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民間人が大臣席に座る。
それはまあ別に悪いことではないと思う。無能の世襲議員が官僚丸投げに徹すれば、という意味ではなく、無能な世襲議員ではまともに大臣職をこなせるはずもなく、それならば社会経験も豊富で聡明な民間人の方がよっぽどマシなことをできるからだ。
しかし、である。
だからと言って、先の選挙で落選したばかりの、いわば有権者が見限った『元』国会議員の千葉を国の役職に就けるのは如何なものか。それも法務大臣という、法律の全てを司る重要ポストなわけだから、『国民』が見捨てた『人間』に『国民』のための『法律』の番人など勤まるわけがない。むしろ、職権を乱用して国民に、落選させられた報復を敢行するかもしれない超最悪の危険人物になりうる人材なのだ。
ところが、それを平然とやるが、世襲議員ではないサラリーマン出身の総理大臣である。
いったい何を考えているのか。
麻生太郎という、総理の椅子に醜悪にしがみついた大馬鹿者が過去にいたが、はっきり言ってそれに匹敵するくらいの馬鹿だ。
自国の総理大臣という、言わば国の頭を馬鹿呼ばわりするのは、同じくらい日本国民である自分もお馬鹿であることの裏返しでもあるのだが、それを差し引いてもこの人選はありえない。
どれくらいあり得ないかというと、参院選大敗の戦犯である枝野、安住を許容し、無能の代名詞大臣・前原をいまだに留任させている以上(この場合、『以下』が正しいか?)の、あり得ないお馬鹿行為である。


民主党が最終的に支持を失くした理由は何も公約を守らなかったからではない。というか、報道されなかっただけで、鳩山政権下では結構守られていた。
付け加えるなら、支持を失くしたと言っても、比例得票数で言えば、自民党を大差で下している。それが参院選で負けたってことは、単に、摂氏二千度でも溶けるかどうか怪しいくらいの岩頭世代が、次世代の将来をまるっきり考慮せずに、短慮に過去のしがらみにとらわれた悪癖前例慣行に突っ走ったからである。
意訳すると、『国』じゃなくて『付き合い』で投票した馬鹿どもが多かったってことだ。それは一人区の結果に出ている。
「これから何をしてくれるか」で選んだのではなく「昔からこの人だったし」という馬鹿みたいな理由で選ぶという、よく、『世界基準』を口にしながら、もっとも『世界基準』から遠いことをやる無自覚馬鹿世代が日本を衰退させているとしか言いようがない。
だから、現役世代は、この団塊世代という大馬鹿世代の一票を無にしなきゃ、自分たちの『今』と『未来』が破壊されるってのに、それでも棄権を選ぶのだから、この国を慢性的に覆っている閉鎖的偏重意識は何とかならないものだろうか、と頭を抱えてしまうのだ。
なんせ周りにどれだけ訴えても、誰しもが考察しようともせず、自分たちの間違った常識に縋るのだから、たぶん、今、日本という国が衰退の一途を辿っていることにすら気付いていないことだろう。


さて、話は相当逸れてしまったが、民主党が最終的に支持を失った、最大の理由は、民主党支持者の大多数を占める『小沢支持者』である。
これは認めなければならない話で、小沢一郎がいるから民主党は支持されたのだ。
既存の悪しき習慣を打ち砕くことができるのは、『豪腕』で『壊し屋』の異名を取る小沢一郎しかいない、と思ったから『小沢一郎』がいる『民主党』を支持した人が多数いたのであるし、それは一説には1000万票~2000万票と言われているわけで、この票が半分以上、逃げたからこそ、民主党は敗北した。
原因は明らかだ。
あからさまな反小沢態勢を引き、また、批判を繰り返してきた現在の執行部にある。
それがテレビ上だけならまだしも、戦略面からも自分たちの勝手を通したから大敗したのだ。
私は、小沢氏が好きか嫌いかと問われれば「嫌い」と答えるし、信用しているかしていないかと問われれば「信用していない」と答える。
ただし、支持しているかどうかと問われれば「支持する」と答えるのだ。
それだけ小沢氏の掲げた概念は今の日本に必要だったからだし、また絶対にそうならなければ日本がやばいということを実感しているからだ。
もちろん、小沢氏の腹の中なんて私に読むことはできない。胡散臭いことだってやっているとは思う。いざ、自分が『首相』という立場に立ったら、掲げた理念とやらを覆すかもしれない。
しかし、情報収集すればするほど、決定的な証拠もなければ、悪く言われるほどのこともやっていないという『事実』にぶつかるのだ。
ましてや、私は本人を一度、直に見てきたことがある。一度だけだから全てを分かるとは言わないが、そこには風聞とはまったく違う『小沢一郎』がいた。
百聞は一見にしかず、とはよく言ったものだと痛感したほどだ。少なくともテレビ新聞でしか小沢一郎を知らない連中に比べれば、私は小沢一郎を知っていることだろう。
だからこそ、「支持する」するのである。
国政だから、好きか嫌いか、信用できるかできないかで選ぶわけにはいかない。嫌いだろうが信用できなかろうが、自分たちにプラスになって跳ね返ってくる施策さえやってくれれば、そんなことはどうでもいいのだ。


ところが、正反対に菅直人は国民を裏切り続けている。去年、民主党が総選挙で掲げた公約をあっさり破棄し、テレビ新聞に乗っかって、『自軍』の盟友を批判するという馬鹿げた行動に出たばかりか、選挙で落選した三行半押印の人物を法相に留任するというのだから、この国の秩序は破壊されたに等しいと言っても過言ではないだろう。
いったい、菅直人は何を恐れているのか。
菅直人は日本の総理である。日本の国民を守る責務を背負っている。
ところが、どうもやること為すことの全てが国民のためを思っての行動とは思えない。むしろ、国民にとって不利益ばかり被る施策を遂行するとしか見えない。
総理が国民を守ってくれるなら、国民だって総理を守るのだ。
それは沖縄県民が示してくれたではないか。最後の最後まで鳩山首相を信じ、一緒になって懸命に米軍基地の県外移設を県全体が後押ししていたんだ。
残念ながら、鳩山氏は自分の首と引き換えに何かの圧力に屈したようではあったが、それでも鳩山首相は沖縄県民のために必死にがんばっていたのだ。社民党支持者の人には伝わらなかったようではあるが、鳩山氏は本当に頑張っていた。最後の最後まで県外移設を模索していたんだ。


