマスコミ関係で働いていてそこに疑問を感じていた割には、星野と小泉の本質が同じだってことが分かっていないようだし、岡田氏と長妻氏のことも誤解しているように感じる。本当に仙石にとってこの二人が扱いやすいなら閣内に残るはずなのに残っていないんだから、岡田氏と長妻氏は優秀で好き嫌いではなく、全体を見て是非をちゃんと見抜くことができる人材ってことになる。
本当に気づいていないのだろうか。気づいていないのだとしたら、私は、その人に対して見方を変える必要がありそうだ。
前回のブログ更新からあっという間に1ヵ月半が過ぎた。
ちなみにこの間、何をしていたかと言えば、まず休みがなかったし、平常業務でも(サービスを含む)残業が多かった。
お盆休みのころは本館の残暑見舞いを一生懸命書くくらいしか時間がなくて、気がつけば一ヵ月半の経過である。
ホント、時の経つのは早い。
さて、今、巷では民主党代表戦の話で盛り上がりを見せているようで、どうも旧態メディア(テレビ新聞)とインターネットの間で熾烈な情報合戦が繰り広げられているようだ。
何でも「民主党新代表にどちらがなってほしい?」という設問に対して真逆の結果が出ているとのこと。
どちらが真実を言い当てているのかは私には判らない。と言うか、結果は投票権を持つ民主党の議員、民主党員、民主党サポーターの連中がテレビ新聞インターネットのすべての媒体に目を通して判断しているかどうかだろう。
ただ、現職大臣たちは自分たちのクビがかかっているので、自ずと菅総理支持に回ってしまうのは仕方がないので批判するつもりもない。
別に菅総理の下で国民のための政治を行う気があるならそれはそれで構わないからだ。
できるかどうかなんて判らんけど。

はてさて、話は戻るが、言うまでもなく、旧態メディアは世界中から信用されていないわけだが、それでも何故か国内では信用のトップに位置し、老若男女問わず、誰しもが「テレビや新聞が言っているから」と平然と語り、その情報に対して、少しも自分で検証しない風潮が今なお、世間を色濃く覆ってしまっている。
もちろん、テレビ新聞が流す情報、すべてを嘘とは言わない。
最近は、どうしても一国の総理を選ぶ代表戦だけに小沢一郎氏も『生放送』に呼ばなければならず、その結果、ほんの少しだけ『事実』が流れ始めている。
しかし、それでもやっぱり、まだまだ小沢一郎氏悪人説は根深い。
私自身は何度も言っているが、小沢氏が好きか嫌いかで言えば嫌いだし、信用できるかできないかで言えば信用していない。ただし、支持するかしないかと問われれば支持すると答えるほど、政治とは人ではなく政策の中身で判断するものだと思っている。
少なくとも菅総理は去年の総選挙で国民が望んだ『政権交代』を逆行させたことは確かだ。だから支持しない。
ところが、問題は投票権を持つ連中がどう判断するかである。
今回の代表戦について、国民に選ぶ権利はない。見守るしかないのだ。
よって、代表権を持つ民主党関係者がテレビ新聞を鵜呑みにして菅総理を再選させるのか、それとも民主党が政権交代を果たせた最大の目標を達成させるために小沢氏を就任させるのかにかかって来る。
ただ、はっきり言って去年の総選挙で国会議員になった人たちは小沢氏を選択しないと、自分たちのクビが吹っ飛ぶことをどこまで理解しているだろうか。
まず、今のままでは次回の総選挙では当選できない。なぜなら新人議員たちは民主党マニフェスト実現のために選ばれたのだから、それに反する行動を見せる菅総理を支持するようなら絶対に支持者は離れてしまう。
それをどう理解しているか、なのだが、正直不安だ。
そもそも今回、小沢氏が攻撃されているのは『政治とカネ』の一点のみで政策論争を期待する国民からすれば、菅氏の発言そのものに違和感を感じてしまう。
別にクリーンじゃなくても国民のための施策が成されるなら、それは問題にすらならないことで、しかも、新聞テレビは意図的に語らないが、起訴されたところで小沢氏の無罪は確定なのである。と言うのも有罪にできるなら検察が不起訴にするはずがないし、しかも懲役刑ではなく罰金刑。本当にこれが国を揺るがすほどの事例なのかと思わない人の方が異常なはずなのだが、なんとも新聞テレビ至上主義者は自身の生活よりも小沢氏の失脚の方がお好みらしい。
何でこんな馬鹿ばっかりなのだろう?
何度も言うが、小沢氏は説明責任を果たしている。それを単に旧態メディアがノーカットで流さないだけだ。それを知らずして新聞テレビ至上主義者たちは知った気になってるわけだから文字通り救いがない。
百歩譲って献金があったとしても、絶対にそれは収賄にも斡旋利得にも口利きにも繋がらないし、別に血税が一銭も使われていない。それの何が問題なのかを本気で教えてほしいものなのだが、どこも説明しないのに、新聞テレビ至上主義者たちは問題だと思い込んでいる。


小沢氏が総理になって大変なことになるかどうかはなってみないと分かる訳がない。
そりゃ、やる前から分かるのは予知能力者だけだし、いるなら会ってみたいものだ。
そもそもテレビ新聞が不安を煽るときの大半は大嘘か真逆だということは過去の歴史が証明している。
投票権を持つ民主党関係者たちは是非、本人たちの演説を聴いて、『情報媒体』すべてに目を通して判断してほしいところである。
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