9月12日に民主党代表戦がある。
場合によっては、菅直人は究極の選択を迫られることだろう。
だが難しい話ではない。いくら古くからの付き合いだろうと、国民の意に背くような連中(具体的には枝野、仙石、渡部、玄葉、前原)を切ればいいだけである。
そうすれば、民主党支持者は戻ってくるし、こいつらが党を離反したところで付いて来る者などたかが知れている。むしろ、いなくなったほうが民主党のためには良いことなのだ。なぜならそいつらは『民主党支持者』から嫌われているのだから。
本気で国民のための政治を行う意思があるなら、新聞テレビに流されることなく、最良の方法を取るしかない。どうせ、日本の新聞テレビという大手マスコミは世界中からまるっきり信用されていないのだから、大好きな『世界基準』に合わせるなら、新聞テレビの戯言なんぞ切って捨てればいい。
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何度でも言うけど、私はマンガオタクであって、アニメオタクではない。
ちなみに、ラノベについてもそんなにオタクじゃないとは思う。
だから原作のマンガを繰り返し見ることはあっても、アニメになると、スルーすることも多々あって、気がつけば、聞いてる音楽が「え? これアニメソングだったの?」と後から知ってちょっとびっくりすることもある。
たとえば、最近、『とある魔術の禁書目録』って作品のマンガライズ版を、ちょっと立ち読みしたら何気に興味がわいて、一気に続刊上限まで一気に購入して、「へー、アニメもやってたんだ。どんなのかな?」などと、少し軽い気持ちで、見てみたら、
「え? そうなの?」
てな感じで思いっきり目が点になったんだけど、「を? なかなかいいリズム感の音じゃん、これ」なんて軽い気持ちで一年ほど前にDLした、川田まみって人の『PSI-missing―』って曲が、その『とある魔術の禁書目録』に使われていたことを初めて知ったこととか。
そんなこんなでマンガ版もアニメ版も一気に目を通したんだけど、それじゃどうにも物足りないってことで、実のところ、この連休(つっても土曜日は仕事だったんで日、月の二日間)、マンガないしアニメ以降になると思うんだけど、『とある魔術の禁書目録』の原作にしてライトノベルを一気に7巻~20巻を購入して読破する時間に充てたってわけだ。
うん。好奇心のエナジーって怖いね。でも1万内だったと思うからいいか。(ヲイ)


一気に読み切った感想なるものを書いてみるけど、なんとなく『日常の中の非日常』というより『裏社会』っぽい展開で、ちと……というか、結構グロい。
それも男女どころか老若男女問わず血だるまになるものだから、ティーンエイジ小説としては、結構殺伐としているし、健全な青少年に対しては物凄く、刺激が強いかな、と。
それとも今の学生たちはこういうものがお好みなんだろうか、とも考えないこともない。
主人公の特性やそれを取り巻く環境については、まだ掴みきれていないからスルーするけど、面白いな、と感じたのは『超能力』と『魔法』が同時に存在している展開だった。それと、『超能力』が先天性のものじゃなくて『科学』の裏づけで生み出されているところがなんとも不思議な気分だった。はたして人間はそこまで辿り着けるのだろうか。
だって、『異能力』と『科学』って、今の常識じゃ相反するものだもん♪
んまあ、私も本館のオリジナルラノベで『魔法』と『科学』を両立させてるけど、あくまで『魔法』の立場に立った『科学』でしかないので、『魔法』、『超能力』、『科学』の概念が、それぞれ独立して混在して成り立っている、ってのは本気で新鮮だったのだ。
ただ、それでもやっぱり中学生、高校生という設定で、学校まで出てくるし、普通の学園ドラマっぽい描写もあるのに、裏社会のどす黒い抗争に巻き込まれる、ってのは、どこか違う気がするのは私の頭が固い所為なのかもしれないな。


でもまあ、そんな中でもやっぱりティーンエイジ小説っぽいところは多々あって、恋愛要素というより、昔、物凄い極悪人だった奴らが、主人公にノされるたびに改心して仲間っぽくなっていくってのは王道だな、とか思う。嫌いじゃないけど、あんなにも変われるものだろうか?などと思ってみたり。
あとは、十代らしく、主人公はすっげえまっすぐで純白だ。現実じゃ、このまま、大人になるなんてことは絶対にないんだけど、ああいうところは良いし、想像の世界ならではのことで、だから良いんだと思う。
だって、『理想を現実にできる』世界は創造の世界だけなんだから。


それにしても14冊はさすがに多過ぎた。(笑)
本を読むのは苦痛じゃないけど、速読法なんてマスターしているわけじゃないんで、14冊読むのに二日かかったのはまあ仕方がない。
読書の秋にはまだまだ早いが、たまにはこんな連休もいいんじゃないかと自己満足に耽ってみたり。
これが日本という国なのだろう。
午後6時現在の投票率が40%割ということで、ヘタをすれば最終投票率は50%以下になるのではないかという気がしてならない。
んまあ、速報を見る限り与党の過半数割れは確実になっているようではあるが、これは菅首相の自業自得だ。人選ミスに戦略ミスが重なって勝てるとしたら、昭和時代の社会党と共産党しか相手がなかった時くらいと言っても過言ではないので同情する気にすらなれないし、予想通りだ。サラリーマン出身で労働組合がバックについているというのに、それをことごとく無視した菅首相が悪い。
というか、初めから参院選で負けるつもりでいたんじゃないか?
周りは皆、「んな馬鹿な」とか言っているんだけど、民主党と自民党の連立政権のための参院選敗北という風にしか見えん。民主党と自民党の連立なら表面上とは言え、安定政権には見えるもんな。
ただし、国民生活破壊政権になることは間違いない。
もっとも、こればっかりは別に各政党の責任とは思わん。
一番最初に言ったけど、あまりの投票率の低さだ。
良し悪しにつけ、『政策』は『生活』を必ず直撃するという意識がとんでもなく無さ過ぎる。本当に呆れてものが言えない。
今日、何人かのお馬鹿B層と話す機会があったのだが、「選挙に行くか行かないかは個人の自由だろう」と平然とのたまっている。
真性のアホだ。
何がアホかというと、中学生で習うような漢字を書けないだけならまだしも、意味すら分からないアホが権利を主張しているのである。本当に自分の言っている意味すら理解しているのか?とか思うし、もうこれ以上はお話にならないのでツッコミを入れる気も沸かなかった。


前にも言ったけど、これから三年間は選挙が無いし、民自連立政権は好き放題暴虐の限りを尽くすのが目に見えている。
さらに始末が悪いことに三年後に受け皿政党は存在しないのだ。なぜなら昨年、国民は自民党の受け皿として民主党を選択したからである。その民主党と自民党が結託して、どこに受け皿政党が存在するというのか。
少数政党など所詮はコバンザメだし、社民党や共産党には最初から政権を担当する気がない野党のための野党でしかない。
政権を担当する気があるかどうかを見極める一番簡単な方法は全国の小選挙区すべてに候補者を擁立できるかどうかだ。
これを実践している党は、民主党、自民党、共産党、幸福実現党の4つしかないので、他の政党は単なる暇つぶしといっても過言ではない。もっとも、その『暇つぶし』のために国民の血税が浪費されている現実があるんだけどな。つっても共産党も野党のための野党でしかないし、幸福実現党は宗教政党だから信頼できるはずもない。
小さい可能性ではあるが、受け皿政党結成が、もしあるとすれば、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏が民主党を割り、新党を設立するなら、その政党が受け皿と成り得るだろうけど、二人の年齢を考えると難しい面がある。付け加えるなら、それでも衆参で過半数は握れないので、岡田克也氏と河野太郎氏を参加させられるかどうかが鍵を握るので、可能性はやっぱり低い。


どっちにしろ、これから三年間は現の地獄が始まる。
税負担増、社会負担増に加えて、インターネット規制法、児童ポルノ改正法冤罪幇助法の設立、せっかく成立した国民救済法(子ども手当て、高校無償化、母子家庭加算金、父子家庭加算金等)の凍結廃止、最悪、所得控除の縮小(現行30%→7%)も視野に入れておかなければならないだろう。
やっと景気が底を打ち、プラスマイナス0に向かって走り出したというのに、また一気に転落する施策を取ることが間違いないのだから、今度はいったいどうやったら立ち直るのだろうか。
ひょっとしたら、この三年で日本が壊滅するかもしれない。
しかし、今回ばかりは、これを選んだのは『選挙に行かなかった』国民の責任だ。なんせ過半数が行ってないんだからな。選挙に行かなかった連中は政治に何をされても文句を言う資格はない。選挙権放棄や白票は法律上、何の抵抗にもならないばかりか、いわば白紙の委任状に判を押して提出したようなものなんだから。
「誰がなっても変わらない」というのは、それこそ、全部を試してから言うセリフである。
少なくとも、鳩山政権下で国政は大きく変わった現実があるのだ。それを調べもせず、ただただ新聞テレビが流したほんの一握りの報道を全てと捉えたり、また、横の繋がりだけを重視し、社会全体を見ることができない連中が気づけなかったのだ。
これは2005年のときと同じだ。
結局、来年、再来年になって初めて自分たちの愚かさに気づくのだ。いや、気づくならマシだが、気づかないまま、政治に責任を押し付ける輩がいることだろう。
それも選挙権を放棄した連中や何も考えずに『自民党』と書いた連中の中から結構多くの人間が。
もちろん、言うまでもなく、これも自業自得だ。ちゃんと自分で考えて、選挙に行って、自らの意思を示さない国民が悪いのだ。


はてさて、いったいこれからどうなるのだろうか。
『今』を破壊する政権下で、『未来』なんて見えるわけがない。それは先進国でダントツトップを走った年間自殺者数で示されていたというのに、2001年~2009年にそれを知ったはずなのに、同じ過ちを繰り返すとは……
まったくもって日本人の意識の低さは目も当てられない。
『未来』どころか『今』すら見えていないのではなかろうか。
いよいよ明日、参院選挙の投票日を迎える。
昨年の衆院選は国民の生活が第一を掲げた民主党が国民生活の破壊者であった自公連立政権を打ち破り、日本史上初めて政権交代が起こった歴史的瞬間であったことは確かである。
確かではあるのだが、あれから11ヶ月。
『国民の生活が第一』を理念にコンクリートから人への予算分配を実行した鳩山政権は、成果を報道せず、政策よりもスキャンダルに奔走した既得権益集団の大本営発表の煽りを受け、また、団塊世代以上の無知無学連中と現役世代の半数近くを占める無関心連中というあまりに低すぎる国民意識により鳩山首相と小沢幹事長は無念の退陣へと追い込まれてしまった。
もっとも、小沢氏はこの退陣さえ選挙を利するよう仕向けることに成功したというのに、菅直人首相を中心としたお馬鹿執行部により、今回の選挙は結局、敗色濃厚となってしまったのである。
これは完全に菅首相の人選ミス。せめて幹事長に細野氏か原口氏あたりを就かせておけば、まだなんとかなっただろうに、枝野氏なんて、政策通という肩書きはあるようだが、戦略を練ることに関しては無能極まりないのを就けたものだからにっちもさっちもいかなくなったようだ。
ちなみにこの場合の敗色は、今回の改選議席120の内、民主党と国民新党を合わせて参院で60議席以下になった場合を指す。
私は民主40割れと予想し、また、そうならないと日本国民の頭を疑うとまで断言した。
それだけ今の菅直人首相が指揮する民主党執行部が与党第一党としてまるっきり機能していない官僚丸投げ型からだ。その際たる証拠が消費税UP公約だろう。慌ててモザイクをかけようと必死になったようだが時既に遅しの感は否めない。
さて、なぜ消費税UP公約が国民の反感を買ったのか。
実のところ、消費税UP反対理由に関してだけ言えば、国民意識は侮ったものじゃない。
賛成しているお馬鹿は『財政再建』のために仕方ない、なんて思っているようで救いがないほどの無学なのだが、反対派は、何もお馬鹿マスコミが主張するような「値段が上がるから」で反対しているのではなく、去年の民主党の公約を覚えているから反対しているのである。
去年、民主党党首選で、後の党首・鳩山由紀夫氏、そして幹事長に就任した岡田克也氏は「ありとあらゆる無駄を削り、それでも足りないときは、国民の信を問い、国民の信が得られたら上げさせてもらう」と断言した。そして、それをそのまま衆院選の公約として掲げたのだ。
それを、国民の信を問うこともなく、無駄の削減を棚上げして、ただ「『財政再建』のため」で上げようとした、ということを見抜いているから反対派は反対しているのである。
もっとも『財政再建のため』なんてお題目は思いっきり嘘っぱちだし、反対派は以下にまで踏み込んで反対すべきであるとは思っている。
何故、財政再建が嘘と断言できるかというと、何も国家資産が600兆あるから、とか、日本の国債のほとんどが国内で流通しているから、なんて理由じゃなくて、たいてい危機感を煽る時ってのは嘘だというのが日本の政治のやり方だからだ。
特に最近は顕著で、たとえば2008年のガソリン暫定税騒ぎのときは「暫定税が廃止されたら大変なことになる」なんて言ってたし、去年も「民主党が政権を取ったら大変なことになる」なんて新聞テレビが広告まで載せていた。二番底報道や新型インフルエンザ報道もそうだし、子供手当てや高校無償化で財政が圧迫されるなんてのもそれにあたるだろう。
すべて危機感を煽っていたわけなんだけど、実際に大騒ぎになったことは何一つない。そんなもの公共工事を世界基準にすれば財源はお釣りが出るくらい国民に恩恵を与えることができるのだ。それをやらずして何をほざいているのだ、こいつらは、というのが私の本音だ。
だからこそ、私は「財政を健全化しないと国が破綻する」なんて煽り文句は露の一つほども信用していない。この煽り文句での消費税増税は完全な嘘だと思っている。
要は自分たちが遊ぶ金を作りたいだけだ。
違うというのであれば、まず各省庁の無駄を省いてからにしてもらうし、官房機密費を悪用した大本営発表や記者クラブを養う宿舎なんてマスコミと癒着している文字通りの裏金を切ればいい。特別会計だって200兆あるし、アメリカの国債を売るという手段だってある。それでも足りないというのであれば国債を乱発した自民党政権の連中の全財産を没収すればいい。
財源がないのではない。隠しているだけだ。そこに反対派は辿り着いてほしいものである。


もっとも、それでも消費税増税反対派国民ははっきり言って相当マシだ。ただ、残念ながら無関心派&容認派が多いのが現実なのだ。
無関心派はまだいいが容認派は勉強不足で知ったかぶりでしかないのに、自信を持って容認しているのだからアホかと言いたい。もっと踏み込むべきなのだ。
消費税導入後210兆の税収がありながら社会保障費を削り、福祉に関する国民負担が増大したことを疑問に思わなければならないというのに、全然、気づいていない連中が容認派としてボケているのである。
消費税はいったいどこに消えたのだ? その答えに辿り着いて容認しているのか? 辿り着いているとするならば、絶対に消費税増税に賛成するはずがないのだが。
ホント、いい加減、周りの知ったかぶり連中はいい加減にしてほしい。自分で調べてから自慢げに言ってほしいものなのだが、中には「おいおい、そこまでしか知らないで俺に消費税論議を持ちかけてんのか?」と呆れてしまう意見もあるほどだ。


さて、そんな無知無学の連中が、ちょっとも自分で考えることなく一票を投じるのが日本という国である。
何も私が別に高尚だなんて思ってはいないが、少なくとも、私は自分で考えて投票していることだけは確かである。
この場合の『考える』はテレビ新聞という一次情報だけで判断するのではなく、その先、ネットや週刊誌、最近では(私はやってないのでROM専門だけど)ツイッターあたりの二次情報三次情報を得て、総合的に判断して投票することを意味する。
特に日本の新聞テレビは大政翼賛会だ。海外からの信頼性は欠片もないんだから、ちゃんと多方面から情報を判断しないと絶対に状況を見誤る。
情報を多方面から得る癖を国民がつけないと、現在破壊がいつまでも続き、引いては『未来』は存在しないのは明白なんだ。
なぜなら『今』があって『未来』があるからである。逆に言えば『今』がなくなれば『未来』は絶対に存在しない。
そのためには国民は自らの意識を上げるしかないのである。一手先ではなく、せめて二手三手先を見れるようにならなければならない。
私は別に自分が高尚な人間だとは思っていないし、絶対に正しいとも思っていない。
ただ、『真理』を見極める眼力は、「思い込みだろう」と言われようとも平均よりは上だと思っている。
それは2005年時の郵政選挙のときでも、郵政民営化の正体を3年前から見破っていたので自民党には票を入れなかったことで証明されているし、星野仙一が日本代表監督に就任するときどころか、タイガース監督に就任する前の2000年くらいのときから、監督としても人間としても失格者であり、ハリボテであることを見破っていたことでも自信を持って言えることである。星野仙一の偶像は2008年の北京でようやく剥がれ落ちたし、小泉が詐欺師であることは日本経済の破綻を持って少なくとも現役世代には知られるようになってきた。
ちょっとした娯楽的なことを言えば、『新連載』から目をつけた作品って、なぜかロングヒットになることが多かったりする。例を挙げるなら『ジョジョの奇妙な冒険』とか『聖闘士聖矢』とか『ハヤテのごとく!』とか『ミスター味っ子』とか。私が応援するプロ野球チームを変えるときは『未来を感じた』ときなんだけど、そのチームは必ず10年内に日本一になっていたりする。いやホント。
え? 信じられない?
そうは言っても、私が鷹党になったのは1991年のことで、この時期にどこの誰がホークスが強くなるなんて思うでしょうか? でも1999年に見事、日本一になりましたし、2003年にホークスが日本一になったと言うのに、その年の暮れに竜党に転身しました。その時点ですでにドラゴンズは日本一から12球団で一番遠ざかっていたし、これから衰退していくって世間では見られていたんですが、3年後の2007年に日本一に登りつめたのです。先見の明ってやつでしょうか。(笑)
しかし残念ながら日本国民は、大局を見失うどころか間違えるので、誤った歴史が繰り返されてきた一端がこの二人であることで証明されているというのに、ホント、いつまで経っても気付かないのは何故だろう?
今回は消費税増税に賛成している人が多いようで、しかも理由が『財源確保』で納得しているというのだから不勉強もいいところだ。いや、不勉強というより無学すぎる。
この理由を考えると、行き着く答えは日本国民というものは「木を見て森を見ず」人種、ということだった。
確かに消費税率だけを鑑みれば各国のそれよりは低いし、法人税にしたって同じ事が言える。二年前に騒ぎになったガソリン代もそうだ。
しかし、あくまで『その部分だけ』を見れば、の話に過ぎない。
要するに『周りとの兼ね合いを見て判断できない』のが日本人ということである。
消費税にしたって税率の高い各国は一律ではなく、昔の日本で言う物品税的なものだし、徴収目的は福祉の為であって、財政の為などと言う馬鹿な国は日本の他にはイギリスしかないし、そのイギリスでさえも物品税的なものなのである。
さらに言えば、税金とは消費税や法人税だけではない。日常的に搾取されているだけでも、(住民税を含む)所得税、固定資産税、自動車税、ガソリン税があり、案外、気付いていない人が多いのだが、健康保険や年金、労働保険に雇用保険だって国に納めている以上、税金と同類なんだ。
それらを合計すると、日本の収入に対する税負担の割合は世界中のどこよりも高い。
それなのに財政が逼迫しているというのはどうことなのかを少しは考えてみたらどうかと思う。何に使ったのか、本当にそれは必要だったのか、を自分で情報収集しないといつまで経っても事実すら見えてこないのだ。少なくとも事実に到達した上で、それでも財政検算課の為の消費税増税が納得できるとしたら、ドMか詐欺に気付いていないかのどちらかだと私は思う。
私だったら、消費税を上げる前に、元凶の自民党員と上級役職官僚の全財産を没収しろ、と主張する。
例えば、無駄遣いの一つとして、一番分かりやすいのは新年早々煩かった小沢氏の有りもしない5000万を調べるのに血税を20億を投じたことが挙げられるだろう。
これを容認している頭のボケた連中は自分たちの税金がムダに使われたと自覚していないのだから末期症状もいいところだし、こんなものは氷山の一角に過ぎない。
公共工事の名の元の無駄なハコモノ、道路作りにも何も言わないし、導入当時の消費税が社会福祉目的であるなら、何故社会保障費が削られなければならないのかの検証もしないし、管轄が財務省であることに何の疑問も抱いていないのだから本気で思考回路が存在しないんじゃないかとさえ思ってしまう。。
まあ新聞テレビしか情報源を知らず、それを真に受けているようなもうすぐ現役引退から上の世代の連中には何を言っても無駄かもしれんけどな。おかげで日本が疲弊しまくっているんだけど、それに気付かないんだから無自覚の加害者たちは百害あって一利なし。さすがは長年、自民党を支持してきただけあって同じ思考だ。迷惑千万とはこのことを言うのだろう。
と言うか、こういう連中こそ、選挙権を放棄して、これからの日本を現役世代に任せてもらいたいものである。
意訳すると、「しゃしゃり出てくるな、ボケ老人ども」ですが何か?
反論したければどうぞ。ただし、精神論じゃない実例をもって反論できるなら、ですがね。
新聞テレビ程度の情報源が実例と言うのであれば、今の現役世代には通用しない。それだけ現役世代は情報収集能力がはるか上を行っているからだ。先輩風を吹かしたかったら現役世代以上に物事を知っていなければならない。
言っておくが、知ったかぶりじゃないぞ。それだけ現役世代は団塊世代以上に物事を知っている。団塊世代が知っていることなんざ、日本の恥部に過ぎない悪しき慣習だけだ、と言っても過言ではないだろう。それを一般常識と勘違いしている輩はたくさんいるが、その『一般常識』とやらは、昔は通用したかもしれないが、今は日本を衰退させているだけになっていることにいい加減気付いてほしいところである。
と言うわけで、団塊世代は現役世代より無知であることを認めることから始めないと、現役世代が団塊世代の言葉に耳を傾けなくなったとしても団塊世代に文句を言う資格は無い。
それは自業自得だからだ。


7月11日に参議院議員選挙がある。
参院は要らないんじゃないかという人は多いけど、私は、参院は現時点では絶対に必要だと思っている。それは2009年8月30日までの横暴政権をギリギリのところで食い止められたのは参院の過半数を野党が握っていたからだからだし、管政権のボケっぷりを考慮すると、今の民主党政権(=民主、自民、みんなの党を合計するのも同じ意味)に参院過半数を与えるのは、はっきり言って怖いのでストッパーが必要だ。
日本における消費税は国民負担の押し付けであって何の恩恵も無い。それは散々言ってきたので今さら言うつもりも無い。
参議院選挙において私たち現役世代の国民は選挙権を放棄することなく、ボケ老人どもの一票を無に帰するよう行動しなければ、自分たちの未来がないことに気付かなければならないと思うのだがはたしてどうだろうか。
もうね、呆れてものが言えなかったのね。
去年、総選挙で国民が政権交代を選択したのは、少なくとも現役世代はこれからの日本を真面目に考えたときに、自民党政権だと未来がないから受け皿として民主党を選んだのにね。
しかも鳩山首相と小沢幹事長は、ちゃんと『国民の生活が第一』で頑張っていたのにね。
臨時国会から通常国会までどんだけ国民救済法を成立させたと思ってるんだろうね。鳩山政権の失政なんて功績に比べれば鼻くそみたいなものなのにね。
それが大多数の国民には分からなかったんだね。確かにそれはお馬鹿な大手マスコミが『成果』をまるっきり流さなかった所為なんだけどね。
でもね。国民はちゃんと気づかないといけなかったのね。情報はテレビ新聞だけじゃないってね。インターネットだって週刊誌だって情報は是非をもって溢れていたのに、それを自分から放棄して分かった気になってるから勘違いを勘違いだって気づかなかったのね。新聞テレビはクロスオーナーを含めると大まかに分けると6社あるのにね。全部同じ論調だってことを不思議に思わないんだから末期症状なのね。
赤信号みんなで渡れば怖くない、は間違いなのね。その中にちゃんと赤信号で止まる人間がいないと、みんな撥ねられて死んじゃうんだけどね。
でも文句言えないのね。だってルールを破っているのは『赤信号を渡っている人』なんだからね。
昨日もあったのね。
あんまり言いたくないけど、今の勤め先で地位も社長に次ぐほどのポストがある人なのに、「鳩山の所為で8ヶ月が無駄になった」とかほざいてたのね。
また別の人も役職にありながら「枝野も小沢に話を聞きにいけばいいのに。悪いことさえ真似しなきゃいいのよ」なんて言ってたのね。
本気でこれが今の日本の国民の姿だと思ったのね。
いったい小沢氏はどんな悪いことをしたの?って聞いたら「献金をもらっていたから」とか言ってるのよね。献金をもらうこと自体は違法でもなんでもないのにね。
鳩山首相がどうしてダメだったの?って聞いたら、何もしてないからと答えたのね。鳩山政権は国民救済法をたくさん成立させたのね。子ども手当、公立高校無償化は少子化対策なのね。子育て支援のために他にも母子家庭加算復活と父子家庭加算を創設したのね。他にも水俣病救済とか原爆認定に緩和とか、医師不足を解消しようと診療報酬も上げたのね。その穴埋めとして、世界基準で倍以上も予算を無駄につけていた公共工事を18%も削ったのね。日本史上初めて税金が国民に還元される予算を組んだのね。
そんなことを知らない連中が、今現在の日本の企業の役職という地位に居るんだと思うと目眩がしたのね。特に中小零細はこんな感じなんだろうと落胆したのね。
これじゃ鳩山政権が潰れても仕方ないと思ったのね。
新聞テレビの流す情報は一部でしかないのにね。それを真に受けて鵜呑みにして全部だって思い込んじゃってるのね。本気で救いがないと思ったのね。
こういう連中が日本をダメにした一員のくせにその自覚がないんだと落胆したのね。
結局、大多数の国民は政治と生活は無関係だと思い込んでるのね。政策は生活を直撃するのにその自覚がないのね。
鳩山首相と小沢幹事長の頑張りはこれまでの自民党政権じゃありえないほど、文字通り身を粉にして働いていたのね。
でもね。それを新聞テレビしか知らないもうすぐ現役引退から上の世代が潰しちゃったのね。こういう連中が自分たちの子どもや孫たちを不幸に陥れているのね。それに無自覚だってんだから怖いのね。


それでね、鳩山政権を転覆させて菅政権を作ったのね。
だけど、菅政権は、去年、まともな現役世代が見切りをつけた自民党政治を復活させようとしてるのね。
来年から消費税を上げる気、満々なのね。
消費税が社会福祉目的というのはまったくの嘘なのね。財政難だからってのもあり得ないのね。
社会福祉目的なら消費税の管轄は財務省じゃなくて厚生労働省じゃないとおかしいのね。社会福祉目的税なら介護保険も社会保障費カットも社会保険アップも後期高齢者医療制度も身体障害者自立支援法も必要ないのね。それだけ消費税徴収は大きいのね。でもね、消費税導入後徴収された税額は210兆なのに、その内、170兆が大企業減税で消えちゃってるのね。残りはアメリカの国債を買うために消えたのね。
財政難って言っても原因は自民党政権の無駄遣いなのね。それを検証して無駄遣いを失くすように取り組むのが第一なのに、それを棚上げして国民に負担を押し付けようとしているのね。
ここまではこの間も言ったけど、今回また別の裏切りが発覚したのね。
子ども手当て満額支給を延期する方針を打ち出したのね。来年4月から子ども一人一ヶ月26000円だったのに、来年度は13000円据え置きする気なのね。ということは菅政権を存続させるといずれ凍結廃止の方向になっていくのは明白なのね。去年、現役世代は何も小遣いがほしいから26000円に飛びついたんじゃないのね。それだけ今の日本で子育てするのは大変だってことの裏返しなのね。しょうがないのね。だって国民の平均年収は300万ちょっとで貧困率は世界2位なのね。子ども一人年間100万かかるのにね。30%補助と15%補助とじゃ全然違うのね。菅首相はサラリーマン出身のはずなのに国民の痛みが分からないのね。


だから参院選は『今の民主党政権』には託せないのね。これじゃ21世紀の自民党政権と変わらないのね。絶賛暴走中なのね。
でもね。
票田でもあり日本を衰退させたもうすぐ現役引退世代から上の世代はそれが全然分からないのね。世界中が信用していない新聞テレビしか知らないからなのね。
たぶん、今のままだと『今の民主党政権』に託してしまいそうな気配なのね。
その行動が自分たちの子どもや孫を不幸に叩き落していることに気づかないのね。
だから現役世代は投票権を放棄しちゃいけないと思うのね。日本全体のことを考える必要はないけど、自分たちの生活を鑑みて一票を投じないといけないのね。
これは去年の今頃も言ったけど、大事なことだから今年も言うのね。
私は常々、2013年までかけて民主党政権を判断すると言ってきたが、ここでそれを撤回する。
今回の参院選で自民党、民主党じゃない政党と候補者へ投票することにした。なぜなら日本の政治は個人を選びながら政党政治というわけの分からない体制だから、支持しない政党の候補者を個人的感情で選ぶ意味はまったくないからである。
とてもじゃないが今回の菅首相の人事を見ると、去年、まともな現役世代の有権者たちが望んだ政権交代の意味を理解しているとは思えない。
参院選を睨んでの人事になることは当然なのだが、まさかあんな頭の悪い人選をするとは思わなかった。(非難パフォーマンスで名を売ろうとする)枝野氏と(前原グループの)安住氏でどんな選挙戦をやるつもりだ。残り一ヶ月の時点で戦略を変えるつもりなのか? 候補者は相当混乱すると思うぞ。もう選挙になりはしないだろう。なんせ、ここに来ての戦略変更は党の信用に関わってくる。「今まではなんだったんだ?」と思われて選挙に勝てるわけがない。
今月開催のW杯直前に岡田監督の進退云々言っているのとと同じだ。本番直前で戦略を変えることは許されない。当然である。例えは悪いが、どんなに岡田監督が無能だろうと、もう残り一ヶ月切った時点で監督を変えるのは、戦略の変更を意味するわけで、これまで長い時間かけてやってきたことを突然変更してうまくいくわけがない。それは付け焼刃であり、すぐ壊れることが当然だからだ。
だから、何を言われても、私は岡田監督に辞めてほしいとは一度も思わなかった。辞めるならW杯の後だろうとしか思わなかった。
W杯に限らず国際大会は国と国の威信をかけた戦いである。どの国も勝利を世界一を目指す。故に土壇場での付け焼刃変更は国の沽券に関わる問題であり、どれほど無能だろうと付け焼刃よりははるかにマシな戦略なのは確かなのだ。なぜならチームをそういう風に作ってきたからであり、それは世界一のためなのである。
参加することに意義がある、なんて馬鹿な考えを持っているのは日本人だけだ。だから最初から負けることを算段して言い訳を考えている。少しでも傷つかないよう取り繕うことを優先している。
こんな国は国際大会に出る資格はない。
カメルーン、オランダ、デンマークは確かに日本以上のレベルであることは間違いない。しかしだからと言って諦めることこそが非国民だ。
日本国民なら日本の勝利を願うべきであり、敗戦の言い訳を考える必要はない。
だからこそ、ここまで3年の月日を費やして日本代表を作り上げた岡田監督辞任には大反対なのである。幸い、岡田監督はW杯で指揮を振るうようなので、戦果はどうあれ、今、監督を代えるよりはマシな中身になることだけは間違いない。
にも拘らず、菅首相は選挙戦略の変更に手を出した。これは許されない。
こんな連中に票田である業界団体、そして労働組合が付いてくるものか。文字通り風頼み選挙戦略で行き当たりばったりとしか言いようがない。せっかく小沢氏が被害を最小限に食い止めようと奮闘していたのにそれをすべて無に帰するつもりのようだ。今回の参院選で負けると言っても50は確保できると思っていたが、こんな連中では40がいいところだし、またそうならないとしたら日本国民の頭を疑う。
単に人の悪口を言っているだけで票を取れるなら社民党、共産党あたりが政権を担ってもおかしくないわけだが、そういう風になっていないということは、日本国民は少なくとも人の悪口しか言わないような連中を支持する気はないってことの裏返しになる。
有権者にも多少の良識は残っているのか、それとも単なる判官贔屓なのかはこの際、置いておく。
しかし、今回の菅総理が選んだ選対は『人の悪口だけを言って政策が二の次の』連中なのだ。いったい何を考えているのか。
民主党支持者のみならず他党支持者からも渡部、前原、仙石、玄葉、野田、枝野、生方は嫌われているのだ。
当然だ。人の悪口しか言わないような連中が好かれるわけがない。こんな連中が中心に来るなら間違いなく半分以上、票は逃げる。それが分かっていないとしたら菅首相は新聞テレビに踊らされすぎだろう。
昨日、8日までずれ込んだことは良かったと思っていたが、単に先延ばしだけであったことに憤りを感じて仕方がない。本当に菅総理は世襲ではないサラリーマン出身の国会議員なのか? 国民の苦労ってやつをちゃんと理解している人なのか?


選挙とは何か。
それは国民を代表して国を担う代理人を選択する行為である。
国を担う代理人とは何か。
それは選んでくれた国民に対して奉仕し、国を守り、国益に勤しむ存在である。
この場合の国を守るとは国民を守る、を指し、国益に勤しむとは国民の利益のために、という意味である。
そのため、選挙では熟慮を重ねて自分たちの代表を選ばなければならない。国を運営する以上はそれ相応の費用や人間関係が必要になってくるので、それに相応しい人材(=いわゆるお金持ち)しか政に参加できないのは如何ともし難いとしても、代表を選ぶ権利は二十歳以上の国民一人一人にあるものなので、自分たちの生活を考慮して、最大公約数で『幸福』を運んでくれるであろう人物を選択することが然りである。


むろん、こんな当たり前のことは言うまでもないのだが、しかし残念ながら日本国民の大半はこんな風に考えないので、悪びれも責任感の欠片もなく棄権する輩が多い。
もしかしたら、この文章を読むと気を悪くされる方もいるだろうけど、別段、その人だけではなく、周りに結構いるので、あえて言うが、「政治のことはよく分からないので関わりたくない」と公言する愚者があまりに多すぎる。
いったい『政治』の何が分からないのだろうか。
仕組みか? 法律か? 裏か?
はっきり言っておこう。それは単なる現実逃避だ。前々から私は言ってきたが『政治』は自分たちの『生活』を直撃する。それゆえ、目を逸らしてはならないものだし、分からないなら何が分からないかを自覚すべきだ。難しいことは何もない。単に大手マスコミという知ったかぶり連中が難しい言葉を使うから、その言葉を知らないことを認めたくないだけで目を背けているだけに気づいた方がいい。
目を背け続けるから、日本の荒廃に気づかないし、気づいたときには手遅れになるのである。今現在、景気はようやく底を打ち、プラスマイナス0に向かっている。本来であれば半年前ではなく、去年の今時分から向かっているはずだったのだが、明らかに半年遅れになっているのは新聞テレビは景況について報道せず、マッチポンプで自作自演のスキャンダル報道に走っていったからだ。
日本人はとかく大局を見失う。見失うだけならまだしも間違える。
その一番いい例は70年前に馬鹿みたいに戦争万歳を叫んだ連中だ。そして前も言ったけど、日本人は70年前から十年一日なので大本営発表のマスコミを鵜呑みにし、検証もせずに決め付けて正義気取りの自己満足に浸りたがるから救いがない。


本当は民主党政権を見限る真似はしたくなかった。それは一年で国の首長が変わるような国では碌なことにならないのは目に見えていたからなのだが、今回の菅首相の人事は新聞テレビに懐柔されたようなものだったから、これでは民主主義の放棄に等しいとしか思えなかったからだ。
国会議員を選ぶのはマスコミではなく国民なのだ。だからこそ、マスコミに屈服し、国民無視の人選に走った菅首相を許せない。
いったい、この国はどうなってしまうのだろうか……
6月2日の鳩山首相辞意表明から4日という異例のスピードで代表戦で大方の予想通り菅直人新首相が誕生した。
ここまではハッキリ言えば想定内。こういう段取りになっていたからこその辞任劇だったと思っているのは誰しもが思うことだろう。思わない連中は、よほどの無知に違いない。これは新聞テレビマンセーのお馬鹿たちでも予想できるし、ある意味、新聞テレビマンセーの連中よりはマシな無関心連中でも分かっていたことだと思う。
と言うわけで、私は別に菅直人首相でも構わないと思ったし、どうせ参院で民主党は敗れるのだから一ヶ月後には辞任するんだし、誰がなったって同じだとしか考えなかった。
んまあ、新聞テレビすら見ない無関心B層の中には未だに民主党が参院選で勝てると思っている輩が居るようではあるが、ここまで無知ってのはさすがに社会人として相当マズイ気はするのだが、それはその人の人生だ。他人ってわけでもないけど、もういちいち構ったり諭したりしてやるような年齢でもないので自己責任で恥をかけばいい。そうしなければ分からないところまで来ているので私は干渉するつもりもない。


と言うことで軌道修正。


とは言っても、菅首相は日本の舵取りおよび参院選での民主党政権維持を考えるのは当然なのだが、どうも昨日の会見と進めようとした人事を鑑みるに、その意気込みがまったく感じられなかった。まずもって政調の復活と言ってる時点で政治主導を放棄して、また官僚主導に戻すつもりなのかとさえ思ったからだ。これでは何のために去年、国民が政権交代を望んだのかということを理解していないと言わざる得ないし、民主党が、国民生活デストロイヤーと化した21世紀の自民党と成ってしまうのは目に見えている。21世紀の自民党に嫌気が差したから国民は民主党を受け皿に選んだ(特に現役世代の)有権者は少なくないのだが、これが分かっていないとしたら各種国民救済法の凍結さえ視野に入ってしまうので不安いっぱいだ。
それと、仙石官房長官人事はまあいい。前任があの平野なんだから誰がなったところで平野以下の輩なんてそれこそ火事場泥棒で血税2億5千万円を強奪した麻生政権の官房長官くらいだから、それはそれで容認できる範囲だけど、誰しもが指摘するとおりで幹事長に枝野氏を充てようとしたときに思いっきり首を傾げてしまった。
幹事長とは党のまとめ役であり、前任が小沢氏だと言うのに、どうやって引継ぎするつもりだったのだろうか。
参院選まで残り一ヶ月ほどになったこの時期に選挙戦略を変更するつもりなのかと思うと菅首相が何を推し進めるつもりなのかまるっきり理解できなくなったのである。
よもや露骨に反小沢氏グループで固めるのであれば、選挙戦略として間違いを犯すことになる。「反小沢」を唱えて選挙に勝てるわけがない。
確かに日本の有権者の大半はお馬鹿の集まりだが、お馬鹿だけに『引責辞任』で水に流す輩も少なくない。辞めた以上、これからは民主党の今後の方針を見て投票する。それは去年5月16日に鳩山代表が選出されたときに証明されたのだ。
ましてや小沢氏は各種団体と根回しに根回しを重ねてきたし、労組からも絶大の信頼を得ているのである。参院選被害を最小限に食い止める施策をして来たし、2006年4月の代表就任後、2007年参院選、2009年衆院選、今年の参院選を中心に、風だけに頼らないドブ板選挙を地盤を持たない新人民主党議員に叩き込んできたのだから、それをここに来て、今また風頼みだけの戦略に変更してしまえば、各候補者が混乱するのは目に見えている。だからこそ、去年、鳩山氏は小沢氏路線を継承したのだ。土壇場での戦略変更なんて愚行以外の何者でもない。それを平然と菅首相はやるつもりなのか? だとすれば何のために民主党代表になったのだ?と言いたくなる。
さすがに、それは待てと党内からも声が上がったので枝野氏幹事長就任は白紙に戻ったようではあるが、これでははっきり言って前途多難だ。お友達人事では碌なことにならないことを小泉、安部、福田、麻生、(『親友』の平野を官房長官に指名した)鳩山と連続五代で証明してくれたというのに学習能力というものがないのだろうか。


さて、超特急での人事に待ったがかかり8日まで組閣がズレたことは良かったと思う。もし、昨日、菅首相が強行に進めていようものなら目も当てられない人事になっていた気がしてならないからだ。深謀熟慮する時間ができたのは悪いことではないだろう。
8日に新内閣が誕生するわけだけど、ここがどんな人事になるかで大体、菅首相の方向性が見えてくる。
鳩山政権で結果を残してきた長妻厚労相、赤松農水相あたりの留任は確実でなくてはならないが、まるっきり成果を上げられなかったばかりか民主党支持者から反感を買った北沢防衛相、千葉法相は当然変えてもらわなきゃならん。普天間基地のことは国防であり外交じゃないのだから寄与することは少なかったのにどうにも勘違いされている岡田外相は外務大臣の任を解くしかないが、情報透明化に意欲的なのは確かなので総務相に据えるべきだろう。小沢氏の覚えがいい細野氏か原口氏あたりをどのポストで登用できるかどうかで民主党支持者が離反を思いとどまるかどうかも見えてくる。
それに何より、あの子ども大臣・前原国交相を留任させるかどうかで菅首相の行く末が決まると言っても過言ではない。
何と言っても昨年の民主党マニフェストで2010年度予算に盛り込めなかった事案のほとんど(八ツ場ダム建設中止に伴う保障、ガソリン暫定税廃止、高速道路無料化促進)は、すべて国交省絡み。そしてその所轄大臣は前原氏であり、この責任は鳩山首相が引責辞任した以上、当然、前原氏も引責辞任してもらわないと筋が通らないし、閣僚ポストなんて与えてはならないのは当然のことだ。ましてや前原氏は 内閣府特命担当大臣 (沖縄及び北方対策)でもあったというのに、北方領土問題でも沖縄基地問題でも何もできなかったばかりか何もしなかったのである。こんな使えないのを留任させるようなら菅首相はまったく日本のことを考えず民主党の自民党化に走っていると見られても仕方がないことになる。


菅首相が、露骨な偏り人事、官僚主導に走り出すようなら、私は2013年まで民主党政権を判断しないつもりでいたが、それを撤回しようと考えている。
国民が何を求めて民主党に政権を委ねたかを、菅首相がちゃんと理解しているのかと思うと不安で仕方がないのだが、可能性は低くとも杞憂に終わってほしいとは願っている。
気がつけば二十日も空いた久しぶりのブログ。ホント、油断していると、というか、気がつくと体内時計の進行速度が加速していることを実感する。
と言っても、4月は結構長く感じたんだけど、5月が早く感じるのは何故だろう?
まあ、それはそれとして、別にブログをサボってたわけじゃなくて、4月の頭に宣言したとおり、まだまだブログに戻ってこれるほどゆとりがあるわけじゃなくて、ちゃんとサイト更新のために費やしていたり、ちょっとした贈物をするためのSSを作ってたり、とあるサイトに嵌っていたり、お仕事が想像してたよりも忙しくて休みがあんまなかったりと、色々あったのだ。いちおーこれでも。
てことで、ちょっと嫌な話の前にこちら。

ただいま、作成中の別館新作イラストの一部で、

とりあえず、この二点。でも、やっぱりまだまだなんだよね。
説明なしだとリボンつきカチューシャが見えないと誰か分からんし、もう一枚はもっと分からんけど、上がハルヒで下が長門。
完成は早ければなんとか5月中にならないかな、と。
と言うか、顔デカ!
別館新作イラストに登場するのは『ハルヒサイド』から4人で、涼宮ハルヒ、長門有希、んでキョンと佐々木だ。なぜ、この4人なのかと言うとそれは新作が出来上がり次第ということで。
つか、別館の新作なんだけど、今年に入ってからまだ三本目で、しかも、必ず長門がいるのはどうしたことだろう?(笑)
それと本館の方は毎年恒例で衣替えを予定はしているんだけど、残念ながら6月1日は無理っぽい。でも6月中旬までにはUPしたいかな?


はてさて、サイト更新のお話はこれくらいにしておいて、今日はかなり残念で憤慨したニュース。
首相辺野古移設正式表明
大手マスコミの馬鹿っぷりは相変わらずで、自分たちがすべての道を閉ざしたくせに、責任の全部を鳩山首相に擦り付けるのは腹立たしい限りなんだけど、首相も首相としか言いようがない。
なぜ、テニアン移設という選択肢を取れなかったのだろうか。(番組や評論家たちへの買収行為で信頼が失墜している)マスコミの大好きな(信じるに値しないにせよ)世論調査では沖縄県外移設を59%が支持していたのだ。ならば一国の主として、国民の後押しを受けた行動を取るべきではなかったか。
辺野古移設はあり得ない。
まあ、これはおそらくだが、名護市でそこまで反対されることはないだろうけど、こんなことをすればまた馬鹿マスコミが嬉々として大騒ぎするのは目に見えている。
なんとなくだが、最近の首相に参院選を経て安定政権を築こうという意思が感じられないのは如何ともし難いところだ。
確かに世界中が白眼視する日本の大手マスコミの連日連夜繰り広げられた謂れの無い誹謗中傷はうんざりするものだが、だからと言って、それを受けて自棄になってはいかんだろう。
やっと、(私はこの人自身は大嫌いだけど)野中氏が自民党と新聞テレビというお馬鹿マスコミとの公金を流用した癒着を暴露し、小沢幹事長の難癖捜査も二度目の不起訴が出たと言うのに、どうしてわざわざ新聞テレビに格好の攻撃ネタを与えるのだろうか。
まあ現在の日本で新聞テレビと言った自民党御用達メディアを見ているのは団塊世代以上を除けば半分以下であることは事実だが、だからと言って、ネットからでも辺野古移設情報は手に入るのである。せっかく現役世代からも「テニアンでいいんじゃね?」とか話題に上るようになっていたと言うのに、なぜ首相は自分から道を閉ざしたのだろうか。(どことは言わないが)相当の圧力がかかったのか、それとも利権に目が眩んだのか、真相はさすがに分からない。
しかし言えることは、たった一つ。参院選後、日本を再び政情不安が襲う。
日本国民の後先考えない行動は間違いなく衆参ねじれを引き起こし、大手マスコミは今度は毎日、カイサンソウセンキョ!と叫ぶことだろう。
総選挙が無ければ、最悪の連立政権が樹立し、超重税国家に成り下がる。規制してはならないものを規制し、規制しなければならないものを規制しない国家圧力による恐怖政治の幕開けだ。
前にも言ったが、これは世界中が信用していない日本の大手マスコミの姦言に乗せられた国民の行動であるから、文字通り後悔先に立たずの世の中になっても文句は言えないし、民主主義の振りをしていた日本など、タイやミャンマーと同じで、どこの国も相手にしなくなるのは容易に目に見えている。
ただでさえ、アメリカ、ヨーロッパと言った『先進国』の時代が終結しようとしているのに、それに気づかず、政局騒ぎし、世界中がG8後の世界のあり方を模索しようとする時代になるかもしれないのに、冷戦終了後と同じで、また日本だけが新しい世界の枠組みの変化を無視して世界中から取り残されてしまう道を選んでしまいかねない。
そんな口実を鳩山首相が与えてしまったことは本当に憤然とした思いを抱く。
何度も言うが、今、鳩山首相に退陣してもらいたいとは思わない。それは今年が基準であり、来年再来年と様子を見て判断することだからだ。
だいたい一国の主を旧政権同様、ホイホイ変えてもらっては困るのだ。それも政権交代したのにまた頭を挿げ替えようとするのは何事か。普通の会社でもそうだが、毎年、頭が替わるような企業を誰が信用するものか。


さて、また明日から、というか今日から、自民党政権時に官房機密費という国民の血税を賄賂として受け取っていた新聞テレビは、今は民主党政権がお金をくれないので、元の鞘に戻すため、嬉々として、鳩山首相を罵倒しながら今回の辺野古移設を伝えるのだろうけど、さすがに今回は首相を擁護する気にはなれない。
文字通り身から出た錆だ。
できないことを約束するな、という話ではない。
政権を安定させようという気概が見られないのは許しがたい行為である。
GW真っ只中だと言うのに、私の気持ちは沈みまくっているし、ともすればダークサイド突入寸前だ。
と言っても、それは別に現在の社会情勢がそうさせているわけではないし、仕事で嫌なことが――無かったとは言わないが、んなもん、誰しもが抱えている程度のことだからそれくらいで沈むわけもない。
いちおー私は、周りから見ると、忍耐強い方らしいし、私自身はそうとはまるっきり思っていないんだけど、お人良しなくらい優しい性格をしているらしい。
つっても別に聖人君子のつもりはない。
腹立たしいことがあれば憤慨するし、嫌なことがあれば拗ねることもある。
しかし、現在の私を取り巻く、とことん身近な人間関係――すなわち、血縁という人種によって、力いっぱい気持ちが沈み込んでいるのだ。泣きたいくらい辛い、ってならまだマシだろう。
ところが今、私の内にあるこの感情は明らかに憎悪だ。
そうなのだ。今の私は、本来、もっとも信頼できるはずの血縁、しかも親兄弟という連中によって人間不信に陥ってしまっているのである。
何があったかというと、総括して言えば、私にすべての負担を押し付けて自分たちは自分のやりたいことを好き勝手やってのうのうとしている、ということだ。
それが立て続けに起こって、完全に自暴自棄寸前だ。昨日から朝にかけての分は、やっと少し落ち着いてきたのに、バカ親が追い討ちをかけてきたんで、本気で何もかも投げ出したくなってしまっている。
何があったかは内輪の話になるんで割愛する。
素数を数えているわけじゃないけど、「落ち着け」と言っている自分と「ふざけんな」と言っている自分が鬩ぎ合い、均衡状態で現在、平静を保っているとでも言おうか。
本気で時々、思う。
どうして私だけがすべてを我慢しているのだろうか、と。
前にも少し言ったけど、私は妹と甥っ子の三人暮らしだから給料は生活費になって消えていくので、ほとんど自分で自由に使えるお金はない。
その無い中から、ネット接続料、携帯電話料金、ガソリン代、散発代、自動車税、車検、自動車保険、生命保険と払っているわけで、好きなものを買うこともやることもすべて我慢している私を横目に、妹は湯水のごとくお金を使いまくっているし、これはつい最近知ったんだけど、別居中の父親は借金の返済に家のお金を使わせたし、再婚した母親は私の知らないところで私名義の通帳から(銀行も本人確認なしで渡したと思うが)実に300万円を引き出していて、よく、親兄弟を大事にしないといかんよ、と言う人は多いけど、上記お金の使い方は一例ではあるが、これでもすべてを許容し、わたしが我慢しなくちゃならんのか、という思いを抱く。
言っておくが母親が使い込んだ300万は私並びに現在住んでいる私の家には何の恩恵も無かったものだ。それは断言してもいい。再婚先の家で使い込んだものだということははっきりしているのである。


この世に生を受けたことには感謝しているが、だからと言ってすべてを許せるかと言うと話は別である。
許せることと許せないことがある。
親を選ぶことができない子供は、理不尽ではあるが、本気で不幸だと思う。
誰だって、まともな両親から生まれたいだろうに、中には私か、私よりも辛い思いをする羽目に陥ってしまう両親の元に生まれてしまう人もいる。
そんなとき、そういう人たちは誰かを信用したり頼ったりできると思うか?
答えは否なんだ。
なぜなら、一番信用できるはずの血縁に裏切られてしまっている以上、その他の人たちを信じれるわけがない。
親友がいる人がいれば、友達がたくさんいる人もいる。
でも、そういう人たちはごく普通のまともな両親から生まれたからそうなれるのであって、そうでなければ友人をほしいとも思わないし、孤立して自分の殻に閉じこもってでも周りと隔絶したがるものなのだ。
むろん、これはあくまで私の持論なのだが。
友達ができるときも、やっぱり自分と同じ境遇の人じゃないと分かり合えないところがあって、まともな両親の元で育った人たちと、私は相容れることができなかったし、たぶん、これからもできない気がする。


マジで疲れた。
私は小心者なので自殺する度胸は無いが、自暴自棄寸前であることだけは自覚している。
先ほど、この世に生を受けたことに感謝している、とは言ったが、今の精神状態の私だと「どうして私は生まれてきたんだろう」と嘆息してしまっているのだ。
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